退路を断つ時
惹かれ合う理由
私がかなわない、付いていこうと白旗を挙げたときと同じころ、那智さんの心にも変化が生じていました。
今回は、那智さんの心の変化をお話ししますね。
話題としては、面白味に欠けるかしら。
文章が、くどくなるのを避けるために、「〜だそうです。」とか「〜のようでした。」というような推測の言葉は、なるべく使わないようにしてみます。
しばらく、お付き合いくださいませ。
出会ったときから、怒濤の愛情表現を繰り広げる那智さん(笑)
「愛してる」だったり、感嘆だったり、真摯な態度だったり、時には間違いを指摘するというような、様々な方法で。
しかし、一方でこんなことも言っていた。
「変化したくない。」
自分のテンションの上下で、感情表現や、電話や会う頻度を変えたくない。
いつも同じレベルのテンションでいたい。
それは、頻度などの変化が、相手の女性を不安にさせてしまうことを避けたいと思うことから、端を発している。
それと同時に、相手に過剰に自分を好きになってもらわないような防衛策でもあった。
那智さん自身の家庭に影響が及ばないように、クールと言えば当てはまるだろうか、一定の距離を保つために、変化させないように抑制していた。
要するに、会えるのにわざと会わないようにして、頻度を調整したり、独身の子には、彼氏ができてもかまわないと言ってバランスをとったりしていた。(SMのパートナーをもう1人ということであれば、断固阻止したそうですが)
それは、私と付き合う上でも、那智さんが自身に課したスタンスだったはずだ。
まして、私は、電話やメールの頻度で一喜一憂してしまう女だったから、尚更不安にさせまいと律していたはずだった。
しかし、私と何度かの逢瀬を重ね、幾晩も会話を重ねていくうちに、この抑制が苦しくなってしまったのだ。
(高飛車な言い方になりませんように!)私に会いたい、声が聞きたい、それを抑えることが辛くなってしまったのだ。
ある日の電話で、宣言するように那智さんが言い放った。
「もう、いいか。」
「好きになるのを、我慢するのをやめよう。」
それを、那智さんは「退路を断つ」と表現した。
それには、ふたつの意味がある。
感情を堰き止めることをやめにする。
会いたいだけ会う。
その先、テンションに変化が生じても、その時考える。
そして、イコール、思い切り私に那智さんを好きにさせるという意味だ。
それによって、万が一、お互い、もしくはどちらかの家族に影響を及ぼすかもしれない。
それでも、それもすべて背負い込んででも、感情の放流を選んだのだ。
「覚悟」という言葉が、浮かぶ。
それを聞いて、私は嬉しかった。
まだ、この段階では、「永遠」なんて信じていなかった私だ。
それより、この止めどない愛情の供給を、浴びられるだけ浴びてみたいと思ったからだ。
そして、私も同じように放出したい。
好きになりすぎて、相手が重荷に感じるかもなんて、考えず感情を溢れ出したい。
それで、もしこの恋が(恋って言い方、好きじゃないとよく言われました。でも、まだこのあたりでは、愛の存在に自信なかった)短命になってしまってもかまわないとさえ思っていた。
かくして、一方では「覚悟」、一方では「短命でもかまわない」と見えているものは違うようではあるけれど、感情を制御しないという同じ行為を、お互いに受け入れたのだ。
那智さん、あれ以来、テンションは変わっていますか?
私は、いまでも、ひさしぶりに(と言っても、2、3日くらい)に声を聞いたら涙が出てしまうほど、必要な存在と思ってますが、「電話できなきゃ、死んじゃう」みたいな変なテンションではなくなってきたかしら(笑)。
でも、愛はもっと深くなっていることも、もちろんわかっていますよ♪
これは「惹かれ合う理由」かな〜、すみませんノロケだったかしら。
でも、この心の変化は那智さんにとっては、とても重要なことだったそうなので、このカテゴリにさせていただきますね。
では、今夜はこれで、おやすみなさい。
私がかなわない、付いていこうと白旗を挙げたときと同じころ、那智さんの心にも変化が生じていました。
今回は、那智さんの心の変化をお話ししますね。
話題としては、面白味に欠けるかしら。
文章が、くどくなるのを避けるために、「〜だそうです。」とか「〜のようでした。」というような推測の言葉は、なるべく使わないようにしてみます。
しばらく、お付き合いくださいませ。
出会ったときから、怒濤の愛情表現を繰り広げる那智さん(笑)
「愛してる」だったり、感嘆だったり、真摯な態度だったり、時には間違いを指摘するというような、様々な方法で。
しかし、一方でこんなことも言っていた。
「変化したくない。」
自分のテンションの上下で、感情表現や、電話や会う頻度を変えたくない。
いつも同じレベルのテンションでいたい。
それは、頻度などの変化が、相手の女性を不安にさせてしまうことを避けたいと思うことから、端を発している。
それと同時に、相手に過剰に自分を好きになってもらわないような防衛策でもあった。
那智さん自身の家庭に影響が及ばないように、クールと言えば当てはまるだろうか、一定の距離を保つために、変化させないように抑制していた。
要するに、会えるのにわざと会わないようにして、頻度を調整したり、独身の子には、彼氏ができてもかまわないと言ってバランスをとったりしていた。(SMのパートナーをもう1人ということであれば、断固阻止したそうですが)
それは、私と付き合う上でも、那智さんが自身に課したスタンスだったはずだ。
まして、私は、電話やメールの頻度で一喜一憂してしまう女だったから、尚更不安にさせまいと律していたはずだった。
しかし、私と何度かの逢瀬を重ね、幾晩も会話を重ねていくうちに、この抑制が苦しくなってしまったのだ。
(高飛車な言い方になりませんように!)私に会いたい、声が聞きたい、それを抑えることが辛くなってしまったのだ。
ある日の電話で、宣言するように那智さんが言い放った。
「もう、いいか。」
「好きになるのを、我慢するのをやめよう。」
それを、那智さんは「退路を断つ」と表現した。
それには、ふたつの意味がある。
感情を堰き止めることをやめにする。
会いたいだけ会う。
その先、テンションに変化が生じても、その時考える。
そして、イコール、思い切り私に那智さんを好きにさせるという意味だ。
それによって、万が一、お互い、もしくはどちらかの家族に影響を及ぼすかもしれない。
それでも、それもすべて背負い込んででも、感情の放流を選んだのだ。
「覚悟」という言葉が、浮かぶ。
それを聞いて、私は嬉しかった。
まだ、この段階では、「永遠」なんて信じていなかった私だ。
それより、この止めどない愛情の供給を、浴びられるだけ浴びてみたいと思ったからだ。
そして、私も同じように放出したい。
好きになりすぎて、相手が重荷に感じるかもなんて、考えず感情を溢れ出したい。
それで、もしこの恋が(恋って言い方、好きじゃないとよく言われました。でも、まだこのあたりでは、愛の存在に自信なかった)短命になってしまってもかまわないとさえ思っていた。
かくして、一方では「覚悟」、一方では「短命でもかまわない」と見えているものは違うようではあるけれど、感情を制御しないという同じ行為を、お互いに受け入れたのだ。
那智さん、あれ以来、テンションは変わっていますか?
私は、いまでも、ひさしぶりに(と言っても、2、3日くらい)に声を聞いたら涙が出てしまうほど、必要な存在と思ってますが、「電話できなきゃ、死んじゃう」みたいな変なテンションではなくなってきたかしら(笑)。
でも、愛はもっと深くなっていることも、もちろんわかっていますよ♪
これは「惹かれ合う理由」かな〜、すみませんノロケだったかしら。
でも、この心の変化は那智さんにとっては、とても重要なことだったそうなので、このカテゴリにさせていただきますね。
では、今夜はこれで、おやすみなさい。
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