「すべての責任は俺にある。ただし、りん子には道義的責任がある」5
モカ
『「すべての責任は俺にある。ただし、りん子には道義的責任がある」1』に書かれている認識のもとお読みください。
那智さんの『焦がれさせる』は、とても酷でとても難解だった。
『叶えてくれないなら今後話題に出さないで』と泣いて訴えたわたしの願いを叶えようとしてくれたのだ。
生半可なことをするわけにはいかないと腹を括ったそうだ。
『基本3人』と口にしたときのことを回想して「すごく勇気がいった」と4、5日前に聞いた。(つい最近だよ^^;)
やはり那智さんなりの覚悟があったのだろう。
(でもね、『カラオケで充分』発言のときに「ほら、これがりん子の願っていたことだろ〜」とちょっと意地悪な気持ちでもあったそうだ。那智さんも人の子です^^;)
こうやって後からひっくり返してみれば、筋道も思惑もわかるのだけど、やっぱり何も知らないわたしには恐怖だったよね。
酷で難解。
その最中、わたしはいくつかのことを諦めた。
あまりにも辛くて、そこに血が通わないように意識を遮断した。
那智さんは、『言葉は適切ではなけど、りん子の傷は幻想だったんだよ』という。(『傷』はだからね)
怖い話してとせがんで、そのお話がすごーく怖くて本気で泣いて、本気でおばけに怯えたようなことだよね。
確かにそうかもしれない、那智さんは前後で何も変わっていないし、筋だって通っている。
だけど嵐が通り過ぎるのを待つように息を止め意識を遮断したことは事実で、その中のいくつかにはいまも温かい血は流れてくれていない。
那智さんを愛している。
だけど、残念ながら安心して尻尾ぶんぶん振るようなテンションになりきれないのはそのせいだ。
1から4をお読みいただいて、『那智さんはこう思っていた』とか『こういうつもりだった』と物凄く彼の気持ちを書けていると感じていただけました?
そうなんだ、本当にたくさん話した。
話して話して話し尽くした。
それでも、言葉ではわかっても感情が受け入れられないところや、見る角度の違いから感じ取れるものの差はどうしても埋められないものもあるのも事実。
だから、もう息をしても大丈夫だとわかってもやっとヒンヤリとした血が流れ出したくらい。
温かい血が流れるにはもう少し時間がかかると思うし、それは那智さんもわかってくれているはずだ。
(実は、いりん子れを書いている段階でも刻々と気持ちは変化しています。実は、何度も言い回しを書く直している)
そして、もうひとつ冷たい血のままの原因がある。
これも『焦がれたい』のだから仕方がないと、十分承知で言わせてください。
那智さんは、わたしの願望を叶えるため、モカに対する責任、そのふたつが大きな柱だったと言っているし、実際そうだろう。
だけど、当然それだけじゃない。(と思う)
那智さんも男だ。
例え『大人の女として見ていない』といっても(モカちゃん、ごめん)、可愛い女の子が懐いて慕ってくれば、そりゃあ気持ちいいし、可愛いと思うし、もっとそれを感じたいと思っただろう。
わたしとモカのためという前提から、時折、その『気持ちいい』や『可愛い』がこぼれ落ちるときがあるのだ。(見逃さない^^;)
焦がれるというのはそれを見ることだとわかっていても、その記憶はヒンヤリとした感情を残してしまう。
(那智さんのこの部分書く必要ないかもしれないけど、書いたほうが嘘じゃないよね)
それでも今回収穫があるとしたら(いくつかある中のひとつね)、鉄の斧と言ってくれないと感じてもそのまま踏ん張れたことだ。
『那智さんを好きでいる』という『わたし』中心的な基準を設けて、そうするために踏ん張れたこと。
いままでのわたしだったら、あっという間に気持ちが離れて泉に消えていた。
どうしても手を離したくないと思える相手だと確認できたことは大きい。
いま『ばかみたい』に好きなテンションはちょっと控えてしまっているけrど、愛情やこれからもずっと一緒にいたいという気持ちは微塵も減っていないのだ。
また『ばかみたい』になるかもしれないし、少し大人なままかもしれない(笑)
それでも手を繋いでいたいという気持ちを持ち続けていられる自信が持てたのは収穫だ。
わたしが望んだ『焦がれたい』を那智さんは叶えようとしてくれた。
父と姉妹という真剣な疑似の中、性的にも精神的にもわたしを焦がれさせ、尚かつモカをふたりで可愛がり、モカには彼女に人生の少しでもプラスになればと。
だけど、その設定は、わたしの想像を遥かに越えて酷で難解だった。
さらに、いくつかの想定外のこともあり、この結果になった。
『お父さんの思い描いた絵が描けなかった』ことを謝る那智さんに。
「完成はしなかったかもしれないけど、絵は描けていたよ!!」とモカは言ってくれた。
すべての責任は那智さんにあり、道義的責任はわたしにある。
だけど、誰もが、3人の笑顔を思っていたことには間違いないと思ってる。
カラオケで歌ったことがほとんどないというモカをカラオケに連れて行って一緒にたくさん歌った。
最後にわたしの好きな中島みゆきさんの『糸』を歌う。
『縦の糸はあなた、横の糸は私。織りなす布はいつか誰かを暖めうるかもしれない』
ねえ、モカ。
モカの笑顔はわたしたちの間を明るくしてくれた(すんごい、焦がれましたけど 笑)
那智さんとわたしの布は、一時だったとしてもあなたを暖めることはできたかな。
最初にも書いたけど、わたしたちはいつもあなたを気にかけているよ。
いまはね、ちょっと臆病になってしまっているから羽根を休ませてほしいのだけど。
だけどどうしても困ったときや悩んだときは、いつでも力になるから、わたしたちがついていると思ってほしい。
どうか『自分をわかってくれる人』ではなくて、『自分をわかってほしいと思える人』というアンテナを張ってね。
わたしたちのところに来てくれたこと、書かせてくれたことに感謝して。
あなたの幸せをすごーく祈っている。
そしてあなたの周りの人たちがあなたを支えてくれることも祈ってます。
ついでに、最後の日、○○に行くと言ったのに××方面のホームに向かって歩いていなかった?
ふたりして心配してました(笑)
皆さんには負の感情にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
望んだことじゃんということを棚に上げて自分のために書かせていただいたことに感謝です。
チクチクした傷痕は焦がれた必要悪として残ったとしても、那智さんとたくさん話し、こうしてブログに書くことでわたしは心の負荷を少しずつ減らすことができた。
あとは『道義的責任はわたしにある』という杭を打ち、ヨイショと気持ちを切り替えるときだと思っている。
きっと、ブンブン尻尾を振ることができる日は、そう遠くないはず。
那智さんとはじめてお話しした日から、今日で丸7年。
ふたりの付き合いも8年目に突入^^
はじめて電話で繋がった日も、今日のような雨でした。
根幹さえ傷ついていなければ、減った好きを上積みするのは楽しい作業と那智さんはいう。
明日、ふたりのちょっと大事な場所に行くんだ。
雨が降ってもいく。
必ず、いく。
那智さん、一緒に行ってくださいね。
そこで大きく深呼吸をしよう。
もう一度、甘くて温かいものが体を流れるように。
さて、もう少し、気持ちをゆっくりさせて、またのろけたりノロケたり惚気たりしようっと(笑)
『「すべての責任は俺にある。ただし、りん子には道義的責任がある」1』に書かれている認識のもとお読みください。
那智さんの『焦がれさせる』は、とても酷でとても難解だった。
『叶えてくれないなら今後話題に出さないで』と泣いて訴えたわたしの願いを叶えようとしてくれたのだ。
生半可なことをするわけにはいかないと腹を括ったそうだ。
『基本3人』と口にしたときのことを回想して「すごく勇気がいった」と4、5日前に聞いた。(つい最近だよ^^;)
やはり那智さんなりの覚悟があったのだろう。
(でもね、『カラオケで充分』発言のときに「ほら、これがりん子の願っていたことだろ〜」とちょっと意地悪な気持ちでもあったそうだ。那智さんも人の子です^^;)
こうやって後からひっくり返してみれば、筋道も思惑もわかるのだけど、やっぱり何も知らないわたしには恐怖だったよね。
酷で難解。
その最中、わたしはいくつかのことを諦めた。
あまりにも辛くて、そこに血が通わないように意識を遮断した。
那智さんは、『言葉は適切ではなけど、りん子の傷は幻想だったんだよ』という。(『傷』はだからね)
怖い話してとせがんで、そのお話がすごーく怖くて本気で泣いて、本気でおばけに怯えたようなことだよね。
確かにそうかもしれない、那智さんは前後で何も変わっていないし、筋だって通っている。
だけど嵐が通り過ぎるのを待つように息を止め意識を遮断したことは事実で、その中のいくつかにはいまも温かい血は流れてくれていない。
那智さんを愛している。
だけど、残念ながら安心して尻尾ぶんぶん振るようなテンションになりきれないのはそのせいだ。
1から4をお読みいただいて、『那智さんはこう思っていた』とか『こういうつもりだった』と物凄く彼の気持ちを書けていると感じていただけました?
そうなんだ、本当にたくさん話した。
話して話して話し尽くした。
それでも、言葉ではわかっても感情が受け入れられないところや、見る角度の違いから感じ取れるものの差はどうしても埋められないものもあるのも事実。
だから、もう息をしても大丈夫だとわかってもやっとヒンヤリとした血が流れ出したくらい。
温かい血が流れるにはもう少し時間がかかると思うし、それは那智さんもわかってくれているはずだ。
(実は、いりん子れを書いている段階でも刻々と気持ちは変化しています。実は、何度も言い回しを書く直している)
そして、もうひとつ冷たい血のままの原因がある。
これも『焦がれたい』のだから仕方がないと、十分承知で言わせてください。
那智さんは、わたしの願望を叶えるため、モカに対する責任、そのふたつが大きな柱だったと言っているし、実際そうだろう。
だけど、当然それだけじゃない。(と思う)
那智さんも男だ。
例え『大人の女として見ていない』といっても(モカちゃん、ごめん)、可愛い女の子が懐いて慕ってくれば、そりゃあ気持ちいいし、可愛いと思うし、もっとそれを感じたいと思っただろう。
わたしとモカのためという前提から、時折、その『気持ちいい』や『可愛い』がこぼれ落ちるときがあるのだ。(見逃さない^^;)
焦がれるというのはそれを見ることだとわかっていても、その記憶はヒンヤリとした感情を残してしまう。
(那智さんのこの部分書く必要ないかもしれないけど、書いたほうが嘘じゃないよね)
それでも今回収穫があるとしたら(いくつかある中のひとつね)、鉄の斧と言ってくれないと感じてもそのまま踏ん張れたことだ。
『那智さんを好きでいる』という『わたし』中心的な基準を設けて、そうするために踏ん張れたこと。
いままでのわたしだったら、あっという間に気持ちが離れて泉に消えていた。
どうしても手を離したくないと思える相手だと確認できたことは大きい。
いま『ばかみたい』に好きなテンションはちょっと控えてしまっているけrど、愛情やこれからもずっと一緒にいたいという気持ちは微塵も減っていないのだ。
また『ばかみたい』になるかもしれないし、少し大人なままかもしれない(笑)
それでも手を繋いでいたいという気持ちを持ち続けていられる自信が持てたのは収穫だ。
わたしが望んだ『焦がれたい』を那智さんは叶えようとしてくれた。
父と姉妹という真剣な疑似の中、性的にも精神的にもわたしを焦がれさせ、尚かつモカをふたりで可愛がり、モカには彼女に人生の少しでもプラスになればと。
だけど、その設定は、わたしの想像を遥かに越えて酷で難解だった。
さらに、いくつかの想定外のこともあり、この結果になった。
『お父さんの思い描いた絵が描けなかった』ことを謝る那智さんに。
「完成はしなかったかもしれないけど、絵は描けていたよ!!」とモカは言ってくれた。
すべての責任は那智さんにあり、道義的責任はわたしにある。
だけど、誰もが、3人の笑顔を思っていたことには間違いないと思ってる。
カラオケで歌ったことがほとんどないというモカをカラオケに連れて行って一緒にたくさん歌った。
最後にわたしの好きな中島みゆきさんの『糸』を歌う。
『縦の糸はあなた、横の糸は私。織りなす布はいつか誰かを暖めうるかもしれない』
ねえ、モカ。
モカの笑顔はわたしたちの間を明るくしてくれた(すんごい、焦がれましたけど 笑)
那智さんとわたしの布は、一時だったとしてもあなたを暖めることはできたかな。
最初にも書いたけど、わたしたちはいつもあなたを気にかけているよ。
いまはね、ちょっと臆病になってしまっているから羽根を休ませてほしいのだけど。
だけどどうしても困ったときや悩んだときは、いつでも力になるから、わたしたちがついていると思ってほしい。
どうか『自分をわかってくれる人』ではなくて、『自分をわかってほしいと思える人』というアンテナを張ってね。
わたしたちのところに来てくれたこと、書かせてくれたことに感謝して。
あなたの幸せをすごーく祈っている。
そしてあなたの周りの人たちがあなたを支えてくれることも祈ってます。
ついでに、最後の日、○○に行くと言ったのに××方面のホームに向かって歩いていなかった?
ふたりして心配してました(笑)
皆さんには負の感情にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
望んだことじゃんということを棚に上げて自分のために書かせていただいたことに感謝です。
チクチクした傷痕は焦がれた必要悪として残ったとしても、那智さんとたくさん話し、こうしてブログに書くことでわたしは心の負荷を少しずつ減らすことができた。
あとは『道義的責任はわたしにある』という杭を打ち、ヨイショと気持ちを切り替えるときだと思っている。
きっと、ブンブン尻尾を振ることができる日は、そう遠くないはず。
那智さんとはじめてお話しした日から、今日で丸7年。
ふたりの付き合いも8年目に突入^^
はじめて電話で繋がった日も、今日のような雨でした。
根幹さえ傷ついていなければ、減った好きを上積みするのは楽しい作業と那智さんはいう。
明日、ふたりのちょっと大事な場所に行くんだ。
雨が降ってもいく。
必ず、いく。
那智さん、一緒に行ってくださいね。
そこで大きく深呼吸をしよう。
もう一度、甘くて温かいものが体を流れるように。
さて、もう少し、気持ちをゆっくりさせて、またのろけたりノロケたり惚気たりしようっと(笑)
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- マイ フェア レディ(横道) 2010/04/21
- モカ2 2010/02/28
- 人として 2010/04/23
COMMENT
>どうしても手を離したくないと思える相手だと確認できたことは大きい
読み返して、もうこの記事3年も前なんだ!と驚き
そして上記貼り付けしたこのことに、すごく共感してしまう。
私たちの間に色々起こった、過去の思いが蘇ってます。
私たちは付き合い始めて今年で10年。
これからも手を離さずに、しっかり繋いでいきたいと思っています。
実際ではあまり手を繋いでくれないけど(笑)
読み返して、もうこの記事3年も前なんだ!と驚き
そして上記貼り付けしたこのことに、すごく共感してしまう。
私たちの間に色々起こった、過去の思いが蘇ってます。
私たちは付き合い始めて今年で10年。
これからも手を離さずに、しっかり繋いでいきたいと思っています。
実際ではあまり手を繋いでくれないけど(笑)
あこさん
そうよ〜、忘れもしない2010年(笑)
長く付き合うといろいろなことは起こるけど、その都度解決していくと手を離したくない人だって感じます。
心の中を全部伝えることはできなくても、ここは解決しないとこの先厳しいと思うことはちゃんと伝えないといけないよね、我慢は最終的にはお互いのためにならない。
大事なことは、相手を傷つけるようと思う気持ちを排除して伝えることかなぁ。
もしかしたら手を離さないということは、こういう気持ちを排除して伝えていくこともひとつなのかもね。
大変だけどね^^
あこさんたち、10年か〜。
わたしたちも今度丸10年だから、一緒かな?
離したくないと思える彼氏さんなんだから、しっかり握っていてね。
たまには実際にも手を繋いじゃえ〜、ゲリラ豪雨ならぬ、ゲリラ手繋ぎ(笑)
そうよ〜、忘れもしない2010年(笑)
長く付き合うといろいろなことは起こるけど、その都度解決していくと手を離したくない人だって感じます。
心の中を全部伝えることはできなくても、ここは解決しないとこの先厳しいと思うことはちゃんと伝えないといけないよね、我慢は最終的にはお互いのためにならない。
大事なことは、相手を傷つけるようと思う気持ちを排除して伝えることかなぁ。
もしかしたら手を離さないということは、こういう気持ちを排除して伝えていくこともひとつなのかもね。
大変だけどね^^
あこさんたち、10年か〜。
わたしたちも今度丸10年だから、一緒かな?
離したくないと思える彼氏さんなんだから、しっかり握っていてね。
たまには実際にも手を繋いじゃえ〜、ゲリラ豪雨ならぬ、ゲリラ手繋ぎ(笑)