脳を変える2
非日常的な日常
今日も浴衣だった。
同じことをくり返さない那智さんにしてはめずらしい。
もうしばらくは(けっこう何年も^^;)ないかなと思っていたけど、敢えてすぐというのも、ある意味那智さんらしい。
前回、浴衣緊縛で感じた希有な感覚をまた味わいたいという短絡的な判断はくださない人だから、もしかしたら、あの感覚を再確認するつもりだったのかもしれない。
それでも、やっぱり淡いピンクの浴衣の肌触りやヒラヒラ揺れる裾に拘束はうれしい。
那智さんの意図を計るのはやめて自分の感覚に目を向ける。
後手縛りってヤツをする。
そのまま頭と腰を抱きかかえ優しくベッドに寝かせてもらう。
揃えた足の膝のあたりでまとめて一括り。
今日は両手両足が不自由になった。
仰向けでいると後ろ手に組んだ腕に負担がかかるから横向きになる。
背後で那智さんがお道具を準備する気配を感じながらのこの時間もいい。
枕に乗せた頭と左肩に体重がかかるのがわかる。
この体勢も長くなるとつらいかなとぼんやり思う。
準備を終えた那智さんの手には洗濯バサミ。
ああ、洗濯バサミは、ちょっと最近苦手だ。
両手足不自由な状態で痛いことは耐えられないような気がして不安になって「那智さん、洗濯バサミは痛いです」と挟む前から恐怖を口にして弱気だ。
そうだね、痛いね
優しく言いながら挟む。
ああああ、痛い、すぐに痛い。
痺れてうっ血する乳首は洗濯バサミの中で腫れ上がり、いっそう痛さも増す。
じーーんとする痛みがクレッシェンドで続くのだ。
数秒、ほんの、数秒だった。
びくん。
体が快感の反応。
驚く。
こんなに痛いのに。
ううん、いままでだって痛いことで散々快感を得てきたから、めずらしいことではないのだけど、わずかな数秒で『快感』の自覚なく、体が快感の反応を示すことはとてもめずらしい。
鞭やなんちゃって乗馬鞭のような打撃系では2回ほど記憶はあるけれど、それ以外の苦痛、とくに最近苦手な洗濯バサミでそうなるのははじめてだったから、戸惑った。
痛いという自分の感覚と相反する体の反応に戸惑い、その快感の反応に意識を向けることをためらわせる。
なぜなら、もしこのまま快感を得てしまったとしたら挟む時間が長くなる、そして、いつもの通り外した後で乳首を潰すのであれば、とんでもない苦痛を味わうことは目に見えているからだ。
(そのパニックも、病み付きになるのだけども)
先のことを考えて快感を受け入れることをためらわせる。
その間もじんじんと痺れる乳首と揺れる腰に冷静な判断をくだす余裕はなくなってくる。
痛いです
と訴え、ビクンと腰が揺れる。
このくり返し。
あまりに痛い。
その先も怖い。
『痛すぎます』のセーフワードを言ってしまいたい。
たぶん、まだ耐えられるだろうけど、先を考えてしまって。
那智さん、痛いのは痛いけど、まだ大丈夫といえば大丈夫なんですけど、外したら潰すことを考えたら、手前で『痛すぎます』を言ってしまいそうです
途切れ途切れに伝える。
潰されるか潰されないか考えないの
背後に横たわりスマホをいじったり、髪を撫でたりしながら、そう促される。
そうか、考えたらいけないんだ。
『潰さないよ』とは約束してくれなかった。
でも、考えないようにすると指示をされたから、わたしの思考回路はその通りに動く。
先のことは考えない。
指で潰されるのと違うのは、洗濯バサミは『疲れない』ということだ。
ずっと同じ力を加えてくる。
痛い、痛い、とにかく痛い。
だけど、もう先を考えないと決まったのだから、わたしは自分の海にどっぷり沈む。
痛いと訴えると那智さんは優しく髪を撫で、キスをしてくれる。
そんなことで紛らわすことできないようと思いながら、体は違う反応をする。
痛いのは痛い、耐えられないほど痛い、だけど、体が快感の反応をするのだ。
痛いけど気持ちいいとか痛いことが気持ちいいのではなくて、痛いのに『体が快感の反応をする』。
『痛いのに、痛いことで体が快感の反応をする快感』
乳首は千切れるほど痛いのに、おまんこから溢れ浴衣を濡らし、喘ぎ、腰をすり合わせ、恍惚の快感に漂う。
もうどれくらいの時間こうしているのかわからない。
どこも触られていないのに洗濯バサミで乳首を強烈に挟まれ続けるだけでただただ快感だった。
一瞬我に返り、『痛すぎます』を発する。
潰されるかもしれないと頭をかすめるけど、ほとんど理性のないわたしには考えを複雑化させることはできなかった。
そっと外されて、まず最初のぎゅううっとする痛み。
そこまでだった、那智さんは潰さなかった。
すこし、ホッとした。
朦朧とする中、浴衣に手を入れおまんこを確認される。
太ももやお尻に至るまでおかしいくらい濡れている、もちろん浴衣も。
満足そうな那智さん。
気がつけば膝を括っていた縄が緩んでいた。
那智さん、ほどけてます
そうだね
再び膝を括り、新しい縄で足首も拘束した。
まだ終わらないのか。
言葉を発して、少し覚醒してしまった視界にまた洗濯バサミ。
次は右の乳首だ。
ああ、無理です。
たしかに、いまものすごい快感の反応をしましたけど、少し覚醒してしまって、一度終わって気が緩んだ状態であの苦痛をまた一からくり返すのは怖すぎる。
ぶんぶんと首を振り厳しいを伝えても、もちろん聞いてもらえるはずもない。
なんのためらいもなく右の乳首を潰した。
痛い、痛い!!
さっき味わった苦痛のリピート。
だけど、さっきより早く深く確実に快感の反応。
喘ぎ声を上げ、腰がガクガク震える。
痛いのに勝手に体が快感の反応をして、わたしどうなっているのだろう。
自分がどうなってしまうのか、すこし怖くなった。
那智さんの右手が背後から伸び、まだすこし痺れが残っている(であろう)左の乳首に触れた。
ちょん、ちょんと軽く触れる。
うわーーーーーーー
快感があまりに大きすぎて混乱する。
右の乳首は強烈に痛い、それを覆いかぶさるように左は強烈な快感だ。
優しく丁寧に愛撫される左の乳首。
たぶん、大声を上げていると思う。
快感の絶叫をしているはずだ。
揺れる腰に合わせて洗濯バサミも揺れて乳首を痛めつけているはずだろうけど、もう、何がなんだかわからない。
痛みと快感が一塊になり、自分の感覚が快感に支配されているような、ただただ混乱の中、終わりの記憶がないほどの時間だった。
この後、肩の関節が痛くなってきたので後手縛りは解き、前で両手首を縛り直し、足の拘束は解いて、電マ、アナルセックス、普通のセックスと怒濤の時間が続くのでした^^
(ここ端折る!!あ、ちゃんとアナルセックスの後は1回洗いますよ)
次回からはこの快感の総括です〜^^
「等式」感想です。私の性行為のモチベーションとは。 1.心からの欲望としてしたい。 2.生理的に出したい。 3.相手の満足のため。(もたない含む) 4.お互いに触れたい、体のコミュニケーションをしたい。 5.「プレゼント」して相手を喜ばし、性的ことに結び付けたいと思う。 6.好き
今日も浴衣だった。
同じことをくり返さない那智さんにしてはめずらしい。
もうしばらくは(けっこう何年も^^;)ないかなと思っていたけど、敢えてすぐというのも、ある意味那智さんらしい。
前回、浴衣緊縛で感じた希有な感覚をまた味わいたいという短絡的な判断はくださない人だから、もしかしたら、あの感覚を再確認するつもりだったのかもしれない。
それでも、やっぱり淡いピンクの浴衣の肌触りやヒラヒラ揺れる裾に拘束はうれしい。
那智さんの意図を計るのはやめて自分の感覚に目を向ける。
後手縛りってヤツをする。
そのまま頭と腰を抱きかかえ優しくベッドに寝かせてもらう。
揃えた足の膝のあたりでまとめて一括り。
今日は両手両足が不自由になった。
仰向けでいると後ろ手に組んだ腕に負担がかかるから横向きになる。
背後で那智さんがお道具を準備する気配を感じながらのこの時間もいい。
枕に乗せた頭と左肩に体重がかかるのがわかる。
この体勢も長くなるとつらいかなとぼんやり思う。
準備を終えた那智さんの手には洗濯バサミ。
ああ、洗濯バサミは、ちょっと最近苦手だ。
両手足不自由な状態で痛いことは耐えられないような気がして不安になって「那智さん、洗濯バサミは痛いです」と挟む前から恐怖を口にして弱気だ。
そうだね、痛いね
優しく言いながら挟む。
ああああ、痛い、すぐに痛い。
痺れてうっ血する乳首は洗濯バサミの中で腫れ上がり、いっそう痛さも増す。
じーーんとする痛みがクレッシェンドで続くのだ。
数秒、ほんの、数秒だった。
びくん。
体が快感の反応。
驚く。
こんなに痛いのに。
ううん、いままでだって痛いことで散々快感を得てきたから、めずらしいことではないのだけど、わずかな数秒で『快感』の自覚なく、体が快感の反応を示すことはとてもめずらしい。
鞭やなんちゃって乗馬鞭のような打撃系では2回ほど記憶はあるけれど、それ以外の苦痛、とくに最近苦手な洗濯バサミでそうなるのははじめてだったから、戸惑った。
痛いという自分の感覚と相反する体の反応に戸惑い、その快感の反応に意識を向けることをためらわせる。
なぜなら、もしこのまま快感を得てしまったとしたら挟む時間が長くなる、そして、いつもの通り外した後で乳首を潰すのであれば、とんでもない苦痛を味わうことは目に見えているからだ。
(そのパニックも、病み付きになるのだけども)
先のことを考えて快感を受け入れることをためらわせる。
その間もじんじんと痺れる乳首と揺れる腰に冷静な判断をくだす余裕はなくなってくる。
痛いです
と訴え、ビクンと腰が揺れる。
このくり返し。
あまりに痛い。
その先も怖い。
『痛すぎます』のセーフワードを言ってしまいたい。
たぶん、まだ耐えられるだろうけど、先を考えてしまって。
那智さん、痛いのは痛いけど、まだ大丈夫といえば大丈夫なんですけど、外したら潰すことを考えたら、手前で『痛すぎます』を言ってしまいそうです
途切れ途切れに伝える。
潰されるか潰されないか考えないの
背後に横たわりスマホをいじったり、髪を撫でたりしながら、そう促される。
そうか、考えたらいけないんだ。
『潰さないよ』とは約束してくれなかった。
でも、考えないようにすると指示をされたから、わたしの思考回路はその通りに動く。
先のことは考えない。
指で潰されるのと違うのは、洗濯バサミは『疲れない』ということだ。
ずっと同じ力を加えてくる。
痛い、痛い、とにかく痛い。
だけど、もう先を考えないと決まったのだから、わたしは自分の海にどっぷり沈む。
痛いと訴えると那智さんは優しく髪を撫で、キスをしてくれる。
そんなことで紛らわすことできないようと思いながら、体は違う反応をする。
痛いのは痛い、耐えられないほど痛い、だけど、体が快感の反応をするのだ。
痛いけど気持ちいいとか痛いことが気持ちいいのではなくて、痛いのに『体が快感の反応をする』。
『痛いのに、痛いことで体が快感の反応をする快感』
乳首は千切れるほど痛いのに、おまんこから溢れ浴衣を濡らし、喘ぎ、腰をすり合わせ、恍惚の快感に漂う。
もうどれくらいの時間こうしているのかわからない。
どこも触られていないのに洗濯バサミで乳首を強烈に挟まれ続けるだけでただただ快感だった。
一瞬我に返り、『痛すぎます』を発する。
潰されるかもしれないと頭をかすめるけど、ほとんど理性のないわたしには考えを複雑化させることはできなかった。
そっと外されて、まず最初のぎゅううっとする痛み。
そこまでだった、那智さんは潰さなかった。
すこし、ホッとした。
朦朧とする中、浴衣に手を入れおまんこを確認される。
太ももやお尻に至るまでおかしいくらい濡れている、もちろん浴衣も。
満足そうな那智さん。
気がつけば膝を括っていた縄が緩んでいた。
那智さん、ほどけてます
そうだね
再び膝を括り、新しい縄で足首も拘束した。
まだ終わらないのか。
言葉を発して、少し覚醒してしまった視界にまた洗濯バサミ。
次は右の乳首だ。
ああ、無理です。
たしかに、いまものすごい快感の反応をしましたけど、少し覚醒してしまって、一度終わって気が緩んだ状態であの苦痛をまた一からくり返すのは怖すぎる。
ぶんぶんと首を振り厳しいを伝えても、もちろん聞いてもらえるはずもない。
なんのためらいもなく右の乳首を潰した。
痛い、痛い!!
さっき味わった苦痛のリピート。
だけど、さっきより早く深く確実に快感の反応。
喘ぎ声を上げ、腰がガクガク震える。
痛いのに勝手に体が快感の反応をして、わたしどうなっているのだろう。
自分がどうなってしまうのか、すこし怖くなった。
那智さんの右手が背後から伸び、まだすこし痺れが残っている(であろう)左の乳首に触れた。
ちょん、ちょんと軽く触れる。
うわーーーーーーー
快感があまりに大きすぎて混乱する。
右の乳首は強烈に痛い、それを覆いかぶさるように左は強烈な快感だ。
優しく丁寧に愛撫される左の乳首。
たぶん、大声を上げていると思う。
快感の絶叫をしているはずだ。
揺れる腰に合わせて洗濯バサミも揺れて乳首を痛めつけているはずだろうけど、もう、何がなんだかわからない。
痛みと快感が一塊になり、自分の感覚が快感に支配されているような、ただただ混乱の中、終わりの記憶がないほどの時間だった。
この後、肩の関節が痛くなってきたので後手縛りは解き、前で両手首を縛り直し、足の拘束は解いて、電マ、アナルセックス、普通のセックスと怒濤の時間が続くのでした^^
(ここ端折る!!あ、ちゃんとアナルセックスの後は1回洗いますよ)
次回からはこの快感の総括です〜^^
「等式」感想です。私の性行為のモチベーションとは。 1.心からの欲望としてしたい。 2.生理的に出したい。 3.相手の満足のため。(もたない含む) 4.お互いに触れたい、体のコミュニケーションをしたい。 5.「プレゼント」して相手を喜ばし、性的ことに結び付けたいと思う。 6.好き
COMMENT
りん子さん、はじめまして。
舞娘といいます。
30歳代のMです。
痛いのは苦手だったのですが、、、。
最近、乳首を強く摘ままれたり潰されたり、体のあちこちのお肉を強く掴まれたりして痛みで叫びながら、今までにないくらい感じている自分に気がついたところです。
「乳首が黒くなったり大きくなったりしないかなあ」と調べるつもりでこちらに行きつき、 「惹かれ合う理由」を読み耽ってしまいました(乳首についての不安はどうでもよくなりました笑)。
父のことや男性のこと等とてもシンパシーを感じる部分があり、それを繊細に誠実に表現なさっているので私自身の頭や感情の整理にもなりました。
「痛み」って、想像もつかない反応をしますよね。
私はまさか自分が痛みで叫んだり涙を流したりしながら解放感や快感、相手に甘えている感覚を味わうとは思いませんでした(我慢強い性格なので痛みにも強いはずなのに)。
長くなってしまいそうなので、この辺で失礼します。
またコメントさせて頂くかもしれませんが、よろしくお願いします。
舞娘といいます。
30歳代のMです。
痛いのは苦手だったのですが、、、。
最近、乳首を強く摘ままれたり潰されたり、体のあちこちのお肉を強く掴まれたりして痛みで叫びながら、今までにないくらい感じている自分に気がついたところです。
「乳首が黒くなったり大きくなったりしないかなあ」と調べるつもりでこちらに行きつき、 「惹かれ合う理由」を読み耽ってしまいました(乳首についての不安はどうでもよくなりました笑)。
父のことや男性のこと等とてもシンパシーを感じる部分があり、それを繊細に誠実に表現なさっているので私自身の頭や感情の整理にもなりました。
「痛み」って、想像もつかない反応をしますよね。
私はまさか自分が痛みで叫んだり涙を流したりしながら解放感や快感、相手に甘えている感覚を味わうとは思いませんでした(我慢強い性格なので痛みにも強いはずなのに)。
長くなってしまいそうなので、この辺で失礼します。
またコメントさせて頂くかもしれませんが、よろしくお願いします。
舞娘さん
はじめまして、ようこそおいでくださいました♪
コメント、ありがとうございます!
普通ならこんなにたくさん記事があれば、それを見ただけで敬遠してしまいそうなのに読んでくださってとてもうれしいです!
父のことや男性に対することにも共感していただけて、ああ、自分だけじゃなかったのだなって改めて安堵します。
痛みは不思議ですね。
痛いことで快感や幸福を感じることだけでも不思議なのに、そのときそのとき感じるものも変化していくので、それも不思議です。
舞娘さんの快感や幸福を大事にしてくださいね^^
ところで、乳首で見つけてくれたという経緯もなんだかニヤけてしまいますが(笑)
えっと、乳首は変化しますよ〜(笑)
ちょっとだけ大きくなりました^^;
でも、頻度や強度で変化のスピードも違ってくると思うけど、10年かけてそうなっていったので、そんなに心配しなくてもいいかも?と希望的観測でアドバイスです(笑)
これからも、これ!と思うエントリーがあったらぜひコメントくださいね^^
はじめまして、ようこそおいでくださいました♪
コメント、ありがとうございます!
普通ならこんなにたくさん記事があれば、それを見ただけで敬遠してしまいそうなのに読んでくださってとてもうれしいです!
父のことや男性に対することにも共感していただけて、ああ、自分だけじゃなかったのだなって改めて安堵します。
痛みは不思議ですね。
痛いことで快感や幸福を感じることだけでも不思議なのに、そのときそのとき感じるものも変化していくので、それも不思議です。
舞娘さんの快感や幸福を大事にしてくださいね^^
ところで、乳首で見つけてくれたという経緯もなんだかニヤけてしまいますが(笑)
えっと、乳首は変化しますよ〜(笑)
ちょっとだけ大きくなりました^^;
でも、頻度や強度で変化のスピードも違ってくると思うけど、10年かけてそうなっていったので、そんなに心配しなくてもいいかも?と希望的観測でアドバイスです(笑)
これからも、これ!と思うエントリーがあったらぜひコメントくださいね^^