あなたに合う鍵
りん子的独り言(生意気)
わたしが心底幸福を感じられず、特に恋愛に於いて不幸な思いを繰り返していた理由をなんとか突き止めたくて、いくつか本を読んで、自分の心と向き合ってきた。
そこで現象を振り返り、感じたことを整理して、わたしなりの『カラクリ』のようなものを見つけて、ここでいくつか披露している。
もともと心の病に興味があってそれに関する本を読んでいて、さらに岩月謙司さんの本に出会って、パズルのピースがはまるように、『カラクリ』を見つけることができたのだ。
まあ、そんな大げさなことじゃないのだけど、『あ〜、こういうことだったんだ〜』みたいな感じね。
ただ、その手の本を読み漁ったかというと、まったくそんなことはなくて、実は心の病に興味があったといっても学術的な物はほとんど読まず『ビリーミリガン』や『症例A』などの読み物を楽しんでいた程度なのだ。
『漁った』と言えるのは、岩月謙司さんくらい。
だから、わたしがここで書いていることは、いろいろな欠片を組み合わせて、わたしの感覚で書いている。
だから、これから書くことは学術的にはもちろん、一般的な知識からも外れているかもしれないので、りん子的解釈としてお読みくださいね。
で、いくつか読んだ『その手』の本の中で、手に取ろうとして、結局読まずにいた種類の物がある。
それは『アダルトチルドレン』。
これを書くにあたってネットでざっと調べてみたけど、ちょっと認識が違ってました^^;
当時は、詳しく知る前にイメージだけで『こんな感じ?』と思って読まなかったのです。
そのイメージというのはね。
アダルトチルドレンの人は、子供の頃家族の機能不全によって、子供のはずなのに大人の役割を引き受けなくてはならなくて(このへんはあってる?)。
ずっと、良い子で頑張っていなくてはならなかった子。
それが元で『良い子でいなければ、愛されない』と植え付けられて苦しんでいる人。
そんな感じだった。
わたしが心底幸福を感じられないのはなぜだろうともがいていたとき。
そのイメージだけ捉えて、手に取ることがなかったんだ。
『それは、わたしとは違う』って。
人は、誰でも無条件で愛してほしいし、全面的に肯定してほしい。
基本は共通していると思うのだけど。
育った環境や人間関係などで、それを感じらず苦しんでいるとして。
不自由を感じているとして。
その基本を感じさせてもらう方法が、きっとわたしは『良い子でいなければ、愛されない』ではないだろうと思ったのだ。
『どーやっても、愛されない』=『愛される価値がない』だったから^^;
当時、こんなに整理できていたわけじゃないけど、『良い子でいなければ、愛されない』に違うなと漠然と思ってたんだ。
想像なんだけど。
周りの環境のために『頑張って良い子でいなければいけなかった』子、そして、実際頑張ってきた人が、『良い子でいなければ、愛されない』という呪縛を抱えているとしたら。
多分、こう感じさせてほしいんじゃないかな。
あなたは良い子じゃなくていい。
良い子で頑張らなくても、あなたを愛している。
もしとても悪いことをしたとしても、変わらずに愛してる。
勝手な想像なんだけど、こんなふうにして、『愛されている、肯定されている』と感じられ、満たされるのではないかしら。
アダルトチルドレンとは少し違うかもしれないけど。
う〜ん。
『良い子症候群』とか言うのかな。(この言葉もかなりりん子的解釈です)
わたしは、違ったんだな。
ひと言でいうと。
『正当な評価』
これが、わたしの感じさせてほしいことだったんだ。
まあ、いつものように父親からの適正な愛情不足の話になっちゃうんだけど。
わたしが、どんなに頑張っても、どんなに良い子でいても、どうしたっておねえちゃんのようには褒めてもらえなかった(いや、実際、デキのよい子ではなかったけど^^;)
父にとって、わたしは評価の対象外だったのだ。(と感じられていた)
何をやっても。
『おまえはおねえちゃんみたいな優しいおねえちゃんがいてよかったな』だし。
美容院に行けば。
『おねえちゃんみたいな髪型にしないのか』だし。
良かろうが、悪かろうが、評価の対象ではなかったのだ。
唯一、父に褒めてもらったことがある、絵が上手ということも。
大人になってから『絵が上手いのはおねえちゃんだった』と記憶がねじ曲げられていたほどだ。
だから、わたしは正当に評価してほしかった。
『おまえは優しいね』
『その髪型よりも、前のほうが良かったな』
何もかも褒めてほしいというのではないのだ。
評価とは、努力や成果に対する値打ち。
わたしを見て、評価の対象にして、正当に評価してほしい。
わたしが捕われていたのは。
『無価値感』
なんとかして、自分に愛される価値があると父親にわかってもらいたくて必死になっていたことが、結局それをもらえずに植え付けられた『無価値感』が、その後のわたしの不自由になった原因のひとつだとう思うのだ。
だから、わたしが感じさせてもらいたい方法は。
あなたはよく頑張っているね、良い子だ。
あなたをちゃんと見ているよ。
ここは良くないから直そうね。
だけど、あなたを愛しているよ。
こんな言葉。
無条件に愛してほしい、全面的に肯定してほしい。
そして、はじめて自由に生きられる。
なにか不自由を感じていたとして、それをほしいと願ったとして。
原因はひとつではないだろうし、ひとつが解決すれば全部オッケイというものでもないだろう。
でも、きっと、その人に合った解決の糸口があるんだと思う。
その一例が。
『良い子じゃなくてもいい悪い子でも、頑張らなくても、愛してる』
『良い子だね、頑張ってるね、できなくても愛してる』
こんなふうに。
無条件の愛情を感じさせてほしい方法が『良い子症候群』と『無価値感』では、違うのだろうなと思うのです。
自分を解放するために閉ざしていた扉を開く鍵が、それぞれ違う様式なんだろうな。
カードキーと南京錠みたいに?
これ以外だって、たくさん鍵の種類はあるはず。
更に、個々に合う鍵が必要なので、結局自分の力で見つけないといけないのだけど。
同じ『愛されたい』『解放されたい』でも、方法が違うように感じられて、なんだか興味深い。
わたしの鍵は『正当な評価』だった。
どちらが良い悪いではなくて、客観視して。
自分の鍵はなんだろうって考えるのも、悪くないかなと思うのでした。
なんか、それっぽいもの拾ってみました〜。
おヒマなときに読んでみてね^^
『私について(父性とシスターコンプレックス1、2)』
『毛布』
『暗闇の安息』
『不安定の魅力』
『答えの出ていない仮説^^;』
わたしが心底幸福を感じられず、特に恋愛に於いて不幸な思いを繰り返していた理由をなんとか突き止めたくて、いくつか本を読んで、自分の心と向き合ってきた。
そこで現象を振り返り、感じたことを整理して、わたしなりの『カラクリ』のようなものを見つけて、ここでいくつか披露している。
もともと心の病に興味があってそれに関する本を読んでいて、さらに岩月謙司さんの本に出会って、パズルのピースがはまるように、『カラクリ』を見つけることができたのだ。
まあ、そんな大げさなことじゃないのだけど、『あ〜、こういうことだったんだ〜』みたいな感じね。
ただ、その手の本を読み漁ったかというと、まったくそんなことはなくて、実は心の病に興味があったといっても学術的な物はほとんど読まず『ビリーミリガン』や『症例A』などの読み物を楽しんでいた程度なのだ。
『漁った』と言えるのは、岩月謙司さんくらい。
だから、わたしがここで書いていることは、いろいろな欠片を組み合わせて、わたしの感覚で書いている。
だから、これから書くことは学術的にはもちろん、一般的な知識からも外れているかもしれないので、りん子的解釈としてお読みくださいね。
で、いくつか読んだ『その手』の本の中で、手に取ろうとして、結局読まずにいた種類の物がある。
それは『アダルトチルドレン』。
これを書くにあたってネットでざっと調べてみたけど、ちょっと認識が違ってました^^;
当時は、詳しく知る前にイメージだけで『こんな感じ?』と思って読まなかったのです。
そのイメージというのはね。
アダルトチルドレンの人は、子供の頃家族の機能不全によって、子供のはずなのに大人の役割を引き受けなくてはならなくて(このへんはあってる?)。
ずっと、良い子で頑張っていなくてはならなかった子。
それが元で『良い子でいなければ、愛されない』と植え付けられて苦しんでいる人。
そんな感じだった。
わたしが心底幸福を感じられないのはなぜだろうともがいていたとき。
そのイメージだけ捉えて、手に取ることがなかったんだ。
『それは、わたしとは違う』って。
人は、誰でも無条件で愛してほしいし、全面的に肯定してほしい。
基本は共通していると思うのだけど。
育った環境や人間関係などで、それを感じらず苦しんでいるとして。
不自由を感じているとして。
その基本を感じさせてもらう方法が、きっとわたしは『良い子でいなければ、愛されない』ではないだろうと思ったのだ。
『どーやっても、愛されない』=『愛される価値がない』だったから^^;
当時、こんなに整理できていたわけじゃないけど、『良い子でいなければ、愛されない』に違うなと漠然と思ってたんだ。
想像なんだけど。
周りの環境のために『頑張って良い子でいなければいけなかった』子、そして、実際頑張ってきた人が、『良い子でいなければ、愛されない』という呪縛を抱えているとしたら。
多分、こう感じさせてほしいんじゃないかな。
あなたは良い子じゃなくていい。
良い子で頑張らなくても、あなたを愛している。
もしとても悪いことをしたとしても、変わらずに愛してる。
勝手な想像なんだけど、こんなふうにして、『愛されている、肯定されている』と感じられ、満たされるのではないかしら。
アダルトチルドレンとは少し違うかもしれないけど。
う〜ん。
『良い子症候群』とか言うのかな。(この言葉もかなりりん子的解釈です)
わたしは、違ったんだな。
ひと言でいうと。
『正当な評価』
これが、わたしの感じさせてほしいことだったんだ。
まあ、いつものように父親からの適正な愛情不足の話になっちゃうんだけど。
わたしが、どんなに頑張っても、どんなに良い子でいても、どうしたっておねえちゃんのようには褒めてもらえなかった(いや、実際、デキのよい子ではなかったけど^^;)
父にとって、わたしは評価の対象外だったのだ。(と感じられていた)
何をやっても。
『おまえはおねえちゃんみたいな優しいおねえちゃんがいてよかったな』だし。
美容院に行けば。
『おねえちゃんみたいな髪型にしないのか』だし。
良かろうが、悪かろうが、評価の対象ではなかったのだ。
唯一、父に褒めてもらったことがある、絵が上手ということも。
大人になってから『絵が上手いのはおねえちゃんだった』と記憶がねじ曲げられていたほどだ。
だから、わたしは正当に評価してほしかった。
『おまえは優しいね』
『その髪型よりも、前のほうが良かったな』
何もかも褒めてほしいというのではないのだ。
評価とは、努力や成果に対する値打ち。
わたしを見て、評価の対象にして、正当に評価してほしい。
わたしが捕われていたのは。
『無価値感』
なんとかして、自分に愛される価値があると父親にわかってもらいたくて必死になっていたことが、結局それをもらえずに植え付けられた『無価値感』が、その後のわたしの不自由になった原因のひとつだとう思うのだ。
だから、わたしが感じさせてもらいたい方法は。
あなたはよく頑張っているね、良い子だ。
あなたをちゃんと見ているよ。
ここは良くないから直そうね。
だけど、あなたを愛しているよ。
こんな言葉。
無条件に愛してほしい、全面的に肯定してほしい。
そして、はじめて自由に生きられる。
なにか不自由を感じていたとして、それをほしいと願ったとして。
原因はひとつではないだろうし、ひとつが解決すれば全部オッケイというものでもないだろう。
でも、きっと、その人に合った解決の糸口があるんだと思う。
その一例が。
『良い子じゃなくてもいい悪い子でも、頑張らなくても、愛してる』
『良い子だね、頑張ってるね、できなくても愛してる』
こんなふうに。
無条件の愛情を感じさせてほしい方法が『良い子症候群』と『無価値感』では、違うのだろうなと思うのです。
自分を解放するために閉ざしていた扉を開く鍵が、それぞれ違う様式なんだろうな。
カードキーと南京錠みたいに?
これ以外だって、たくさん鍵の種類はあるはず。
更に、個々に合う鍵が必要なので、結局自分の力で見つけないといけないのだけど。
同じ『愛されたい』『解放されたい』でも、方法が違うように感じられて、なんだか興味深い。
わたしの鍵は『正当な評価』だった。
どちらが良い悪いではなくて、客観視して。
自分の鍵はなんだろうって考えるのも、悪くないかなと思うのでした。
なんか、それっぽいもの拾ってみました〜。
おヒマなときに読んでみてね^^
『私について(父性とシスターコンプレックス1、2)』
『毛布』
『暗闇の安息』
『不安定の魅力』
『答えの出ていない仮説^^;』