夢が叶うとき1
非日常的な日常
那智さんに出会う数年前、私はこんな夢を見た。
「惹かれ合う理由」の「2回目の旅1」の冒頭部分に書いた夢。
夢の中で、私は白いコットンのワンピースを着てデパートの入り口のような人の往来の激しい場所に立っている。
知らない男性(夢の中では、その人のことは知ってる感覚だった)が私の前に立ち、ビールのピッチャーくらいの量の水を静かに頭からかけていくのだ。
髪を伝い滴り落ちる水が、頬を濡らしワンピースに縞模様を作る。
ワンピースの濡れた部分が体に張り付き、断片的に透けて下着が写る。
「どうしよう、透けちゃう」一生懸命両手で隠すけど、縞模様が次から次に増えて隠しきれない。
「今度は下着を着けないでおいで。」
男性が私に言う。
困った、下着を着けなかったら、今度はもっと恥ずかしい部分が透けてしまう。
とてもとても困りながらも、私はまた必ずそれをされに来てしまうのだろうなと、心の片隅で思うのだ。
こんな夢。
目が覚めてこれに感じている自分に、どうしようもないM性のようなものを感じてしまって、困惑した。
あの夢は、私の自覚するMの部分の象徴のようだ。
あの夢の何が、私の心を揺さぶったのか。
当時あれを見た後、「私は困らされたいんだ」って思った。
方法は何でもいいから、困らせてほしい、追い詰めてほしい。
そして、困りながら従いたい。
そんな願望。
そして、「水」。
思春期のころ、雨が降ってるのにわざと傘を閉じて濡れて帰った。
下着を着けたままシャワーをかけて1人で遊んだこともある。
濡れる、洋服ごと濡れてしまって後戻りできないような姿。
水によってできる、ぐちゃぐちゃな状態。
これも、私のMに触れる。
それだけだと思ってた。
「困ること」「ぐちゃぐちゃな状態」そのふたつが私のMの大きなファクターだと思ってた。
もうひとつ、あらためて自覚した。
それは人目だ。
外ということだ。
それは「困る」方法のひとつかと思っていたけど、違った。
外がいいということだった。
いままでだって、散々露出は気持ちいいとかわんこになるの幸せとか言ってるくせに、何を今更とも思うけど。
それはどこか「困る」ことのひとつと自分で理解していたの。
困るけど、困るから、いいと。
ああ、でも、外がいいって気が付いちゃった。
すごーく困るけど、みなさんにご迷惑を掛けてしまいそうで、すごく困るけど、お外がいい。
あの夢は、3つの私のM願望の表れだったんだ。
でも、それはこのときの電話での会話では気付いていなかった。
「明日はりん子の夢を叶えてあげるね。」
予告して恐がらせる(わくわくさせる?)のも好きだけど、どちらかというといきなり「ドッカーン」で動揺させるのが好きな那智さんがこの日は予告してきた。
デートの前日電話でお話し中「明日は○○のワンピースを着て」などと、めずらしくリクエストしてきた後に、この予告。
なんだかわからず、「な、なんですか!?」と慌てる。
「お水かけてあげるね。」
深いため息をついて目を閉じる。
またこの瞬間、幸福な死刑宣告の瞬間。
絶対無理、でも、数%は喜んでる、そうして最後にはいつもその数%の強烈な喜びに支配されてしまう。
何度となく味わった自分の心がわかっているから、この瞬間は静かに目を閉じる。
でも!でも!!ほんとなの!?
「静かに目を閉じる」なんてかっこつけていられないよー!!
だって、外で、人前で頭から水をかけられるのよ。
那智さんのことだから、人気のない公園でなんてしてくれるわけない!!
「逮捕されない」不思議なお外遊びは、人気があるから面白いのだそうだもの…。(逆に人気がないとそれはそれですごいことになりかねない^^;)
だから、絶対普通に人が往来してる場所だもの。
そんな落ち着いてなんていられないわ!!
困る。
でも、心のどこかで「わくわく」してる。
困らされてる、そして、洋服の上からお水をかけられるのだ。
重要な私のMの核の触れるふたつの行為。
これが叶う時が来るのだもの、困りながらもわくわくしてしまってる。
問題は人目だ。
「人に見られそう」なら、困りながらも快感だろう。
でも、人前は避けたい。
いままでも、コンビニ前で四つん這いになったりしてるけど、それはその場で指示されてそれしか道がなかったからできたんだ(って言っても逃げようと思えば逃げられると突っ込まないでね^^)
事前にわかってるなら、それを避ける道を画策したい。
さあ、明日、那智さんと会って、どう展開するのだろう。
言ったけどしないということだってあり得る。
私は、人前を避けて、重要な願望を叶えることができるのか。
すべては、明日、那智さんの気分と私の知恵で決まる。
この時点ではふたつの願望が叶うということで、ドキドキわくわく、その夜は眠りについた。
那智さんに出会う数年前、私はこんな夢を見た。
「惹かれ合う理由」の「2回目の旅1」の冒頭部分に書いた夢。
夢の中で、私は白いコットンのワンピースを着てデパートの入り口のような人の往来の激しい場所に立っている。
知らない男性(夢の中では、その人のことは知ってる感覚だった)が私の前に立ち、ビールのピッチャーくらいの量の水を静かに頭からかけていくのだ。
髪を伝い滴り落ちる水が、頬を濡らしワンピースに縞模様を作る。
ワンピースの濡れた部分が体に張り付き、断片的に透けて下着が写る。
「どうしよう、透けちゃう」一生懸命両手で隠すけど、縞模様が次から次に増えて隠しきれない。
「今度は下着を着けないでおいで。」
男性が私に言う。
困った、下着を着けなかったら、今度はもっと恥ずかしい部分が透けてしまう。
とてもとても困りながらも、私はまた必ずそれをされに来てしまうのだろうなと、心の片隅で思うのだ。
こんな夢。
目が覚めてこれに感じている自分に、どうしようもないM性のようなものを感じてしまって、困惑した。
あの夢は、私の自覚するMの部分の象徴のようだ。
あの夢の何が、私の心を揺さぶったのか。
当時あれを見た後、「私は困らされたいんだ」って思った。
方法は何でもいいから、困らせてほしい、追い詰めてほしい。
そして、困りながら従いたい。
そんな願望。
そして、「水」。
思春期のころ、雨が降ってるのにわざと傘を閉じて濡れて帰った。
下着を着けたままシャワーをかけて1人で遊んだこともある。
濡れる、洋服ごと濡れてしまって後戻りできないような姿。
水によってできる、ぐちゃぐちゃな状態。
これも、私のMに触れる。
それだけだと思ってた。
「困ること」「ぐちゃぐちゃな状態」そのふたつが私のMの大きなファクターだと思ってた。
もうひとつ、あらためて自覚した。
それは人目だ。
外ということだ。
それは「困る」方法のひとつかと思っていたけど、違った。
外がいいということだった。
いままでだって、散々露出は気持ちいいとかわんこになるの幸せとか言ってるくせに、何を今更とも思うけど。
それはどこか「困る」ことのひとつと自分で理解していたの。
困るけど、困るから、いいと。
ああ、でも、外がいいって気が付いちゃった。
すごーく困るけど、みなさんにご迷惑を掛けてしまいそうで、すごく困るけど、お外がいい。
あの夢は、3つの私のM願望の表れだったんだ。
でも、それはこのときの電話での会話では気付いていなかった。
「明日はりん子の夢を叶えてあげるね。」
予告して恐がらせる(わくわくさせる?)のも好きだけど、どちらかというといきなり「ドッカーン」で動揺させるのが好きな那智さんがこの日は予告してきた。
デートの前日電話でお話し中「明日は○○のワンピースを着て」などと、めずらしくリクエストしてきた後に、この予告。
なんだかわからず、「な、なんですか!?」と慌てる。
「お水かけてあげるね。」
深いため息をついて目を閉じる。
またこの瞬間、幸福な死刑宣告の瞬間。
絶対無理、でも、数%は喜んでる、そうして最後にはいつもその数%の強烈な喜びに支配されてしまう。
何度となく味わった自分の心がわかっているから、この瞬間は静かに目を閉じる。
でも!でも!!ほんとなの!?
「静かに目を閉じる」なんてかっこつけていられないよー!!
だって、外で、人前で頭から水をかけられるのよ。
那智さんのことだから、人気のない公園でなんてしてくれるわけない!!
「逮捕されない」不思議なお外遊びは、人気があるから面白いのだそうだもの…。(逆に人気がないとそれはそれですごいことになりかねない^^;)
だから、絶対普通に人が往来してる場所だもの。
そんな落ち着いてなんていられないわ!!
困る。
でも、心のどこかで「わくわく」してる。
困らされてる、そして、洋服の上からお水をかけられるのだ。
重要な私のMの核の触れるふたつの行為。
これが叶う時が来るのだもの、困りながらもわくわくしてしまってる。
問題は人目だ。
「人に見られそう」なら、困りながらも快感だろう。
でも、人前は避けたい。
いままでも、コンビニ前で四つん這いになったりしてるけど、それはその場で指示されてそれしか道がなかったからできたんだ(って言っても逃げようと思えば逃げられると突っ込まないでね^^)
事前にわかってるなら、それを避ける道を画策したい。
さあ、明日、那智さんと会って、どう展開するのだろう。
言ったけどしないということだってあり得る。
私は、人前を避けて、重要な願望を叶えることができるのか。
すべては、明日、那智さんの気分と私の知恵で決まる。
この時点ではふたつの願望が叶うということで、ドキドキわくわく、その夜は眠りについた。
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