わたしで遊んで2
非日常的な日常
那智さんはハプバーで、わかりやすく「俺の物」扱いをするのは好きじゃない。
お外でわんこをさせられる(してもらう?笑)わたしからしたら、いろんなことが「暗黙の了解」の中で「俺の物」扱いされることは、恥ずかしいけど安心して喜べると思うので、やってほしいと思うのだけど。
ハプバーで首輪にリードの四つん這いしてくださいよ〜とお願いしても、それは面白くないと却下されちゃう。
きっとね、ハプバーでわたしが、ドキドキしたりリラックスしたり時々離れていって、また那智さんの足下に戻って嬉しそうにしてる。
みたいなのが好きなんだ。
自由にのびのびさせているほうが、那智さんにとっては「俺の物」という満足感を感じられるのかもしれない。
でも、その日は違った。
カウンターの上にわたしを載せ少し弄んだあと、Yちゃんに向かって「ちょっと打っていい?」と聞いた。
鞭?
ここで?
あの痛いバラ鞭をここで振るうつもりのようだ。
那智さんらしくない。
暗黙の了解の中で、SM的なことを自ら望んでしたことは、この場所ではほとんどないのに。
どんなテンションでそれをしようとしているのか計りかねて、ちょっと怖い。
それでも、今日ホテルではなかった鞭。
いつまでたっても怖いけど、ないと寂しいとも思ってしまうのだ。
わたしは、静かにカウンターと平行するように床に四つん這いになって、お尻を高く上げた。
多分、まだフロアの人は気付いていない、ギャラリーはYちゃんだけ。
ビシッ。
一発目。
予想より強烈で、那智さんのテンションが見えてくる。
「おお♪」
Yちゃんが嬉しそうな声が聞こえた。
耐えられる衝撃だった。
なぜなら、ロングドレスが皮膚を守ってくれたから。
二発目。
那智さんが構える気配と共に、四つん這いのままドレスの裾をめくり上げた。
あらわになったこの肌に直接鞭を打ってほしかった。
どんなテンションかわからず戸惑い。
人前での鞭に困惑する。
それなのに、あの衝撃を直に感じたくて、ドレスをめくり上げてしまう、わたし。
慣れない場所だから、少し探るように、でも、甘くない力で数発。
その度に、体を起こし皮膚に手を当て、痛みをやり過ごす。
やり過ごす時間、これはわたしを「くすくす」させる変な状態にさせてくれるのだ。
大声は出してない。
堪えた。
あまり大げさにしたくなかったから。
でも、鞭の鋭い音はフロアに響き、人に気付かせるには充分な大きさだった。
「あ、鞭だ。」
集まった人々の声が遠くに聞こえた。
ああ、気付かれちゃった。
鞭は続く。
「うわっ、痛そう!!」
ああ、ちょっと驚かれてる。
この驚かれてるということが、とっても恥ずかしい。
痛くて崩した体勢を、那智さんの動きに併せて戻す。
「戻してる、えらいね。」
わあ、感心されてしまった!!
多分、痛くても、耐えて従順に従ってる健気なM女に映ってるんだ。
自ら喜んでドレスをまくってるなんて思わないのだろう。
ちょっと己が情けない気もする。
でも、従順なM女さんに思われるのも、ちょっと嬉しいかも。
それを作ったのがこの人と、那智さんの自尊心を満たしてあげられたら、いいなと思う。
そして、従順M女像に、ちょっと酔ってるわたし^^;
めずらしい「俺の物」扱い。
痛いことが嬉しい。
那智さんの自尊心と、わたしの陶酔。
そして、人が見ている。
2人きりのときのような、ぐちゃぐちゃ痴人状態にはならないし、なれない。
でも、めずらしい感情のミックスに、なんとも言えない良い気分だった。
那智さん、嬉しそうに鞭を振るってる。
だんだん、激しさが増すようだ。
ときどき、おまんこや内股に当たり、陶酔なんて吹っ飛ぶ。
くわーーーっと耐えて、また、四つん這い。
気が付けば、あたりがしんとしてしまっていた。
ギャラリーがいるのか、いなくなっているのか、確認するほど冷静じゃない。
引かれちゃったらいやだな。
引かないで。
そんなふうに困ってるけど、でも、鞭も「俺の物」扱いも、喜んでしまっていた。
どうぞ、リードをぐっと引いて、好きに扱ってほしいと願うのだ。
那智さんはハプバーで、わかりやすく「俺の物」扱いをするのは好きじゃない。
お外でわんこをさせられる(してもらう?笑)わたしからしたら、いろんなことが「暗黙の了解」の中で「俺の物」扱いされることは、恥ずかしいけど安心して喜べると思うので、やってほしいと思うのだけど。
ハプバーで首輪にリードの四つん這いしてくださいよ〜とお願いしても、それは面白くないと却下されちゃう。
きっとね、ハプバーでわたしが、ドキドキしたりリラックスしたり時々離れていって、また那智さんの足下に戻って嬉しそうにしてる。
みたいなのが好きなんだ。
自由にのびのびさせているほうが、那智さんにとっては「俺の物」という満足感を感じられるのかもしれない。
でも、その日は違った。
カウンターの上にわたしを載せ少し弄んだあと、Yちゃんに向かって「ちょっと打っていい?」と聞いた。
鞭?
ここで?
あの痛いバラ鞭をここで振るうつもりのようだ。
那智さんらしくない。
暗黙の了解の中で、SM的なことを自ら望んでしたことは、この場所ではほとんどないのに。
どんなテンションでそれをしようとしているのか計りかねて、ちょっと怖い。
それでも、今日ホテルではなかった鞭。
いつまでたっても怖いけど、ないと寂しいとも思ってしまうのだ。
わたしは、静かにカウンターと平行するように床に四つん這いになって、お尻を高く上げた。
多分、まだフロアの人は気付いていない、ギャラリーはYちゃんだけ。
ビシッ。
一発目。
予想より強烈で、那智さんのテンションが見えてくる。
「おお♪」
Yちゃんが嬉しそうな声が聞こえた。
耐えられる衝撃だった。
なぜなら、ロングドレスが皮膚を守ってくれたから。
二発目。
那智さんが構える気配と共に、四つん這いのままドレスの裾をめくり上げた。
あらわになったこの肌に直接鞭を打ってほしかった。
どんなテンションかわからず戸惑い。
人前での鞭に困惑する。
それなのに、あの衝撃を直に感じたくて、ドレスをめくり上げてしまう、わたし。
慣れない場所だから、少し探るように、でも、甘くない力で数発。
その度に、体を起こし皮膚に手を当て、痛みをやり過ごす。
やり過ごす時間、これはわたしを「くすくす」させる変な状態にさせてくれるのだ。
大声は出してない。
堪えた。
あまり大げさにしたくなかったから。
でも、鞭の鋭い音はフロアに響き、人に気付かせるには充分な大きさだった。
「あ、鞭だ。」
集まった人々の声が遠くに聞こえた。
ああ、気付かれちゃった。
鞭は続く。
「うわっ、痛そう!!」
ああ、ちょっと驚かれてる。
この驚かれてるということが、とっても恥ずかしい。
痛くて崩した体勢を、那智さんの動きに併せて戻す。
「戻してる、えらいね。」
わあ、感心されてしまった!!
多分、痛くても、耐えて従順に従ってる健気なM女に映ってるんだ。
自ら喜んでドレスをまくってるなんて思わないのだろう。
ちょっと己が情けない気もする。
でも、従順なM女さんに思われるのも、ちょっと嬉しいかも。
それを作ったのがこの人と、那智さんの自尊心を満たしてあげられたら、いいなと思う。
そして、従順M女像に、ちょっと酔ってるわたし^^;
めずらしい「俺の物」扱い。
痛いことが嬉しい。
那智さんの自尊心と、わたしの陶酔。
そして、人が見ている。
2人きりのときのような、ぐちゃぐちゃ痴人状態にはならないし、なれない。
でも、めずらしい感情のミックスに、なんとも言えない良い気分だった。
那智さん、嬉しそうに鞭を振るってる。
だんだん、激しさが増すようだ。
ときどき、おまんこや内股に当たり、陶酔なんて吹っ飛ぶ。
くわーーーっと耐えて、また、四つん這い。
気が付けば、あたりがしんとしてしまっていた。
ギャラリーがいるのか、いなくなっているのか、確認するほど冷静じゃない。
引かれちゃったらいやだな。
引かないで。
そんなふうに困ってるけど、でも、鞭も「俺の物」扱いも、喜んでしまっていた。
どうぞ、リードをぐっと引いて、好きに扱ってほしいと願うのだ。
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