渇き中
独特な幸福感
「那智さん〜、那智さん〜、那智さ〜ん、」
朝の電話、何とはなしに呼んでみる。
ああ、ちょっと嘘、漠然としてるけどわかってる。
だから、どこからそんな声出してんの!?ってくらいの猫なで声で「那智さ〜ん」と呼ぶ。
「何。」
「那智さ〜ん。」
「だから、何。…わかったオナニーしたいの!?」
ガーン、やっぱりそうなのね、この漠然とした何かは「欲情」だったのね。
何をしてもらえれば満足するのか、どれくらい時間が空けば足りなくなるのか、それはわからないけど、とにかくいまは渇いてる。
那智さんで満たされたいな〜と思う。
この前のランチが普通のランチだったからかな、たったその週何もないだけなのに?
それで平気なときもあるし、ダメなときもある^^;
それは「オナニー」でなんとかあるもんじゃないような感じがする。
「オナニーでどうにかなるもんじゃないです。」
「じゃあ、またランチに来る?カラオケでしてやろっか?」
うへ〜、それで出ていけば、もう「欲情してます、してください」状態じゃない!?
それは、さすがにためらうわ。
そこちょっとプライドが許さない。
「いえ、行きません。」
「なんで?欲情してるんだろ?」来たらしてやるよ。」
「それで出ていくわけないじゃないですか!?」
「そう?俺はどっちでもいいよ。でも、きっと気持ちいいよ〜(笑)」
うう、負けそう…。
「いえ、行きません。」
「便宜上『来なさい』って言ってもらったほうが良ければそうお願いしなよ。言ってやるからさ。『してほしいから出ていきやすいように、命令してください』ってさ(笑)」
「言いません!!那智さん、私はいままで一度たりとも、そのためだけにあなたに会いに行ったこと、ないのですよ!!だから、出ていきません!!見くびらないでください!」
「じゃあ、今日来たら『そのためだけ』になるから、来ないんだね。ってことは欲情してるって認めてることになるね。」
………、日本語って難しい。
「那智さん〜、那智さん〜、那智さ〜ん、」
朝の電話、何とはなしに呼んでみる。
ああ、ちょっと嘘、漠然としてるけどわかってる。
だから、どこからそんな声出してんの!?ってくらいの猫なで声で「那智さ〜ん」と呼ぶ。
「何。」
「那智さ〜ん。」
「だから、何。…わかったオナニーしたいの!?」
ガーン、やっぱりそうなのね、この漠然とした何かは「欲情」だったのね。
何をしてもらえれば満足するのか、どれくらい時間が空けば足りなくなるのか、それはわからないけど、とにかくいまは渇いてる。
那智さんで満たされたいな〜と思う。
この前のランチが普通のランチだったからかな、たったその週何もないだけなのに?
それで平気なときもあるし、ダメなときもある^^;
それは「オナニー」でなんとかあるもんじゃないような感じがする。
「オナニーでどうにかなるもんじゃないです。」
「じゃあ、またランチに来る?カラオケでしてやろっか?」
うへ〜、それで出ていけば、もう「欲情してます、してください」状態じゃない!?
それは、さすがにためらうわ。
そこちょっとプライドが許さない。
「いえ、行きません。」
「なんで?欲情してるんだろ?」来たらしてやるよ。」
「それで出ていくわけないじゃないですか!?」
「そう?俺はどっちでもいいよ。でも、きっと気持ちいいよ〜(笑)」
うう、負けそう…。
「いえ、行きません。」
「便宜上『来なさい』って言ってもらったほうが良ければそうお願いしなよ。言ってやるからさ。『してほしいから出ていきやすいように、命令してください』ってさ(笑)」
「言いません!!那智さん、私はいままで一度たりとも、そのためだけにあなたに会いに行ったこと、ないのですよ!!だから、出ていきません!!見くびらないでください!」
「じゃあ、今日来たら『そのためだけ』になるから、来ないんだね。ってことは欲情してるって認めてることになるね。」
………、日本語って難しい。