リードを付けて1
非日常的な日常
もうかなり機は熟してる。
那智さんがいつものホテル街の数十mじゃないところでわたしをわんこにしたいと思ってから、ずいぶんわたしのあわあわや那智さん自身の心の動きを楽しんでる。
もう、それを楽しむ時期は終わりに近付いてると、那智さんもわたしも感じている。
百貨店のアクセサリー売り場?
コンビニからホテル街まで?
最近のお気に入り候補は、百貨店の側面、ショウウィンドウが並ぶ通路。
数々のブランドショップのロゴマークとガラス越しに見える上品なディスプレイ、その前をりん子をわんこにして散歩する。
那智さんが目をつけている百貨店の側面は、側面だから、正面玄関のある大通りに比べたら、人通りは若干少ない。
散歩や写真を撮る余裕が持てる。
「エ○メスの前で写真撮ったらいいだろうな〜」なんて言ってる。
ここのところデートの度に、コンビニの前や百貨店を通り過ぎるとき『やる!?』とわたしをからかい、反応を楽しんでいる。
そんな中、わたしは、また自らお墓に穴を掘ってしまった。
リードがほしいと言ってしまったの。
いままで使っていたリードは犬用のものではなく、100円ショップなどに売ってるキーチェーンのようなものを簡易リードにしていた。
M女さんのブログで犬用のしっかりしたリードを見る度に、こういうのがいいな〜と思っていたのだ。
那智さんはふたりきりのときには、首輪にリードということはあまりしないのだけど、それでも時々してもらうときには、ちゃんとしたリードがいいと思い、それを伝えたのだ。
『はい、そうですか。じゃあ、ふたりのときにしましょうね』なんてお返事が来るはずはなく。
「いいよ、買ってあげる。でも、それを買うってことは百貨店わんこを受け入れるってとこだよね〜。」
と。
ああ、確かに、いりん子のタイミングでそれをお願いするってことは、こういう流れになるよね…。
一歩先を読めない自分に、ため息。(それともしたかったのか!?笑)
那智さんが買ってくれたリードは赤とピンクの2色を編んであるもの。
最初お電話で『ショッキングピンク』と聞いたときには、黒などのシックな物をイメージしていたから、ちょっと残念だったけど。
買ってから、次のデートのときに実際見せてもらうと、とってもきれいで可愛い!!
それを付ける姿を想像して、なんだかとても嬉しくなった。
嬉しい、可愛い、付けてみたい!!
そう思うものの、それを見せられたのは、百貨店の側面。
その前に鞄から首輪を出し、『さ、付けて』と手渡された。
歩きながら首輪を付ける。
これだけ取っても、妙な光景にならないか、気になってしまう。
少しずつ百貨店に近付き、正面玄関の前に立つ。
万事休す?
開店時間前だった。
命拾いした思い。
「ああ、残念だね。」
そういって、正面玄関を横切り、ショウウィンドウが並ぶ側面に向かう。
怖々付いて行く。
角を曲がったところで、鞄から取り出しはじめてリードを見せてくれた。
嬉しい!!可愛い!!
一瞬心が跳ね上がる。
でも、いりん子こで付けることは避けたい。
百貨店の側面のショウウィンドウ。
実際立ってみると、距離がかなりある。
この距離は、さすがに那智さんも一瞬たじろいだはずだ。
そして、思った以上に人がいる。
「やる?」
小さく、でも、強く首を横に振る。
無理です、無理です、那智さん。
那智さんも、そう言ってみたものの、今日はそのテンションは低いらしい。
そばでディスプレイを直している店員さんがいることもあって、わたしの拒否は比較的あっさりと受け入れてもらった。
第一関門クリア。
でも、まだ安心できない。
面白がって、わたしにリードを渡し、掌と体であわあわと隠しながら歩かせ、そのままコンビニに。
でも、ここでも、先客が入り口前でタバコを吸っていた。
那智さんは、元々そこに人がいるときにはしないのだ。
『ケンカを売っているようだから』というのが那智さんのルール。
ということで、コンビニ前のわんこもお預け(?)
何事もなく、ホテル街に向かうのだった。
(もう、いま思えば、ホテル街の道路?やります!やります!!一般道に比べたら屁でもない…とまでは言いませんが、それほど一般道は勇気がいります)
那智さんは、知ってるの。
那智さんが『やる?』ではなく『やりなさい』と言えば、わたしがするということを。
だから、わたしの拒否は、拒否であってそうじゃない。
ただの那智さんの『楽しみ』のひとつなだけだ。
リードを買ってもらってしまった。
那智さんは、充分事前の『楽しみ』を味わったはずだ。
もう、かなり機は熟している。
ホテル街じゃないところで、わたしがわんこになるのは時間の問題だった。
引っぱりまーすm^^m
もうかなり機は熟してる。
那智さんがいつものホテル街の数十mじゃないところでわたしをわんこにしたいと思ってから、ずいぶんわたしのあわあわや那智さん自身の心の動きを楽しんでる。
もう、それを楽しむ時期は終わりに近付いてると、那智さんもわたしも感じている。
百貨店のアクセサリー売り場?
コンビニからホテル街まで?
最近のお気に入り候補は、百貨店の側面、ショウウィンドウが並ぶ通路。
数々のブランドショップのロゴマークとガラス越しに見える上品なディスプレイ、その前をりん子をわんこにして散歩する。
那智さんが目をつけている百貨店の側面は、側面だから、正面玄関のある大通りに比べたら、人通りは若干少ない。
散歩や写真を撮る余裕が持てる。
「エ○メスの前で写真撮ったらいいだろうな〜」なんて言ってる。
ここのところデートの度に、コンビニの前や百貨店を通り過ぎるとき『やる!?』とわたしをからかい、反応を楽しんでいる。
そんな中、わたしは、また自らお墓に穴を掘ってしまった。
リードがほしいと言ってしまったの。
いままで使っていたリードは犬用のものではなく、100円ショップなどに売ってるキーチェーンのようなものを簡易リードにしていた。
M女さんのブログで犬用のしっかりしたリードを見る度に、こういうのがいいな〜と思っていたのだ。
那智さんはふたりきりのときには、首輪にリードということはあまりしないのだけど、それでも時々してもらうときには、ちゃんとしたリードがいいと思い、それを伝えたのだ。
『はい、そうですか。じゃあ、ふたりのときにしましょうね』なんてお返事が来るはずはなく。
「いいよ、買ってあげる。でも、それを買うってことは百貨店わんこを受け入れるってとこだよね〜。」
と。
ああ、確かに、いりん子のタイミングでそれをお願いするってことは、こういう流れになるよね…。
一歩先を読めない自分に、ため息。(それともしたかったのか!?笑)
那智さんが買ってくれたリードは赤とピンクの2色を編んであるもの。
最初お電話で『ショッキングピンク』と聞いたときには、黒などのシックな物をイメージしていたから、ちょっと残念だったけど。
買ってから、次のデートのときに実際見せてもらうと、とってもきれいで可愛い!!
それを付ける姿を想像して、なんだかとても嬉しくなった。
嬉しい、可愛い、付けてみたい!!
そう思うものの、それを見せられたのは、百貨店の側面。
その前に鞄から首輪を出し、『さ、付けて』と手渡された。
歩きながら首輪を付ける。
これだけ取っても、妙な光景にならないか、気になってしまう。
少しずつ百貨店に近付き、正面玄関の前に立つ。
万事休す?
開店時間前だった。
命拾いした思い。
「ああ、残念だね。」
そういって、正面玄関を横切り、ショウウィンドウが並ぶ側面に向かう。
怖々付いて行く。
角を曲がったところで、鞄から取り出しはじめてリードを見せてくれた。
嬉しい!!可愛い!!
一瞬心が跳ね上がる。
でも、いりん子こで付けることは避けたい。
百貨店の側面のショウウィンドウ。
実際立ってみると、距離がかなりある。
この距離は、さすがに那智さんも一瞬たじろいだはずだ。
そして、思った以上に人がいる。
「やる?」
小さく、でも、強く首を横に振る。
無理です、無理です、那智さん。
那智さんも、そう言ってみたものの、今日はそのテンションは低いらしい。
そばでディスプレイを直している店員さんがいることもあって、わたしの拒否は比較的あっさりと受け入れてもらった。
第一関門クリア。
でも、まだ安心できない。
面白がって、わたしにリードを渡し、掌と体であわあわと隠しながら歩かせ、そのままコンビニに。
でも、ここでも、先客が入り口前でタバコを吸っていた。
那智さんは、元々そこに人がいるときにはしないのだ。
『ケンカを売っているようだから』というのが那智さんのルール。
ということで、コンビニ前のわんこもお預け(?)
何事もなく、ホテル街に向かうのだった。
(もう、いま思えば、ホテル街の道路?やります!やります!!一般道に比べたら屁でもない…とまでは言いませんが、それほど一般道は勇気がいります)
那智さんは、知ってるの。
那智さんが『やる?』ではなく『やりなさい』と言えば、わたしがするということを。
だから、わたしの拒否は、拒否であってそうじゃない。
ただの那智さんの『楽しみ』のひとつなだけだ。
リードを買ってもらってしまった。
那智さんは、充分事前の『楽しみ』を味わったはずだ。
もう、かなり機は熟している。
ホテル街じゃないところで、わたしがわんこになるのは時間の問題だった。
引っぱりまーすm^^m
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