SMの醍醐味
非日常的な日常
このお部屋、ごく普通のラブホなのにポツンとひとつだけSMグッズがある。
椅子に拘束具がついていて両手両足を開いた状態で拘束できるのだ。
枷と椅子を鎖でつないでいるのだけど、どれも余裕のある作り。
軽くバンザイをして軽く足を開く。
鎖の長さのぶんだけ自由でもある。
怖いけど、うれしい。
那智さんがひとつずつ枷のボタンを留めていく。
太い皮(合皮だよね^^;)にズラッと並んだボタンをひとつずつ。
そんなにいっぱい留めなくてもいいのに…(笑)
4つか5つあるそれの大げさな感じに苦笑するけど、確実に自力では外すことができないことを肌で感じて、すこし不思議な気持ちになる。
いま地震が来たら大変ですね(笑)
冗談っぽく口にしながら、どこかで真剣な気持ち。
那智さんは絶対にわたしを守ってくれるという安心の中の、真剣な嘘っぱちの恐怖と、その恐怖ゆえの興奮を味わっていた。
足の開きが恥ずかしいくてできる限り両膝を近づけようとするけど、足枷の位置の足首から斜めになってボタンが留めづらいようでくいっと膝を広げられた。
そんなことさえ那智さんの思うように、であることによろこびと諦めのため息を吐く。
カバンから何かを探している。
多分、洗濯バサミ、だ。
このところ乳首へ痛みを与えられることはあまりない。
思い切りつぶされたり噛まれたりはもちろんあるけど、それは『快感につなげるための刺激』としての痛さであって、『ただ痛くする』だけの行為はしていないはずだ。
(『ただ痛くする』が結果的に快感になるのだけど、道筋が違うのです)
もしくは、痛い→体が快感の反応をする脳の動きを確認するような痛み。
とにかく、洗濯バサミのような『ただ痛くする』はしなくなって久しい。
だから、すごーーーく怖かった。
いまのわたしは、すごく痛いことを快感にする自信がないし、もともと洗濯バサミは痛くてたまらないものだった。
(でも、その痛みに支配される狂気を後日反芻しちゃうんだけどね^^;)
洗濯バサミだったらイヤだなと思うけど、ここでわたしはなにかを発したり表情に出したりしてはいけない。
那智さんに委ねるに尽きる。
だから、すべてを閉じたように静かに待っていた。
残念だったね〜(笑)
なかったようだ、心のそこからホッとする。
乳首を指でたくさん可愛がられる。
気持ちよかったり、すこし痛かったり。
恥ずかしくて気持ちよくて両手を広げたまま那智さんに体を近づけて甘えるように那智さんを舐める。
右の乳首をぎゅーっと痛く潰す。
くうっとなると、次は左、右はやさしく。
左右交互に苦痛と快感を与えられ、自分がどうなっているのわからなくて混乱する。
次は電マ。
最初から強めだった。
すぐイク。
続けて。
おしっこが出る。
でもベッドじゃないから、すこし気持ちが楽だ。
次々大波が来る。
一度最大のものが来て、たぶん、これから先は苦痛の時間になりそだと思って、休憩をお願いする。
はい、休憩ね(笑)
そういって、クリトリス以外の周りを電マで刺激する。
そのうち一番敏感なところに戻る。
この繰り返し。
何度もイッてもいいですか?と絶叫して、もう無理!!!と懇願する。
苦しい苦しいと訴えて、ちぎれんばかりに鎖に力を込める。
SMの醍醐味。
これをSMといっていいか知らないけど。
恥も外聞も捨てて、思い切り『訴える』。
地団駄を踏んで甘える。
心も体も七転八倒できること。
これがSMの醍醐味だ。
それを安心の中でできることにわたしは幸福を感じていた。
七転八倒してぐったりしながら
那智さん、汗かいちゃってます
というと、汗びっしょりの体を拭き拭きしてもらえることは、SMではなく『那智さんの醍醐味』のひとつです^^
<関連エントリー>
マゾを楽しもう
「等式」「SMの醍醐味」感想です。大上段に構えたタイトルで恥ずかしいのですが(笑)左右の乳房を痛覚と単純な快感を同時に可愛がるとどうなるのか楽しかったです。ただ、左右の手を別の動きをするのは難しかった(笑)練習しないと❗
このお部屋、ごく普通のラブホなのにポツンとひとつだけSMグッズがある。
椅子に拘束具がついていて両手両足を開いた状態で拘束できるのだ。
枷と椅子を鎖でつないでいるのだけど、どれも余裕のある作り。
軽くバンザイをして軽く足を開く。
鎖の長さのぶんだけ自由でもある。
怖いけど、うれしい。
那智さんがひとつずつ枷のボタンを留めていく。
太い皮(合皮だよね^^;)にズラッと並んだボタンをひとつずつ。
そんなにいっぱい留めなくてもいいのに…(笑)
4つか5つあるそれの大げさな感じに苦笑するけど、確実に自力では外すことができないことを肌で感じて、すこし不思議な気持ちになる。
いま地震が来たら大変ですね(笑)
冗談っぽく口にしながら、どこかで真剣な気持ち。
那智さんは絶対にわたしを守ってくれるという安心の中の、真剣な嘘っぱちの恐怖と、その恐怖ゆえの興奮を味わっていた。
足の開きが恥ずかしいくてできる限り両膝を近づけようとするけど、足枷の位置の足首から斜めになってボタンが留めづらいようでくいっと膝を広げられた。
そんなことさえ那智さんの思うように、であることによろこびと諦めのため息を吐く。
カバンから何かを探している。
多分、洗濯バサミ、だ。
このところ乳首へ痛みを与えられることはあまりない。
思い切りつぶされたり噛まれたりはもちろんあるけど、それは『快感につなげるための刺激』としての痛さであって、『ただ痛くする』だけの行為はしていないはずだ。
(『ただ痛くする』が結果的に快感になるのだけど、道筋が違うのです)
もしくは、痛い→体が快感の反応をする脳の動きを確認するような痛み。
とにかく、洗濯バサミのような『ただ痛くする』はしなくなって久しい。
だから、すごーーーく怖かった。
いまのわたしは、すごく痛いことを快感にする自信がないし、もともと洗濯バサミは痛くてたまらないものだった。
(でも、その痛みに支配される狂気を後日反芻しちゃうんだけどね^^;)
洗濯バサミだったらイヤだなと思うけど、ここでわたしはなにかを発したり表情に出したりしてはいけない。
那智さんに委ねるに尽きる。
だから、すべてを閉じたように静かに待っていた。
残念だったね〜(笑)
なかったようだ、心のそこからホッとする。
乳首を指でたくさん可愛がられる。
気持ちよかったり、すこし痛かったり。
恥ずかしくて気持ちよくて両手を広げたまま那智さんに体を近づけて甘えるように那智さんを舐める。
右の乳首をぎゅーっと痛く潰す。
くうっとなると、次は左、右はやさしく。
左右交互に苦痛と快感を与えられ、自分がどうなっているのわからなくて混乱する。
次は電マ。
最初から強めだった。
すぐイク。
続けて。
おしっこが出る。
でもベッドじゃないから、すこし気持ちが楽だ。
次々大波が来る。
一度最大のものが来て、たぶん、これから先は苦痛の時間になりそだと思って、休憩をお願いする。
はい、休憩ね(笑)
そういって、クリトリス以外の周りを電マで刺激する。
そのうち一番敏感なところに戻る。
この繰り返し。
何度もイッてもいいですか?と絶叫して、もう無理!!!と懇願する。
苦しい苦しいと訴えて、ちぎれんばかりに鎖に力を込める。
SMの醍醐味。
これをSMといっていいか知らないけど。
恥も外聞も捨てて、思い切り『訴える』。
地団駄を踏んで甘える。
心も体も七転八倒できること。
これがSMの醍醐味だ。
それを安心の中でできることにわたしは幸福を感じていた。
七転八倒してぐったりしながら
那智さん、汗かいちゃってます
というと、汗びっしょりの体を拭き拭きしてもらえることは、SMではなく『那智さんの醍醐味』のひとつです^^
<関連エントリー>
マゾを楽しもう
「等式」「SMの醍醐味」感想です。大上段に構えたタイトルで恥ずかしいのですが(笑)左右の乳房を痛覚と単純な快感を同時に可愛がるとどうなるのか楽しかったです。ただ、左右の手を別の動きをするのは難しかった(笑)練習しないと❗
- 関連記事
-
- プロフィール画像 2010/10/11
- 精神の露出3『SM行為の快感』 2012/02/13
- 快感は生もの1 2011/09/01