等式

りん子的独り言（生意気）
厳密には那智的独り言かな＾＾



「命令」というお願い。
いまは読むことができない大好きだった方のブログでみた言葉。
とてもわかりやすく書いてあって、そのままここに転記させてもらいたいくらいなのだけど、要は、命令というのは、結局やってほしいことをやってもらうためにお願いしているものだということ。

「奉仕しろ」というのはフェラチオしてほしいから命令するわけだし、「俺を楽しませろ」は「楽しませて」ということを命令口調で言っているだけだよね。

だから、命令というのはお願いなんだというようなことが書いてあった（はず、間違っていたらごめんなさい！！）


那智さんも似たような考えをしている。

もちろん、『命令』という事柄が好きな人はいるから、それ自体は否定しないし、命令して必死に従う姿に満足して必死に従う自分に快感を憶える需要と供給があることもあるし。
わたしだって、命令萌えだし＾＾；


ただ、那智さんは命令して従わせるより、求めさせるほうが難易度が高いと思っているということだ。


命令→賛同→許可

の順番。


フェラチオしなさい（命令）
フェラチオしてもいいよ（賛同）
フェラチオさせてあげる（許可）


という段階。

難易度が高いほうが満足度も高いというのだ。


どう思う？


従属嗜好のあるわたしには命令は萌えなのだけど（笑）


先日、たまたま見かけたブログでスカトロ関係のお話が書いてあった。
M女さんがご主人様のお尻を舐めて排泄物をキレイにする命令を受ける。
苦いと苦しみ、抵抗し、でも命令だからと何度もえずきながらも必死に遂行する。
終わったら「よくできた」と褒めてもらう。

きっと、この厳しいことを必死に遂行することが、ご主人様からしたら喜ばしいことなのだろうし、M女さんもその行為自体は厳しくても、厳しいことに立ち向かった興奮と褒めてもらえた喜びが、後々の快感になっていくのかもしれない。


ただ、この段階ではご主人様のうんこはマイナスのもの、なわけだ。


那智さんは、この流れでは満足しない。
さすがに、いまの段階ではうんこを食べることを求めるまでは到達していませんが＾＾；
長い時間をかけて、塗ってもらうことは、もうひそかに求めてしまうようになっている。


その間、一度も命令はされていない。
投げかけたり、促したりは、した。
でも、わたしが無理そうだと意思表示すれば、そこでおしまいになっていた。

そして、いつの間にか、那智さんのうんこは汚いものではなく、『好きなもの』になっている。（崇高とまでは、いかないよ＾＾；）


命令することなく、それを求めさせ、結果那智さん側のしたいことをする。
おそらく一般的には先のブログの方の流れのほうが主流かと思うけど、那智さんは違うわけだ。


こちら側から言わせていただけると、命令はある意味免罪符になってくれる利点もあることはたしかで。

フェラチオしたい、でも、自分からしたいというのは恥ずかしい、そんなとき命令してくれたら、命令なんだからとすることができる。


はしたない自分をさらし、恥ずかしい願いを口にする、羞恥心が強ければ強いほどためらい、それでも、どうしてもたまらず求めてしまう。


じつは、こちら側からしても命令に従うよりずっとハードルが高いのは『求める』ことなのだ。


もともと羞恥心やプライドが高かったわたしは「自分から求めるくらいなら舌噛んで死にます！！」と鼻息荒くいっていた。（多少冗談まじりではあるけど、かなり真剣にそういっていた）


基本的にほとんど命令をしない那智さんが命令をするときは、それをしたらりん子が幸福になれるだろ？というとき。
毎度快感を与えごくたまに命令をして垣根を越えさせ、そのうち「してもいいよ」と両手を広げて飛び込みやすくしてくれて、１０年経ったいま、「やらせてあげるね」と許可を下すまでになった。


求めてきたことを許可する。


これが一番難易度が高い、これが那智さんの満足。


命令ではなく、許可。
「◯◯してもいいですか？」に対して「どうぞ」と許可する。
ほんのひと言の高いハードルが、那智さんの満足。



と、トゲトゲりん子大放出もこれにて終了、毒気味の『りん子的独り言（生意気）』と『１４０字もどき』は２ヶ月分前倒しでおしまい〜。

次回から、そのひと言の『非日常的な日常』にぼや〜っと移ります〜＾＾




「等式」感想です。命令し続けるとどうなるのかな。することが当然になる→命令しなくても行動する→普通の行為？（笑） // することが当然にならない→命令されないと行動しない→新鮮？面倒？予定調和？（笑）　。

行動なんてお互いの意思が噛み合わないと破綻するよね。命令してさせたい人がいる、命令を受け行動する人がいる。時間が経過すると、基本「はいはい、わかってますよ～」になってしまわないのかな～（笑）それは、もはや命令の体（てい）をなしていないのではないでしょうか。
では、「命令されなくても○○するのが当然だ」と共通認識になるとどうなるのでしょう。命令される、欲しない人、もしくは欲してはいけない人が、命令する人に当然のごとく奉仕する。これって単純におもしろくなさそうな気がするのですがいかがでしょう。命令と言う名のお願いさえ陳腐に思えてくる。

りん子(^-^)『命令』とひとくちに言っても、『いつの間にか奉仕に感じはじめる』とか『命令に従えずお仕置き』とか『結果、お仕置きされることに幸福』とか、いろいろなストーリーが生まれるようなので、簡単には飽きないかも？
りん子(^-^)脅されてそこにいるわけなはないのだから、どんなに厳しい『命令』でも互いにとって甘美なツールなのだと思います。また、甘美なツールであるべきです。だから、那智さんが想像するより楽しいものなのかも、です(^-^)

ごめんなさい、私が想像したのは2年以上の付き合いを想定して語っています。短期間であれば飽きないかもしれませんので私の前回「等式」感想はその限りではありません。

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