hotに3周年御礼
独り言
ブログをはじめて今日で丸3年。
なぜはじめて、どうして続けているのだろう。
アンテナに引っかかるたくさんの出来事や感情を吐き出したいという理由ではじめて、それを表に出すことで気持ちを整理し、自己主張の体験を積んでいる。
そして、那智さんのため。
そのあたりは『『あなたのために』はしない』『暗闇にならない『あなたのため』』『社会性』で書いた。
わたしのためで、那智さんのため。
わたしの主張や感性を楽しんでくださる方々のおかげで、とても居心地の良い場所を作ることができています。
そして、もうひとつ。
とても非力ではあるけれど、願いを込めて書いている。
ここ数ヶ月で、その願いを言葉で表せることができるようになったから、今日はそれを書いてみようと思う。
それは、卵の側にいたいということなんだ。
村上春樹さんのエルサレム賞でのスピーチご存知ですか?
わたし村上春樹さんの本はほとんど読まないのだけど、あのスピーチはとても好きなのです。
(「村上春樹 卵」とか「村上春樹 演説」とかで検索すると全文読めます)
イスラエルで行われた文学賞エルサレム賞の授賞式でのスピーチ。
ガザ侵攻の非人道性をその渦中であるイスラエルの授賞式で批判した。
えっと、世界情勢についてここではいうつもりはないです。(得意じゃないし^^;)
『常に卵の側に』というタイトルのその演説を一文を抜粋しますね。
「高く堅固な壁と卵があって、卵は壁にぶつかり割れる。そんな時に私は常に卵の側に立つ」
どんなに壁が正しくてどんなに卵がまちがっていても、私は卵の側に立ちます。何が正しく、何がまちがっているのかを決める必要がある人もいるのでしょう が、決めるのは時間か歴史ではないでしょうか。いかなる理由にせよ、壁の側に立って作品を書く小説家がいたとしたら、そんな仕事に何の価値があるのでしょ う?」
彼は「壁」をシステム(強者)、「卵」を個(弱者)として、たとえ壁が正しくても常に卵の側に立つと言っています。
わたしは小説家でもないし、書いていることはノロケだしSMだしちっとも崇高なものではないし。
エラソーなこと言える立場じゃないのだけど。
このブログの中で。
壁=システムは。
男性が作った社会であったり(個々の男性じゃないよ^^)。
絶対的な権力を持つご主人様だったり。
いろんな意味が込められているはずなのに、『主従』や『奴隷』や名称として一括りになった時点でひとつの威力になってしまう『言葉』そのものだったり。
(いつも言ってるけど、個々の『主従』『奴隷』を責めてるんじゃないよ〜。それで苦しくなるなら、という枕詞付きです)
『○○でなければならない』といういつの間にか出来上がっている多数意見。
卵=個は。
女性やM女さん。
誰かに従属していたい不安を抱えた人。
アンテナの感度が良すぎていらぬ傷を追ってしまう人。
『○○であるべきだ』という多数派の言葉に苦しさを感じている人。
少数の押しつぶされそうな『個』の気持ち。
だと思ってる。
時に『個』はとても弱い。
弱いということは、確かに正しいことではないかもしれない。
だけど、わたしは様々な場面で弱い側に立ちたい。
例え、それが正しくないことだったとしても。
システムについて行かれず、ひとりうずくまっている人がいるならば。
それが正しいとされていることから外れていても、わたしはその人の側にいたい。
なぜかというと、わたしも『個』でいたいから。
その人ひとりのためにと、そう思って書いている。
できる限り言葉を尽くして、奴隷さんや主従を結んでいるM女さんに向けているのではないと書いているつもりで、それでも批判的な意見に取れるように書いてしまったとするならば。
それはその先にある壁に向かって吠えているのです。
また、心の暗部を書いて、その原因やカラクリを自分なりに探っているのは、誰かのせいにしたいのではなく、『個』としてとても弱いけど、それを披露することで同じ『個』の側に少しでも寄り添えるのではないかと思って書いています。
一日200件前後のブログでなーんの役にも立たないと思うけど。
それでも、たとえ正しくなくても常に卵の側に立つ女性目線のSM的ブログがあってもいいんじゃないかなと思っています。
○○批判みたいに吠えちゃってるけどけっしてそれを否定しているつもりはなくて、それぞれの方法で幸せを感じていられたらいいよね。
それには『個』であるべきで、既成のシステムは参考にしかならないはずだ。(もしかしたら、参考にさえならないかもしれない)
って、誰に頼まれたわけじゃないけど、これもアンテナで拾ってしまうのと同様書かずにはいられない性分みたいです^^;
いつも『卵』に寄り添っていたい。
うずくまっているところから、立ち上がり歩き出すのは自分の力だ。
だから、わたしができることは、せめて、似たような女がここにいて、寄り添いたいと思っているよと願いを込めて書くこと。
拾った音を整理するため。
那智さんの楽しみのため。
誰にも頼まれていないけど、卵のそばに^^;
日々、吐き出して、日々更新していますが。
何もそんなこと書かなくてもと思うことまで。
人は人だよ、とも思う。
だけど、常に卵の側にいたいと思ってしまって。
非力ではあっても寄り添う力をブログが持っていると、おこがましくも思ってしまっているんだ。
ということで、わたしは、これからも一生懸命ノロケて、一生懸命毒を吐いていこうと思ってます。
うずくまっている人に届けと願って。
ブログを始めて今日で丸3年になりました。
いつも読んでくださっている方。
コメントや拍手コメントやメールをくださる方(拍手の方、たまには出てきてね^^)。
希有な男性読者様?(笑)
リンクを貼ってくださっているサイトやブログの皆さま。
おかげさまで3周年になりました。
わたしに関わってくださったすべての人に、感謝の気持ちを込めて。
本当にありがとうございました。
3周年ということで『薬指の刺青』らしく、熱く感謝のエントリーでした^^
ここまでお付き合いくださった皆さまにささやかではありますが、感謝の気持ちで。
いままで『自己紹介』やエントリーの中に掲載した画像を一挙公開。
ひとつ下のエントリーからお入りください。
(期間限定のため終了いたしました。ご了承くださいませ)
最後に、いつも書いていますが。
那智さん。
あなたがいてくれたから、わたしはここで自由に、そしてしっかりと立っていられるようになっています。
その経験の積み重ねが、普段のわたしも強くしてくれてるはずです。
続けさせてくれてありがとうございました。
あなたは、わたしのパワーの源。
感謝の気持ちを込めて、これからもいっぱい那智さんを『白馬に乗った王子様』にしちゃいます^^
那智さん、愛してまーす♪
ということで、皆様、これからもよろしくお願いします^^
ブログをはじめて今日で丸3年。
なぜはじめて、どうして続けているのだろう。
アンテナに引っかかるたくさんの出来事や感情を吐き出したいという理由ではじめて、それを表に出すことで気持ちを整理し、自己主張の体験を積んでいる。
そして、那智さんのため。
そのあたりは『『あなたのために』はしない』『暗闇にならない『あなたのため』』『社会性』で書いた。
わたしのためで、那智さんのため。
わたしの主張や感性を楽しんでくださる方々のおかげで、とても居心地の良い場所を作ることができています。
そして、もうひとつ。
とても非力ではあるけれど、願いを込めて書いている。
ここ数ヶ月で、その願いを言葉で表せることができるようになったから、今日はそれを書いてみようと思う。
それは、卵の側にいたいということなんだ。
村上春樹さんのエルサレム賞でのスピーチご存知ですか?
わたし村上春樹さんの本はほとんど読まないのだけど、あのスピーチはとても好きなのです。
(「村上春樹 卵」とか「村上春樹 演説」とかで検索すると全文読めます)
イスラエルで行われた文学賞エルサレム賞の授賞式でのスピーチ。
ガザ侵攻の非人道性をその渦中であるイスラエルの授賞式で批判した。
えっと、世界情勢についてここではいうつもりはないです。(得意じゃないし^^;)
『常に卵の側に』というタイトルのその演説を一文を抜粋しますね。
「高く堅固な壁と卵があって、卵は壁にぶつかり割れる。そんな時に私は常に卵の側に立つ」
どんなに壁が正しくてどんなに卵がまちがっていても、私は卵の側に立ちます。何が正しく、何がまちがっているのかを決める必要がある人もいるのでしょう が、決めるのは時間か歴史ではないでしょうか。いかなる理由にせよ、壁の側に立って作品を書く小説家がいたとしたら、そんな仕事に何の価値があるのでしょ う?」
彼は「壁」をシステム(強者)、「卵」を個(弱者)として、たとえ壁が正しくても常に卵の側に立つと言っています。
わたしは小説家でもないし、書いていることはノロケだしSMだしちっとも崇高なものではないし。
エラソーなこと言える立場じゃないのだけど。
このブログの中で。
壁=システムは。
男性が作った社会であったり(個々の男性じゃないよ^^)。
絶対的な権力を持つご主人様だったり。
いろんな意味が込められているはずなのに、『主従』や『奴隷』や名称として一括りになった時点でひとつの威力になってしまう『言葉』そのものだったり。
(いつも言ってるけど、個々の『主従』『奴隷』を責めてるんじゃないよ〜。それで苦しくなるなら、という枕詞付きです)
『○○でなければならない』といういつの間にか出来上がっている多数意見。
卵=個は。
女性やM女さん。
誰かに従属していたい不安を抱えた人。
アンテナの感度が良すぎていらぬ傷を追ってしまう人。
『○○であるべきだ』という多数派の言葉に苦しさを感じている人。
少数の押しつぶされそうな『個』の気持ち。
だと思ってる。
時に『個』はとても弱い。
弱いということは、確かに正しいことではないかもしれない。
だけど、わたしは様々な場面で弱い側に立ちたい。
例え、それが正しくないことだったとしても。
システムについて行かれず、ひとりうずくまっている人がいるならば。
それが正しいとされていることから外れていても、わたしはその人の側にいたい。
なぜかというと、わたしも『個』でいたいから。
その人ひとりのためにと、そう思って書いている。
できる限り言葉を尽くして、奴隷さんや主従を結んでいるM女さんに向けているのではないと書いているつもりで、それでも批判的な意見に取れるように書いてしまったとするならば。
それはその先にある壁に向かって吠えているのです。
また、心の暗部を書いて、その原因やカラクリを自分なりに探っているのは、誰かのせいにしたいのではなく、『個』としてとても弱いけど、それを披露することで同じ『個』の側に少しでも寄り添えるのではないかと思って書いています。
一日200件前後のブログでなーんの役にも立たないと思うけど。
それでも、たとえ正しくなくても常に卵の側に立つ女性目線のSM的ブログがあってもいいんじゃないかなと思っています。
○○批判みたいに吠えちゃってるけどけっしてそれを否定しているつもりはなくて、それぞれの方法で幸せを感じていられたらいいよね。
それには『個』であるべきで、既成のシステムは参考にしかならないはずだ。(もしかしたら、参考にさえならないかもしれない)
って、誰に頼まれたわけじゃないけど、これもアンテナで拾ってしまうのと同様書かずにはいられない性分みたいです^^;
いつも『卵』に寄り添っていたい。
うずくまっているところから、立ち上がり歩き出すのは自分の力だ。
だから、わたしができることは、せめて、似たような女がここにいて、寄り添いたいと思っているよと願いを込めて書くこと。
拾った音を整理するため。
那智さんの楽しみのため。
誰にも頼まれていないけど、卵のそばに^^;
日々、吐き出して、日々更新していますが。
何もそんなこと書かなくてもと思うことまで。
人は人だよ、とも思う。
だけど、常に卵の側にいたいと思ってしまって。
非力ではあっても寄り添う力をブログが持っていると、おこがましくも思ってしまっているんだ。
ということで、わたしは、これからも一生懸命ノロケて、一生懸命毒を吐いていこうと思ってます。
うずくまっている人に届けと願って。
ブログを始めて今日で丸3年になりました。
いつも読んでくださっている方。
コメントや拍手コメントやメールをくださる方(拍手の方、たまには出てきてね^^)。
希有な男性読者様?(笑)
リンクを貼ってくださっているサイトやブログの皆さま。
おかげさまで3周年になりました。
わたしに関わってくださったすべての人に、感謝の気持ちを込めて。
本当にありがとうございました。
3周年ということで『薬指の刺青』らしく、熱く感謝のエントリーでした^^
ここまでお付き合いくださった皆さまにささやかではありますが、感謝の気持ちで。
いままで『自己紹介』やエントリーの中に掲載した画像を一挙公開。
ひとつ下のエントリーからお入りください。
(期間限定のため終了いたしました。ご了承くださいませ)
最後に、いつも書いていますが。
那智さん。
あなたがいてくれたから、わたしはここで自由に、そしてしっかりと立っていられるようになっています。
その経験の積み重ねが、普段のわたしも強くしてくれてるはずです。
続けさせてくれてありがとうございました。
あなたは、わたしのパワーの源。
感謝の気持ちを込めて、これからもいっぱい那智さんを『白馬に乗った王子様』にしちゃいます^^
那智さん、愛してまーす♪
ということで、皆様、これからもよろしくお願いします^^
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