信じることに慣れるのだ(5/20追記と変更あり)
りん子的独り言(エラそう)
ちょっと追記と変更しました。
気づいてくださるかな〜。
っていうか、もう一度読んでくれる奇特なかたはいらっしゃるかしら!!と思いつつ、ペコリです。
書くときに、ときどき「わたしのような女は」という言い方をします。
はっきりとした「基準」があるわけじゃなくて、かなりぼんやりした「わたし像」。
性癖や生い立ちやネガティブな部分や、使う場面もそれぞれだから、このエントリーの「わたしのような」には共感できるけど、こちらのそれはちょっと理解できない、なんていうのも、きっとあると思います。
今日、これから書こうとしてることも、感覚的なことだからどれくらいの人が理解や共感をしてくださるのか、自分の筆力も含めて、不安^^;
まず第一に「女」って書いてるのだから、男性には無理かな!?
なんて、前置きばっかりしてないで、行ってみよう!!
那智さんと知り合って最初の三日間は、とにかく物凄い量と質の長電話をした。
「惹かれ合う理由」の「出会い」のころ、一日5、6時間と書いてあったように思うけど、もしかしたら、もうちょっといっぱいだったかもしれない。
さすがに、社会人として、そんな状況いつまでも続けるわけにはいかないので、那智さんも「落とすのに必死(笑)」だったその三日間以降は、少し落ち着いてはきた。
それでも、一日数時間、そうだなぁ、3、4時間は話していたかな。
毎日続いたそれが、2週間ほどして徐々に減り出した。
毎晩、毎晩、2時間は話していたのに、ある日を境に「話せない夜(もしくは、ほんのちょっとだけしか話せない)」ができたのだ。
当然と言えば当然よね、那智さんにも那智さんの生活パターンがある。
那智さんは、お世話になっている先輩の男性のお付き合いで週数回フィットネスに通っていたのだ。
わたしとの電話で、もう2週間もそれを断っていたのだ、「さすがに、これ以上付き合い悪くはできない」そう言って、いままでの生活パターンに戻していった。
根拠なく、その夜がずっと続くと思っていたわたしは、驚いてしまった。
驚き、そして、悪い癖の「マイナス思考」が働くのだ。
「わたしに対する好きが減ってしまったの?」
那智さんはいつもわたしにこう言う。
「できるときはできるし、できないときはできない」
メールも電話も。
「だから、臆することなく、メールも電話も、寄っかかることもしていい」と。
実際、わたしのいっぱいのメール、忙しいときはほとんどスルー。
電話も「いまはダメ」とか「いまは、りん子に20%だけどそれでよければ」とか言われる。(ちなみに20%のときはかなり空返事^^;わたしの独り言状態。それでも繋がっていたいわたしって…)
でも、一段落して「できるとき」になったら、返してくれる。(メールはくだらない内容が多いので、けっこう返信は少ないけど)
何度も聞いた。
わたしが寄りかかることが負担にならない?
その負担がいずれ大きくなって、好きが減ってしまわない?
何度も答えてくれた。
「できるときはできるし、できないときはできないっていう、だから、心配しないで寄りかかればいい。」
多分、その那智さんの言っていることは、本当のことだろう。
そのときのわたしも、そう感じていたはずだ。
だけど、何度も何度も聞いてしまった。
そして、いつもいつも同じ答えをもらっていた。
わたしは、その言葉を、一生懸命自分に言い聞かせて、マイナス思考を断ち切ろうとした。
おまじないのように。
寄りかかり、ダメなときは待ち、また寄りかかれるときに疑わずに寄りかかる。
その間も、何度も聞いた。
そして、何度も答えてもらった。
こんなに両手を広げてくれている那智さんに、大丈夫だと感じさせてくれている那智さんに、なぜ、何度も同じようなことを繰り返し聞いてしまっていたのだろう。
いま、思えば。
わたしは、あのとき「那智さんが信じられなかった」のではないと思う。
信じることに慣れていなかったんだ。
これって、似ているようで、違うと思いませんか。
この感覚、理解されるだろうか。
わたしのような女は、疑い深いとか人を信じられないとかじゃなくて。
信じることに慣れてないの。
なんていうのかな、具体的に「なに」を信じることに慣れてないというより。
信じるという行為に、慣れてない、という感じかな。
あなたを信用していないのではなくて。
あなたの言ってることは嘘じゃないとわかった上で、ただ「慣れてない」だけ。
疑う余地のないほどいっぱい信じさせてもらえてるはずなのに、それでも不安に思うのは、「信じていいの?」「寄りかかってもいいの?」と何度も確認してしまうのは、誰のせいでもなくて、ただ慣れていないだけ。
信じるたための材料を全部そろえてもらっている。
あとは、それを体験して、自分の感覚にしみ込ませるために繰り返しの慣れる作業をしてるようなもの。
たとえば。
「富士山は高い」と知っていることと、実際に裾野に立ち仰ぎ見たときに感じる迫力。
そこではじめて「富士山は高い」という言葉が自分のものになるような。(違うかな…!?)
信じるに値するだけのものをもらってる、それなのに不安になることを責めずに、ただ慣れていないだけだと思いたい。
自分の感覚にしみ込ませてる最中なんだ。
似たようなことを何度も何度も聞いてしまうのは、信じる練習をしてるだけなの。
だから、わたしは祈るように那智さんに何度も聞いた。
あなたのせいじゃない、わたしが不慣れなだけ。
どうか、信じることに慣れさせてください。
慣れるまで、付き合ってください。
あのときは、こんな風に自分の心を言語化できていなかったけど、多分、那智さんのもそんな感覚が伝わっていたのではないかしら。
だから、付き合ってくれたのでしょう。
その、一見面倒なキャッチボールに付き合ってくれた那智さんをありがたいと思う。(もちろん、那智さんは那智さんのスタンスは変えずに、付き合ってくれた)
でも、わたしは、あなたと関係を作っていくために、信じることに慣れたかったの。
だから、投げ返してくれるボールを、素直に受け取り、また返す。
同じようなやり取りを繰り返していくたびに、人は慣れてくるものだ。
慣れるのにちょっと時間がかかっても、付き合ってくれれば、いつかは慣れるもの。
出会った頃、那智さんの生活パターンによって、減った電話(それだって、いっぱいだけどね)。
負担をかけていないか、不安に思った気持ち。
マイナス思考に陥りそうなとき、スタンスは変えずに「大丈夫」と同じ答えを繰り返してくれた。
だから、わたしは、信じることに慣れることができたのだ。
「信じることに慣れてないだけ」と言語化できたいま。
慣れてないんだ!!と開き直ることはよくないけど、信じられず不安な気持ちになり、「信じられない自分」を必要以上に責めてしまう、かつてのわたしに教えてあげたい。
慣れてないだけだから、慣れれば大丈夫って。
そして、恐らくほとんどが大丈夫だったと信じてるけど、そりゃあ、ちょっとは「面倒くせ〜」と思ったことがあるかもしれないかつての那智さんにも、教えてあげたい。
わたしのような女と付き合うの、ちょっとここ面倒かもしれないけど、ちゃんと慣れさせてくれれば、あとはけっこう「いい子」になりますよって(笑)
ちょっと追記と変更しました。
気づいてくださるかな〜。
っていうか、もう一度読んでくれる奇特なかたはいらっしゃるかしら!!と思いつつ、ペコリです。
書くときに、ときどき「わたしのような女は」という言い方をします。
はっきりとした「基準」があるわけじゃなくて、かなりぼんやりした「わたし像」。
性癖や生い立ちやネガティブな部分や、使う場面もそれぞれだから、このエントリーの「わたしのような」には共感できるけど、こちらのそれはちょっと理解できない、なんていうのも、きっとあると思います。
今日、これから書こうとしてることも、感覚的なことだからどれくらいの人が理解や共感をしてくださるのか、自分の筆力も含めて、不安^^;
まず第一に「女」って書いてるのだから、男性には無理かな!?
なんて、前置きばっかりしてないで、行ってみよう!!
那智さんと知り合って最初の三日間は、とにかく物凄い量と質の長電話をした。
「惹かれ合う理由」の「出会い」のころ、一日5、6時間と書いてあったように思うけど、もしかしたら、もうちょっといっぱいだったかもしれない。
さすがに、社会人として、そんな状況いつまでも続けるわけにはいかないので、那智さんも「落とすのに必死(笑)」だったその三日間以降は、少し落ち着いてはきた。
それでも、一日数時間、そうだなぁ、3、4時間は話していたかな。
毎日続いたそれが、2週間ほどして徐々に減り出した。
毎晩、毎晩、2時間は話していたのに、ある日を境に「話せない夜(もしくは、ほんのちょっとだけしか話せない)」ができたのだ。
当然と言えば当然よね、那智さんにも那智さんの生活パターンがある。
那智さんは、お世話になっている先輩の男性のお付き合いで週数回フィットネスに通っていたのだ。
わたしとの電話で、もう2週間もそれを断っていたのだ、「さすがに、これ以上付き合い悪くはできない」そう言って、いままでの生活パターンに戻していった。
根拠なく、その夜がずっと続くと思っていたわたしは、驚いてしまった。
驚き、そして、悪い癖の「マイナス思考」が働くのだ。
「わたしに対する好きが減ってしまったの?」
那智さんはいつもわたしにこう言う。
「できるときはできるし、できないときはできない」
メールも電話も。
「だから、臆することなく、メールも電話も、寄っかかることもしていい」と。
実際、わたしのいっぱいのメール、忙しいときはほとんどスルー。
電話も「いまはダメ」とか「いまは、りん子に20%だけどそれでよければ」とか言われる。(ちなみに20%のときはかなり空返事^^;わたしの独り言状態。それでも繋がっていたいわたしって…)
でも、一段落して「できるとき」になったら、返してくれる。(メールはくだらない内容が多いので、けっこう返信は少ないけど)
何度も聞いた。
わたしが寄りかかることが負担にならない?
その負担がいずれ大きくなって、好きが減ってしまわない?
何度も答えてくれた。
「できるときはできるし、できないときはできないっていう、だから、心配しないで寄りかかればいい。」
多分、その那智さんの言っていることは、本当のことだろう。
そのときのわたしも、そう感じていたはずだ。
だけど、何度も何度も聞いてしまった。
そして、いつもいつも同じ答えをもらっていた。
わたしは、その言葉を、一生懸命自分に言い聞かせて、マイナス思考を断ち切ろうとした。
おまじないのように。
寄りかかり、ダメなときは待ち、また寄りかかれるときに疑わずに寄りかかる。
その間も、何度も聞いた。
そして、何度も答えてもらった。
こんなに両手を広げてくれている那智さんに、大丈夫だと感じさせてくれている那智さんに、なぜ、何度も同じようなことを繰り返し聞いてしまっていたのだろう。
いま、思えば。
わたしは、あのとき「那智さんが信じられなかった」のではないと思う。
信じることに慣れていなかったんだ。
これって、似ているようで、違うと思いませんか。
この感覚、理解されるだろうか。
わたしのような女は、疑い深いとか人を信じられないとかじゃなくて。
信じることに慣れてないの。
なんていうのかな、具体的に「なに」を信じることに慣れてないというより。
信じるという行為に、慣れてない、という感じかな。
あなたを信用していないのではなくて。
あなたの言ってることは嘘じゃないとわかった上で、ただ「慣れてない」だけ。
疑う余地のないほどいっぱい信じさせてもらえてるはずなのに、それでも不安に思うのは、「信じていいの?」「寄りかかってもいいの?」と何度も確認してしまうのは、誰のせいでもなくて、ただ慣れていないだけ。
信じるたための材料を全部そろえてもらっている。
あとは、それを体験して、自分の感覚にしみ込ませるために繰り返しの慣れる作業をしてるようなもの。
たとえば。
「富士山は高い」と知っていることと、実際に裾野に立ち仰ぎ見たときに感じる迫力。
そこではじめて「富士山は高い」という言葉が自分のものになるような。(違うかな…!?)
信じるに値するだけのものをもらってる、それなのに不安になることを責めずに、ただ慣れていないだけだと思いたい。
自分の感覚にしみ込ませてる最中なんだ。
似たようなことを何度も何度も聞いてしまうのは、信じる練習をしてるだけなの。
だから、わたしは祈るように那智さんに何度も聞いた。
あなたのせいじゃない、わたしが不慣れなだけ。
どうか、信じることに慣れさせてください。
慣れるまで、付き合ってください。
あのときは、こんな風に自分の心を言語化できていなかったけど、多分、那智さんのもそんな感覚が伝わっていたのではないかしら。
だから、付き合ってくれたのでしょう。
その、一見面倒なキャッチボールに付き合ってくれた那智さんをありがたいと思う。(もちろん、那智さんは那智さんのスタンスは変えずに、付き合ってくれた)
でも、わたしは、あなたと関係を作っていくために、信じることに慣れたかったの。
だから、投げ返してくれるボールを、素直に受け取り、また返す。
同じようなやり取りを繰り返していくたびに、人は慣れてくるものだ。
慣れるのにちょっと時間がかかっても、付き合ってくれれば、いつかは慣れるもの。
出会った頃、那智さんの生活パターンによって、減った電話(それだって、いっぱいだけどね)。
負担をかけていないか、不安に思った気持ち。
マイナス思考に陥りそうなとき、スタンスは変えずに「大丈夫」と同じ答えを繰り返してくれた。
だから、わたしは、信じることに慣れることができたのだ。
「信じることに慣れてないだけ」と言語化できたいま。
慣れてないんだ!!と開き直ることはよくないけど、信じられず不安な気持ちになり、「信じられない自分」を必要以上に責めてしまう、かつてのわたしに教えてあげたい。
慣れてないだけだから、慣れれば大丈夫って。
そして、恐らくほとんどが大丈夫だったと信じてるけど、そりゃあ、ちょっとは「面倒くせ〜」と思ったことがあるかもしれないかつての那智さんにも、教えてあげたい。
わたしのような女と付き合うの、ちょっとここ面倒かもしれないけど、ちゃんと慣れさせてくれれば、あとはけっこう「いい子」になりますよって(笑)
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