夏の旅行2
独特な幸福感
なんとか無事に席に着いてからの一時間半。
もう、那智さんやりたい放題。
通路を挟んだとなりの女性ふたり組のひとりは寝ていて、もう窓際のひとりは読書をしている。
こちらの様子を伺うことはないようだった。
(のちに、推測されたのだけど、多分レズビアンのカップルみたいだった)
だから、やりたい放題^^;
ウイスキーの小瓶を出してくいっと一口。
わたしはウイスキーの類が苦手なのを知っていて無理矢理飲ませる。
いやなことを無理矢理させて楽しむというより、酔った方が楽しいよ〜というのと、いつものように、飲まないわたしとの攻防を楽しむために、半ば無理矢理勧めるのだ。
ラベルのここの線まで。
いや、ラベルの上、2mmのところまでなら飲みます。
じゃあ、1mm。
それなら一滴も飲みません!!
こんな会話をぐだぐだ。
しまいには強制口移し。
ちょっとお酒が入ると大胆さに拍車がかかる那智さん。
ワンピースの裾から手は入れる。
こそっとおちんちんを出してくわえさせる。
わたしは、もうされるがまま。
でも、那智さんにされるがままの状態は、とっても好きなのだ。
横の女性がふたりとも寝はじめてくれたから、ちょっと安心してされるがままでいられる。
そのうち、ワンピースをめくられる。
下着をあらわにされる。
ああ、どうしよう、これだけで気持ちよくなってしまう。
わたしは、いつからか露出することでとても感じるようになってしまった。
だれか通るかもしれない。
そんなことおかまいなしに、ずっとずっと下着を露出させている。
警戒と快感。
通路側の那智さんにもたれるようにして、警戒心を那智さんに預けてしまうのだ。
そうすると、気持ちいいだけになる。
なんだか、感じやすくなってしまって、困っちゃった。
そんなふうにやりたい放題で一時間半はあっという間だった。
下車駅から、今度はバスに乗って山間の温泉場へ。
前々から「きっとバスは山道を走るだろうから温泉場の手前で降りて歩こうか?途中の山道で木に括り付けてあげるよ」なんて脅かされていたから、バスに乗ってからも気が気じゃなかった(期待していたともいう?)
あまりそれに適した山道ではなく、結局まっすぐに温泉場の主要のバス停へ到着。
バスを降りて、予約してある旅館に電話を入れるとここまで迎えにきてくれるそうだ。
那智さんが早速電話をかけてくれている。
山間の温泉。
少し標高が高くなったから、空気が気持ちいい。
いま登って来た道を振り返ると弧を描くように下り坂が続く。
その向こうにこの山のふもとの街が霞んで見える。
きっとあそこから上がってきたんだ。
真夏だけど、やっぱり少し涼しい。
強い日差しと涼しい風に、ああ、ちょっと遠くまできたな〜としみじみわくわく。
お迎えのバスはほどなく到着。
那智さんのお仕事の関係の人に口を利いてもらって、この温泉場で老舗の一流旅館と言われる宿をちょっとお安く手配してもらった(那智さん、職権乱用^^)。
旅館なんて、子供の頃以来だな。
和服姿の仲居さんやら番頭さんが出迎えてくれて、大きな玄関を入る。
目の前には、体育館かってくらいの広々とした天井の高いロビー。
決して新しい建物ではないけれど、ひとつひとつの大きな余裕のある作りが贅沢な気分にさせてくれる。
まだチェックインの時間ではないけれど、手続きをして荷物を預ける手配をするために那智さんはフロントへ。
わたしはロビーに通され、ゆーったりしたソファに座って待つ。
とても感じの良いウェイトレスさんがおしぼりと梅昆布茶を出してくれて、くつろぐ。
ちらっと振り返り手配中の那智さんに視線を送り、また広いロビーに視線を戻す。
壁一面のガラスからは明るい日差しが差し込んで、お気遣いの梅昆布茶がとってもおいしい。
とても贅沢な気持ちにさせてくれる旅館だ。
荷物を預けて、いざ観光へ。
ご当地名物のおうどんをいただきに。
旅館の送迎バスは、そのうどん界隈はルートに入っていないらしく、少し手前の記念館までは連れて行ってくれるらしいので、そうする。
バスには、運転手さんとわたしたちだけ。
「運転手さん、記念館からうどん界隈までは歩いてどれくらいですか?」
「う〜ん、3kmくらいかな〜。わりとありますよ。」
「あ、そうですかぁ。もし運転手さんの業務に支障がなければ、ちょっとその界隈に近づいていただけるとありがたいんですけどね。」
おお、那智さん、交渉開始。
わたしもフォロー。
「那智さん、そんな無理を言ったら運転手さん困ってしまいますよ、ねえ、運転手さん♪」
「いやあ、まあ、大丈夫ですけどね…。」
「わあ、ほんとですか♪」
「それはありがたいです。」
「行きだけですよ^^」
「はい、もちろん、そんな無茶はいいません。」
「わあ、嬉しい^^ちょっとサンダルが不安だったから、よかったぁ♪」
この年で通用するか不明だが、精一杯の猫なで声(笑)
行きはこれで安泰。
帰りはかなりの距離(6kmはあったかな?)あるけれど、那智さんと歩くの楽しいからいいわ。
おうどんはもちろんおいしかったけど、宿の紹介をいただいていたからなんか山菜の煮付けやお漬け物らいろいろつけてくださって、日本酒と一緒にまたまた贅沢気分。
あまりの量にまた、ふたりでくすくす。
満腹になって。
いいお天気の中、いま来た道を引き返す。
夕食に向けてちょうど良い腹ごなしだわ。
途中神社があって、お参りした。
そばにわき水が溜めてあって、それが冷たくて気持ちいいの。
ひしゃくでそれをすくって、わたしの首あたりの向けて掛ける那智さん。
もう!!ワンピびしょびしょ。
暑いから気持ちいいだろ〜なんて笑ってる。
なんだか、なにもかもがおかしくて、ワンピが濡れてもきゃっきゃとはしゃいでしまう。
うどん界隈や神社を通り過ぎ、あたりに建物がなくなっていく。
車道と歩道は舗装されているけれど、両脇は林というか雑木林というか木が生い茂った山道だった。
時折、どこかの企業の保養所や整地された土地が表れるけど、それ以外は通り過ぎる車と木々をわたしたちだけ。
その長距離お散歩も楽しい。
うきうき歩いていると。
ふと、那智さんが横道に逸れた。
申し訳程度に金網のフェンスが立って、入り口らしきスペースに鎖がだらりと渡してある。
その入り口も3mはあるかな、だから、まったく塞いでいるという感じがしない。
フェンスの奥は雑木林が広がっている。
鎖の幅より少し狭いとりあえず人が歩けそうな道がその雑木林の奥に向かって伸びている。
なんのためらいもなく鎖をまたぎ、そのとりあえずの道に那智さんがずんずんと分け入っていったのだ。
さっきまでのはしゃいだ気分を鎮静させるような空気の那智さんの後を、少し不安になりながら付いて雑木林にわたしも入っていった。
なんとか無事に席に着いてからの一時間半。
もう、那智さんやりたい放題。
通路を挟んだとなりの女性ふたり組のひとりは寝ていて、もう窓際のひとりは読書をしている。
こちらの様子を伺うことはないようだった。
(のちに、推測されたのだけど、多分レズビアンのカップルみたいだった)
だから、やりたい放題^^;
ウイスキーの小瓶を出してくいっと一口。
わたしはウイスキーの類が苦手なのを知っていて無理矢理飲ませる。
いやなことを無理矢理させて楽しむというより、酔った方が楽しいよ〜というのと、いつものように、飲まないわたしとの攻防を楽しむために、半ば無理矢理勧めるのだ。
ラベルのここの線まで。
いや、ラベルの上、2mmのところまでなら飲みます。
じゃあ、1mm。
それなら一滴も飲みません!!
こんな会話をぐだぐだ。
しまいには強制口移し。
ちょっとお酒が入ると大胆さに拍車がかかる那智さん。
ワンピースの裾から手は入れる。
こそっとおちんちんを出してくわえさせる。
わたしは、もうされるがまま。
でも、那智さんにされるがままの状態は、とっても好きなのだ。
横の女性がふたりとも寝はじめてくれたから、ちょっと安心してされるがままでいられる。
そのうち、ワンピースをめくられる。
下着をあらわにされる。
ああ、どうしよう、これだけで気持ちよくなってしまう。
わたしは、いつからか露出することでとても感じるようになってしまった。
だれか通るかもしれない。
そんなことおかまいなしに、ずっとずっと下着を露出させている。
警戒と快感。
通路側の那智さんにもたれるようにして、警戒心を那智さんに預けてしまうのだ。
そうすると、気持ちいいだけになる。
なんだか、感じやすくなってしまって、困っちゃった。
そんなふうにやりたい放題で一時間半はあっという間だった。
下車駅から、今度はバスに乗って山間の温泉場へ。
前々から「きっとバスは山道を走るだろうから温泉場の手前で降りて歩こうか?途中の山道で木に括り付けてあげるよ」なんて脅かされていたから、バスに乗ってからも気が気じゃなかった(期待していたともいう?)
あまりそれに適した山道ではなく、結局まっすぐに温泉場の主要のバス停へ到着。
バスを降りて、予約してある旅館に電話を入れるとここまで迎えにきてくれるそうだ。
那智さんが早速電話をかけてくれている。
山間の温泉。
少し標高が高くなったから、空気が気持ちいい。
いま登って来た道を振り返ると弧を描くように下り坂が続く。
その向こうにこの山のふもとの街が霞んで見える。
きっとあそこから上がってきたんだ。
真夏だけど、やっぱり少し涼しい。
強い日差しと涼しい風に、ああ、ちょっと遠くまできたな〜としみじみわくわく。
お迎えのバスはほどなく到着。
那智さんのお仕事の関係の人に口を利いてもらって、この温泉場で老舗の一流旅館と言われる宿をちょっとお安く手配してもらった(那智さん、職権乱用^^)。
旅館なんて、子供の頃以来だな。
和服姿の仲居さんやら番頭さんが出迎えてくれて、大きな玄関を入る。
目の前には、体育館かってくらいの広々とした天井の高いロビー。
決して新しい建物ではないけれど、ひとつひとつの大きな余裕のある作りが贅沢な気分にさせてくれる。
まだチェックインの時間ではないけれど、手続きをして荷物を預ける手配をするために那智さんはフロントへ。
わたしはロビーに通され、ゆーったりしたソファに座って待つ。
とても感じの良いウェイトレスさんがおしぼりと梅昆布茶を出してくれて、くつろぐ。
ちらっと振り返り手配中の那智さんに視線を送り、また広いロビーに視線を戻す。
壁一面のガラスからは明るい日差しが差し込んで、お気遣いの梅昆布茶がとってもおいしい。
とても贅沢な気持ちにさせてくれる旅館だ。
荷物を預けて、いざ観光へ。
ご当地名物のおうどんをいただきに。
旅館の送迎バスは、そのうどん界隈はルートに入っていないらしく、少し手前の記念館までは連れて行ってくれるらしいので、そうする。
バスには、運転手さんとわたしたちだけ。
「運転手さん、記念館からうどん界隈までは歩いてどれくらいですか?」
「う〜ん、3kmくらいかな〜。わりとありますよ。」
「あ、そうですかぁ。もし運転手さんの業務に支障がなければ、ちょっとその界隈に近づいていただけるとありがたいんですけどね。」
おお、那智さん、交渉開始。
わたしもフォロー。
「那智さん、そんな無理を言ったら運転手さん困ってしまいますよ、ねえ、運転手さん♪」
「いやあ、まあ、大丈夫ですけどね…。」
「わあ、ほんとですか♪」
「それはありがたいです。」
「行きだけですよ^^」
「はい、もちろん、そんな無茶はいいません。」
「わあ、嬉しい^^ちょっとサンダルが不安だったから、よかったぁ♪」
この年で通用するか不明だが、精一杯の猫なで声(笑)
行きはこれで安泰。
帰りはかなりの距離(6kmはあったかな?)あるけれど、那智さんと歩くの楽しいからいいわ。
おうどんはもちろんおいしかったけど、宿の紹介をいただいていたからなんか山菜の煮付けやお漬け物らいろいろつけてくださって、日本酒と一緒にまたまた贅沢気分。
あまりの量にまた、ふたりでくすくす。
満腹になって。
いいお天気の中、いま来た道を引き返す。
夕食に向けてちょうど良い腹ごなしだわ。
途中神社があって、お参りした。
そばにわき水が溜めてあって、それが冷たくて気持ちいいの。
ひしゃくでそれをすくって、わたしの首あたりの向けて掛ける那智さん。
もう!!ワンピびしょびしょ。
暑いから気持ちいいだろ〜なんて笑ってる。
なんだか、なにもかもがおかしくて、ワンピが濡れてもきゃっきゃとはしゃいでしまう。
うどん界隈や神社を通り過ぎ、あたりに建物がなくなっていく。
車道と歩道は舗装されているけれど、両脇は林というか雑木林というか木が生い茂った山道だった。
時折、どこかの企業の保養所や整地された土地が表れるけど、それ以外は通り過ぎる車と木々をわたしたちだけ。
その長距離お散歩も楽しい。
うきうき歩いていると。
ふと、那智さんが横道に逸れた。
申し訳程度に金網のフェンスが立って、入り口らしきスペースに鎖がだらりと渡してある。
その入り口も3mはあるかな、だから、まったく塞いでいるという感じがしない。
フェンスの奥は雑木林が広がっている。
鎖の幅より少し狭いとりあえず人が歩けそうな道がその雑木林の奥に向かって伸びている。
なんのためらいもなく鎖をまたぎ、そのとりあえずの道に那智さんがずんずんと分け入っていったのだ。
さっきまでのはしゃいだ気分を鎮静させるような空気の那智さんの後を、少し不安になりながら付いて雑木林にわたしも入っていった。
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