バカップルの攻防
独特な幸福感
タイトルの通りでくだらないですからね^^
お気をつけくださいませ。
那智さんが海外出張に行っちゃう!!!
昨年のGW辺りに続き今年も。
前回は「声聞けないと死にます…いえ冬眠してます。」なんてけっこう切羽詰まっていましたけど、今回は意外と平気。
もともと夏休みでいつもより電話の機会が減ることが覚悟できているからか、ちっとは図太くなれたのか、それとも防衛本能か。
「いつ出発でしたっけ?」なんて、なんだかピンと来てない感じ。
多分、出張前のゆっくり会える最後のデートの日。
何日も先だから、やっぱりピンと来てなかった。
いつもと変わらないデートの途中。
ベッドに寝転び、腕枕などをしながらちょっといちゃいちゃ。(あはは、こういう描写のほうが照れ臭いわたし^^;)
「どうする〜?もうすぐ○○だよ〜。」
それまでほとんど話題に出てなかった海外出張の地名。
「ああ、そうですね。」
那智さんの口からこういう風に話が出るときって、多分那智さんの中でふたつの理由があると、わたしは感じています。
ひとつは、思いっきりわかりやすい「いじめっこ」感覚。
それを言って「いやーーーー」とか「死にます」とか本気と冗談半々で答えるわたしを楽しんでる。
本気で涙が出ちゃったりしてしまうこともあるので、ちと情けない^^;
もうひとつは、わたしが寂しくならないため。
大げさなんだけどね、甘え貯めとか寂しがり貯めみたいなことをしてくれてるんだと思うのです。
「ああ、あのとき、もっと甘えとくんだった」といなくなってから寂しくならないために、「ほれほれ」と突いてくれてる感じもするのです。
たかが、数日間ですけど…ね^^;
「ああ、そうですね。」
と答えて、あ、でも、今回はそれほど切羽詰まってないぞと意外と平気な心に気付く。
そうよね、夏休みでいつもと環境違うしね。
「でも、やっぱり寂しいなぁ」とじんわりとした気持ちを口にする。
「どうする、6日間お話しできないよ〜。」
「はい、そうですね…。」
まだ、ちょっと他人事。
腕枕、髪を撫でながら。
「その間ノーパンで股縄で過ごす?」
「え?」
「寂しくならないように。」
この言葉で、目の奥から一気に水分増量、涙が勢い良くせり上がり、涙腺決壊。
だってね、理由が「寂しくならないように」なんだよ。
「那智さんの存在を常に意識するために」とか「羞恥心を煽るために」とかじゃないわたし目線で「寂しくならないように」なのよ。
ったく、この那智さんのやり方にいつもノックアウトされちゃうのだ。
こうなると、もう止まらない。
「那智さ〜ん、そんなこと言ったら泣いちゃいますぅぅ。」
「だって、そのほうが嬉しいだろ?」
涙は溢れ、頬を伝う。
こんなことでしゃくり上げる自分が恥ずかしくも気持ち良い。
「うわ〜ん、なぢざ〜ん(訳:那智さ〜ん)、なぢざんがべいでいじでぐれだらざびじぐだらだいだら(訳:那智さんが命令してくれたら寂しくならないなら)、むぇいるうぇいじてぐだざいぃぃぃ(訳:命令してください)」
ああ、書いてて恥ずかしい、お馴染みの泣きながらの言葉。
でも、「びえ〜ん」てなれるの、とっても幸せ。
そんでもって、那智さんはわたしを「びえ〜ん」とさせるの、好き!!
楽しんでるのわかるから、手放しでできるのよね。(←言い訳)
よしよし、いいこいいこ。
しばらく泣いたら、ちょっとすっきり。
那智さんの狙い通りの「甘え貯め」ができた感じ。
気持ち満足したわたしに那智さんの攻撃は止まらない。
「6日間もだよ〜、りん子寂しいよ〜。」
「うう、長いですよね…。」
そう答えるものの、満足したわたしの声は若干さっぱり。
これが那智さんの変なスイッチをオンさせてしまったのだ。
「どうする〜、りん子、○○だよ〜。」
「向こうで女の子と仲良くしちゃうかもよ〜。」
なんか、同じようなことをずーーーーーっと言ってる。
なんだろ?まだ泣かせる続き?
「そうですね、遠いですよね。」
「はあ、どうぞ仲良くしてください。」
だんだんわたしの返答もなおざりに。
「飛行機落ちちゃっうかもよ〜。」
「ああ、それはダメっ!!」
内容によっては、ちょっと「うるっ」に戻る、わたし^^;
ここで一気に畳み掛ける那智さんの放ったひと言。
「日本にいないんだよ〜。わはは。」
「ぶはーーーーっ。那智さん、それはあんまりピンと来ないです!!」
そんな子供にしか効果ないような脅し文句。
さすがに那智さんも自分で言って笑ってる。
ベッドを降りてコーヒーを飲みタバコを吸う。
わたしも一緒にソファに移動する。
最初は「甘え貯め」から始まった「那智さん行っちゃうよ〜」時間。
途中ちゃんと泣いて満足でそれでおしまいになれば良かったのに、那智さんったら変なスイッチが入って「くだらないレベルでりん子を泣かせたい」モード。
だけどね、いくらわたしでもそれじゃあ泣きませんよ。
3歳児じゃないんだから。(えっと、気持ちは6歳児くらいなんで^^;)
わたしとしては、もうだいぶお腹いっぱい。
多分、那智さんも惰性の口癖のようになっちゃってる。
「どうする〜、りん子〜、声聞けないよ〜。」
雑誌に目を通しながら、もう惰性以外の何ものでもない様子。
この収集のつかない空気をリセットさせるには、もうこのお返事しかない。
「那智さん、わたしがもう一回泣いたら、この会話終わりにしてくれますか?」
このひと言で試合終了。
ふたりで笑って、がっちり握手って気分。
っていつから闘ってたんだ?
それで、勝敗は?
うふふ、ちょっとわたしが勝った気がするけど、いいですか?那智さん。
タイトルの通りでくだらないですからね^^
お気をつけくださいませ。
那智さんが海外出張に行っちゃう!!!
昨年のGW辺りに続き今年も。
前回は「声聞けないと死にます…いえ冬眠してます。」なんてけっこう切羽詰まっていましたけど、今回は意外と平気。
もともと夏休みでいつもより電話の機会が減ることが覚悟できているからか、ちっとは図太くなれたのか、それとも防衛本能か。
「いつ出発でしたっけ?」なんて、なんだかピンと来てない感じ。
多分、出張前のゆっくり会える最後のデートの日。
何日も先だから、やっぱりピンと来てなかった。
いつもと変わらないデートの途中。
ベッドに寝転び、腕枕などをしながらちょっといちゃいちゃ。(あはは、こういう描写のほうが照れ臭いわたし^^;)
「どうする〜?もうすぐ○○だよ〜。」
それまでほとんど話題に出てなかった海外出張の地名。
「ああ、そうですね。」
那智さんの口からこういう風に話が出るときって、多分那智さんの中でふたつの理由があると、わたしは感じています。
ひとつは、思いっきりわかりやすい「いじめっこ」感覚。
それを言って「いやーーーー」とか「死にます」とか本気と冗談半々で答えるわたしを楽しんでる。
本気で涙が出ちゃったりしてしまうこともあるので、ちと情けない^^;
もうひとつは、わたしが寂しくならないため。
大げさなんだけどね、甘え貯めとか寂しがり貯めみたいなことをしてくれてるんだと思うのです。
「ああ、あのとき、もっと甘えとくんだった」といなくなってから寂しくならないために、「ほれほれ」と突いてくれてる感じもするのです。
たかが、数日間ですけど…ね^^;
「ああ、そうですね。」
と答えて、あ、でも、今回はそれほど切羽詰まってないぞと意外と平気な心に気付く。
そうよね、夏休みでいつもと環境違うしね。
「でも、やっぱり寂しいなぁ」とじんわりとした気持ちを口にする。
「どうする、6日間お話しできないよ〜。」
「はい、そうですね…。」
まだ、ちょっと他人事。
腕枕、髪を撫でながら。
「その間ノーパンで股縄で過ごす?」
「え?」
「寂しくならないように。」
この言葉で、目の奥から一気に水分増量、涙が勢い良くせり上がり、涙腺決壊。
だってね、理由が「寂しくならないように」なんだよ。
「那智さんの存在を常に意識するために」とか「羞恥心を煽るために」とかじゃないわたし目線で「寂しくならないように」なのよ。
ったく、この那智さんのやり方にいつもノックアウトされちゃうのだ。
こうなると、もう止まらない。
「那智さ〜ん、そんなこと言ったら泣いちゃいますぅぅ。」
「だって、そのほうが嬉しいだろ?」
涙は溢れ、頬を伝う。
こんなことでしゃくり上げる自分が恥ずかしくも気持ち良い。
「うわ〜ん、なぢざ〜ん(訳:那智さ〜ん)、なぢざんがべいでいじでぐれだらざびじぐだらだいだら(訳:那智さんが命令してくれたら寂しくならないなら)、むぇいるうぇいじてぐだざいぃぃぃ(訳:命令してください)」
ああ、書いてて恥ずかしい、お馴染みの泣きながらの言葉。
でも、「びえ〜ん」てなれるの、とっても幸せ。
そんでもって、那智さんはわたしを「びえ〜ん」とさせるの、好き!!
楽しんでるのわかるから、手放しでできるのよね。(←言い訳)
よしよし、いいこいいこ。
しばらく泣いたら、ちょっとすっきり。
那智さんの狙い通りの「甘え貯め」ができた感じ。
気持ち満足したわたしに那智さんの攻撃は止まらない。
「6日間もだよ〜、りん子寂しいよ〜。」
「うう、長いですよね…。」
そう答えるものの、満足したわたしの声は若干さっぱり。
これが那智さんの変なスイッチをオンさせてしまったのだ。
「どうする〜、りん子、○○だよ〜。」
「向こうで女の子と仲良くしちゃうかもよ〜。」
なんか、同じようなことをずーーーーーっと言ってる。
なんだろ?まだ泣かせる続き?
「そうですね、遠いですよね。」
「はあ、どうぞ仲良くしてください。」
だんだんわたしの返答もなおざりに。
「飛行機落ちちゃっうかもよ〜。」
「ああ、それはダメっ!!」
内容によっては、ちょっと「うるっ」に戻る、わたし^^;
ここで一気に畳み掛ける那智さんの放ったひと言。
「日本にいないんだよ〜。わはは。」
「ぶはーーーーっ。那智さん、それはあんまりピンと来ないです!!」
そんな子供にしか効果ないような脅し文句。
さすがに那智さんも自分で言って笑ってる。
ベッドを降りてコーヒーを飲みタバコを吸う。
わたしも一緒にソファに移動する。
最初は「甘え貯め」から始まった「那智さん行っちゃうよ〜」時間。
途中ちゃんと泣いて満足でそれでおしまいになれば良かったのに、那智さんったら変なスイッチが入って「くだらないレベルでりん子を泣かせたい」モード。
だけどね、いくらわたしでもそれじゃあ泣きませんよ。
3歳児じゃないんだから。(えっと、気持ちは6歳児くらいなんで^^;)
わたしとしては、もうだいぶお腹いっぱい。
多分、那智さんも惰性の口癖のようになっちゃってる。
「どうする〜、りん子〜、声聞けないよ〜。」
雑誌に目を通しながら、もう惰性以外の何ものでもない様子。
この収集のつかない空気をリセットさせるには、もうこのお返事しかない。
「那智さん、わたしがもう一回泣いたら、この会話終わりにしてくれますか?」
このひと言で試合終了。
ふたりで笑って、がっちり握手って気分。
っていつから闘ってたんだ?
それで、勝敗は?
うふふ、ちょっとわたしが勝った気がするけど、いいですか?那智さん。
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