覚え書き
独特な幸福感
那智さん、今夜はどうしたの?
那智さんがわたしにいろいろ質問してくる。
めずらしい、どうしちゃったんですか?
声も、なんだかいつもと違う、真剣で暖かくて怖い。
いつもと違う雰囲気に、ちょっとドキドキする。
「今日会ってりん子は何が嬉しかった?」
「那智さんの足下にいられたことです。」
「あとは?」
「ビンタされたことです。」
「あとは?」
「お尻を叩かれたことです。」
「なんでビンタされて嬉しいんだろう?」
「なんででしょうね。」
「りん子は俺にどうしてほしい?」
「いまのまま変わらないでいてほしいです。」
「じゃあ、もっと具体的に、何をしてほしい?」
ためらいながらも、妄想を話す。サイトやブログで目にして気になってしまうことを。
同じ質問を那智さんにも。
「那智さんは、私に何をしたいですか?」
「何がしたいっていうか、りん子はもう俺が命令したことは何でもするだろう。スクランブル交差点でコートを脱いで裸になれって言えばするだろうし、他の男の チンポくわえろって言えばくわえるだろ?(原文のまま、打つのさえ恥ずかしい…)○○しろって言えばするだろ?(ここはちょっと伏せさせて)言うか言わな いか、別でね。だから、俺は、あとは、的確に、ぶれないで、それを指示するってだけなんだよな。」
そうですね、那智さん。
私は那智さんのいうことをきくことが、幸せで嬉しくて感じる。
もちろん、私ができること、那智さんが責任持てること、そこからは出ない話なので、その中で「何でも」です。
もっともっと大変なことをされてる人もいるでしょうから、私のできることはへなちょこな範囲のことだけど^^;
でも、嫌がることを無理矢理させたり、後戻りできないような体にしたり、は那智さんの趣味ではないから、私も委ねられるのです。
「はい、そうですね。」
「りん子さ、前は他の男にフェラチオしたりなんて、絶対無理って言ってただろ?でも、いまは俺が『しなさい』って言ったらするだろ。嬉しいだろ。」
「…、はい、最後には嬉しくなると思います。」
心の中でため息をつく。
そうですね、那智さんの「しなさい」は私の幸せ。
「最後に?いりん子の話をして、そう言われたすぐあとは嬉しくなかった?」
ああ、那智さん、なんてことを言うのですか?
自分でも見て見ぬふりをした、その僅かなわたしを針で刺すような指摘。
今度はほんとにため息をつく。
「…ああ、信じられない、わたし嬉しかったです。」
「そうだよな、もうりん子は俺の命令がなんでも嬉しいんだよね。」
「○○さん(「ゲストを招く」で登場してくださった男性)の時は、『他の男にりん子を抱かせたらどうなるか』って興味で抱かせたけど、いまの俺の気分は『俺の指示でフェラチオしたり抱かれたりしたら、りん子は喜ぶだろう』それを確認したい、なんだ。な、喜ぶだろ?」
「喜ぶでしょうか?わたし…、わかりません。でも、喜ぶのでしょうね…。」
不安を感じて問いかける。
「那智さん、なんでも思い通りになったらつまらないでしょう?」
「うん、ほんとはつまらなくなるはずなんだけど、ならないんだよね。」
人は手に入れたら、もっとエスカレートしていく生き物だ。
そして、全部叶ったら飽きることも、否めない。
そうならないと那智さんは言ってくれるから、それを信じていればいい。
やっぱりわたし犬みたいだ。
那智さんの足下にいて、那智さんと同じ方向を向いて、那智さんが一歩踏み出したらわたしも動く、那智さんのペースで歩く、行きたくない方向に行きそうになったら「わん」と吠えて考え直してもらう(ここが、けっこう厄介^^)、「那智さんと一緒」がこの上なく幸せ。
「なんで、りん子は俺がすると嬉しいだろ?」
「那智さんに全部任せて、那智さんに護ってもらってるってわかるからだと思います。」
ゆっくりと静かに、でも、しっかりとした口調で交わされた会話。
遠く離れた場所で電話で話しているはずなのに、那智さんの足下にいて語りかけられているみたい。
恐ろしい、そして幸福な会話の覚え書き。
この空気を忘れたくないから、ブログ書いてるんだね、わたし。
那智さん、今夜はどうしたの?
那智さんがわたしにいろいろ質問してくる。
めずらしい、どうしちゃったんですか?
声も、なんだかいつもと違う、真剣で暖かくて怖い。
いつもと違う雰囲気に、ちょっとドキドキする。
「今日会ってりん子は何が嬉しかった?」
「那智さんの足下にいられたことです。」
「あとは?」
「ビンタされたことです。」
「あとは?」
「お尻を叩かれたことです。」
「なんでビンタされて嬉しいんだろう?」
「なんででしょうね。」
「りん子は俺にどうしてほしい?」
「いまのまま変わらないでいてほしいです。」
「じゃあ、もっと具体的に、何をしてほしい?」
ためらいながらも、妄想を話す。サイトやブログで目にして気になってしまうことを。
同じ質問を那智さんにも。
「那智さんは、私に何をしたいですか?」
「何がしたいっていうか、りん子はもう俺が命令したことは何でもするだろう。スクランブル交差点でコートを脱いで裸になれって言えばするだろうし、他の男の チンポくわえろって言えばくわえるだろ?(原文のまま、打つのさえ恥ずかしい…)○○しろって言えばするだろ?(ここはちょっと伏せさせて)言うか言わな いか、別でね。だから、俺は、あとは、的確に、ぶれないで、それを指示するってだけなんだよな。」
そうですね、那智さん。
私は那智さんのいうことをきくことが、幸せで嬉しくて感じる。
もちろん、私ができること、那智さんが責任持てること、そこからは出ない話なので、その中で「何でも」です。
もっともっと大変なことをされてる人もいるでしょうから、私のできることはへなちょこな範囲のことだけど^^;
でも、嫌がることを無理矢理させたり、後戻りできないような体にしたり、は那智さんの趣味ではないから、私も委ねられるのです。
「はい、そうですね。」
「りん子さ、前は他の男にフェラチオしたりなんて、絶対無理って言ってただろ?でも、いまは俺が『しなさい』って言ったらするだろ。嬉しいだろ。」
「…、はい、最後には嬉しくなると思います。」
心の中でため息をつく。
そうですね、那智さんの「しなさい」は私の幸せ。
「最後に?いりん子の話をして、そう言われたすぐあとは嬉しくなかった?」
ああ、那智さん、なんてことを言うのですか?
自分でも見て見ぬふりをした、その僅かなわたしを針で刺すような指摘。
今度はほんとにため息をつく。
「…ああ、信じられない、わたし嬉しかったです。」
「そうだよな、もうりん子は俺の命令がなんでも嬉しいんだよね。」
「○○さん(「ゲストを招く」で登場してくださった男性)の時は、『他の男にりん子を抱かせたらどうなるか』って興味で抱かせたけど、いまの俺の気分は『俺の指示でフェラチオしたり抱かれたりしたら、りん子は喜ぶだろう』それを確認したい、なんだ。な、喜ぶだろ?」
「喜ぶでしょうか?わたし…、わかりません。でも、喜ぶのでしょうね…。」
不安を感じて問いかける。
「那智さん、なんでも思い通りになったらつまらないでしょう?」
「うん、ほんとはつまらなくなるはずなんだけど、ならないんだよね。」
人は手に入れたら、もっとエスカレートしていく生き物だ。
そして、全部叶ったら飽きることも、否めない。
そうならないと那智さんは言ってくれるから、それを信じていればいい。
やっぱりわたし犬みたいだ。
那智さんの足下にいて、那智さんと同じ方向を向いて、那智さんが一歩踏み出したらわたしも動く、那智さんのペースで歩く、行きたくない方向に行きそうになったら「わん」と吠えて考え直してもらう(ここが、けっこう厄介^^)、「那智さんと一緒」がこの上なく幸せ。
「なんで、りん子は俺がすると嬉しいだろ?」
「那智さんに全部任せて、那智さんに護ってもらってるってわかるからだと思います。」
ゆっくりと静かに、でも、しっかりとした口調で交わされた会話。
遠く離れた場所で電話で話しているはずなのに、那智さんの足下にいて語りかけられているみたい。
恐ろしい、そして幸福な会話の覚え書き。
この空気を忘れたくないから、ブログ書いてるんだね、わたし。