孤高の羞恥心1
独特な幸福感
今日ほどブログを非公開にしてよかったと思うことはないかもしれない。
非公開だから、ぎりぎり 書ける。
いや、本当に書くのかわたし。
『全部書け』の命令となんでも那智さんに知っていてほしい欲と、常識と羞恥のせめぎ合い。
でも、とにかく非公開でよかった。
(と、引っぱり、ハードルを上げる悪いクセ)
たまに書いているけれど、わたしはお通じがよい。
むしろ、よすぎる。
それもほとんどが水に近い柔らかめのもの。
小さい頃から何度も何度も窮地に立たされてきた。
冷や汗を垂らしながらトイレに駆け込むことは両手でも足りない、なんと学生時代試験中に手をあげてトイレにいったことさえあった!!
(いま思えば、よくいかせてくれたなぁ、牧歌的な時代だったのかもね)
だから、いまでもよく行く場所のトイレの位置は把握しているし、お仕事前は飲食は控えている。
漢方の先生曰く、摂取したものが栄養にならずすぐ排出してしまいがちな体質らしいので、たしかにおしっこも頻繁だし、その分水分もよく取る。
体質が原因とわかると納得はいくけれど、だからといって全面解決なわけなはく、電車内で『ああ、もう、わたしはここで爆発してしまうのか…』と意識が遠くなっていくようなことは相変わらずある。
ただ、取り返しのつかないような『大爆発』に至ったことは、記憶がしっかりしている年齢になったからはないのは不幸中の幸いではある。
とにかく、大変なのです。
那智さんと待ち合わせ。
今日も先にチェックインしてもらって、わたしは直接ホテルに向かう。
途中、各停から急行に乗り換える。
乗り換えてから下車駅まで10分かからない。
急行は座れないけど、ちょっとだから全然大丈夫。
つり革につかまり発車。
途中駅を通過。
あれ?
遠くから『ひた』と気配?
あ、もよおしている。
でも、これくらい遠い感じなら大丈夫、あと8分くらいなんとかなる。
わたしのお通じには2種類あって、大量に押し寄せるのと少量が競り上がってくるのとあるんだ。
大量は文字通りだけど、少量も厄介で、ほとんど『水』のそれは一瞬気を抜くと呼吸に合わせて息を吐くように、本人の意思に関係なく滲み出てきてしまう種類のものだったりする。
で、開けてみないと断定できないけど、このときの感じは少量のものだったので余計になんとかなると思っていた。
ただ、気を抜くわけにはいかない。
あまり意識しすぎると切迫詰まってきちゃうから、『ぜんぜん気にしていませんよ〜』とスマホに意識を逸らしながら、でも、深層の意識は穴に集中させておく。
駅に止まった。
ここから一駅通過して下車駅だ。
あと3、4分というところだろう。
慎重に息を吐き、残り数分のサバイバル。
発車した。
全身鳥肌が立ちはじめる。
敵もあれこれ仕かけてきた。
ああ、『ひた』が『ひたひた』くらいになってきた。
ふうと息を吐く、ああ、危ない、繊毛運動のように押し出してきそうだった。
きゅっと集中して引っこめる。
地下に入った。
最近、新しくなった下車駅は地下に移動したのだ。
通過駅、すぎた?
ということは、もうすぐ到着?
気が緩んだ。
あ、ダメ、気の緩みは肛門の緩み。
一度引っこめた『ひたひた』が再び、騒ぎ出しそう。
またきゅっと集中する。
がんばれ、りん子、がんばれ、りん子。
心の中で自分にシュプレヒコール。
ところが、あらたな敵、その敵は己の中にある。
危険な誘惑だ。
もしかして、ここで出してしまったら、那智さん、可愛がってくれるかも。
だって、いつも『漏らしたら可愛いだろうな〜』っていってくれているもの。
粗相をする恥ずかしさ、その不完全なわたしを愛でてもらえる歪んだ自己愛、そして父性のようなもの。
『お漏らし』はパンドラの箱。
シュプレヒコールをかき消してしまうほどの危ない誘惑。
いかん、いかん。
りん子、それは人として、ダメ。
でも、誘惑に、また肛門内の繊毛運動。
肛門、わくわくするな!!
ダメ、我慢!!!
ふと、窓の外に駅通過。
あれ、まだ、通過してなかったんだ…。
間もなく降りられると思っていたことが見事に打ち砕かれ、もう一駅分あることを突きつけられる。
絶望のため息。
追い打ちをかけるように、あっという間の繊毛運動。
万事休す。
すぐきゅっとしたけど、たぶん、アウト。
きっとちょっとだけど、たぶん、アウト。
あああ、滲ませてしまった。
何度も逆境をかいくぐっていきたわたしの肛門が、気の緩みと『危ない誘惑』と絶望の三位一体の攻撃に、とうとう崩れ落ちてしまった。
と同時に電車はホームに滑りこんでいった。
さあ、どうしよう。
とにかく、トイレに行こう。
「トイレに寄りますね〜」とだけメールする。
個室で確認するとやはり『水』と同様のシミがちょっと(本当にちょっとよ!!)。
トイレットペーパーで拭くけど、当然ないことにはならない。
これを履いていく気にはなれないので、脱いでたたんで鞄のポケットにしまう。
お尻をキレイにして、ノーパンで、とにかくホテルに向かう。
さあ、ここからわたしの葛藤がはじまるのであった。
なんと非公開で、那智さんに対してのみ、引っぱる(笑)
<関連エントリー>
漢方の先生
体質改善
危険な誘惑
かわいいは魔力2
「等式」感想です。「うーん」「うーん」りん子のこの気持ちが以前は全く理解出来なかったのですが、少しわかる感じがする自分が嫌いです❗(笑)
今日ほどブログを非公開にしてよかったと思うことはないかもしれない。
非公開だから、ぎりぎり 書ける。
いや、本当に書くのかわたし。
『全部書け』の命令となんでも那智さんに知っていてほしい欲と、常識と羞恥のせめぎ合い。
でも、とにかく非公開でよかった。
(と、引っぱり、ハードルを上げる悪いクセ)
たまに書いているけれど、わたしはお通じがよい。
むしろ、よすぎる。
それもほとんどが水に近い柔らかめのもの。
小さい頃から何度も何度も窮地に立たされてきた。
冷や汗を垂らしながらトイレに駆け込むことは両手でも足りない、なんと学生時代試験中に手をあげてトイレにいったことさえあった!!
(いま思えば、よくいかせてくれたなぁ、牧歌的な時代だったのかもね)
だから、いまでもよく行く場所のトイレの位置は把握しているし、お仕事前は飲食は控えている。
漢方の先生曰く、摂取したものが栄養にならずすぐ排出してしまいがちな体質らしいので、たしかにおしっこも頻繁だし、その分水分もよく取る。
体質が原因とわかると納得はいくけれど、だからといって全面解決なわけなはく、電車内で『ああ、もう、わたしはここで爆発してしまうのか…』と意識が遠くなっていくようなことは相変わらずある。
ただ、取り返しのつかないような『大爆発』に至ったことは、記憶がしっかりしている年齢になったからはないのは不幸中の幸いではある。
とにかく、大変なのです。
那智さんと待ち合わせ。
今日も先にチェックインしてもらって、わたしは直接ホテルに向かう。
途中、各停から急行に乗り換える。
乗り換えてから下車駅まで10分かからない。
急行は座れないけど、ちょっとだから全然大丈夫。
つり革につかまり発車。
途中駅を通過。
あれ?
遠くから『ひた』と気配?
あ、もよおしている。
でも、これくらい遠い感じなら大丈夫、あと8分くらいなんとかなる。
わたしのお通じには2種類あって、大量に押し寄せるのと少量が競り上がってくるのとあるんだ。
大量は文字通りだけど、少量も厄介で、ほとんど『水』のそれは一瞬気を抜くと呼吸に合わせて息を吐くように、本人の意思に関係なく滲み出てきてしまう種類のものだったりする。
で、開けてみないと断定できないけど、このときの感じは少量のものだったので余計になんとかなると思っていた。
ただ、気を抜くわけにはいかない。
あまり意識しすぎると切迫詰まってきちゃうから、『ぜんぜん気にしていませんよ〜』とスマホに意識を逸らしながら、でも、深層の意識は穴に集中させておく。
駅に止まった。
ここから一駅通過して下車駅だ。
あと3、4分というところだろう。
慎重に息を吐き、残り数分のサバイバル。
発車した。
全身鳥肌が立ちはじめる。
敵もあれこれ仕かけてきた。
ああ、『ひた』が『ひたひた』くらいになってきた。
ふうと息を吐く、ああ、危ない、繊毛運動のように押し出してきそうだった。
きゅっと集中して引っこめる。
地下に入った。
最近、新しくなった下車駅は地下に移動したのだ。
通過駅、すぎた?
ということは、もうすぐ到着?
気が緩んだ。
あ、ダメ、気の緩みは肛門の緩み。
一度引っこめた『ひたひた』が再び、騒ぎ出しそう。
またきゅっと集中する。
がんばれ、りん子、がんばれ、りん子。
心の中で自分にシュプレヒコール。
ところが、あらたな敵、その敵は己の中にある。
危険な誘惑だ。
もしかして、ここで出してしまったら、那智さん、可愛がってくれるかも。
だって、いつも『漏らしたら可愛いだろうな〜』っていってくれているもの。
粗相をする恥ずかしさ、その不完全なわたしを愛でてもらえる歪んだ自己愛、そして父性のようなもの。
『お漏らし』はパンドラの箱。
シュプレヒコールをかき消してしまうほどの危ない誘惑。
いかん、いかん。
りん子、それは人として、ダメ。
でも、誘惑に、また肛門内の繊毛運動。
肛門、わくわくするな!!
ダメ、我慢!!!
ふと、窓の外に駅通過。
あれ、まだ、通過してなかったんだ…。
間もなく降りられると思っていたことが見事に打ち砕かれ、もう一駅分あることを突きつけられる。
絶望のため息。
追い打ちをかけるように、あっという間の繊毛運動。
万事休す。
すぐきゅっとしたけど、たぶん、アウト。
きっとちょっとだけど、たぶん、アウト。
あああ、滲ませてしまった。
何度も逆境をかいくぐっていきたわたしの肛門が、気の緩みと『危ない誘惑』と絶望の三位一体の攻撃に、とうとう崩れ落ちてしまった。
と同時に電車はホームに滑りこんでいった。
さあ、どうしよう。
とにかく、トイレに行こう。
「トイレに寄りますね〜」とだけメールする。
個室で確認するとやはり『水』と同様のシミがちょっと(本当にちょっとよ!!)。
トイレットペーパーで拭くけど、当然ないことにはならない。
これを履いていく気にはなれないので、脱いでたたんで鞄のポケットにしまう。
お尻をキレイにして、ノーパンで、とにかくホテルに向かう。
さあ、ここからわたしの葛藤がはじまるのであった。
なんと非公開で、那智さんに対してのみ、引っぱる(笑)
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体質改善
危険な誘惑
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「等式」感想です。「うーん」「うーん」りん子のこの気持ちが以前は全く理解出来なかったのですが、少しわかる感じがする自分が嫌いです❗(笑)
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