孤高の羞恥心2
独特な幸福感
ちょっとではあるが、本当にちょっとではあるが!!
お尻から有色の水分を漏らしてしまったわたし。
トイレでパンツ脱ぎ、ホテルに向かうまで葛藤。
那智さんにいいたい…。
いや、普通はちょっとでも『お漏らし』したら、そんなこと内緒にするよね。
当然だ、そんな恥ずかしいこと人様にいえるものじゃない。
だけど、そこは那智さんとわたし。
なんでも知っていてほしいわたし。
那智さん、きっと『いいこいいこ』ってしてくれる。
不完全な『りん子』に萌えるわたしと、不完全な『りん子』を可愛がりたい那智さんの、この奇跡の需要と供給一致カップルの、わたしたちだ。
これは、もしかしたら千載一遇のチャンスかもしれない!!
でも、待って、りん子。
そうはいっても、うんこ、ちびらせてるのよ。
もうすぐ50才になる大人が。
それを可愛がってもらうってテンションで伝えられる?
人として。
わたしには人としての常識も羞恥心もある。
むしろ、強めにある。
いくら、那智さんとわたしだからって、それを許してしまっていいのだろうか。
いや、よくない。
その線は越えちゃいけない。
ああ、でもお漏らししたわたしに那智さんの甘い『いいこいいこ』…。
常識と羞恥に危ない誘惑が揺さぶりをかける。
足早にホテルに向かいながら、わたしは葛藤の渦に翻弄されていた。
ホテル近く。
やっぱりいえない。
きっと恥ずかしそうに伝えたら、那智さんのたまらない愛情で『いいこいいこ』してくれるだろう。
それはもう魅力だ。
でも、できない。
恥ずかしそうに伝える羞恥心は、この場合羞恥心ではない、伝えられないことこそ本当の羞恥心。
わたしは本当の羞恥心をなくすことができなかった。
そして、愛でてもらうことを期待して伝える、その自分もわざとらしくてイヤだった。
お知らせしないほうを選んだ。
ウソはつきたくない、異変に気づいて聞かれたら答える。
部屋に入る。
鞄にパンツを忍ばせて。
フロントで借りた充電器を渡したり、上着をかけたり。
いま、那智さんがスカートに手を入れたら『あれ?』となって、差し出す展開になる。
期待しているような、いないような。
いつもより早いタイミングで「シャワーしてきますね」と言っているわたし。
そっと洗面所に鞄を持っていくわたし。
洗面所でパンツを洗う気配に気づいてほしいような、ほしくないような。
(幸か不幸か、このお部屋は洗面所が離れているのよ 笑)
気づかれてしまっては『期待しているわたし』の演出になってしまうから、気づかれないほうがいいのだ。
気づいてほしいけど、気づかれてはいけない。
丁寧に体を洗う。
部屋に戻り洗面所で脱いだ洋服をハンガーにかけるときに濡れたパンツもさりげなくかける。
乾かしたい気持ちと、まだちょっと気づいてほしいわたし。
ただ、この時点で気づいてもらっても、きっと『いいこいいこ』はそんなに大きくないだろう。
だから、ここまで来たら気づかれないほうがいい。
ホッとするような、ちょっと残念なような、複雑な気持ちだった。
結局、当然のことながら最後まで気づかれることはなく、途中からは「エントリーにしよう」とほくそ笑んでいたのだけど、まあ、アラフィフ女がちびってるなんて想定外の想定外だろうから、気づかないほうが普通だよね。
でも、ちょっと残念だったなぁ。
小さいころからずっと困らされていた体質に『よしよし』してもらえる、滅多にない機会だったもの。
恥ずかしそうに伝えたら、きっと那智さんもよろこんでくれたと思う。
でも、できなかった。
まあ、この日は那智さん、忙しい時期だったこともあり、もし発覚していても甘やかな『いいこいいこ』にならなかったかもしれないし、場合によってはからかいモードで終わってしまったかもしれないので、この結果でよしとしています。
いろいろ葛藤したけど、お漏らしをして那智さんの『いいこいいこ』の誘惑より、羞恥心が勝っちゃった。
やっぱり、どうしても自分から漏らしたことはいえなかった。
その下着を見せることもできなかった。
本当の羞恥心はときに孤独だ(笑)
でも、そんな自分が悔しくも、誇らしい。
ということで、乾かなかったパンツはまた小さく折り畳み鞄のポケットに押し込んで、ノーパンで飲みにくり出したのでした^^
那智さん、じつはノーパンのわたしとお寿司食べていたんですよ~(笑)
「等式」感想です。やるね「孤独な羞恥心」残念だな、りん子の変化に気が付けなくて。これは、2回目が来たら気持ちがどのように変化するのか楽しみです。
ちょっとではあるが、本当にちょっとではあるが!!
お尻から有色の水分を漏らしてしまったわたし。
トイレでパンツ脱ぎ、ホテルに向かうまで葛藤。
那智さんにいいたい…。
いや、普通はちょっとでも『お漏らし』したら、そんなこと内緒にするよね。
当然だ、そんな恥ずかしいこと人様にいえるものじゃない。
だけど、そこは那智さんとわたし。
なんでも知っていてほしいわたし。
那智さん、きっと『いいこいいこ』ってしてくれる。
不完全な『りん子』に萌えるわたしと、不完全な『りん子』を可愛がりたい那智さんの、この奇跡の需要と供給一致カップルの、わたしたちだ。
これは、もしかしたら千載一遇のチャンスかもしれない!!
でも、待って、りん子。
そうはいっても、うんこ、ちびらせてるのよ。
もうすぐ50才になる大人が。
それを可愛がってもらうってテンションで伝えられる?
人として。
わたしには人としての常識も羞恥心もある。
むしろ、強めにある。
いくら、那智さんとわたしだからって、それを許してしまっていいのだろうか。
いや、よくない。
その線は越えちゃいけない。
ああ、でもお漏らししたわたしに那智さんの甘い『いいこいいこ』…。
常識と羞恥に危ない誘惑が揺さぶりをかける。
足早にホテルに向かいながら、わたしは葛藤の渦に翻弄されていた。
ホテル近く。
やっぱりいえない。
きっと恥ずかしそうに伝えたら、那智さんのたまらない愛情で『いいこいいこ』してくれるだろう。
それはもう魅力だ。
でも、できない。
恥ずかしそうに伝える羞恥心は、この場合羞恥心ではない、伝えられないことこそ本当の羞恥心。
わたしは本当の羞恥心をなくすことができなかった。
そして、愛でてもらうことを期待して伝える、その自分もわざとらしくてイヤだった。
お知らせしないほうを選んだ。
ウソはつきたくない、異変に気づいて聞かれたら答える。
部屋に入る。
鞄にパンツを忍ばせて。
フロントで借りた充電器を渡したり、上着をかけたり。
いま、那智さんがスカートに手を入れたら『あれ?』となって、差し出す展開になる。
期待しているような、いないような。
いつもより早いタイミングで「シャワーしてきますね」と言っているわたし。
そっと洗面所に鞄を持っていくわたし。
洗面所でパンツを洗う気配に気づいてほしいような、ほしくないような。
(幸か不幸か、このお部屋は洗面所が離れているのよ 笑)
気づかれてしまっては『期待しているわたし』の演出になってしまうから、気づかれないほうがいいのだ。
気づいてほしいけど、気づかれてはいけない。
丁寧に体を洗う。
部屋に戻り洗面所で脱いだ洋服をハンガーにかけるときに濡れたパンツもさりげなくかける。
乾かしたい気持ちと、まだちょっと気づいてほしいわたし。
ただ、この時点で気づいてもらっても、きっと『いいこいいこ』はそんなに大きくないだろう。
だから、ここまで来たら気づかれないほうがいい。
ホッとするような、ちょっと残念なような、複雑な気持ちだった。
結局、当然のことながら最後まで気づかれることはなく、途中からは「エントリーにしよう」とほくそ笑んでいたのだけど、まあ、アラフィフ女がちびってるなんて想定外の想定外だろうから、気づかないほうが普通だよね。
でも、ちょっと残念だったなぁ。
小さいころからずっと困らされていた体質に『よしよし』してもらえる、滅多にない機会だったもの。
恥ずかしそうに伝えたら、きっと那智さんもよろこんでくれたと思う。
でも、できなかった。
まあ、この日は那智さん、忙しい時期だったこともあり、もし発覚していても甘やかな『いいこいいこ』にならなかったかもしれないし、場合によってはからかいモードで終わってしまったかもしれないので、この結果でよしとしています。
いろいろ葛藤したけど、お漏らしをして那智さんの『いいこいいこ』の誘惑より、羞恥心が勝っちゃった。
やっぱり、どうしても自分から漏らしたことはいえなかった。
その下着を見せることもできなかった。
本当の羞恥心はときに孤独だ(笑)
でも、そんな自分が悔しくも、誇らしい。
ということで、乾かなかったパンツはまた小さく折り畳み鞄のポケットに押し込んで、ノーパンで飲みにくり出したのでした^^
那智さん、じつはノーパンのわたしとお寿司食べていたんですよ~(笑)
「等式」感想です。やるね「孤独な羞恥心」残念だな、りん子の変化に気が付けなくて。これは、2回目が来たら気持ちがどのように変化するのか楽しみです。