制服とおもらし3
非日常的な日常
「どう?おしっこしたくなってきた?」
電車で移動してホテル街のある駅に着いた。
那智さんに聞かれるけど、やっぱりまだ気配がない。
ホテルのほうに向かって歩く道はたくさんの人、人、人。
さっきの街とは雰囲気が違う。
雑居ビルが立ち並び、若い子がいっぱい。
その雑居ビルのほんのちょっとのくぼみや隙間を指して「ここでする?」。
いくらなんでも、そこでは無理です。
目の前を人が行き交うところで、立ったままするの?しゃがめばもっと目立つ。
無理と言いながら、どうしても、その自分の姿を想像してしまう。
「したくてしょうがなくなるまで、ホテルに入るのはやめよう。」
ああ、やっぱり「どこか」でおもらしをするんだ。
人の多い大通りを抜け、徐々にホテル街に近付く。
まだ人はいるけど、少しずつ空気が変わってきてる。
ふと、おしっこしたいと思った。
尿意を感じたのだ。
おもしろい(そのときは、おもしろいなんて感じる余裕はないですよ)
ホテル街に近付いて、ハードルが少し下がったのだ。
おしっこしたいと、感じた。
それと同時に、別の「したい」も自覚して、いつものように「愕然」とする。
「したい」のだ。
那智さんに見てもらっている中で「おもらし」をしたいのだ。
お外でおしっこをする、そのわたしの「変態」になる瞬間を那智さんに見てもらいたい。
そして、頭を撫でてほしい。
だから、ふと湧いた尿意にかすかな喜びを感じている。
「那智さん、おしっこしたくなってきました。」
「そう、じゃあ、我慢できなくなったら出すんだよ。」
適当なくぼみがないまま。
ホテル街の角を曲がった。
そこでコートを脱ぐように指示される。
手にコート、なんちゃって女子高校生の制服にカーディガンのわたし。
角を曲がって少しすると駐車場がある。
その入り口辺りの空きスペースを指指して。
「ここでして。」
目の前にはホテルが並びそのホテルに寄せるようにトラックが止まってる。
リネン交換の業者の車だ、男性がホテルから出たり入ったりしてる。
「しゃがんでいいですか?」
那智さんは立ったままさせたいようだったけど、履いてる皮のブーツを汚したくなくて、許可を得る。
スカートの中を隠すように手に持ったコートを膝に抱えてしゃがむ。
駐車場の壁を背にして、業者のトラックとホテル街に向かって。
「出るときはいうんだよ。」
「はい。」
うつむく。
駐車場の壁は少しだけ壁であとは金網のフェンスになってる。
だから、駐車場越しに喧噪が聞こえて、ここが街中だということを感じさせる。
おしっこしたい。
那智さんに見てもらいたい。
那智さん、わたしはあなたの手で可愛がってもらう、どうしようもない変態。
だから、ここで、おしっこをする。
どうか、あの業者の男性以外の人が増えませんように。
そばに立ってタバコを吸う那智さんに、いう。
「出ます。」
足が濡れないように少し開き気味にしゃがんでるから、ミニスカートの前をコートで隠す。
そうしないと下着が見えちゃう。
しゃがんでも裾がつかないほど短いスカートがこのときだけはありがたかった。
だって、ミニじゃなければ、めくり上げて下着を見せないといけないか、スカートを汚さないといけないもの。
可能な範囲で「安全」な状態にして、うつむく。
我慢できなくて漏れちゃうというほどでもない。
それを待っていたら、日が暮れちゃう。
排泄は精神で左右するのだもの。
したい。
そう思って意識を集中させるの。
外でしゃがんでおしっこをする。
下着を着けたまま、それを汚す。
羞恥心やモラルを払拭する努力をして、「したい」という意識に針を振らせるのだ。
そうすると、したくなる。
ほんと、不思議。
「出ます。」
うつむき、意識を集中する。
喧噪、日差し、ここは外だと感じながら。
下着が温かくなってくる。
おしっこが下着を濡らし、溢れてくるのがわかる。
ああ、わたし、いま「おもらし」してる。
恥ずかしい、でも、無防備で幸せ。
「こっち向いて。」
声に反応して顔を上げると、カメラを構えた那智さん。
その背後に、トラックの荷物を積み下ろしてる人の動きが感じられる。
那智さんがこちらに来た。
まだおしっこは出ている。
温かい液体がわたしの下半身をびしょびしょにしているのが、わかる。
もう、興奮しちゃう。
わたしの斜め前に立ち、手を伸ばし頭を抱えてくれる。
その手が髪を撫でる。
わたしは、那智さんの太腿に頭を押し付け、委ね、撫でられたまま、おしっこをする。
わたしに尻尾があるなら、いま、千切れんばかりにぶんぶんと振っているだろう。
喜びと興奮のあまりよだれを垂らしているかもしれない。
なにが、こんなに嬉しいの。
下着を汚すという感覚。
外でおしっこをする背徳感。
それができてしまう、羞恥心やモラルを取っ払ってしまえる開放感。
そこにいる、本能だけの無防備なわたし。
なんて気持ちいいの。
そのわたしを、愛しく感じてくれる那智さん。
その那智さんのそばにいる喜び。
わたしは、那智さんの手でいろんなものを取っ払って、那智さんの前で無防備になれる、この瞬間が好き。
排泄は、気持ちで左右するの。
お外で、大好きな人の前で排泄をするためには、「常識」や「羞恥心」なんかのものすごい量の荷物を捨てないとできない。
捨てるわけにはいかないから、その荷物、1回那智さんに預けるのだ。
その信頼が、排泄を左右させる。
「どう?おしっこしたくなってきた?」
電車で移動してホテル街のある駅に着いた。
那智さんに聞かれるけど、やっぱりまだ気配がない。
ホテルのほうに向かって歩く道はたくさんの人、人、人。
さっきの街とは雰囲気が違う。
雑居ビルが立ち並び、若い子がいっぱい。
その雑居ビルのほんのちょっとのくぼみや隙間を指して「ここでする?」。
いくらなんでも、そこでは無理です。
目の前を人が行き交うところで、立ったままするの?しゃがめばもっと目立つ。
無理と言いながら、どうしても、その自分の姿を想像してしまう。
「したくてしょうがなくなるまで、ホテルに入るのはやめよう。」
ああ、やっぱり「どこか」でおもらしをするんだ。
人の多い大通りを抜け、徐々にホテル街に近付く。
まだ人はいるけど、少しずつ空気が変わってきてる。
ふと、おしっこしたいと思った。
尿意を感じたのだ。
おもしろい(そのときは、おもしろいなんて感じる余裕はないですよ)
ホテル街に近付いて、ハードルが少し下がったのだ。
おしっこしたいと、感じた。
それと同時に、別の「したい」も自覚して、いつものように「愕然」とする。
「したい」のだ。
那智さんに見てもらっている中で「おもらし」をしたいのだ。
お外でおしっこをする、そのわたしの「変態」になる瞬間を那智さんに見てもらいたい。
そして、頭を撫でてほしい。
だから、ふと湧いた尿意にかすかな喜びを感じている。
「那智さん、おしっこしたくなってきました。」
「そう、じゃあ、我慢できなくなったら出すんだよ。」
適当なくぼみがないまま。
ホテル街の角を曲がった。
そこでコートを脱ぐように指示される。
手にコート、なんちゃって女子高校生の制服にカーディガンのわたし。
角を曲がって少しすると駐車場がある。
その入り口辺りの空きスペースを指指して。
「ここでして。」
目の前にはホテルが並びそのホテルに寄せるようにトラックが止まってる。
リネン交換の業者の車だ、男性がホテルから出たり入ったりしてる。
「しゃがんでいいですか?」
那智さんは立ったままさせたいようだったけど、履いてる皮のブーツを汚したくなくて、許可を得る。
スカートの中を隠すように手に持ったコートを膝に抱えてしゃがむ。
駐車場の壁を背にして、業者のトラックとホテル街に向かって。
「出るときはいうんだよ。」
「はい。」
うつむく。
駐車場の壁は少しだけ壁であとは金網のフェンスになってる。
だから、駐車場越しに喧噪が聞こえて、ここが街中だということを感じさせる。
おしっこしたい。
那智さんに見てもらいたい。
那智さん、わたしはあなたの手で可愛がってもらう、どうしようもない変態。
だから、ここで、おしっこをする。
どうか、あの業者の男性以外の人が増えませんように。
そばに立ってタバコを吸う那智さんに、いう。
「出ます。」
足が濡れないように少し開き気味にしゃがんでるから、ミニスカートの前をコートで隠す。
そうしないと下着が見えちゃう。
しゃがんでも裾がつかないほど短いスカートがこのときだけはありがたかった。
だって、ミニじゃなければ、めくり上げて下着を見せないといけないか、スカートを汚さないといけないもの。
可能な範囲で「安全」な状態にして、うつむく。
我慢できなくて漏れちゃうというほどでもない。
それを待っていたら、日が暮れちゃう。
排泄は精神で左右するのだもの。
したい。
そう思って意識を集中させるの。
外でしゃがんでおしっこをする。
下着を着けたまま、それを汚す。
羞恥心やモラルを払拭する努力をして、「したい」という意識に針を振らせるのだ。
そうすると、したくなる。
ほんと、不思議。
「出ます。」
うつむき、意識を集中する。
喧噪、日差し、ここは外だと感じながら。
下着が温かくなってくる。
おしっこが下着を濡らし、溢れてくるのがわかる。
ああ、わたし、いま「おもらし」してる。
恥ずかしい、でも、無防備で幸せ。
「こっち向いて。」
声に反応して顔を上げると、カメラを構えた那智さん。
その背後に、トラックの荷物を積み下ろしてる人の動きが感じられる。
那智さんがこちらに来た。
まだおしっこは出ている。
温かい液体がわたしの下半身をびしょびしょにしているのが、わかる。
もう、興奮しちゃう。
わたしの斜め前に立ち、手を伸ばし頭を抱えてくれる。
その手が髪を撫でる。
わたしは、那智さんの太腿に頭を押し付け、委ね、撫でられたまま、おしっこをする。
わたしに尻尾があるなら、いま、千切れんばかりにぶんぶんと振っているだろう。
喜びと興奮のあまりよだれを垂らしているかもしれない。
なにが、こんなに嬉しいの。
下着を汚すという感覚。
外でおしっこをする背徳感。
それができてしまう、羞恥心やモラルを取っ払ってしまえる開放感。
そこにいる、本能だけの無防備なわたし。
なんて気持ちいいの。
そのわたしを、愛しく感じてくれる那智さん。
その那智さんのそばにいる喜び。
わたしは、那智さんの手でいろんなものを取っ払って、那智さんの前で無防備になれる、この瞬間が好き。
排泄は、気持ちで左右するの。
お外で、大好きな人の前で排泄をするためには、「常識」や「羞恥心」なんかのものすごい量の荷物を捨てないとできない。
捨てるわけにはいかないから、その荷物、1回那智さんに預けるのだ。
その信頼が、排泄を左右させる。
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