屈辱
りん子的独り言(生意気)
『2回目の旅1 2』のときのご主人様は「あなたのM性を引き出す」と言ったわりには、撮影とセックスするだけで、持参させた洗濯バサミも使わなかったしホテルの靴べらで『ぺしぺし』と撫でるくらいしかしなかったし、遅刻の謝罪もせず『奴隷は知る必要ない』と個人情報をほとんど教えてくれず、なんていうか、残念ながらまったくいい思い出のない人だった。
その人が唯一、わたしの心を揺さぶった瞬間があった。
いつものように撮影をしてフェラチオをして男は裸になることなくバックから挿入されているときに
「お前は穴だ」
と言われた。
テレビがついていて、男はそれを視界に入れながらその言葉を吐いたのだ。
屈辱。
自分を穴だと言われ、テレビを観ることと同列、それ以下に扱われる屈辱感にマゾ性というものがあるとしたら、それが粟立つような苦い快感となってわたしを襲った。
すぐ男は果てて、また残念な思いに引き戻されるのだけど、あの瞬間だけは、この男と付き合った意味はあったかもしれないと、いまちょっと意地悪に思う。
わたしはマゾといわれる部分を持っているのだろう。
那智さんはわたしを大切にしながら酷いことをするので、行為は屈辱的でも精神的には屈辱とはいえないことをしているけど、ときおり、乳首を愛撫しながら片方の手でネクタイを外したり、セックスをしながらタバコに手を伸ばしくわえる様子などの片手間な感じに、2回目の旅の一瞬のような粟立つ快感を覚える。
(苦くはないのだけどね)
『屈辱感』というのは、マゾ嗜好の人には秘薬になる。
でも、わたしは知っているよ。
大多数の女は屈辱的なセックスでは傷つく、おそらくマゾでも。
どんなに性癖を刺激されても、仮に濡れても、重く深い傷になってずっと後まで残る。
わたしはこの見えない傷にずっと怒りを蓄えてしまって苦しんでいたのだもの。
『2回目の旅』の男と那智さんとの違いは歴然としているけど、あえて、このテーマに沿って違いをあげてみるとしたら。
2回目の旅の男はわたしの存在自体を尊重せず『屈辱』を与えていたけど、那智さんはほとんどすべて尊重していて、ときおり行為として『屈辱的』なことをすることだよね。
大きな違いは
存在を侮辱していることと、存在を尊重していること
そして、それゆえ『終止屈辱』する関係か、尊重の上の屈辱行為か。
これはわたしの勝手な推測なんだけど、ほとんどの女性は『終止屈辱』はたえられないんじゃないかと思うのです。
かつて『お前は穴だ』言われてマゾをうずかせながら、それでも深い傷を負ったように。
マゾや奴隷嗜好は『屈辱』は秘薬だよね。
もしかしたらマゾでも奴隷願望の性癖がなかったとしても、屈辱的なセックスに一時恍惚する感覚を覚えることもあるかもしれない。
でも、それは『終止屈辱』の関係か、尊重の中の屈辱行為かで受けるものも違ってくると思う。
性的な場面では屈辱を感じさせられていても、日々のやり取りの中でこちらを尊重しているものが感じられるとか、屈辱的なセックスの後、温かいものが感じられるとか。
ごく普通の女が『屈辱』を感じながら傷を負わずにいられる時間は、そんな長くない。
ごく普通の女が『屈辱』だけで傷つかない関係は、言い切っちゃうけど基本的にない。
『終止屈辱』がたえられるのは、わたしの分類でいうと奴隷嗜好さんと一部のマゾさんだけだろうと思う。
(次回エントリーしようと思うけど、これも『たえられる』のではなくて、それを『望む』ことが大事だけどね)
だから、屈辱的なセックスや扱いを受けている奴隷さんを目にすると人ごとだけど、ちょっとヒヤヒヤしてしまう。
あなたは『終止屈辱』なの?
それとも、尊重の中の屈辱行為?
どちらがほしくて、いまの状態でそれは得られている?
SM行為に『屈辱』はひとつのポイントになると思うけど、存在そのものを尊重していない終止屈辱と、尊重の上に成り立つ屈辱とは大きく違うの思うので、それはちゃんと見極めたほうがいいと思うのです。
奴隷という立場は、いともたやすく女に『屈辱』を与えることができるツールだと思うのだ。
だから、勝手にヒヤヒヤしてしまうのだ。
あまりにタイムリーなので笑ってしまいました。私事なのですがここ数ヶ月少しばかり自信があった男性機能が弱くなり困っていました。現在はダイエットにより元に戻ったので安心したのですが。たっぷり、りん子を可愛がり私自身が満足した時少しの足りなさを感じたのです。その正体がりん子に屈辱感を
与えることだったのです。自分に自信がないと相手に屈辱感を与える行為なんで出来ない事を知りました。
りん子(^-^)今日の那智さんの感想(厳密には派生したお話らしい。確かに「感想です」とは書かれていない)の感想(笑)人格を尊重できない人って自信のない弱虫かと思っていたんだけど、那智さんの視点は違っていてびっくり。でも、よくよく考えたら那智さんはわたしの人格を尊重しながらの屈辱行為なわけで、わたしのそれとは違うのですね。尊重している相手に屈辱行為をするには自分に自信がないとできないということですね。
『2回目の旅1 2』のときのご主人様は「あなたのM性を引き出す」と言ったわりには、撮影とセックスするだけで、持参させた洗濯バサミも使わなかったしホテルの靴べらで『ぺしぺし』と撫でるくらいしかしなかったし、遅刻の謝罪もせず『奴隷は知る必要ない』と個人情報をほとんど教えてくれず、なんていうか、残念ながらまったくいい思い出のない人だった。
その人が唯一、わたしの心を揺さぶった瞬間があった。
いつものように撮影をしてフェラチオをして男は裸になることなくバックから挿入されているときに
「お前は穴だ」
と言われた。
テレビがついていて、男はそれを視界に入れながらその言葉を吐いたのだ。
屈辱。
自分を穴だと言われ、テレビを観ることと同列、それ以下に扱われる屈辱感にマゾ性というものがあるとしたら、それが粟立つような苦い快感となってわたしを襲った。
すぐ男は果てて、また残念な思いに引き戻されるのだけど、あの瞬間だけは、この男と付き合った意味はあったかもしれないと、いまちょっと意地悪に思う。
わたしはマゾといわれる部分を持っているのだろう。
那智さんはわたしを大切にしながら酷いことをするので、行為は屈辱的でも精神的には屈辱とはいえないことをしているけど、ときおり、乳首を愛撫しながら片方の手でネクタイを外したり、セックスをしながらタバコに手を伸ばしくわえる様子などの片手間な感じに、2回目の旅の一瞬のような粟立つ快感を覚える。
(苦くはないのだけどね)
『屈辱感』というのは、マゾ嗜好の人には秘薬になる。
でも、わたしは知っているよ。
大多数の女は屈辱的なセックスでは傷つく、おそらくマゾでも。
どんなに性癖を刺激されても、仮に濡れても、重く深い傷になってずっと後まで残る。
わたしはこの見えない傷にずっと怒りを蓄えてしまって苦しんでいたのだもの。
『2回目の旅』の男と那智さんとの違いは歴然としているけど、あえて、このテーマに沿って違いをあげてみるとしたら。
2回目の旅の男はわたしの存在自体を尊重せず『屈辱』を与えていたけど、那智さんはほとんどすべて尊重していて、ときおり行為として『屈辱的』なことをすることだよね。
大きな違いは
存在を侮辱していることと、存在を尊重していること
そして、それゆえ『終止屈辱』する関係か、尊重の上の屈辱行為か。
これはわたしの勝手な推測なんだけど、ほとんどの女性は『終止屈辱』はたえられないんじゃないかと思うのです。
かつて『お前は穴だ』言われてマゾをうずかせながら、それでも深い傷を負ったように。
マゾや奴隷嗜好は『屈辱』は秘薬だよね。
もしかしたらマゾでも奴隷願望の性癖がなかったとしても、屈辱的なセックスに一時恍惚する感覚を覚えることもあるかもしれない。
でも、それは『終止屈辱』の関係か、尊重の中の屈辱行為かで受けるものも違ってくると思う。
性的な場面では屈辱を感じさせられていても、日々のやり取りの中でこちらを尊重しているものが感じられるとか、屈辱的なセックスの後、温かいものが感じられるとか。
ごく普通の女が『屈辱』を感じながら傷を負わずにいられる時間は、そんな長くない。
ごく普通の女が『屈辱』だけで傷つかない関係は、言い切っちゃうけど基本的にない。
『終止屈辱』がたえられるのは、わたしの分類でいうと奴隷嗜好さんと一部のマゾさんだけだろうと思う。
(次回エントリーしようと思うけど、これも『たえられる』のではなくて、それを『望む』ことが大事だけどね)
だから、屈辱的なセックスや扱いを受けている奴隷さんを目にすると人ごとだけど、ちょっとヒヤヒヤしてしまう。
あなたは『終止屈辱』なの?
それとも、尊重の中の屈辱行為?
どちらがほしくて、いまの状態でそれは得られている?
SM行為に『屈辱』はひとつのポイントになると思うけど、存在そのものを尊重していない終止屈辱と、尊重の上に成り立つ屈辱とは大きく違うの思うので、それはちゃんと見極めたほうがいいと思うのです。
奴隷という立場は、いともたやすく女に『屈辱』を与えることができるツールだと思うのだ。
だから、勝手にヒヤヒヤしてしまうのだ。
あまりにタイムリーなので笑ってしまいました。私事なのですがここ数ヶ月少しばかり自信があった男性機能が弱くなり困っていました。現在はダイエットにより元に戻ったので安心したのですが。たっぷり、りん子を可愛がり私自身が満足した時少しの足りなさを感じたのです。その正体がりん子に屈辱感を
与えることだったのです。自分に自信がないと相手に屈辱感を与える行為なんで出来ない事を知りました。
りん子(^-^)今日の那智さんの感想(厳密には派生したお話らしい。確かに「感想です」とは書かれていない)の感想(笑)人格を尊重できない人って自信のない弱虫かと思っていたんだけど、那智さんの視点は違っていてびっくり。でも、よくよく考えたら那智さんはわたしの人格を尊重しながらの屈辱行為なわけで、わたしのそれとは違うのですね。尊重している相手に屈辱行為をするには自分に自信がないとできないということですね。
COMMENT
えへへ、泣いちゃった(#^_^#)
ゾクゾクして、クラクラして、私もマゾの部分を持ってるんだなあって思って。
でも『重く深い傷になってずっと後まで残る。』で、ああ、そうだ、そうだったんだって思って。
感じるのに拒絶するあの感じは、傷ついていたんだなって思ったら、涙が出てきちゃいました(#^.^#)
ゾクゾクして、クラクラして、私もマゾの部分を持ってるんだなあって思って。
でも『重く深い傷になってずっと後まで残る。』で、ああ、そうだ、そうだったんだって思って。
感じるのに拒絶するあの感じは、傷ついていたんだなって思ったら、涙が出てきちゃいました(#^.^#)
あう、泣かせてしまいいましたか。
きっと、わたしの伝えたいことがしっかりめいさんに伝わったからですよね。
うれしい、ありがとうございます。
被虐嗜好はとても厄介ですよね。
その行為で濡れるクセに、傷つくこともある。
尊重の上の被虐、これがSMに置いて正解かどうかわからないけど、ひとつの幸福な形だと思っていたいです^^
きっと、わたしの伝えたいことがしっかりめいさんに伝わったからですよね。
うれしい、ありがとうございます。
被虐嗜好はとても厄介ですよね。
その行為で濡れるクセに、傷つくこともある。
尊重の上の被虐、これがSMに置いて正解かどうかわからないけど、ひとつの幸福な形だと思っていたいです^^
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りん子的独り言(生意気)『2回目の旅1 2』のときのご主人様は「あなたのM性を引き出す」と言ったわりには、撮影とセックスするだけで、持参させた洗濯バサミも使わなかったし