続ライバルはクラリス
独特な幸福感
那智さんは自宅で文鳥を飼っている、その名はクラリス。
(『ライバルはクラリス』をお読みいただいてからのほうが面白いかと思います^^)
雛のころ4時間置きに餌をもらい育てられたクラリスは那智さんにとても懐いているらしい。
はじめてクラリスと電話越しに対峙してから数回、自宅でお話しできる機会がある度クラリスの存在を目の当たりにしている。
那智さんの寵愛を受けるわたしの憎くきライバル。
玄関を入る気配と共に遠くから聞こえる『ちゅん、ちゅん』という鳴き声。
それが大きくなる様子から、那智さんがクラリスに近づいていることがわかる。
「ちゅん、ちゅん」
「ただいま、クラリス♪」(完全に意地悪で言っている風)
「ちゅん、ちゅん、ちゅん」
羽音まで聞こえてくる勢いだ。
クラリスのヤツ全身で『おかえりなさい』をアピールしていやがる。
「チッチッチッ」
那智さんは舌を鳴らす。
「ちゅん、ちゅん、ちゅん」
答えるクラリス。
ちくしょーーーーー!!
楽しそうじゃないかーーー!!
舌鳴らして呼ばれてるーーー!!
鳥かごを開ける音と『ちゅん』の声がもっと近くなる。
ああああ、那智さんの肩に乗ってるぅぅ。
水浴びタイムだ。
嬉しそうな『ちゅん、ちゅん』が聞こえる。
そんないちいちに反応してしまう。
だって、だって、うらやましいんだもん。
妄想、あくまでも妄想の中でだけどね。
鳥かごの中で一日中那智さんの帰りを待っているんだよ。
帰ってきたら全身で喜んで、肩に乗せてもらって、水浴びさせてもらうんだよ。
雛のころから大切に育ててもらって、那智さんがいないと生きていかれないんだよ。
あ〜、うらやましい!!
なかでも、ちょっと、特殊なうらやましいがあるんだ。
ある夜。
帰宅した那智さんからお電話があった。
まさかかかってくると思わなかったから、大喜び^^
だけどそこが自宅だとわかっているからつい警戒して耳を澄ませてしまう。
…し〜ん。
んん、クラリス静か?
「那智さん、もう『ちゅんちゅんタイム』は終わったのですか?」
(あのなんとも言えない憎たらしい蜜月時間を『ちゅんちゅんタイム』と命名)
「ああ、クラリス?うるさいから寝かせた」
「あああ、寝かせたって暗くして?」
「そう、布掛けてね」
それっ!!
うらやましいの!!!
わかります?
布を掛けられて強制的に寝かせられるのだ。
自分の意志じゃなくて、那智さんの意志で。
有無を言わせず。
「いいな、クラリス、那智さんに寝かせてもらって」
「布掛けるだけだよ?(笑)」
「それがいいんじゃないですか!!」
「じゃあ、今度りん子にもやってあげるね。『おやすみ〜』って顔に布を掛けてあげる。その代わり、それで騒いだらお仕置き(笑)」
「違うんですよ〜、那智さん。わたしはその機能がうらやましい」
さらにご理解いただけるかな〜?
わたしは、クラリスのその機能もうらやましいのだ。
この那智さんの意志で眠れることの幸福感。
加えて、それで眠れてしまう(いや、実際は寝ていないかもしれない、単におとなしくなっているだけかもしれないけど^^;)ことに良さがあるのです!!
眠くもないのに無理矢理布を被せられるんじゃなくてね。
ここでの大きなポイントは、『はい、おやすみね』で、コトッとスイッチオフできてしまう体・機能が特にうらやましい。
那智さんの意思はわたしの意志。
精神的なことだけじゃなく、生き物としての機能まで那智さんの意思に沿うようにできていることが、うらやましいのだ。
今日は七夕^^
わたしの願いごと。
一日でいいからクラリスの機能が備わってクラリスになりたい。
那智さんに餌をもらって、肩に乗って『ちゅん、ちゅん』して。
でもって『コトッ』と眠らされたい。
ペットとして飼われたいとかリードで繋がれていたいとかSM?主従?では時々目にするアイテムだけど、スイッチオフできる機能も備えたいというのが、わたしのお願い^^
というのはどうだろう。
う〜ん、多分、一日で飽きる^^;
えっと、これはブログネタってことで、ちゃんとしたお願いは別にしよ♪
ということで、今日は七夕、皆さんの願いごとが叶いますように^^
那智さんは自宅で文鳥を飼っている、その名はクラリス。
(『ライバルはクラリス』をお読みいただいてからのほうが面白いかと思います^^)
雛のころ4時間置きに餌をもらい育てられたクラリスは那智さんにとても懐いているらしい。
はじめてクラリスと電話越しに対峙してから数回、自宅でお話しできる機会がある度クラリスの存在を目の当たりにしている。
那智さんの寵愛を受けるわたしの憎くきライバル。
玄関を入る気配と共に遠くから聞こえる『ちゅん、ちゅん』という鳴き声。
それが大きくなる様子から、那智さんがクラリスに近づいていることがわかる。
「ちゅん、ちゅん」
「ただいま、クラリス♪」(完全に意地悪で言っている風)
「ちゅん、ちゅん、ちゅん」
羽音まで聞こえてくる勢いだ。
クラリスのヤツ全身で『おかえりなさい』をアピールしていやがる。
「チッチッチッ」
那智さんは舌を鳴らす。
「ちゅん、ちゅん、ちゅん」
答えるクラリス。
ちくしょーーーーー!!
楽しそうじゃないかーーー!!
舌鳴らして呼ばれてるーーー!!
鳥かごを開ける音と『ちゅん』の声がもっと近くなる。
ああああ、那智さんの肩に乗ってるぅぅ。
水浴びタイムだ。
嬉しそうな『ちゅん、ちゅん』が聞こえる。
そんないちいちに反応してしまう。
だって、だって、うらやましいんだもん。
妄想、あくまでも妄想の中でだけどね。
鳥かごの中で一日中那智さんの帰りを待っているんだよ。
帰ってきたら全身で喜んで、肩に乗せてもらって、水浴びさせてもらうんだよ。
雛のころから大切に育ててもらって、那智さんがいないと生きていかれないんだよ。
あ〜、うらやましい!!
なかでも、ちょっと、特殊なうらやましいがあるんだ。
ある夜。
帰宅した那智さんからお電話があった。
まさかかかってくると思わなかったから、大喜び^^
だけどそこが自宅だとわかっているからつい警戒して耳を澄ませてしまう。
…し〜ん。
んん、クラリス静か?
「那智さん、もう『ちゅんちゅんタイム』は終わったのですか?」
(あのなんとも言えない憎たらしい蜜月時間を『ちゅんちゅんタイム』と命名)
「ああ、クラリス?うるさいから寝かせた」
「あああ、寝かせたって暗くして?」
「そう、布掛けてね」
それっ!!
うらやましいの!!!
わかります?
布を掛けられて強制的に寝かせられるのだ。
自分の意志じゃなくて、那智さんの意志で。
有無を言わせず。
「いいな、クラリス、那智さんに寝かせてもらって」
「布掛けるだけだよ?(笑)」
「それがいいんじゃないですか!!」
「じゃあ、今度りん子にもやってあげるね。『おやすみ〜』って顔に布を掛けてあげる。その代わり、それで騒いだらお仕置き(笑)」
「違うんですよ〜、那智さん。わたしはその機能がうらやましい」
さらにご理解いただけるかな〜?
わたしは、クラリスのその機能もうらやましいのだ。
この那智さんの意志で眠れることの幸福感。
加えて、それで眠れてしまう(いや、実際は寝ていないかもしれない、単におとなしくなっているだけかもしれないけど^^;)ことに良さがあるのです!!
眠くもないのに無理矢理布を被せられるんじゃなくてね。
ここでの大きなポイントは、『はい、おやすみね』で、コトッとスイッチオフできてしまう体・機能が特にうらやましい。
那智さんの意思はわたしの意志。
精神的なことだけじゃなく、生き物としての機能まで那智さんの意思に沿うようにできていることが、うらやましいのだ。
今日は七夕^^
わたしの願いごと。
一日でいいからクラリスの機能が備わってクラリスになりたい。
那智さんに餌をもらって、肩に乗って『ちゅん、ちゅん』して。
でもって『コトッ』と眠らされたい。
ペットとして飼われたいとかリードで繋がれていたいとかSM?主従?では時々目にするアイテムだけど、スイッチオフできる機能も備えたいというのが、わたしのお願い^^
というのはどうだろう。
う〜ん、多分、一日で飽きる^^;
えっと、これはブログネタってことで、ちゃんとしたお願いは別にしよ♪
ということで、今日は七夕、皆さんの願いごとが叶いますように^^
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