等式

りん子的独り言（生意気）




前エントリー『存在に対する疑問』をお読みいただけるとうれしいです。

トゲトゲりん子放出中〜＾＾



ちょっと『１４０字もどき』に近い『りん子的独り言』です。
若干の毒気はご了承くださいませ。
また、主従やご主人様と奴隷さんについて書きますが、それで満たされている人には祝福です。
生意気なこと書いてごめんなさい。

もし、満たされていなかったり、疑問を感じている人がいるとしたら、こんな考えもあるよって感じてくれるとうれしいです。

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あー、また、いらんことを思いついてしまった！！（笑）


すべてのご主人様やS男性のブログを読んでいるわけではないし、今回思いついたことも、それらのブログの全部目を通したわけではないので、ほとんど推測の域を出ないお話です。

また、特定の誰かを指しているわけではありません、というか特定の誰かじゃないからこその思いつきなんだけど、とにかく、イメージで書くことをお許しください。
また、わたしは女なのでS＝男、M＝女という書き方になってしまうこともお許しください。


ご主人様とかS男性などのブログには体験談や調教記録なんていうものがあるよね。
現在お付き合いしている奴隷さんや過去の調教の様子などを回想していたり、中には調教師といっていいのかわからないけど、たくさんのM女さんに体験させてあげたりしているものもあったりする（みたい）

でね、全部じゃないだろうけどね。



そこに登場するM女さんて、みんな同じような女性ばかりじゃないですか！？



わたしもね、小説家でもなんでもないので人物を上手に書き分けられるわけじゃないから、書く人が同じならどうしても似たような描写になってしまうことは理解するけど、それを差し引いたとしても、それでもみんな似ていません？

何より違う人のブログでもそう感じるのだから、きっと似ているのだろう。


年齢や職業がいろいろでも、たとえば『日頃はバリバリのキャリアウーマン』とか『大学ではSキャラな女子大生』とか『極普通のまじめな主婦』とか事前のキャラクター設定の段階では多様なプロフィールだったとしても。
ご主人様やS男性の前に立った途端に、みんな一様に、恥ずかしがり、ためらった後に従い、結局そんな羞恥なんて抑えきれず快感を憶え、満たされる。


恥ずかしがる描写も、ためらいのセリフも、エクスタシーの迎え方も、どれも似たり寄ったりな印象になっていると感じるのはわたしだけだろうか。


仮にね、仮に、似ている描写が多いとして。
それって、男性の目にM女フィルターがかけられているのか、それともM女さんというのは似たような人ばかりということなのか、どうなんだろう。

まあ、たとえば習い事でもなんでもいいけど、何かにカテゴライズすると似ている人が集まるというのは理解するので、それもあるとは思うけど、やっぱり無意識の作為ってあるんじゃないかなって思う。


男の理想とするM女。
当てはまろうとする女性。

それを真に受けるご主人様。
真に受けているから続けるM女さん。

それがM女像となって、画一的な印象を作っているような気がする。

たしかにね、女は愛されたいから男の理想通りでいたいと思うよね。


でも、ホントは女の恥じらいや快感なんて画一的ではないのだ。
落ち込むほど恥ずかしかったり声が出ないエクスタシーだってある。

それをわかろうとしないで、フィルターを通したM女しか見ないようであれば、それはいつか女が窮屈になるだけだよね。

そして、当てはまろうとする姿をご主人様が真に受けて『きっちり調教している』なんて悦に入られたら、それは逆にM女さんにコントロールされていることになっちゃう。
そんなご主人様はM女さんに見下されちゃうよ。


主従ってみんな美しい幻想を抱くよね、もちろん長く深くお付き合いしている人もいるけど、けっこう短命も多かったりするよね。
最初は恥ずかしがったり一生懸命だったはずのM女さんがご主人様のもとから去っていく場合、この画一的であることへの窮屈や退屈が理由のひとつになっていると思う。
要は、飽きちゃう＾＾；
（もちろん、M女さんはそんな理由言わないけど。【わたしもそうだった】し＾＾；）


なんとなく、男性の描くM女さんの画一的な印象に窮屈と退屈を感じてしまったのでした。


で、その画一的なフィルターを取っ払った先を見たいと思う男性こそ魅力的だと思うんだけど、どうでしょう＾＾




あ！！
でも、奴隷さんの描く『ご主人様』もけっこうみんな似たような感じかも！？
セリフも態度もやることも。


ってことは、こちら側も男性に画一的なことを押し付けているのかなぁ。




でも、結局、そこから抜け出したほうが、長く深く満たされる気がするんだけどね。




＜関連エントリー＞
わたしもそうだった＾＾；
『３回目の旅４』




「等式」感想です。私はよそ様のブログ等を読んでいないのであまり言えませんが、エロ小説では同じことが言えるかもしれません。それなりの趣向をこらした設定で男の欲望を満足させる過程は、おおよそパターンは決まっている、団鬼六さんは少し違う。調教して、慣れさせて、屈服させて、これからどうなるんだろうと楽しみになる所で小説が終わることが多い。
これは、いつまでも飽きない、その先はご自分のイマジネーションで完結してくれとのメッセージだと思っている。りん子のエントリーだと同じだと言っているので、飽きる結果にはなるがカテゴライズされた、安心感と共通意識みたいな物を感じることが出来るのだと思う。SM関係を経験したいと考える人が、それ自体基本マイナーなのでせめて、その中では王道（普通）を目指すのであろうか。（笑）

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