3回目の旅2
惹かれ合う理由
前回が「1」だった「3回目の旅」。
この相手とは1年程お付き合いしたので、それなりに長めです。
ですから、数回に分けさせていただきますね(更新回数を労せず稼ぐ「手抜き」ともいう)。
どうか、しばらくお付き合いくださいませ。
以前も書きましたが、この過去の遍歴はすでに書いてあるものを手直しするだけだから、比較的楽です。
でもこの後那智さんと出会うことになるのですが、そこからが大変と今から危惧しています。
長くなるでしょうし、惹かれ合う理由を上手に表せるか自信ないな〜。
前置き長いですね。
すみません!!
では、「3回目の旅2」はじまりはじまりです〜♪
二回目はラブホテルだ。
裸になり、四角いテーブルにうつ伏せに寝るように指示される。
さほど大きくないテーブル、私の胴体を乗せるだけで一杯になる。
手首をテーブルの脚に括り付けられる。
今日はろうそくを使うようだ。
普通は色の付いた低温のものを使うけど、それじゃ熱くないからと白い和ろうそくを使う。
火傷をしないように、高い位置から垂らしているけれど、確かに刺すように熱い。
背中は熱い、お尻のお肉の辺りは耐えられる、少しずれてお尻の間に入り込んでしまった時は全身から汗が噴き出るほど熱かった。
そのうち、拘束から解放されて、今度は仰向けになる。
胴体しか乗せることができないから、首はだらりと垂れ下がったままだった。
頭に血が下がってきて嫌な感じだから、時折首で支えて頭を起こすけど、それも長時間は無理がある。
同じように、熱いろうに耐えているうちに、具合が悪くなってしまった。
遠慮がちにそれを伝えると、すぐに行為は中止された。
とても優しく扱ってくれた。
「ごめんね、これからも、具合が悪くなったら遠慮しちゃだめ
だよ」
頭を撫でながら、全身に付いたろうを払い落としてくれた。
結局、その後はごく普通に抱かれておしまいになった。
三回目は、一回目と同じホテルだ。
また教えられた部屋を直接訪ねる。
部屋をノックすると、ドアは開けてくれたものの中には入れてくれない。
ドアの向側の壁に背中が付くくらいまで下がり、その位置でスカートをめくるように言われる。
SMみたいだ、ドキドキ恐がりながらもそれらしいことに胸は躍る。
そして、すぐに部屋に入れてもらった。
このあたりから、感じていた。
私が貪欲過ぎるのか。
あと一歩踏み込んでほしい、もう少し追い詰めてほしい。
セックスの前戯の刺激がほしいのではなくて、翻弄されたいのだ。
そして、やはりそのあとは優しく抱かれた。
私はいったことがない。
気持ち良いと感じることはあるけれど、いくという感覚がわからない。
この言葉を受けて、その男は目標を設定した。
「なによりも先ず、あなたがいけるように訓練する」
私をこうしたいと思ってもらいたいと望んでいたから、どんな目標にしろ、示されたことは、とても嬉しかった。
訓練という言葉も嬉しかった。
それからは、私はたくさん抱かれた。
後ろから抱かれているときに、ピシャリと平手でお尻を叩いたりはするけれど、痛いわけではなく、演出の音響効果だ。
裸になってテレビに手をついて、お尻を突き出し、眺められたり触られたりしても、そのあとは、たくさん抱くだけだ。
時々、男がシャワーを浴びる間、両手と両足を背中で縛り「海老反り」して放っておかれる時などは、ずっとこのままにしておいてくれないかと願ってしまうほど、たくさん抱かれた。
どうしてもセックスの前戯のスパイスとしての行為にしか感じられず。
己の貧欲さを憂う。
もう少し、何かが足りない。
時間が経てば、得られるようになるのか、それとも、元々「何か」なんて存在しないのか。
好意を持った相手に「SM」的なことをしてもらう、「何か」が欲しくて、その男性と付き合いを重ねていくのだった。
前回が「1」だった「3回目の旅」。
この相手とは1年程お付き合いしたので、それなりに長めです。
ですから、数回に分けさせていただきますね(更新回数を労せず稼ぐ「手抜き」ともいう)。
どうか、しばらくお付き合いくださいませ。
以前も書きましたが、この過去の遍歴はすでに書いてあるものを手直しするだけだから、比較的楽です。
でもこの後那智さんと出会うことになるのですが、そこからが大変と今から危惧しています。
長くなるでしょうし、惹かれ合う理由を上手に表せるか自信ないな〜。
前置き長いですね。
すみません!!
では、「3回目の旅2」はじまりはじまりです〜♪
二回目はラブホテルだ。
裸になり、四角いテーブルにうつ伏せに寝るように指示される。
さほど大きくないテーブル、私の胴体を乗せるだけで一杯になる。
手首をテーブルの脚に括り付けられる。
今日はろうそくを使うようだ。
普通は色の付いた低温のものを使うけど、それじゃ熱くないからと白い和ろうそくを使う。
火傷をしないように、高い位置から垂らしているけれど、確かに刺すように熱い。
背中は熱い、お尻のお肉の辺りは耐えられる、少しずれてお尻の間に入り込んでしまった時は全身から汗が噴き出るほど熱かった。
そのうち、拘束から解放されて、今度は仰向けになる。
胴体しか乗せることができないから、首はだらりと垂れ下がったままだった。
頭に血が下がってきて嫌な感じだから、時折首で支えて頭を起こすけど、それも長時間は無理がある。
同じように、熱いろうに耐えているうちに、具合が悪くなってしまった。
遠慮がちにそれを伝えると、すぐに行為は中止された。
とても優しく扱ってくれた。
「ごめんね、これからも、具合が悪くなったら遠慮しちゃだめ
だよ」
頭を撫でながら、全身に付いたろうを払い落としてくれた。
結局、その後はごく普通に抱かれておしまいになった。
三回目は、一回目と同じホテルだ。
また教えられた部屋を直接訪ねる。
部屋をノックすると、ドアは開けてくれたものの中には入れてくれない。
ドアの向側の壁に背中が付くくらいまで下がり、その位置でスカートをめくるように言われる。
SMみたいだ、ドキドキ恐がりながらもそれらしいことに胸は躍る。
そして、すぐに部屋に入れてもらった。
このあたりから、感じていた。
私が貪欲過ぎるのか。
あと一歩踏み込んでほしい、もう少し追い詰めてほしい。
セックスの前戯の刺激がほしいのではなくて、翻弄されたいのだ。
そして、やはりそのあとは優しく抱かれた。
私はいったことがない。
気持ち良いと感じることはあるけれど、いくという感覚がわからない。
この言葉を受けて、その男は目標を設定した。
「なによりも先ず、あなたがいけるように訓練する」
私をこうしたいと思ってもらいたいと望んでいたから、どんな目標にしろ、示されたことは、とても嬉しかった。
訓練という言葉も嬉しかった。
それからは、私はたくさん抱かれた。
後ろから抱かれているときに、ピシャリと平手でお尻を叩いたりはするけれど、痛いわけではなく、演出の音響効果だ。
裸になってテレビに手をついて、お尻を突き出し、眺められたり触られたりしても、そのあとは、たくさん抱くだけだ。
時々、男がシャワーを浴びる間、両手と両足を背中で縛り「海老反り」して放っておかれる時などは、ずっとこのままにしておいてくれないかと願ってしまうほど、たくさん抱かれた。
どうしてもセックスの前戯のスパイスとしての行為にしか感じられず。
己の貧欲さを憂う。
もう少し、何かが足りない。
時間が経てば、得られるようになるのか、それとも、元々「何か」なんて存在しないのか。
好意を持った相手に「SM」的なことをしてもらう、「何か」が欲しくて、その男性と付き合いを重ねていくのだった。
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