三つ巴の夜
独特な幸福感
那智さんに孫ができた。
エントリーにもなっている。
ただ、生まれてみれば、それほどわたしの『く〜』な感じになっていない。
クラリスや架空のペットの犬やインコのほうが胸が苦しくなる。
その理由はわからないけど、いずれにしても心穏やかなほうがいい。
ときどき写真を見せてくれたりするけど、意外と平気。
那智さん本人はやっぱり可愛いみたい。
だけど、そこは『男の子』、デレデレはしていない。
これががんばってしないのか、普通にしないのか、不明。
ただ、旅先で赤ちゃん用の甚平に目がいってしまったりするらしい。
他のひとが旅先で孫に『なんでわざわざここで買う?』と近所のスーパーで安価に手に入りそうなものをお土産に選んでいるのを心の中で小馬鹿にしていたひとが(笑)
ご自分の変わりように苦笑されている。
(いちおう旅先では買わないで我慢しているらしい)
そんな話を聞いても、ヤキモチせずに面白話のまま、である。
ある日、お仕事帰りにお子さんの家にお呼ばれしてお孫さんに会いに行くことになった。
一旦帰って、バイクで行くそうだ。
那智さんのバイク移動中につながっているのは、すこしひさしぶり。
大きなバイクの音、お互い精一杯声を聞き取れるようベストを尽くし、なんとなく移動する那智さんと一緒にいるような感覚になれるこの時間をわたしはけっこう愛していた^^
ちょっと懐かしい気持ち。
時間はそれほど長くなかった。
『じゃあね〜』といった後、バイクの音が消えていった。
到着したみたい。
切れると思っていたら、切れない。
ヘルメットをしまう音、キーのじゃらじゃら、どう見てもバイクを停めてお宅に向かっている。
いつも、できる限り、わたしからは切らない。(切るときも『切りますね』といって切る)
那智さんもわかっているはずだから、切ったつもりが切れていないのか、意図的につながってくれているのか、どちらかだ。
まあ、切るべきだよね。
ずっとつながっているわけにもいかないし、お子さんのお宅にお邪魔している様子を聞くのは悪趣味、聞かれているほうだって(知らなくても)イヤだよね。
切ろう。
うん、切ろう。
ああ、でも、那智さん、言うかな。
『じいじでちゅよ〜』
とか!!
『◯ちゃん、大きくなりまちたね〜』
とか!!!!
いや、デレデレしない那智さんは言わない。
ホントに?
案外、赤ちゃんを前にしたら、そうなっちゃったりして!?
うううう。
那智さんの『でちゅよ〜』、聞きたい。
ダメ、そんな那智さんらしくないこと聞きたくない!!
ああ、那智さんの発する『でちゅよ』…
ううん、那智さんは『でちゅよ』なんて言わないもん!!
聞きたいけど、聞きたくない。
言ってほしい、言ってほしくない。
苦しいほどの怖いもの見たさ。
いや、ダメダメ、人として、盗み聞きはダメ!!
怖いもの見たさに理性が加わる。
ドアが開いたっぽい。
何を言ってるか聞き取れないけど、大人の声が聞こえる。
はああ。
那智さんの『でちゅよ』〜〜〜。
ダメ〜〜〜。
人として!!!!
切るをぽち!!!!
はああ。
切った、わたし、エラい。
聞きたいような、聞きたくないような。
言ってほしいような、言ってほしくないような。
複雑な感情と理性の三つ巴で、なかなか悶絶した夜だった。
なんでか、那智さんの『でちゅよ』萌え^^;
<関連エントリー>
史上最強
バイクの思い出
人として正しいから別で
「等式」感想です。孫の件はデレデレしてると、思われたら私の美学に反します。(笑)りん子が電源を落としたのは意外でした。(笑)
那智さんに孫ができた。
エントリーにもなっている。
ただ、生まれてみれば、それほどわたしの『く〜』な感じになっていない。
クラリスや架空のペットの犬やインコのほうが胸が苦しくなる。
その理由はわからないけど、いずれにしても心穏やかなほうがいい。
ときどき写真を見せてくれたりするけど、意外と平気。
那智さん本人はやっぱり可愛いみたい。
だけど、そこは『男の子』、デレデレはしていない。
これががんばってしないのか、普通にしないのか、不明。
ただ、旅先で赤ちゃん用の甚平に目がいってしまったりするらしい。
他のひとが旅先で孫に『なんでわざわざここで買う?』と近所のスーパーで安価に手に入りそうなものをお土産に選んでいるのを心の中で小馬鹿にしていたひとが(笑)
ご自分の変わりように苦笑されている。
(いちおう旅先では買わないで我慢しているらしい)
そんな話を聞いても、ヤキモチせずに面白話のまま、である。
ある日、お仕事帰りにお子さんの家にお呼ばれしてお孫さんに会いに行くことになった。
一旦帰って、バイクで行くそうだ。
那智さんのバイク移動中につながっているのは、すこしひさしぶり。
大きなバイクの音、お互い精一杯声を聞き取れるようベストを尽くし、なんとなく移動する那智さんと一緒にいるような感覚になれるこの時間をわたしはけっこう愛していた^^
ちょっと懐かしい気持ち。
時間はそれほど長くなかった。
『じゃあね〜』といった後、バイクの音が消えていった。
到着したみたい。
切れると思っていたら、切れない。
ヘルメットをしまう音、キーのじゃらじゃら、どう見てもバイクを停めてお宅に向かっている。
いつも、できる限り、わたしからは切らない。(切るときも『切りますね』といって切る)
那智さんもわかっているはずだから、切ったつもりが切れていないのか、意図的につながってくれているのか、どちらかだ。
まあ、切るべきだよね。
ずっとつながっているわけにもいかないし、お子さんのお宅にお邪魔している様子を聞くのは悪趣味、聞かれているほうだって(知らなくても)イヤだよね。
切ろう。
うん、切ろう。
ああ、でも、那智さん、言うかな。
『じいじでちゅよ〜』
とか!!
『◯ちゃん、大きくなりまちたね〜』
とか!!!!
いや、デレデレしない那智さんは言わない。
ホントに?
案外、赤ちゃんを前にしたら、そうなっちゃったりして!?
うううう。
那智さんの『でちゅよ〜』、聞きたい。
ダメ、そんな那智さんらしくないこと聞きたくない!!
ああ、那智さんの発する『でちゅよ』…
ううん、那智さんは『でちゅよ』なんて言わないもん!!
聞きたいけど、聞きたくない。
言ってほしい、言ってほしくない。
苦しいほどの怖いもの見たさ。
いや、ダメダメ、人として、盗み聞きはダメ!!
怖いもの見たさに理性が加わる。
ドアが開いたっぽい。
何を言ってるか聞き取れないけど、大人の声が聞こえる。
はああ。
那智さんの『でちゅよ』〜〜〜。
ダメ〜〜〜。
人として!!!!
切るをぽち!!!!
はああ。
切った、わたし、エラい。
聞きたいような、聞きたくないような。
言ってほしいような、言ってほしくないような。
複雑な感情と理性の三つ巴で、なかなか悶絶した夜だった。
なんでか、那智さんの『でちゅよ』萌え^^;
<関連エントリー>
史上最強
バイクの思い出
人として正しいから別で
「等式」感想です。孫の件はデレデレしてると、思われたら私の美学に反します。(笑)りん子が電源を落としたのは意外でした。(笑)