ゲストを招く(りん子の心3)
独特な幸福感
ゲストを招くお話もこれで最後です。
昨日の記事の那智さんの感想は「完全に2人(りん子)の世界(笑)俺自身恥ずかしい」でした。
はい、そうですけど、何か?(笑)
これが「薬指の刺青」だーい!!
って、開き直って最後のひとノロケです^^
帰りに居酒屋でビールを飲む。
まったく傷ついていない私と、ちょっとダメージを引きずる那智さん。
なんだか申し訳ないくらい。
とても不思議な感じ。
他人に抱かれることに嫌悪すると思っていたのに、結果的に心がきれいなまま。
昔、それほど好きじゃない人とセックスをした後や、ハプニングバーで男の人に触られた時のような、心がささくれ立つような、ざわついた落ち着かない気持ちになっていない。
その清々しい感じが面白くないのか、那智さんが少し意地悪を言ってくる。
「今日の出来事は盛りだくさんで、明日(オナニー)したくるんじゃない?」
またそんなこと言い出す^^;
隣に若い男性が2人飲んでいるから、言葉を選ぶ。
「アルファベットのMとIがあってね。それは(欲情)ね、アルファベットのMが満たされた時になるんですよ。あれはね、その時は満足でも翌日また欲しくなるの。今日は、アルファベットのIをたくさんもらったの、これはそれ(欲情)になりにくいのです。だから、明日はそうならないですよ。」(指示代名詞のオンパレード^^;))
「アルファベット」と付けて、隣の男性に「M」と「愛情」とわかりにくいようにしてみたの、だって、Mとか愛とか聞こえたら恥ずかしいから。
「りん子は、それの両方が80%ずつだとしても満足しないんだよね。」
那智さんには伝わったみたい。
「そうですね、合計で100超えてもダメみたいですね。^^;アルファベットのMはそれだけで100にならないとお外デートの気分になれないのですよね。アルファベットのIはね、割と日々もらっているから、満たされているの。でも、時々ぐずって120くらいにしたくなるのですね。それで、今日はアルファベットのIを満たす特別な日だったから、それは(欲情には)繋がらないのですね。だから、明日はしませんよ^^」
「ふ〜ん。」
意地悪言って、恥ずかしそうにする私を期待していたのかどうかわからないけど、まじめに話し始めてしまった私の心を理解してくれたみたい。
私は他の男性に抱かれてもいかないし、傷つかない。
那智さんが満足してくれて、私も嬉しく誇りに思う。
「でも、今回は、○さんがしている時に、俺が加わらなかったからな〜、俺が加わったら(詳しいシチュエーション付き、でも、恥ずかしいから書きません〜)りん子はいくかな?」
「いかないでしょう。」
今日のことがあったから、自信を持ってそういうと
「そこで『そうですね』って言っておけば、それ以上話しは進まないのに、いかないなんて言うから、また試したくなるんだよ!」
そうでした、負けず嫌いで天の邪鬼な那智さん、言葉は慎重に選ばなきゃ。
それでも、今は満足で、その気にはならないようですが、もし同じようなことが起こったとしても、今度も那智さんにダメージを引き受けてもらうんだ。
ホームでお別れをする。
私が先に乗って、那智さんに見送ってもらう。
那智さん側にも電車が来ているけれど、それには乗らずにいてくれている。
だからって、手を振ってくれる人でもないのだけど。
ドア越しに目が合って、私だけ手を振る。
ちょっと切ない、だからメールを送る。
「アルファベットのMが満たされると、大満足で帰れるけど、アルファベットのIが満たされると離れがたくなってしまうみたいです。」
以前読んだ中村うさぎさんの本に、名前忘れたけど哲学者かなにかの言葉が書いてあった「欲望とは他者の欲望である」
その哲学者だかなんだかが言いたかった本当の意味は、この言葉だけでは知り得ないと中村うさぎさんも書いた上で、ご自身の考えを述べている。
私なんて、又聞きの又聞きみたいな状態だから、ほとんど勝手に自分に置き換えてしまうけど、この言葉は私の心にスッと入っていった。
人の欲望は、本当のところ誰の欲望かわからない。(みんなわかっているのかな、私は私の決定に自信がないぞ。ちょっとは自信持てるようになっていているけど)
他者と比べたり、他者の評価で自分の価値を計ってしまうような、成熟していない私には、その欲望の根源がどこなのか、自分なのか他者なのか判断がつかなくなることばかりだった。
それで傷ついていた。
所詮、欲望の出所がわからず、それが他者の欲望かもしれないならば、私の欲望の根源が責任を負ってくれる那智さんだったら本望だ。
それで、私は傷つかず、不安にもならない。
そして、いつか成熟して全部を剥ぎ取ることができて、そこにまた別の欲望が表れてしまったら、私はそれを那智さんで叶えてもらう。
だって、私の幸せは那智さんの幸せなんだもの。
今回のゲストを招くは、私たちにとって、とても有意義な出来事になりました。
参加してくださった○さんにも感謝します。
嫉妬、興奮、妄想、羞恥心、ゲストを招くということで連想されたこととは思いもしなかった心になりました。
それが2人には大満足な結果になった。
でも、人間の満足なんて永遠には続かないから、また確かめたくなるでしょう、もしかしたら、今度は
嫉妬や興奮を楽しみたいと那智さんは思うかもしれない。
だから、またいつか募る時が来るかもしれないけれど、こんなこと書いてちゃ、誰も挙手してくれないですね^^;
ゲストを招くお話もこれで最後です。
昨日の記事の那智さんの感想は「完全に2人(りん子)の世界(笑)俺自身恥ずかしい」でした。
はい、そうですけど、何か?(笑)
これが「薬指の刺青」だーい!!
って、開き直って最後のひとノロケです^^
帰りに居酒屋でビールを飲む。
まったく傷ついていない私と、ちょっとダメージを引きずる那智さん。
なんだか申し訳ないくらい。
とても不思議な感じ。
他人に抱かれることに嫌悪すると思っていたのに、結果的に心がきれいなまま。
昔、それほど好きじゃない人とセックスをした後や、ハプニングバーで男の人に触られた時のような、心がささくれ立つような、ざわついた落ち着かない気持ちになっていない。
その清々しい感じが面白くないのか、那智さんが少し意地悪を言ってくる。
「今日の出来事は盛りだくさんで、明日(オナニー)したくるんじゃない?」
またそんなこと言い出す^^;
隣に若い男性が2人飲んでいるから、言葉を選ぶ。
「アルファベットのMとIがあってね。それは(欲情)ね、アルファベットのMが満たされた時になるんですよ。あれはね、その時は満足でも翌日また欲しくなるの。今日は、アルファベットのIをたくさんもらったの、これはそれ(欲情)になりにくいのです。だから、明日はそうならないですよ。」(指示代名詞のオンパレード^^;))
「アルファベット」と付けて、隣の男性に「M」と「愛情」とわかりにくいようにしてみたの、だって、Mとか愛とか聞こえたら恥ずかしいから。
「りん子は、それの両方が80%ずつだとしても満足しないんだよね。」
那智さんには伝わったみたい。
「そうですね、合計で100超えてもダメみたいですね。^^;アルファベットのMはそれだけで100にならないとお外デートの気分になれないのですよね。アルファベットのIはね、割と日々もらっているから、満たされているの。でも、時々ぐずって120くらいにしたくなるのですね。それで、今日はアルファベットのIを満たす特別な日だったから、それは(欲情には)繋がらないのですね。だから、明日はしませんよ^^」
「ふ〜ん。」
意地悪言って、恥ずかしそうにする私を期待していたのかどうかわからないけど、まじめに話し始めてしまった私の心を理解してくれたみたい。
私は他の男性に抱かれてもいかないし、傷つかない。
那智さんが満足してくれて、私も嬉しく誇りに思う。
「でも、今回は、○さんがしている時に、俺が加わらなかったからな〜、俺が加わったら(詳しいシチュエーション付き、でも、恥ずかしいから書きません〜)りん子はいくかな?」
「いかないでしょう。」
今日のことがあったから、自信を持ってそういうと
「そこで『そうですね』って言っておけば、それ以上話しは進まないのに、いかないなんて言うから、また試したくなるんだよ!」
そうでした、負けず嫌いで天の邪鬼な那智さん、言葉は慎重に選ばなきゃ。
それでも、今は満足で、その気にはならないようですが、もし同じようなことが起こったとしても、今度も那智さんにダメージを引き受けてもらうんだ。
ホームでお別れをする。
私が先に乗って、那智さんに見送ってもらう。
那智さん側にも電車が来ているけれど、それには乗らずにいてくれている。
だからって、手を振ってくれる人でもないのだけど。
ドア越しに目が合って、私だけ手を振る。
ちょっと切ない、だからメールを送る。
「アルファベットのMが満たされると、大満足で帰れるけど、アルファベットのIが満たされると離れがたくなってしまうみたいです。」
以前読んだ中村うさぎさんの本に、名前忘れたけど哲学者かなにかの言葉が書いてあった「欲望とは他者の欲望である」
その哲学者だかなんだかが言いたかった本当の意味は、この言葉だけでは知り得ないと中村うさぎさんも書いた上で、ご自身の考えを述べている。
私なんて、又聞きの又聞きみたいな状態だから、ほとんど勝手に自分に置き換えてしまうけど、この言葉は私の心にスッと入っていった。
人の欲望は、本当のところ誰の欲望かわからない。(みんなわかっているのかな、私は私の決定に自信がないぞ。ちょっとは自信持てるようになっていているけど)
他者と比べたり、他者の評価で自分の価値を計ってしまうような、成熟していない私には、その欲望の根源がどこなのか、自分なのか他者なのか判断がつかなくなることばかりだった。
それで傷ついていた。
所詮、欲望の出所がわからず、それが他者の欲望かもしれないならば、私の欲望の根源が責任を負ってくれる那智さんだったら本望だ。
それで、私は傷つかず、不安にもならない。
そして、いつか成熟して全部を剥ぎ取ることができて、そこにまた別の欲望が表れてしまったら、私はそれを那智さんで叶えてもらう。
だって、私の幸せは那智さんの幸せなんだもの。
今回のゲストを招くは、私たちにとって、とても有意義な出来事になりました。
参加してくださった○さんにも感謝します。
嫉妬、興奮、妄想、羞恥心、ゲストを招くということで連想されたこととは思いもしなかった心になりました。
それが2人には大満足な結果になった。
でも、人間の満足なんて永遠には続かないから、また確かめたくなるでしょう、もしかしたら、今度は
嫉妬や興奮を楽しみたいと那智さんは思うかもしれない。
だから、またいつか募る時が来るかもしれないけれど、こんなこと書いてちゃ、誰も挙手してくれないですね^^;
COMMENT
冒頭を読んで、私の2の感想は正しいものだったのだな、と納得しました(笑)
うん、お二人の関係性を純粋に羨ましい、と思います^^
何故でしょう、やっぱりうるうるしてしまいました(#^.^#)
うん、お二人の関係性を純粋に羨ましい、と思います^^
何故でしょう、やっぱりうるうるしてしまいました(#^.^#)