渓谷旅行気分2
独特な幸福感
渓谷の散策を終え、お食事前に温泉施設で汗を流そう。
温泉施設はなかなかよかった。
明るくて清潔で、露天風呂からの景色も緑豊かで満足。
ただ、わたしはそれを満喫するのはほんのわずかな時間。
なぜなら、この後、最大のミッションが控えているからだ!
今日の最大のミッション。
それは浴衣を着つけること。
しかも、バスの時間が決まっているからミスは許されない。
何度も着付けをやり直すわけにはいかない。
時間的に余裕を持つようにするけど、実は、このミッションのハードルの高さはタイムリミットだけではないのだ。
そう、自意識過剰なわたしの己との戦いでもある。
温泉施設でいきなり浴衣の着付けを始める人なわけだ。
日帰り温泉なので、施設の浴衣とかもない、皆さんお洋服で来てお洋服で帰る中、浴衣を羽織り帯を締める。
自意識過剰なわたしは、周囲の人が『あれ?なに?あの人??』となることを想像する。
もう、絶対、かっこよく着付けないと!!
あれ?と思われたところで、華麗に見事に着つけるわたし。
最初の『あれ?』はいつしか『ステキ!』に変わる。
湯上りに美しく着付けする姿。
そうならないと、恥ずかしくてやっていられない(笑)
そんなに人は人を気にしていないよと思うけど、もうこれはわたしの特性でどうしようもないので、タイムリミットとええかっこしいとの戦いに挑むのだった。
はあ、まったく、自意識過剰のええかっこしいに辟易するよ。
とりあえず、一回帯をやり直しただけですんだ。
でも、汗を流した意味があるんだろうかってくらい汗かいたけど(笑)
ひとり悪戦苦闘して那智さんとの待ち合わせ場所に15分くらい早く着く。
待っている間もお食事処までも浴衣姿はちょっと恥ずかしかったけど、きっと似合っていると言い聞かせて、背筋を伸ばしていた。
さて、お食事処に到着。
わたしのリクエストのまずは併設しているカフェへ。
渓谷を見下ろせるこのカフェは眺めも雰囲気も最高だ。
ビールを頼んで、まず乾杯。
汗をかいてお風呂入った後だから最高!!
と、ポツポツと雨が降ってきた。
移動中じゃなくてよかったですねーなんて言っていると、あれよあれよという間に雨脚が強くなってきた。
夕立だ!!
ばしゃばしゃとカフェのウッドデッキに打ち付ける雨。
渓谷の岩場から溢れ出す水しぶき。
本当にタイミングがバッチリのハプニングに楽しい気分も一層盛り上がる。
ちょうどビールが終わる頃に雨も上がり、少し早いけど大丈夫か那智さんが確認してくれて、お食事に向かうのでした。
前回来た時とは違うお部屋とリクエストしてくれた那智さんが「リピーターだとわかったからきっといい部屋にしてくれるよ」と言っていた通り、すごーーくステキなお部屋に通してもらった。
ふたりには贅沢なほどの広さと縁側がテラスになっていて椅子とテーブルも置いてあるステキスペースになっている。
もう大喜びだ。
時々、テラスで庭を眺めたりしながら美味しくお食事をいただきました。
途中、酔った勢いで押し倒され浴衣で『あ~れ~』状態にされたけど、中にスパッツ履いていたから、はだけた裾から見えて那智さん萎えていた(すぐ脱ぎました 笑)
散策と景色とお風呂とハプニングとお食事と、どれも全部楽しくて、まるで旅行したような充実感の1日でした。
今回すごく実感したのだけど、わたしお出かけが好きになっている。
もちろん『那智さんと』であることは重要な条件ではあるけれど、それを差し引いても、自然に触れながらお出かけすること自体にワクワクしている。
昔から海派だったわたしが、那智さんと歩いた山道の記憶のおかげで海じゃないお出かけも大好きになっている。
ひとって、いくつになっても変わっていくんだね。
もしかしたら、那智さんより楽しみにしているんじゃないかってくらいなわたしであった。
まあ、なんだかんだいって『那智さんと』が大きいんだけどね^^
またお出かけしてくださいね、那智さん^^
「等式」感想です。 日帰り旅行の醍醐味は景色と食事と温泉をいかにコンパクトにまとめて充実させるか。色々なパターンを作りたいです。
渓谷の散策を終え、お食事前に温泉施設で汗を流そう。
温泉施設はなかなかよかった。
明るくて清潔で、露天風呂からの景色も緑豊かで満足。
ただ、わたしはそれを満喫するのはほんのわずかな時間。
なぜなら、この後、最大のミッションが控えているからだ!
今日の最大のミッション。
それは浴衣を着つけること。
しかも、バスの時間が決まっているからミスは許されない。
何度も着付けをやり直すわけにはいかない。
時間的に余裕を持つようにするけど、実は、このミッションのハードルの高さはタイムリミットだけではないのだ。
そう、自意識過剰なわたしの己との戦いでもある。
温泉施設でいきなり浴衣の着付けを始める人なわけだ。
日帰り温泉なので、施設の浴衣とかもない、皆さんお洋服で来てお洋服で帰る中、浴衣を羽織り帯を締める。
自意識過剰なわたしは、周囲の人が『あれ?なに?あの人??』となることを想像する。
もう、絶対、かっこよく着付けないと!!
あれ?と思われたところで、華麗に見事に着つけるわたし。
最初の『あれ?』はいつしか『ステキ!』に変わる。
湯上りに美しく着付けする姿。
そうならないと、恥ずかしくてやっていられない(笑)
そんなに人は人を気にしていないよと思うけど、もうこれはわたしの特性でどうしようもないので、タイムリミットとええかっこしいとの戦いに挑むのだった。
はあ、まったく、自意識過剰のええかっこしいに辟易するよ。
とりあえず、一回帯をやり直しただけですんだ。
でも、汗を流した意味があるんだろうかってくらい汗かいたけど(笑)
ひとり悪戦苦闘して那智さんとの待ち合わせ場所に15分くらい早く着く。
待っている間もお食事処までも浴衣姿はちょっと恥ずかしかったけど、きっと似合っていると言い聞かせて、背筋を伸ばしていた。
さて、お食事処に到着。
わたしのリクエストのまずは併設しているカフェへ。
渓谷を見下ろせるこのカフェは眺めも雰囲気も最高だ。
ビールを頼んで、まず乾杯。
汗をかいてお風呂入った後だから最高!!
と、ポツポツと雨が降ってきた。
移動中じゃなくてよかったですねーなんて言っていると、あれよあれよという間に雨脚が強くなってきた。
夕立だ!!
ばしゃばしゃとカフェのウッドデッキに打ち付ける雨。
渓谷の岩場から溢れ出す水しぶき。
本当にタイミングがバッチリのハプニングに楽しい気分も一層盛り上がる。
ちょうどビールが終わる頃に雨も上がり、少し早いけど大丈夫か那智さんが確認してくれて、お食事に向かうのでした。
前回来た時とは違うお部屋とリクエストしてくれた那智さんが「リピーターだとわかったからきっといい部屋にしてくれるよ」と言っていた通り、すごーーくステキなお部屋に通してもらった。
ふたりには贅沢なほどの広さと縁側がテラスになっていて椅子とテーブルも置いてあるステキスペースになっている。
もう大喜びだ。
時々、テラスで庭を眺めたりしながら美味しくお食事をいただきました。
途中、酔った勢いで押し倒され浴衣で『あ~れ~』状態にされたけど、中にスパッツ履いていたから、はだけた裾から見えて那智さん萎えていた(すぐ脱ぎました 笑)
散策と景色とお風呂とハプニングとお食事と、どれも全部楽しくて、まるで旅行したような充実感の1日でした。
今回すごく実感したのだけど、わたしお出かけが好きになっている。
もちろん『那智さんと』であることは重要な条件ではあるけれど、それを差し引いても、自然に触れながらお出かけすること自体にワクワクしている。
昔から海派だったわたしが、那智さんと歩いた山道の記憶のおかげで海じゃないお出かけも大好きになっている。
ひとって、いくつになっても変わっていくんだね。
もしかしたら、那智さんより楽しみにしているんじゃないかってくらいなわたしであった。
まあ、なんだかんだいって『那智さんと』が大きいんだけどね^^
またお出かけしてくださいね、那智さん^^
「等式」感想です。 日帰り旅行の醍醐味は景色と食事と温泉をいかにコンパクトにまとめて充実させるか。色々なパターンを作りたいです。
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