危機管理能力part2
独特な幸福感
那智さんと海に行くんだ^^
一番の目的があって、それはちょっと内緒なんですが。
その目的が海方面なので、終わったら海デート。
那智さんは山派で、わたしは海派。
旅行のときに山は一緒に行ったけど、海に行くのははじめて。
真夏じゃない海はわたしの好きな景色のひとつで、お気に入りの海スポットやレストランに那智さんと行かれるのが嬉しいな。
楽しみに計画を立てると、そこは那智さん、ただでは済ませてくれません。
「海岸に行ったら遊ぼうか?」
「はい?何をして」
「ボール投げて、りん子が拾ってくるの。」
「??」
「わんこになって」
昔見ていたサイトで、ご主人様が投げた靴をわんこになってくわえて拾ってくるという画像を見たことがある。(とっても可愛かった)
靴をくわえて両手を『わん』ってしている姿に、淡ーーーーーい憧れを抱いていたことを思い出し、ちょっと『うっとりめ』に心が傾く。
いや、待て、りん子。
たしか、そのサイトのシーンは深夜の人気のないパーキングだったと記憶している。
那智さんが提案しているのは、昼間の浜辺。
オフシーズンとはいえ、カップルや地元の人が遊びに来ているはず。
本家犬のお散歩だっているはず。
「いいよな〜、横に本物の犬の散歩がいたりして^^」
やっぱり、同じこと考えてる、那智さん^^;
冷静に考えて、それは無理。
即座に首を横に振りたいけれど、ここで即否定をしてしまうのは危険なんだ。
『無理です!!』なんて言ってしまえば。
『りん子には手と足はないの?くわえる口はないの?(あります)じゃあ、無理じゃないよね?無理かどうかやってみようか?』
なんて展開になるのだ。
物理的に無理なことや危険性を伴うこと以外を『無理』と言って拒否すれば、それはかなりの確率で『じゃあ、試してみよう』になっちゃうんだ。
だから、即拒否は抑える。
「口に砂が入ります;;」
「それは我慢だね〜」
「遠足の子とかいるかもしれないです」
(わたしの中で、子供に不可解なものを見せるのは絶対避けたいの)
「それだとやめたほうがいいね」
(ここは那智さんも理解してくれている)
「じゃ、いなきゃできるね〜」
うう、まずい。
作戦変更。
「那智さん、犬にボールを投げて、それを拾ってくるのをイメージしていると思いますけど、実際人が浜 辺で四つん這いになったら駆けるなんて無理だし、歩くこともままならないんじゃないですか?だからね、拾うのに時間がかかって、那智さんの思ったような楽し さにはならないと思います!!」
こうやって、そこはかとなくやる気を鎮火させるような、それでいていかにも那智さんの楽しみを考えて言及していますっぽく、グダグダともっともらしい理由作戦。
これは、割と効く(笑)
那智さんも、こうやってわたしがいろんな言い訳を持ち出して、それで自分の気分が変わっていくのを楽しんでいるから、意地でもやるとか命令にしちゃうなんてことはないんだ。
(このやり取りをよくブログに載せてますね^^;)
それは那智さんの楽しみに繋がりませんよ〜と、『じゃあ、やめるか』という言葉が出るように遠隔操作してみると。
「う〜ん、たしかにそうだな〜。走るの無理だしな〜。」
「そうですよ!!」
「じゃあそこは我慢して、あんまり遠くに投げないようにするよ、5mくらい?」
5m…?
5mって、わたしの身長の3倍くらいよね。
けっこう、あるよ、距離。
砂浜でわたしの身長の3倍の距離を犬っぽく『ばうばう』と四つん這いの自分を想像してしまう。
5m、それは長過ぎる…。
足疲れそう…。
「5m!?それはけっこう距離あって大変です!!できて2、3mです。」
りん子!!!
こんなところで危機管理能力を発揮しちゃだめ!!!
いつも那智さんは投げかけたことより、少し酷いことをする。
その経験から、投げかけられたことから想像できる最悪を想定して、わたしは危機管理に頭を働かせるんだ。
それなのに、どこをどう間違ったのか。
このときは危機管理が『砂浜を四つん這いで歩くのに適した距離』に働いてしまったのです^^;
2、3mならできるんかい!?と思わず心の中でつっこみ、爆笑してしまうわたし。
那智さんは聞き取れなかったようで、きょとん。
真剣なお話じゃなかったから、那智さんもそれ以上追求することはなくて、それ以上傷口を広げることはなくて、ホッ。
ああ、でも、想像しちゃう。
那智さんが投げたボールをくわえて戻ってきて『よーしよし』と撫でてくれたら。
楽しそうに何度も何度も遊んでくれたら。
わたし、とっても幸せだろうなぁ。
と、どうしても、淡ーーーーーい憧れを抱いてしまうから、『砂浜を四つん這いで歩くのに適した距離』方面に危機管理が働いちゃうんだな^^;
那智さんと海に行くんだ^^
一番の目的があって、それはちょっと内緒なんですが。
その目的が海方面なので、終わったら海デート。
那智さんは山派で、わたしは海派。
旅行のときに山は一緒に行ったけど、海に行くのははじめて。
真夏じゃない海はわたしの好きな景色のひとつで、お気に入りの海スポットやレストランに那智さんと行かれるのが嬉しいな。
楽しみに計画を立てると、そこは那智さん、ただでは済ませてくれません。
「海岸に行ったら遊ぼうか?」
「はい?何をして」
「ボール投げて、りん子が拾ってくるの。」
「??」
「わんこになって」
昔見ていたサイトで、ご主人様が投げた靴をわんこになってくわえて拾ってくるという画像を見たことがある。(とっても可愛かった)
靴をくわえて両手を『わん』ってしている姿に、淡ーーーーーい憧れを抱いていたことを思い出し、ちょっと『うっとりめ』に心が傾く。
いや、待て、りん子。
たしか、そのサイトのシーンは深夜の人気のないパーキングだったと記憶している。
那智さんが提案しているのは、昼間の浜辺。
オフシーズンとはいえ、カップルや地元の人が遊びに来ているはず。
本家犬のお散歩だっているはず。
「いいよな〜、横に本物の犬の散歩がいたりして^^」
やっぱり、同じこと考えてる、那智さん^^;
冷静に考えて、それは無理。
即座に首を横に振りたいけれど、ここで即否定をしてしまうのは危険なんだ。
『無理です!!』なんて言ってしまえば。
『りん子には手と足はないの?くわえる口はないの?(あります)じゃあ、無理じゃないよね?無理かどうかやってみようか?』
なんて展開になるのだ。
物理的に無理なことや危険性を伴うこと以外を『無理』と言って拒否すれば、それはかなりの確率で『じゃあ、試してみよう』になっちゃうんだ。
だから、即拒否は抑える。
「口に砂が入ります;;」
「それは我慢だね〜」
「遠足の子とかいるかもしれないです」
(わたしの中で、子供に不可解なものを見せるのは絶対避けたいの)
「それだとやめたほうがいいね」
(ここは那智さんも理解してくれている)
「じゃ、いなきゃできるね〜」
うう、まずい。
作戦変更。
「那智さん、犬にボールを投げて、それを拾ってくるのをイメージしていると思いますけど、実際人が浜 辺で四つん這いになったら駆けるなんて無理だし、歩くこともままならないんじゃないですか?だからね、拾うのに時間がかかって、那智さんの思ったような楽し さにはならないと思います!!」
こうやって、そこはかとなくやる気を鎮火させるような、それでいていかにも那智さんの楽しみを考えて言及していますっぽく、グダグダともっともらしい理由作戦。
これは、割と効く(笑)
那智さんも、こうやってわたしがいろんな言い訳を持ち出して、それで自分の気分が変わっていくのを楽しんでいるから、意地でもやるとか命令にしちゃうなんてことはないんだ。
(このやり取りをよくブログに載せてますね^^;)
それは那智さんの楽しみに繋がりませんよ〜と、『じゃあ、やめるか』という言葉が出るように遠隔操作してみると。
「う〜ん、たしかにそうだな〜。走るの無理だしな〜。」
「そうですよ!!」
「じゃあそこは我慢して、あんまり遠くに投げないようにするよ、5mくらい?」
5m…?
5mって、わたしの身長の3倍くらいよね。
けっこう、あるよ、距離。
砂浜でわたしの身長の3倍の距離を犬っぽく『ばうばう』と四つん這いの自分を想像してしまう。
5m、それは長過ぎる…。
足疲れそう…。
「5m!?それはけっこう距離あって大変です!!できて2、3mです。」
りん子!!!
こんなところで危機管理能力を発揮しちゃだめ!!!
いつも那智さんは投げかけたことより、少し酷いことをする。
その経験から、投げかけられたことから想像できる最悪を想定して、わたしは危機管理に頭を働かせるんだ。
それなのに、どこをどう間違ったのか。
このときは危機管理が『砂浜を四つん這いで歩くのに適した距離』に働いてしまったのです^^;
2、3mならできるんかい!?と思わず心の中でつっこみ、爆笑してしまうわたし。
那智さんは聞き取れなかったようで、きょとん。
真剣なお話じゃなかったから、那智さんもそれ以上追求することはなくて、それ以上傷口を広げることはなくて、ホッ。
ああ、でも、想像しちゃう。
那智さんが投げたボールをくわえて戻ってきて『よーしよし』と撫でてくれたら。
楽しそうに何度も何度も遊んでくれたら。
わたし、とっても幸せだろうなぁ。
と、どうしても、淡ーーーーーい憧れを抱いてしまうから、『砂浜を四つん這いで歩くのに適した距離』方面に危機管理が働いちゃうんだな^^;
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