自信家
非日常的な日常
鞭を手にした那智さんの目がうれしそうに見開く。
今日、俺やる気だよ〜
うれしいね〜
は、はい、うれしいです。
でも、同じくらい怖いです(笑)
『脳を変える』あたりから痛いことで快感を得ることに徐々に慣れてきて、深さや早さはそれぞれでも痛みは何かしらの快感になると意識に刷り込まれているようで、以前より痛みに対する怖さは減っていると思う。
それでも、ちゃんと快感になってくれるかなという不安や、できれば早い段階でそうなってほしいなという願望はなくなるわけではないから、恐怖に怯えるというより『知っているゆえの怖さ』みたいな感じ。
まあ、何かしらの理由で快感にならなくても『ぎゃーぎゃー痛がるカタルシス』や『快感になりませんでした(ぐすん)の甘え』や、いろいろオプションはあるので、最終的にどうなっても悦楽ではあるけれど、やっぱりただ痛い時間はあまり長くは味わいたくない^^;
わああ、那智さん、うれしいですけど、怖いですよう;;
うれしそうな目に甘えてみせる。
ベッドに仰向けになり両手を広げて『だっこ』の要請。
はいはいと鞭を置き覆いかぶさってくれる。
キスをして、もい一度「どうする〜、やる気だよ〜(笑)」と笑う那智さんの楽しそうな瞳の魅力。
そういって伸びた手が乳首に触れる。
ああ、気持ちよくなる。
そう期待して興奮がふわっと膨らんだと思ったら、想像とは違う力が加えられた。
いきなり痛くするの!?
優しい愛撫はもちろん、ちょんと触れることさえしない。
つまんだ途端に強い力で潰された。
いやだ、いやだ、これからたくさん痛いことをするんだから、せめて最初に気持ちいいことしてウォーミングアップさせて。
そんなふうに首をぶんぶん振るけれど、おかまいなし、力はMAXになっていく。
もういいよう!!というほど潰された乳首を今度は押込められる。
ぎゃーーーーとのけ反り足をばんばんとベッドに打ち付ける。
わずかに腰が快感の揺れになる。
はあ、すでにけっこう目一杯。
そこで改めて鞭を取った。
また爛々と輝く目。
那智さん、うれしそう。
これから続くであろう鞭の嵐に途方に暮れる。
最初から強い力。
徐々に高める方法ではやってくれないらしい。
3発、4発と連続して打つ。
わたしの息をつかせて!!という期待と那智さんの打つ勢いの呼吸。
その呼吸が合ったとき、キスをせがみに抱きつくと、また乳首に指が伸びる。
ぎゅーーーと潰され、ぐりぐりとしごかれた。
また痛いことなの!?
甘いキスに握力MAXの圧。
我慢できずに体を離すと、また鞭をかまえる。
お尻、太もも、背中。
場所によって強弱をつけ打ち続ける。
呼吸でまたしがみつくと、潰される。
我慢できずに離れると、また鞭。
そのうちしがみつくことを諦めて鞭の痛さをやりすごそうと仰向けになると、あらわになった乳首にまた手が伸びる。
鞭と乳首への苦痛のくり返し。
痛くないことをしている時間が極端にすくない!!
何度目かくり返し。
那智さんが背を伸ばしMAXで打とうとするのが視界に入る。
バキバキバキ!!!
重い音。
無理よーーーーー!!
こんな痛いこと、普通は無理に決まってるじゃんか!!
無理よーーーー!!(笑)
あまりに人の道から外れた行いに、それを受けている自分に、思ったことをそのまま口にして笑い出す。
ぶははと吹き出す。
わはは、ねえ、那智さん、こんなの普通無理でしょ!?
クスクスと呂律の回らない言葉で訴える。
そうだねぇ
ああ、気持ちいい。
痛いはずなんだけど、痛いのだけど、気持ちいいし、なんだかたのしい。
どんなふうにおしまいになったか覚えていないくらい、たぶん、たくさん打たれてたくさん笑っていた。
この日の那智さんは『やる気』だった。
その楽しそうな目はなかなか魅力だ。
きっと『やる気』であること自体も楽しんでいたのではないかな。
じつは、那智さんはかなりハードルの高いことをしていると思う。
加虐行為自体は、そこそこの痛みも含めたら、まあ、やりたければ比較的誰でもできる。
でも、好きな女に加虐するのは、まずひとつハードルが上がる。
だって、好きな女に酷いことするなんて、ちょっと恥ずかしがらせたり、ちょっと痛がらせたりじゃない『酷いこと』だとしたら、普通はためらうし、引かれないか不安になるよね。
好きな女にそれをしても大丈夫、それを良しとする世界がSMなんだけど。
我慢して受け入れる。
あなただから受け入れる。
そうしてくれることがうれしい。
そういう精神的な許容の他に、那智さんは快感を覚える(そして、求めさせる)という肉体的な欲望を生みだそうとしているのだ。
『苦痛を我慢して受け入れさせる』ことも当然ハードル高いけど。
『相当な痛みを与えて快感にさせ、求めさせる』こともかなりハードル高いよね。
このハードルを超えようとするのは、自分と自分の女との関係と、かなりの自信が必要だと思うのだ。
そういえば、爛々と輝く目が自信に溢れていたものね。
おそらく、那智さんはわたしに対してはかなりの自信家だ(笑)
挿絵的に過去画像です^^
<関連エントリー>
脳を変える1 2 3 4
「等式」感想です。この基本の「基」の話をされても恥ずかしくてしかたがない。(笑)りん子目線のこの手のエントリーはたくさんありますがねー。もう一つ、このテンションは私自身の心身が充実していないとなれないです。
鞭を手にした那智さんの目がうれしそうに見開く。
今日、俺やる気だよ〜
うれしいね〜
は、はい、うれしいです。
でも、同じくらい怖いです(笑)
『脳を変える』あたりから痛いことで快感を得ることに徐々に慣れてきて、深さや早さはそれぞれでも痛みは何かしらの快感になると意識に刷り込まれているようで、以前より痛みに対する怖さは減っていると思う。
それでも、ちゃんと快感になってくれるかなという不安や、できれば早い段階でそうなってほしいなという願望はなくなるわけではないから、恐怖に怯えるというより『知っているゆえの怖さ』みたいな感じ。
まあ、何かしらの理由で快感にならなくても『ぎゃーぎゃー痛がるカタルシス』や『快感になりませんでした(ぐすん)の甘え』や、いろいろオプションはあるので、最終的にどうなっても悦楽ではあるけれど、やっぱりただ痛い時間はあまり長くは味わいたくない^^;
わああ、那智さん、うれしいですけど、怖いですよう;;
うれしそうな目に甘えてみせる。
ベッドに仰向けになり両手を広げて『だっこ』の要請。
はいはいと鞭を置き覆いかぶさってくれる。
キスをして、もい一度「どうする〜、やる気だよ〜(笑)」と笑う那智さんの楽しそうな瞳の魅力。
そういって伸びた手が乳首に触れる。
ああ、気持ちよくなる。
そう期待して興奮がふわっと膨らんだと思ったら、想像とは違う力が加えられた。
いきなり痛くするの!?
優しい愛撫はもちろん、ちょんと触れることさえしない。
つまんだ途端に強い力で潰された。
いやだ、いやだ、これからたくさん痛いことをするんだから、せめて最初に気持ちいいことしてウォーミングアップさせて。
そんなふうに首をぶんぶん振るけれど、おかまいなし、力はMAXになっていく。
もういいよう!!というほど潰された乳首を今度は押込められる。
ぎゃーーーーとのけ反り足をばんばんとベッドに打ち付ける。
わずかに腰が快感の揺れになる。
はあ、すでにけっこう目一杯。
そこで改めて鞭を取った。
また爛々と輝く目。
那智さん、うれしそう。
これから続くであろう鞭の嵐に途方に暮れる。
最初から強い力。
徐々に高める方法ではやってくれないらしい。
3発、4発と連続して打つ。
わたしの息をつかせて!!という期待と那智さんの打つ勢いの呼吸。
その呼吸が合ったとき、キスをせがみに抱きつくと、また乳首に指が伸びる。
ぎゅーーーと潰され、ぐりぐりとしごかれた。
また痛いことなの!?
甘いキスに握力MAXの圧。
我慢できずに体を離すと、また鞭をかまえる。
お尻、太もも、背中。
場所によって強弱をつけ打ち続ける。
呼吸でまたしがみつくと、潰される。
我慢できずに離れると、また鞭。
そのうちしがみつくことを諦めて鞭の痛さをやりすごそうと仰向けになると、あらわになった乳首にまた手が伸びる。
鞭と乳首への苦痛のくり返し。
痛くないことをしている時間が極端にすくない!!
何度目かくり返し。
那智さんが背を伸ばしMAXで打とうとするのが視界に入る。
バキバキバキ!!!
重い音。
無理よーーーーー!!
こんな痛いこと、普通は無理に決まってるじゃんか!!
無理よーーーー!!(笑)
あまりに人の道から外れた行いに、それを受けている自分に、思ったことをそのまま口にして笑い出す。
ぶははと吹き出す。
わはは、ねえ、那智さん、こんなの普通無理でしょ!?
クスクスと呂律の回らない言葉で訴える。
そうだねぇ
ああ、気持ちいい。
痛いはずなんだけど、痛いのだけど、気持ちいいし、なんだかたのしい。
どんなふうにおしまいになったか覚えていないくらい、たぶん、たくさん打たれてたくさん笑っていた。
この日の那智さんは『やる気』だった。
その楽しそうな目はなかなか魅力だ。
きっと『やる気』であること自体も楽しんでいたのではないかな。
じつは、那智さんはかなりハードルの高いことをしていると思う。
加虐行為自体は、そこそこの痛みも含めたら、まあ、やりたければ比較的誰でもできる。
でも、好きな女に加虐するのは、まずひとつハードルが上がる。
だって、好きな女に酷いことするなんて、ちょっと恥ずかしがらせたり、ちょっと痛がらせたりじゃない『酷いこと』だとしたら、普通はためらうし、引かれないか不安になるよね。
好きな女にそれをしても大丈夫、それを良しとする世界がSMなんだけど。
我慢して受け入れる。
あなただから受け入れる。
そうしてくれることがうれしい。
そういう精神的な許容の他に、那智さんは快感を覚える(そして、求めさせる)という肉体的な欲望を生みだそうとしているのだ。
『苦痛を我慢して受け入れさせる』ことも当然ハードル高いけど。
『相当な痛みを与えて快感にさせ、求めさせる』こともかなりハードル高いよね。
このハードルを超えようとするのは、自分と自分の女との関係と、かなりの自信が必要だと思うのだ。
そういえば、爛々と輝く目が自信に溢れていたものね。
おそらく、那智さんはわたしに対してはかなりの自信家だ(笑)
挿絵的に過去画像です^^
<関連エントリー>
脳を変える1 2 3 4
「等式」感想です。この基本の「基」の話をされても恥ずかしくてしかたがない。(笑)りん子目線のこの手のエントリーはたくさんありますがねー。もう一つ、このテンションは私自身の心身が充実していないとなれないです。
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COMMENT
サディストさんは自信家であってもらわないと私は困るかなーと…
自信なさげに鞭振るわれたら恐ろしくて恐ろしくて…
それなら自信満々お目々爛々でわーいと鞭振るってくださいなと思います!!!!
最近は乳首抓りが多分暁さんのブームなのか
ぎゅうぎゅうギリギリとやってくれますが
…その時の顔もお目々爛々です
かなり抓り方強くなってるので、そこまでしても楽しめるように育てた自信もあるのだなぁと思います。
自信なさげに鞭振るわれたら恐ろしくて恐ろしくて…
それなら自信満々お目々爛々でわーいと鞭振るってくださいなと思います!!!!
最近は乳首抓りが多分暁さんのブームなのか
ぎゅうぎゅうギリギリとやってくれますが
…その時の顔もお目々爛々です
かなり抓り方強くなってるので、そこまでしても楽しめるように育てた自信もあるのだなぁと思います。
灯里さん
そうね〜、恐る恐るされたら違った意味で怖いよね^^;
サディストさんには自信を持って行ってほしいです!
那智さんは、あんな方法でわたしに快感を与えることができるという自信のようなものを感じます。
これはどちらかというと、わたしどうのこうのではなくて、那智さん自身の力量と精神に対する自信みたいなものかな。
『りん子を快感に溺れさせる』自信?みたいな感じです。
あの目はそんなものでした(^-^)
乳首、痛いよねー!?
痛いくせに、なんで感じるのか、わからないけど^^;
そうね〜、恐る恐るされたら違った意味で怖いよね^^;
サディストさんには自信を持って行ってほしいです!
那智さんは、あんな方法でわたしに快感を与えることができるという自信のようなものを感じます。
これはどちらかというと、わたしどうのこうのではなくて、那智さん自身の力量と精神に対する自信みたいなものかな。
『りん子を快感に溺れさせる』自信?みたいな感じです。
あの目はそんなものでした(^-^)
乳首、痛いよねー!?
痛いくせに、なんで感じるのか、わからないけど^^;