存在に対する疑問
りん子的独り言(生意気)
今日は徒然、でも、大事なお話。
できれば最後までお読みください。
小さい頃からSM的なことに惹かれていた。
縛られ拷問を受ける女囚に悪代官のおもちゃになる町娘に自分を重ねていた。
抗えない不幸への憧れは監禁や首輪のようなものを想像させ、次第に飼育や支配のようなポジションとしても性的妄想が広がっていった。
肉体的な苦痛と追いつめられる精神に憧れを抱き、どうやら、わたしは性的になにか大きな欲望がぽっかり口を開けているらしいということに気づいていく中、20才前後でSMという言葉を知り、自分はMという性癖を持っていたのかと自覚した。
漠然としたぽっかり開いた穴に名前がついていると知ることは安心だったけど、同時に、そんなこと叶うものではないと途方に暮れた。
ネットのない時代、当時はわずかな種類しか手に入らなかったレディコミのさらに少数しかなかったSM的な漫画や読み物から、自分の穴の中のものを重ね、なんとかやり過ごしていた。
それから数年して、ツーショットダイヤルや伝言ダイヤルという電話で出会い系の中にSMパートナーの募集を見つけ、もしかしたら叶えられるのかもしれないと知ったのだ。
その頃から、ポツポツと『奴隷』という言葉を目にするようになる、でも、このときは『性の奴隷』的なニュアンスで関係性を指している感じではなかったけどね。
どちらかというと、快楽の虜になり奴隷状態になるというニュアンスだったはず。
時系列で行くとちょっと遅れて『ご主人様』という名称とポジションが表れて、『ご主人様のために』的な関係性ができてきた。
『主従』という言葉を聞くようになったのは、それよりもっと後だ。
『主様』や『主』なんて名称、本当にここ数年のこと。
わたしがブログをはじめた当初の某人気ブログを運営していたM女さんが『主様』と呼んでいるのを見たのがはじめてだったから、わたしの世界での『主様』という名称誕生はたった7年前だ。
(ちなみに、その彼女は『ぬしさま』と呼んでいた)
ついでに『従者』なんては、2、3年くらい。
20〜25年前のわたしの情報源がレディコミとダイヤルQ2しかなかったので、もっと本格的にSMをされている人や雑誌の中では『ご主人様と奴隷』も『主従』もすでにあったのかもしれないし、ネットデビューもここ数年のことなので『主様』もずっと前からあったかもしれないけど、少なくともわたしの知っている範囲では、です。
漠然とSM的なことに憧れ、同時に支配や服従などの抗えない状況にも憧れ、自分はマゾかもしれないと知り、憧れを叶えたいと思う中でMと『奴隷』の両方がわたしのぽっかり開いた穴の正体のような気がしてきた。
自分がマゾの願望を叶えようとするときMと『奴隷』、Sと『ご主人様』はほとんどセットになってきていて、初対面で『奴隷』になることや、『奴隷は知らないでいい』と疑問に答えてもらえないことが平気でまかり通り、なんだかモヤモヤとしていた。
そのモヤモヤに疑問を持つことも怒りだと気づくことも、それを伝えることも許されないと思わせる空気が『ご主人様と奴隷』にはあって、わたしの不快感は心の底に押し込んでいた。
那智さんと出会い、SMを意識するなと言われ、どうしても名前をつけたいと思うわたしに自分たちは主従でもないし、りん子は奴隷でもないと言われてきた。
SとMの嗜好があり、上と下のポジションでいることが幸せで、ごく普通に愛し合う男女というだけのことなのだ。
ちょっと残念ではあったけど、それはそれで問題なかった。
出会ってから3年目くらいからブログをはじめる。
『等式』は相変わらず、SMを意識するな主従でもないという那智さんのスタンスのままではあったけど、わたしはたくさんのSM愛好者やご主人様と奴隷さんがいることをいままでよりもっと知っていく。
でも、そこで見るご主人様と奴隷さんは、なんだか勝手な男ばかりでつらそうな女ばかり。
『ご主人様と奴隷』『主従』こんな言葉で彩られた、わたしからしたらつい最近できたものたちが、あまりに漠然としてあまりに理不尽で、あまりに個々に(主に男にとって)都合のよいもので、疑問や憤りが後から後から湧いて出てきた。
みんな、ちゃんと考えようよ。
もともとは人身売買だった奴隷、それと同じ名前の奴隷ってなに?
ご主人様って名前がついた途端、いきなり理不尽になれちゃう主従ってなに?
みんな、そんな理不尽がまかり通る関係を望んでいるの?
疑問や矛盾を投げかけ、本質を見極めてと訴えてきた。
この疑問や怒りは、過去のわたしのそれだったと書いていくうちに気づいていく。
まったく、楽しくブログを書いていればいいものを疑問や怒りを書くものだから、なんだか少し孤独な気持ちにさえなった。
いつしか、過去の怒りはずいぶん浄化されてきたようで『りん子的独り言』は変わっていくかなと思えてきたり、『140字もどき』なんてカテゴリを作ってしまったもんだから毒っけまで孕んできたりして、当初の、わたしの疑問や怒りはずいぶん形を変えてきたなって思う。
でね。
ちょっと疲れちゃったの(笑)
いや、誰に頼まれたわけでもないんだけどね。
いま、わたしの視界に入る世界では『ご主人様と奴隷』も『主従』も、ひとつのジャンルとして定着しているようだ。
最近では『従者』なんて言葉もできているし。
それでも、相変わらず、個々に都合の良い定義が作られているとは思うけど。
でも、中身はそれぞれなはずなのにジャンルとして定着しているようなものを感じると、わたしがSMに惹かれ正体を必死に探り、そこから派生した『奴隷』や『支配と服従』に対して一生懸命考えきた、それらと、いま定着していることを普通に受け入れている人のそれとは、もしかしたら、中身は同じでも、受け取る側の心が違うものなのではないかと思えてきた。
なかったものが存在してくる疑問や矛盾点をわたし(那智さんも)はロールプレイングだということで折り合いをつけてきた。
でも、存在することが当たり前の人にとっては、その折り合いをつける必要性もあまりないのかもしれない。
善し悪しではなく。
もともとなかったものが存在したときに湧く感情と、ごく当然に存在しているものに対する感情は、その質が違うことは想像にたやすい。
存在に対する色めきや安堵感の有無も疑問の種類も違うはずだ。
もしかしたら、その存在自体に色めきも安堵も疑問も湧かない可能性も高いよね、あることが当たり前なんだから。
ふと、そんなふうに気づいたら。
わたしの疑問や投げかけや『本質を見極めて』という訴えが、まったくナンセンスなことを言っているのではないかと感じてしまって、大きなため息状態なのだ(笑)
ふう。
自分の怒りはずいぶん浄化された。
もう、たくさん伝えてもきた。
でも、わたしの疑問の投げかけとは反比例するように『主従』などが定着していくのは、きっと需要があるからなのでしょう。
(でも、わたしは何人か『主従はこりごり』という女性の声を聞いているから、儚い需要だといまも思っているけどね)
わたしだって、『りん子的独り言』で誰かにイヤな思いをさせていないか、批判は来ないか、いちいちヒヤヒヤするのは楽しいことではないし、つい『140字もどき』に甘えて単に小意地悪な気持ちを披露してしまうようになるのも心地よいものではないしね。
だからね、だいぶいいかな〜と思ってきている。
もう、あんまり、いろいろ訴えるのやめてもいいかな〜と思っている(いまのところ^^;)
わたしが最初に触れて疑問や怒りを感じた主従は、定着している人々の受け取り方とは違うものなのだと理解しておこうって思うのです。
たとえば、エアコン。
いまエアコンがあることは当たり前になっているけれど、わたしはエアコンの存在そのものに対して疑問を投げかけ、本当にあなたが欲しいのは、それ?と聞いているようなものなんだよね。
当たり前にある時代になかった時代の話をして、存在に疑問を投げかけても人は関心持てないだろうし、ナンセンスな話だよね^^;
そんな疑問より、人々にとってはエアコンの上手な使い方のほうがほしい情報だろう。
わたしはエアコンがなかった時代の話をしたり、エアコンの害や別の涼の取り方を話すように『奴隷』や『主従』に対する疑問や矛盾を書いてきた。
当たり前にあることに疑問を持ち本質を見つめることで、根本解決ができると信じてきたから。
でも、当たり前にあるものに何か不具合を感じたら人は対処療法を求めるものなんだよね。
それでも、『等式』をはじめた頃は、まだ『ご主人様と奴隷』も『主従』もいまほど定着していなかったから、『奴隷って何?』と疑問や矛盾を考える空気はあった気がするので、わたしの訴えも伝わりやすかったような気がするけど、きっとこの数年でさらに定着したように思うので存在自体に疑問を訴えるのに更なるパワーがいるようになってきた。
そのパワーが、なんだか、もう残量わずかな感じなのだ^^;
だけど、なんか足冷えるなぁとか体がだるくなるなぁと不具合を感じたら、エアコンと上手に付き合うことも大事だけど、その物の本質を見据えてみてねと、いまでも思う。
『ご主人様と奴隷』も『主従』の『主と従者』も『飼い主と飼い犬』もごく最近できたもの。
おそらく、人生80年、ご主人様人生をまっとうした男性なんて、いない。
(古くは愛人とか妾とかって存在で60才から奴隷って名前にしましたって人はいるかも)
昔はなかったからダメを言っているわけではないのです。
でも、エアコンがあるのが当たり前のように、それらが性的関係として当たり前にあるのは理解するけれど、何かおかしいと感じたら、存在自体に疑問を持ち、成り立ちを想像する力を持っていてほしい。
この世界は矛盾を孕んでいるし、都合良く解釈されているからだ。
奴隷さんも従者さんも飼い犬さんも、どうかしあわせになってね。
女性は傷つく性を持っているから不本意なセックスはしないでね、もしするとしたら、傷つくことを自覚しておいたほうが傷は減るよ。
誰かが作った『主従』や『奴隷』にはNOと言えない空気、NOと思うことはこちら側が至らないせい、そんなふうにこちら側を自責する風潮があることを知っていてね。
疑問や矛盾を感じたら、存在そのものを疑ってね。
本質を知っていかないと根本解決にはならないからね。
ご主人様じゃなくてもあなたが委ねられる関係はあるはずだし、可愛がるSMだってきっとできるはずだから。
すべての奴隷さんが幸福を感じられますように。
ご主人様や主様たちは、どうか、エラそうにして女性に甘えないでカッコよくいてください。
性的な興奮以外で女を泣かせる男はカッコ悪いですよ^^
わたしは那智さんの作る世界で対等で上下の幸福を感じながら、それをたくさん『等式』に残していこう。
疑問や矛盾を問いかけるのは少しお休み(たぶん^^)して、那智さんのふたりは『こうだ』ということだけ伝えていこう。
わたしだってみんなから嫌われたくないもの(笑)
だから、小姑みたいなの、ちょっとやーめたって思っている残暑の午後でした^^
でね。
そう思ったら、『りん子的独り言』や『140字もどき』の毒っぽいものが予約投稿されていることがもどかしくなっちゃった。
まあ、せっかく書いたし更新稼げるからアップします。
だから、読んでくれる人には申し訳ないけど、2ヶ月の予約分の全部前倒しして、一気に放出させてもらうことにします。
しばらく、トゲトゲりん子が続きます。
最後だと思って大目に見てくれるとうれしいです。
<関連エントリー>
生意気カテゴリ全部貼っちゃう^^
ちょっとは役に立てた、よね?
『りん子的独り言(生意気)』
「等式」感想です。世の中に、すでに存在する物が、その存在自体を肯定されているからある物だとは思わないで欲しいかな。りん子は書きたい物を書こうね。
「等式」感想2です。「 パワーが、なんだか、もう残量わずかな感じなのだ^^; 」ウルトラマンみたいでかっこ良くて、はかない。(笑)
今日は徒然、でも、大事なお話。
できれば最後までお読みください。
小さい頃からSM的なことに惹かれていた。
縛られ拷問を受ける女囚に悪代官のおもちゃになる町娘に自分を重ねていた。
抗えない不幸への憧れは監禁や首輪のようなものを想像させ、次第に飼育や支配のようなポジションとしても性的妄想が広がっていった。
肉体的な苦痛と追いつめられる精神に憧れを抱き、どうやら、わたしは性的になにか大きな欲望がぽっかり口を開けているらしいということに気づいていく中、20才前後でSMという言葉を知り、自分はMという性癖を持っていたのかと自覚した。
漠然としたぽっかり開いた穴に名前がついていると知ることは安心だったけど、同時に、そんなこと叶うものではないと途方に暮れた。
ネットのない時代、当時はわずかな種類しか手に入らなかったレディコミのさらに少数しかなかったSM的な漫画や読み物から、自分の穴の中のものを重ね、なんとかやり過ごしていた。
それから数年して、ツーショットダイヤルや伝言ダイヤルという電話で出会い系の中にSMパートナーの募集を見つけ、もしかしたら叶えられるのかもしれないと知ったのだ。
その頃から、ポツポツと『奴隷』という言葉を目にするようになる、でも、このときは『性の奴隷』的なニュアンスで関係性を指している感じではなかったけどね。
どちらかというと、快楽の虜になり奴隷状態になるというニュアンスだったはず。
時系列で行くとちょっと遅れて『ご主人様』という名称とポジションが表れて、『ご主人様のために』的な関係性ができてきた。
『主従』という言葉を聞くようになったのは、それよりもっと後だ。
『主様』や『主』なんて名称、本当にここ数年のこと。
わたしがブログをはじめた当初の某人気ブログを運営していたM女さんが『主様』と呼んでいるのを見たのがはじめてだったから、わたしの世界での『主様』という名称誕生はたった7年前だ。
(ちなみに、その彼女は『ぬしさま』と呼んでいた)
ついでに『従者』なんては、2、3年くらい。
20〜25年前のわたしの情報源がレディコミとダイヤルQ2しかなかったので、もっと本格的にSMをされている人や雑誌の中では『ご主人様と奴隷』も『主従』もすでにあったのかもしれないし、ネットデビューもここ数年のことなので『主様』もずっと前からあったかもしれないけど、少なくともわたしの知っている範囲では、です。
漠然とSM的なことに憧れ、同時に支配や服従などの抗えない状況にも憧れ、自分はマゾかもしれないと知り、憧れを叶えたいと思う中でMと『奴隷』の両方がわたしのぽっかり開いた穴の正体のような気がしてきた。
自分がマゾの願望を叶えようとするときMと『奴隷』、Sと『ご主人様』はほとんどセットになってきていて、初対面で『奴隷』になることや、『奴隷は知らないでいい』と疑問に答えてもらえないことが平気でまかり通り、なんだかモヤモヤとしていた。
そのモヤモヤに疑問を持つことも怒りだと気づくことも、それを伝えることも許されないと思わせる空気が『ご主人様と奴隷』にはあって、わたしの不快感は心の底に押し込んでいた。
那智さんと出会い、SMを意識するなと言われ、どうしても名前をつけたいと思うわたしに自分たちは主従でもないし、りん子は奴隷でもないと言われてきた。
SとMの嗜好があり、上と下のポジションでいることが幸せで、ごく普通に愛し合う男女というだけのことなのだ。
ちょっと残念ではあったけど、それはそれで問題なかった。
出会ってから3年目くらいからブログをはじめる。
『等式』は相変わらず、SMを意識するな主従でもないという那智さんのスタンスのままではあったけど、わたしはたくさんのSM愛好者やご主人様と奴隷さんがいることをいままでよりもっと知っていく。
でも、そこで見るご主人様と奴隷さんは、なんだか勝手な男ばかりでつらそうな女ばかり。
『ご主人様と奴隷』『主従』こんな言葉で彩られた、わたしからしたらつい最近できたものたちが、あまりに漠然としてあまりに理不尽で、あまりに個々に(主に男にとって)都合のよいもので、疑問や憤りが後から後から湧いて出てきた。
みんな、ちゃんと考えようよ。
もともとは人身売買だった奴隷、それと同じ名前の奴隷ってなに?
ご主人様って名前がついた途端、いきなり理不尽になれちゃう主従ってなに?
みんな、そんな理不尽がまかり通る関係を望んでいるの?
疑問や矛盾を投げかけ、本質を見極めてと訴えてきた。
この疑問や怒りは、過去のわたしのそれだったと書いていくうちに気づいていく。
まったく、楽しくブログを書いていればいいものを疑問や怒りを書くものだから、なんだか少し孤独な気持ちにさえなった。
いつしか、過去の怒りはずいぶん浄化されてきたようで『りん子的独り言』は変わっていくかなと思えてきたり、『140字もどき』なんてカテゴリを作ってしまったもんだから毒っけまで孕んできたりして、当初の、わたしの疑問や怒りはずいぶん形を変えてきたなって思う。
でね。
ちょっと疲れちゃったの(笑)
いや、誰に頼まれたわけでもないんだけどね。
いま、わたしの視界に入る世界では『ご主人様と奴隷』も『主従』も、ひとつのジャンルとして定着しているようだ。
最近では『従者』なんて言葉もできているし。
それでも、相変わらず、個々に都合の良い定義が作られているとは思うけど。
でも、中身はそれぞれなはずなのにジャンルとして定着しているようなものを感じると、わたしがSMに惹かれ正体を必死に探り、そこから派生した『奴隷』や『支配と服従』に対して一生懸命考えきた、それらと、いま定着していることを普通に受け入れている人のそれとは、もしかしたら、中身は同じでも、受け取る側の心が違うものなのではないかと思えてきた。
なかったものが存在してくる疑問や矛盾点をわたし(那智さんも)はロールプレイングだということで折り合いをつけてきた。
でも、存在することが当たり前の人にとっては、その折り合いをつける必要性もあまりないのかもしれない。
善し悪しではなく。
もともとなかったものが存在したときに湧く感情と、ごく当然に存在しているものに対する感情は、その質が違うことは想像にたやすい。
存在に対する色めきや安堵感の有無も疑問の種類も違うはずだ。
もしかしたら、その存在自体に色めきも安堵も疑問も湧かない可能性も高いよね、あることが当たり前なんだから。
ふと、そんなふうに気づいたら。
わたしの疑問や投げかけや『本質を見極めて』という訴えが、まったくナンセンスなことを言っているのではないかと感じてしまって、大きなため息状態なのだ(笑)
ふう。
自分の怒りはずいぶん浄化された。
もう、たくさん伝えてもきた。
でも、わたしの疑問の投げかけとは反比例するように『主従』などが定着していくのは、きっと需要があるからなのでしょう。
(でも、わたしは何人か『主従はこりごり』という女性の声を聞いているから、儚い需要だといまも思っているけどね)
わたしだって、『りん子的独り言』で誰かにイヤな思いをさせていないか、批判は来ないか、いちいちヒヤヒヤするのは楽しいことではないし、つい『140字もどき』に甘えて単に小意地悪な気持ちを披露してしまうようになるのも心地よいものではないしね。
だからね、だいぶいいかな〜と思ってきている。
もう、あんまり、いろいろ訴えるのやめてもいいかな〜と思っている(いまのところ^^;)
わたしが最初に触れて疑問や怒りを感じた主従は、定着している人々の受け取り方とは違うものなのだと理解しておこうって思うのです。
たとえば、エアコン。
いまエアコンがあることは当たり前になっているけれど、わたしはエアコンの存在そのものに対して疑問を投げかけ、本当にあなたが欲しいのは、それ?と聞いているようなものなんだよね。
当たり前にある時代になかった時代の話をして、存在に疑問を投げかけても人は関心持てないだろうし、ナンセンスな話だよね^^;
そんな疑問より、人々にとってはエアコンの上手な使い方のほうがほしい情報だろう。
わたしはエアコンがなかった時代の話をしたり、エアコンの害や別の涼の取り方を話すように『奴隷』や『主従』に対する疑問や矛盾を書いてきた。
当たり前にあることに疑問を持ち本質を見つめることで、根本解決ができると信じてきたから。
でも、当たり前にあるものに何か不具合を感じたら人は対処療法を求めるものなんだよね。
それでも、『等式』をはじめた頃は、まだ『ご主人様と奴隷』も『主従』もいまほど定着していなかったから、『奴隷って何?』と疑問や矛盾を考える空気はあった気がするので、わたしの訴えも伝わりやすかったような気がするけど、きっとこの数年でさらに定着したように思うので存在自体に疑問を訴えるのに更なるパワーがいるようになってきた。
そのパワーが、なんだか、もう残量わずかな感じなのだ^^;
だけど、なんか足冷えるなぁとか体がだるくなるなぁと不具合を感じたら、エアコンと上手に付き合うことも大事だけど、その物の本質を見据えてみてねと、いまでも思う。
『ご主人様と奴隷』も『主従』の『主と従者』も『飼い主と飼い犬』もごく最近できたもの。
おそらく、人生80年、ご主人様人生をまっとうした男性なんて、いない。
(古くは愛人とか妾とかって存在で60才から奴隷って名前にしましたって人はいるかも)
昔はなかったからダメを言っているわけではないのです。
でも、エアコンがあるのが当たり前のように、それらが性的関係として当たり前にあるのは理解するけれど、何かおかしいと感じたら、存在自体に疑問を持ち、成り立ちを想像する力を持っていてほしい。
この世界は矛盾を孕んでいるし、都合良く解釈されているからだ。
奴隷さんも従者さんも飼い犬さんも、どうかしあわせになってね。
女性は傷つく性を持っているから不本意なセックスはしないでね、もしするとしたら、傷つくことを自覚しておいたほうが傷は減るよ。
誰かが作った『主従』や『奴隷』にはNOと言えない空気、NOと思うことはこちら側が至らないせい、そんなふうにこちら側を自責する風潮があることを知っていてね。
疑問や矛盾を感じたら、存在そのものを疑ってね。
本質を知っていかないと根本解決にはならないからね。
ご主人様じゃなくてもあなたが委ねられる関係はあるはずだし、可愛がるSMだってきっとできるはずだから。
すべての奴隷さんが幸福を感じられますように。
ご主人様や主様たちは、どうか、エラそうにして女性に甘えないでカッコよくいてください。
性的な興奮以外で女を泣かせる男はカッコ悪いですよ^^
わたしは那智さんの作る世界で対等で上下の幸福を感じながら、それをたくさん『等式』に残していこう。
疑問や矛盾を問いかけるのは少しお休み(たぶん^^)して、那智さんのふたりは『こうだ』ということだけ伝えていこう。
わたしだってみんなから嫌われたくないもの(笑)
だから、小姑みたいなの、ちょっとやーめたって思っている残暑の午後でした^^
でね。
そう思ったら、『りん子的独り言』や『140字もどき』の毒っぽいものが予約投稿されていることがもどかしくなっちゃった。
まあ、せっかく書いたし更新稼げるからアップします。
だから、読んでくれる人には申し訳ないけど、2ヶ月の予約分の全部前倒しして、一気に放出させてもらうことにします。
しばらく、トゲトゲりん子が続きます。
最後だと思って大目に見てくれるとうれしいです。
<関連エントリー>
生意気カテゴリ全部貼っちゃう^^
ちょっとは役に立てた、よね?
『りん子的独り言(生意気)』
「等式」感想です。世の中に、すでに存在する物が、その存在自体を肯定されているからある物だとは思わないで欲しいかな。りん子は書きたい物を書こうね。
「等式」感想2です。「 パワーが、なんだか、もう残量わずかな感じなのだ^^; 」ウルトラマンみたいでかっこ良くて、はかない。(笑)
COMMENT
マゾヒストさんも奴隷さんもそれぞれ自分の嗜好を楽しめるといいですねぇ。
被虐嗜好=奴隷嗜好、加虐嗜好=主嗜好、的な短絡的(今時流行りな?( ̄▽ ̄;)な発想せずに柔軟に自分の嗜好と向き合えるとそれぞれ幸せになれそうな気がします☆
被虐嗜好=奴隷嗜好、加虐嗜好=主嗜好、的な短絡的(今時流行りな?( ̄▽ ̄;)な発想せずに柔軟に自分の嗜好と向き合えるとそれぞれ幸せになれそうな気がします☆
はじめまして。こんばんは。
はつと申します。
二ヶ月前、はじめて「等式」に出会い、今日まで日参して勉強させて頂いておりました。
私は「対等で上下」というお二人の関係はとても素晴らしいなと思っています。
私は実際にSMに触れたのが数か月前という初心者なのですが、以前から交際していた恋人が今の「ご主人様」です。
「ご主人様になりたい」と言われた時、私は「都合の良い女」扱いをされるのではないか、理不尽な命令をされるのではないか等、不安でいっぱいでした。そうやって悩んでいた時に、偶然出会ったのが「等式」です。
りん子さんの既存の概念に対して真っ直ぐ疑問をぶつける姿勢に、いつもとても励まされ、助けられてきました。何か考えたり判断したりする際に、こっそりお手本にさせて頂いております。
このようなコメントは独り善がりでしかないだろうと思ったのですが、『りん子的独り言』や『140字もどき』に救って頂いた事、そしてそのお礼をお伝えしたくてコメントしてしまいました。いつもとても勉強になっています。本当にありがとうございました。
実は読んでいると泣いてしまう事が多く、まだ全ての記事を読めていないので、的外れな事を書いてしまっていたら申し訳ございません。
これからも更新を楽しみにしております。
殆ど自分語りのようなコメントになってしまい、申し訳ございませんでした。
長々とすみません。お読み下さり、ありがとうございました。
はつと申します。
二ヶ月前、はじめて「等式」に出会い、今日まで日参して勉強させて頂いておりました。
私は「対等で上下」というお二人の関係はとても素晴らしいなと思っています。
私は実際にSMに触れたのが数か月前という初心者なのですが、以前から交際していた恋人が今の「ご主人様」です。
「ご主人様になりたい」と言われた時、私は「都合の良い女」扱いをされるのではないか、理不尽な命令をされるのではないか等、不安でいっぱいでした。そうやって悩んでいた時に、偶然出会ったのが「等式」です。
りん子さんの既存の概念に対して真っ直ぐ疑問をぶつける姿勢に、いつもとても励まされ、助けられてきました。何か考えたり判断したりする際に、こっそりお手本にさせて頂いております。
このようなコメントは独り善がりでしかないだろうと思ったのですが、『りん子的独り言』や『140字もどき』に救って頂いた事、そしてそのお礼をお伝えしたくてコメントしてしまいました。いつもとても勉強になっています。本当にありがとうございました。
実は読んでいると泣いてしまう事が多く、まだ全ての記事を読めていないので、的外れな事を書いてしまっていたら申し訳ございません。
これからも更新を楽しみにしております。
殆ど自分語りのようなコメントになってしまい、申し訳ございませんでした。
長々とすみません。お読み下さり、ありがとうございました。
疲れちゃったと思う時はゆっくりしてください。
でもきっとまたこのカテゴリーに書き溜めたもの以外のエントリーがされることを期待しています(笑)
りんこさんがいつも書いている通り、その関係で満たされていれば最高ですよね。
求められる自分になれない
応えたいと思うのに心からそれに応えられない
その関係で満たされているフリをしてしまう
そんな自分から抜け出すのに・・本当は淋しいと思っているんだと認めるために、たくさんたくさん力をもらいました。
そして今も過去のエントリーを含めたくさん力をもらっています。
単純なのろけのエントリーも大好き。
何でこのエントリーでウルウルするの?というもので電車の中でウルウルしたり・・
しばらく続くりんこ節を楽しくウルウル読ませて頂きますね。
でもきっとまたこのカテゴリーに書き溜めたもの以外のエントリーがされることを期待しています(笑)
りんこさんがいつも書いている通り、その関係で満たされていれば最高ですよね。
求められる自分になれない
応えたいと思うのに心からそれに応えられない
その関係で満たされているフリをしてしまう
そんな自分から抜け出すのに・・本当は淋しいと思っているんだと認めるために、たくさんたくさん力をもらいました。
そして今も過去のエントリーを含めたくさん力をもらっています。
単純なのろけのエントリーも大好き。
何でこのエントリーでウルウルするの?というもので電車の中でウルウルしたり・・
しばらく続くりんこ節を楽しくウルウル読ませて頂きますね。
PCの前で「そうだそうだ!」してきた私には切なくなるようなエントリー(無理にでも続けてください!という意味ではないですよ)
でもですね、もっと他の「んもぉ、読んでて照れますぅ^^」だったり「wwwwww」だったり「おおおお(゚ロ゚屮)屮」が詰まった宝石箱みたいなりん子さんのブログですから
それもそれでいいと思います^^
今の季節って夏の間の色んな疲れが出る時期なんですって
休憩休憩~ですよ
もちろん「そうだそうだ!」と振り上げる左手の準備も今まで通り出来てますけどね^^
※コメントしようかどうしようかお昼休み中考えて^^;この感じ^^;おはずかしい
でもですね、もっと他の「んもぉ、読んでて照れますぅ^^」だったり「wwwwww」だったり「おおおお(゚ロ゚屮)屮」が詰まった宝石箱みたいなりん子さんのブログですから
それもそれでいいと思います^^
今の季節って夏の間の色んな疲れが出る時期なんですって
休憩休憩~ですよ
もちろん「そうだそうだ!」と振り上げる左手の準備も今まで通り出来てますけどね^^
※コメントしようかどうしようかお昼休み中考えて^^;この感じ^^;おはずかしい
熟桃さん
やった、熟桃さんからコメントもらえて、なんだか小さく『よっしゃ』な感じ(意味不明 笑)
そこにモデルケースがあるとつい同じようにしてしまいがちだけど、嗜好なんてよーく見れば個々に複雑なはずで、それは自分とパートナーとだけで作っていくものなのですよね^^
『りん子的独り言』を書くとき熟桃さんの自分を主体にする女性の考え方がとても参考になっていました^^
また、ときどきくれるコメントにもたくさん手助けしてもらったです^^
また、溜まったらうっぷん晴らすかもしれないけど、ひとまず、ありがと♪
やった、熟桃さんからコメントもらえて、なんだか小さく『よっしゃ』な感じ(意味不明 笑)
そこにモデルケースがあるとつい同じようにしてしまいがちだけど、嗜好なんてよーく見れば個々に複雑なはずで、それは自分とパートナーとだけで作っていくものなのですよね^^
『りん子的独り言』を書くとき熟桃さんの自分を主体にする女性の考え方がとても参考になっていました^^
また、ときどきくれるコメントにもたくさん手助けしてもらったです^^
また、溜まったらうっぷん晴らすかもしれないけど、ひとまず、ありがと♪
はつさん
はじめまして、ようこそおいでくださいました♪
はつさんからコメントいただけて、もうわたしは充分なような気がしています。
わたしが読んでくれている人から聞きたかったことが100個くらい詰まっているようです、コメントしてくれて、本当にありがとうございます。
数ヶ月の間に起こった出来事の中に『等式』があって、同じ数ヶ月間に『主従』が定着してきていることをすこし諦めとともに眺めていた身としては、今日まで書いてきて本当によかったって思います。
わたしの書いたことがはつさんのヒントになったりしているなら、こんなにうれしいことはないですし、もし、疑問に思うことや迷うことがあったら、読むだけではなく質問してみてくださいね^^
それは過去エントリーにでもまったくかまいません。
やり取りをすると見えてくるものもあるはずですから。
なんなら、お相手に見てもらってもいいですよ(笑)
はつさんの流す涙が、どうか幸福なものになりますように^^
これから、わたしも楽しんで更新しますから、はつさんも楽しんで読んでくださいね!!
はじめまして、ようこそおいでくださいました♪
はつさんからコメントいただけて、もうわたしは充分なような気がしています。
わたしが読んでくれている人から聞きたかったことが100個くらい詰まっているようです、コメントしてくれて、本当にありがとうございます。
数ヶ月の間に起こった出来事の中に『等式』があって、同じ数ヶ月間に『主従』が定着してきていることをすこし諦めとともに眺めていた身としては、今日まで書いてきて本当によかったって思います。
わたしの書いたことがはつさんのヒントになったりしているなら、こんなにうれしいことはないですし、もし、疑問に思うことや迷うことがあったら、読むだけではなく質問してみてくださいね^^
それは過去エントリーにでもまったくかまいません。
やり取りをすると見えてくるものもあるはずですから。
なんなら、お相手に見てもらってもいいですよ(笑)
はつさんの流す涙が、どうか幸福なものになりますように^^
これから、わたしも楽しんで更新しますから、はつさんも楽しんで読んでくださいね!!
かなさん
かなさん、コメントくれるって根拠なく思ってた(笑)
くれるといいなが正解かな^^
疑問を持ち、そうなりたい、そうなってほしいという気持ちに区切りをつけ、断ち切ることはとても勇気がいることだと思います。
ときには見たくないものを見ないといけないこともあるしね。
力になれたのなら、それは本当にうれしいです(いや、瞼こじ開けちゃうくらいだったかな^^;)
また『きーーっ』てなることもあるかもしれないし、そのときは遠慮なく書いちゃうけど、それまではのんびりノロケを書いていこ〜。
かなさんが、なんでこれで?というのがどんなエントリーなのか気になるけど、きっと意外なものなのだろうな〜。
ということは、やっぱり、わたしは自分の好きなように書けばいいんだよね。
誰のどのツボ押すか、わからないから、お互い楽しいのかもしれないね^^
これからも頼れる読者さんでいてください^^
かなさん、コメントくれるって根拠なく思ってた(笑)
くれるといいなが正解かな^^
疑問を持ち、そうなりたい、そうなってほしいという気持ちに区切りをつけ、断ち切ることはとても勇気がいることだと思います。
ときには見たくないものを見ないといけないこともあるしね。
力になれたのなら、それは本当にうれしいです(いや、瞼こじ開けちゃうくらいだったかな^^;)
また『きーーっ』てなることもあるかもしれないし、そのときは遠慮なく書いちゃうけど、それまではのんびりノロケを書いていこ〜。
かなさんが、なんでこれで?というのがどんなエントリーなのか気になるけど、きっと意外なものなのだろうな〜。
ということは、やっぱり、わたしは自分の好きなように書けばいいんだよね。
誰のどのツボ押すか、わからないから、お互い楽しいのかもしれないね^^
これからも頼れる読者さんでいてください^^
木蓮さん
やった、木蓮さんも来てくれた!!
うんうん、ちょっと夏バテ気味なのかもしれないので、ひとまずお休みします。
でも、何事も絶対はないから、また普通に怒りエントリーを上げるかもしれないけど、そのときは大目に見ていただいて一緒に左手上げてくださいませ。
しばらくはてんこ盛りの中から毒っけだけ抜いて、甘々の甘味と舌にピリピリくる辛味のてんこ盛りをお届けいたしますが、それでも呆れずにいてね^^
お昼休みの時間を裂いて、それでもコメントをしてくれた木蓮さんの気持ちがありがたいので、ちゅっと投げますから、よけないでくださいね^^
やった、木蓮さんも来てくれた!!
うんうん、ちょっと夏バテ気味なのかもしれないので、ひとまずお休みします。
でも、何事も絶対はないから、また普通に怒りエントリーを上げるかもしれないけど、そのときは大目に見ていただいて一緒に左手上げてくださいませ。
しばらくはてんこ盛りの中から毒っけだけ抜いて、甘々の甘味と舌にピリピリくる辛味のてんこ盛りをお届けいたしますが、それでも呆れずにいてね^^
お昼休みの時間を裂いて、それでもコメントをしてくれた木蓮さんの気持ちがありがたいので、ちゅっと投げますから、よけないでくださいね^^