今夜の教訓
独特な幸福感
『あなたのもの』をエントリーしてすぐ、那智さんと夕飯をご一緒する機会があった。
いや、『飯』だけじゃなくて『酒』もだけど^^;
いまどきの激安居酒屋さんで、いかに低価格で満足のいく飲み食いをするか!!
わたしたちはときどきわざとそういうことを楽しんだりする。
この日もそんな感じ。
わたしは生ビール3杯、那智さんは泡盛のロックを、あれ?何杯でしたっけ!?
〆は鉄板皿に乗った『なんとか焼き』。
お好み焼きの変形ヴァージョンかなと思っていたけど、キャベツやもやしを炒めたものを卵で包んでソースとマヨネーズをかけたようなもののよう。
ソースとマヨネーズというのは魅惑の組み合わせだよね、わくわく^^
若いスタッフが『鉄板が熱くなってますので、お気をつけくださーい』と元気よく運んできた。
テーブルに置いてスタッフが離れていったところで、那智さん、鉄板皿をちょんちょんと指で触りながら
俺さ〜『熱くなっているから』って言われると触りたくなっちゃうんだよね〜
ああ、天の邪鬼^^;
那智さんは、熱いものは熱く、冷たいものは冷たくというのに、ちょっとうるさい(笑)
何品か同時に運ばれてきたときなどは、熱いうちのほうが美味しいものからわたしにススメるし、うどんなども熱々じゃないと、ちょっと残念そうにする。
だから、そのこだわりの一旦を垣間みる感じもするけど、天の邪鬼さん率もけっこう高いはず。
2時間くらいかな。
軽く(?)飲んでお開きに。
エレベーターを待つ間、スカートをそっとめくる。
カップルが一組いるけど背を向けているし、わたしはカップルのほうを向いていて那智さんがお尻からめくったから見えることはないはず。
ただ、この日はロングスカートだったから、ちょっとめくっているのが目立つなと思っていた。
まあ、でも、視界に入っていないはずだし、こういう場合は騒がないほうが得策なのでほとんど抵抗せずに従っていた。
こういうときの那智さんは、たぶん、満足でつまらないのだと思う。
おとなしく従って、パンツの色を口にされてわたしは下を向いたのは満足だけど、あんまり簡単に思い通りになってつまらない。
那智さんは、わたしにギリギリを味わわせたいのだからね(その代わり自分もギリギリにしちゃうんだけど、わんこみたいに^^)
そこまでいかなくても、従うことで満足、でも、つまらないくらいだとしても、やっぱり天の邪鬼さん(笑)
外に出て駅までの道のり。
駅に向かう人といまから繰り出す人と半々のごちゃごちゃした人の流れの中、片腕一本分重なり合うように歩く。
那智さんの手がスカートにのびる。
じりじりと指がスカートをたくし上げようとする。
ふたりの身長差では那智さんがわたしのスカートに手をかけるのはたやすいことなのだけど、那智さん!!今日はロングスカートです!!、ミニスカートの裾からチラッと指を差し込むのとはわけが違う。
高低差(?)があり過ぎて、めくっていることが目立っちゃう!!
さすがに慌てて腰を引いて
那智さん、目立っちゃいます!!
そう?りん子は誰の物?(笑)
はう!!ここで、それ言いますか!!
普段、ぜんぜん自ら口にしてくれない、それを、エントリー読んだからって!!
那智さんのものです;;
そうだね(笑)
そういって、止まっていた指をまた動かす。
前からの人の流れが激しくなったような気がして、まだジタバタしていると、もう一度。
あれ?りん子は誰の物だっけ?(笑)
那智さんのものです〜;;
俺の物だから、俺の好きにしていいよね
はい;;
ぎゅっと腕を組み直し、もっと重なるようにして前から来る人にすこしでもわたしの足が見えないように。
うつむく。
スカートはめくり上げられて、指が下着をさっと撫でる。
うう、恥ずかしい。
さっと指がスカートを解放してくれて、ホッとしたのもつかの間、すぐまた指がかかった。
なんで?なんで?連続ですか!?
ああ、那智さん、きっとスリルと誇示を楽しんでる;;
二回連続は、さすがにためらう。
さっきより大きく腰を引いて抵抗する。
りん子は誰の物だっけ(笑)
おもしろがってる;;
こういうときは、ただ抵抗してもまったく無意味。
素直に従うか、面白く切り返すか、代替え案を提示するのが正解。
那智さん、キスします!!
あ、わたし、バカ?
窮鼠猫を噛むか?
追いつめられると、何もそこまでしなくてもな行動に出てしまう。
あはは、どうぞ〜
いいですよ、やりましょう、キスくらい、どうってことないですもん。
恥ずかしいけど、外国映画みたいでステキじゃないか!!
歩きながらのキスは、難しい。
組んだ腕をほどき
半歩前に出て振り返り
そっと顔を近づける
…すっ…
信じられない!!
那智さん、顔をほんの少し後ろに引いた。
よけました?
よけましたね、那智さん!!!!
なんてこと、わたしは『キスする顔』で空振りしたってことだ!!!!
信じられない、信じられない!!
あまりの恥ずかしさにいても立ってもいられず、その場から小走りに駆け出してしまった。
いや、いきなり走り出して、しばらくして那智さんを振り返りながらひとり悶絶した表情を浮かべているほうがずっと恥ずかしいと、いまならわかるんだけど、そのときは考える間もなく行動に出てしまった。
悠然と歩いてくる那智さん。
那智さん、信じられない、信じられない、よけた;;
うん(笑)
もうしないの?
スカートに手が伸びる。
わー、もうわたし、なにが正解だかわからない、慌ててしまって、またキスしようと那智さんのほうに近づく。
…すっ…
またよけられたーーーーー!!!
あり得ない!!
一度ならず、二度も、『キスする顔』で空振りしてしまった!!!
もう、那智さんのバカ、いじわる;;
やっぱり恥ずかしくてその場から駆け出したくなってしまうけど、それは余計に恥ずかしいことはいま学んだばかり。
それでも、たまらず2、3歩ダダッ動いて、また腕を組むという、これまた意味不明の行動に出てしまった。
気がつけば、わたしはキスをしないと気が済まないような妙な心境になる。
『はい、はい』と那智さんが立ち止まってくれたから、三度目の正直、繁華街の路上でいい年した男女がキスをする。
勢いついちゃって、ほんの少し歯が当たった気がする。
それにしても、今夜の教訓。
那智さんはやっぱり天の邪鬼だということと『那智さんのもの』は効力抜群ということ(笑)
なんか、ズルいぞ、『あなたのもの』。
今朝の「等式」感想です。(笑)
今日のポイントはりん子がいつの間にかキスをしなければ納まらない心境に変化してしまった部分です。「誰の物」発言は反則技のようであまり使いたくはないのですがね。私はこの手のエントリーが好きなのですがコメントは付きにくいですね。
『あなたのもの』をエントリーしてすぐ、那智さんと夕飯をご一緒する機会があった。
いや、『飯』だけじゃなくて『酒』もだけど^^;
いまどきの激安居酒屋さんで、いかに低価格で満足のいく飲み食いをするか!!
わたしたちはときどきわざとそういうことを楽しんだりする。
この日もそんな感じ。
わたしは生ビール3杯、那智さんは泡盛のロックを、あれ?何杯でしたっけ!?
〆は鉄板皿に乗った『なんとか焼き』。
お好み焼きの変形ヴァージョンかなと思っていたけど、キャベツやもやしを炒めたものを卵で包んでソースとマヨネーズをかけたようなもののよう。
ソースとマヨネーズというのは魅惑の組み合わせだよね、わくわく^^
若いスタッフが『鉄板が熱くなってますので、お気をつけくださーい』と元気よく運んできた。
テーブルに置いてスタッフが離れていったところで、那智さん、鉄板皿をちょんちょんと指で触りながら
俺さ〜『熱くなっているから』って言われると触りたくなっちゃうんだよね〜
ああ、天の邪鬼^^;
那智さんは、熱いものは熱く、冷たいものは冷たくというのに、ちょっとうるさい(笑)
何品か同時に運ばれてきたときなどは、熱いうちのほうが美味しいものからわたしにススメるし、うどんなども熱々じゃないと、ちょっと残念そうにする。
だから、そのこだわりの一旦を垣間みる感じもするけど、天の邪鬼さん率もけっこう高いはず。
2時間くらいかな。
軽く(?)飲んでお開きに。
エレベーターを待つ間、スカートをそっとめくる。
カップルが一組いるけど背を向けているし、わたしはカップルのほうを向いていて那智さんがお尻からめくったから見えることはないはず。
ただ、この日はロングスカートだったから、ちょっとめくっているのが目立つなと思っていた。
まあ、でも、視界に入っていないはずだし、こういう場合は騒がないほうが得策なのでほとんど抵抗せずに従っていた。
こういうときの那智さんは、たぶん、満足でつまらないのだと思う。
おとなしく従って、パンツの色を口にされてわたしは下を向いたのは満足だけど、あんまり簡単に思い通りになってつまらない。
那智さんは、わたしにギリギリを味わわせたいのだからね(その代わり自分もギリギリにしちゃうんだけど、わんこみたいに^^)
そこまでいかなくても、従うことで満足、でも、つまらないくらいだとしても、やっぱり天の邪鬼さん(笑)
外に出て駅までの道のり。
駅に向かう人といまから繰り出す人と半々のごちゃごちゃした人の流れの中、片腕一本分重なり合うように歩く。
那智さんの手がスカートにのびる。
じりじりと指がスカートをたくし上げようとする。
ふたりの身長差では那智さんがわたしのスカートに手をかけるのはたやすいことなのだけど、那智さん!!今日はロングスカートです!!、ミニスカートの裾からチラッと指を差し込むのとはわけが違う。
高低差(?)があり過ぎて、めくっていることが目立っちゃう!!
さすがに慌てて腰を引いて
那智さん、目立っちゃいます!!
そう?りん子は誰の物?(笑)
はう!!ここで、それ言いますか!!
普段、ぜんぜん自ら口にしてくれない、それを、エントリー読んだからって!!
那智さんのものです;;
そうだね(笑)
そういって、止まっていた指をまた動かす。
前からの人の流れが激しくなったような気がして、まだジタバタしていると、もう一度。
あれ?りん子は誰の物だっけ?(笑)
那智さんのものです〜;;
俺の物だから、俺の好きにしていいよね
はい;;
ぎゅっと腕を組み直し、もっと重なるようにして前から来る人にすこしでもわたしの足が見えないように。
うつむく。
スカートはめくり上げられて、指が下着をさっと撫でる。
うう、恥ずかしい。
さっと指がスカートを解放してくれて、ホッとしたのもつかの間、すぐまた指がかかった。
なんで?なんで?連続ですか!?
ああ、那智さん、きっとスリルと誇示を楽しんでる;;
二回連続は、さすがにためらう。
さっきより大きく腰を引いて抵抗する。
りん子は誰の物だっけ(笑)
おもしろがってる;;
こういうときは、ただ抵抗してもまったく無意味。
素直に従うか、面白く切り返すか、代替え案を提示するのが正解。
那智さん、キスします!!
あ、わたし、バカ?
窮鼠猫を噛むか?
追いつめられると、何もそこまでしなくてもな行動に出てしまう。
あはは、どうぞ〜
いいですよ、やりましょう、キスくらい、どうってことないですもん。
恥ずかしいけど、外国映画みたいでステキじゃないか!!
歩きながらのキスは、難しい。
組んだ腕をほどき
半歩前に出て振り返り
そっと顔を近づける
…すっ…
信じられない!!
那智さん、顔をほんの少し後ろに引いた。
よけました?
よけましたね、那智さん!!!!
なんてこと、わたしは『キスする顔』で空振りしたってことだ!!!!
信じられない、信じられない!!
あまりの恥ずかしさにいても立ってもいられず、その場から小走りに駆け出してしまった。
いや、いきなり走り出して、しばらくして那智さんを振り返りながらひとり悶絶した表情を浮かべているほうがずっと恥ずかしいと、いまならわかるんだけど、そのときは考える間もなく行動に出てしまった。
悠然と歩いてくる那智さん。
那智さん、信じられない、信じられない、よけた;;
うん(笑)
もうしないの?
スカートに手が伸びる。
わー、もうわたし、なにが正解だかわからない、慌ててしまって、またキスしようと那智さんのほうに近づく。
…すっ…
またよけられたーーーーー!!!
あり得ない!!
一度ならず、二度も、『キスする顔』で空振りしてしまった!!!
もう、那智さんのバカ、いじわる;;
やっぱり恥ずかしくてその場から駆け出したくなってしまうけど、それは余計に恥ずかしいことはいま学んだばかり。
それでも、たまらず2、3歩ダダッ動いて、また腕を組むという、これまた意味不明の行動に出てしまった。
気がつけば、わたしはキスをしないと気が済まないような妙な心境になる。
『はい、はい』と那智さんが立ち止まってくれたから、三度目の正直、繁華街の路上でいい年した男女がキスをする。
勢いついちゃって、ほんの少し歯が当たった気がする。
それにしても、今夜の教訓。
那智さんはやっぱり天の邪鬼だということと『那智さんのもの』は効力抜群ということ(笑)
なんか、ズルいぞ、『あなたのもの』。
今朝の「等式」感想です。(笑)
今日のポイントはりん子がいつの間にかキスをしなければ納まらない心境に変化してしまった部分です。「誰の物」発言は反則技のようであまり使いたくはないのですがね。私はこの手のエントリーが好きなのですがコメントは付きにくいですね。
COMMENT
わっはっはっはっは(⌒▽⌒)
那智さん、スゴい!脱帽です!(⌒▽⌒)
那智さん、スゴい!脱帽です!(⌒▽⌒)
やった〜、笑っていただけた!!
愛あるいじわるをやらせたら、なかなかの強者ですよね、那智さん(笑)
念のため『愛ある』をつけさせていただきます^^
愛あるいじわるをやらせたら、なかなかの強者ですよね、那智さん(笑)
念のため『愛ある』をつけさせていただきます^^
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独特な幸福感『あなたのもの』をエントリーしてすぐ、那智さんと夕飯をご一緒する機会があった。いや、なくて『酒』もだけど^^;いまどきの激安居酒屋さんで、いかに低価格で満足...