笑ってる!?
非日常的な日常
手首をひとつに束ねて、梁から吊るす。
肘を曲げて、手首はちょうど頭の上くらいのところにある。
手首から梁に伸びている麻縄を束ねられた手でしっかりと握る。
別の縄(?一本なのか、繋げているのかわかりません)が背中から股を通り胸の方に回っている。
これに体重を預けることができるから、よろけたときに手だけで全体重を掛けないですむから、安心だ。
綿ロープを口に噛ませて何重にも巻いて猿ぐつわにしている。
鼻を上に持ち上げるフックを鼻にかけ、ぐいっと引き上げて頭の後ろの綿ロープに結わく。
フックの紐がピンと張って、鼻と一緒に持ち上げられた顔を下に向けることができない。
鼻の穴は縦長く更に押し潰されて、ロープで口をぐるぐる巻きにされている不細工な私は、その顔を那智さんに晒し続けるしかないのだ。
醜い私は妄想としてあったけど、実際にすると心の片隅が傷つく感じがする。
それでも、例外なく濡れてしまうのだから、喜んでいると言われても反論のしようがない^^;
その姿の私をマッサージ機で刺激する。
今日は、体を預けながら足に力を入れて踏ん張ることができる。
これは良い体勢!!
猿ぐつわを噛ましているから、大声も出せる(いつも出しているけど)。
鼻が痛くて首の角度を変えられないことが難点だけど、これなら思いっきり苦痛と快感の波に乗れる。
内蔵を震わすような刺激に耐え、それをまた望んでしまうほどの快感が訪れる。
猿ぐつわをしているから、「いってもいいですか?」と聞いても言葉になっていない。
それでも、訴えて、許可され、何度も何度も快感の波にもみくしゃにされる。
溜まった唾液が綿ロープを濡らし、隙間から垂れて落ちる。
マッサージ機で刺激されて、無自覚にお漏らしをしている。
汗も吹き出し、私の足下はいろんな液体でびしょ濡れになってしまっているけど、もうそんなことどうでもいい。
鼻フックの紐が緩んで落ちた。
やっと下を向くことができて、今更ながら顔を背ける。
一番敏感な場所から動かないように、マッサージ機を強く押し付けながら、煙草を吸う那智さんが視界に入る。
こんな状況でも煙草を吸う余裕が好きだ。
でも、後で聞いたら「マッサージ機を使っているときは、気合い」なんですって。
暴れる私を押さえ付け、情けをかけないように非情になるように、気合い。(笑)
苦痛と快感で歪む私の顔が楽しいのですって。
あれは気合いの煙草だったのでしょうか。
わけのわからない液体でびしょ濡れの私を、今度は鞭で打つ(最近の記事は、マッサージ機と鞭が多いかな!?時期はずれているのですけどね)。
苦痛と快感でぐったりしている心と体は少しの痛みにも敏感に反応してしまうのか、いつもなら我慢できるほどの強さなのに今日はとても痛い。
那智さんが打つMAXの半分くらいの力だと思うのに、もう悲鳴を上げてしまっている。
いつの間にか猿ぐつわも外れて、はっきりとした叫び声が響く。
でも、それがつらいのかと言えば、それとは違う感じ。
今日はマッサージ機で「簡易破壊」してしまってるうようだ。
痛い、とても痛いけど、良い、でも、痛い。
わーわー叫んで、体を捩って地団駄を踏んで、何が訴えたいのかわからずに訴えている。
お尻の同じ所を何度も何度も打つ。
もう痛い、耐えられない。
振り返って那智さんに「痛いですーーーーーー!!!。」と訴える。
「痛すぎます?」
セーフティワードを確認するけど、私は首を横に振る。
それを合図に、黙って後ろを向かせて、また同じ所を打つ。
だめ、痛い、どうして今日はこんなに痛いの!?
「わあああああああ」
今度は、言葉にならないまま、振り返って那智さんの目を見て泣き叫ぶ。
「痛すぎます?」
それでも、私は頷かない。
なぜ、「痛すぎる」と言わないのだろう。
言うとおしまいになってしまうからだ。
那智さんがしてくれること幸せだ、那智さんが情熱を注いでくれることが嬉しい。
それだけじゃない、やめてほしくないんだ。
痛い以外の感覚はないはずなのに、おしまいにしたくないんだ。
「痛すぎます」を言わない私を後ろを向かせて、さらに鞭を振るう。
後ろを向かされるときになって、はじめて首を振る。
叫びながら首を振り、それが肯定なのか拒否なのか、自分でもわからない。
どちらも那智さんの手に委ねてしまった。
痛い、皮膚が裂けるんじゃないかってくらい、痛い。
でも、もうこの痛みは私に幸福だけしかもたらさない。
ああ、気持ちいい、このぐちゃぐちゃでいることが気持ちいい。
多分小さな呻き声になっているはずだ。
もう苦痛の叫び声は上げていない(と思う)
定期的に聞こえる鞭が皮膚を打つ音しか耳に入ってこない。
体が揺れている。
あれ、私、微笑んでいるかもしれない。
多分、幸福に満ち足りた表情になっている。
那智さんに見てもらいたい。
あなたの鞭で、こんなに幸せになっていると、見てもらいたい。
でも、振り返るとお尻を那智さんに向けていられない。
そんなに働かない脳みそであっさりと振り返ることは諦めて、私はうっすらと笑みを浮かべてお尻を差し出していた。
手首をひとつに束ねて、梁から吊るす。
肘を曲げて、手首はちょうど頭の上くらいのところにある。
手首から梁に伸びている麻縄を束ねられた手でしっかりと握る。
別の縄(?一本なのか、繋げているのかわかりません)が背中から股を通り胸の方に回っている。
これに体重を預けることができるから、よろけたときに手だけで全体重を掛けないですむから、安心だ。
綿ロープを口に噛ませて何重にも巻いて猿ぐつわにしている。
鼻を上に持ち上げるフックを鼻にかけ、ぐいっと引き上げて頭の後ろの綿ロープに結わく。
フックの紐がピンと張って、鼻と一緒に持ち上げられた顔を下に向けることができない。
鼻の穴は縦長く更に押し潰されて、ロープで口をぐるぐる巻きにされている不細工な私は、その顔を那智さんに晒し続けるしかないのだ。
醜い私は妄想としてあったけど、実際にすると心の片隅が傷つく感じがする。
それでも、例外なく濡れてしまうのだから、喜んでいると言われても反論のしようがない^^;
その姿の私をマッサージ機で刺激する。
今日は、体を預けながら足に力を入れて踏ん張ることができる。
これは良い体勢!!
猿ぐつわを噛ましているから、大声も出せる(いつも出しているけど)。
鼻が痛くて首の角度を変えられないことが難点だけど、これなら思いっきり苦痛と快感の波に乗れる。
内蔵を震わすような刺激に耐え、それをまた望んでしまうほどの快感が訪れる。
猿ぐつわをしているから、「いってもいいですか?」と聞いても言葉になっていない。
それでも、訴えて、許可され、何度も何度も快感の波にもみくしゃにされる。
溜まった唾液が綿ロープを濡らし、隙間から垂れて落ちる。
マッサージ機で刺激されて、無自覚にお漏らしをしている。
汗も吹き出し、私の足下はいろんな液体でびしょ濡れになってしまっているけど、もうそんなことどうでもいい。
鼻フックの紐が緩んで落ちた。
やっと下を向くことができて、今更ながら顔を背ける。
一番敏感な場所から動かないように、マッサージ機を強く押し付けながら、煙草を吸う那智さんが視界に入る。
こんな状況でも煙草を吸う余裕が好きだ。
でも、後で聞いたら「マッサージ機を使っているときは、気合い」なんですって。
暴れる私を押さえ付け、情けをかけないように非情になるように、気合い。(笑)
苦痛と快感で歪む私の顔が楽しいのですって。
あれは気合いの煙草だったのでしょうか。
わけのわからない液体でびしょ濡れの私を、今度は鞭で打つ(最近の記事は、マッサージ機と鞭が多いかな!?時期はずれているのですけどね)。
苦痛と快感でぐったりしている心と体は少しの痛みにも敏感に反応してしまうのか、いつもなら我慢できるほどの強さなのに今日はとても痛い。
那智さんが打つMAXの半分くらいの力だと思うのに、もう悲鳴を上げてしまっている。
いつの間にか猿ぐつわも外れて、はっきりとした叫び声が響く。
でも、それがつらいのかと言えば、それとは違う感じ。
今日はマッサージ機で「簡易破壊」してしまってるうようだ。
痛い、とても痛いけど、良い、でも、痛い。
わーわー叫んで、体を捩って地団駄を踏んで、何が訴えたいのかわからずに訴えている。
お尻の同じ所を何度も何度も打つ。
もう痛い、耐えられない。
振り返って那智さんに「痛いですーーーーーー!!!。」と訴える。
「痛すぎます?」
セーフティワードを確認するけど、私は首を横に振る。
それを合図に、黙って後ろを向かせて、また同じ所を打つ。
だめ、痛い、どうして今日はこんなに痛いの!?
「わあああああああ」
今度は、言葉にならないまま、振り返って那智さんの目を見て泣き叫ぶ。
「痛すぎます?」
それでも、私は頷かない。
なぜ、「痛すぎる」と言わないのだろう。
言うとおしまいになってしまうからだ。
那智さんがしてくれること幸せだ、那智さんが情熱を注いでくれることが嬉しい。
それだけじゃない、やめてほしくないんだ。
痛い以外の感覚はないはずなのに、おしまいにしたくないんだ。
「痛すぎます」を言わない私を後ろを向かせて、さらに鞭を振るう。
後ろを向かされるときになって、はじめて首を振る。
叫びながら首を振り、それが肯定なのか拒否なのか、自分でもわからない。
どちらも那智さんの手に委ねてしまった。
痛い、皮膚が裂けるんじゃないかってくらい、痛い。
でも、もうこの痛みは私に幸福だけしかもたらさない。
ああ、気持ちいい、このぐちゃぐちゃでいることが気持ちいい。
多分小さな呻き声になっているはずだ。
もう苦痛の叫び声は上げていない(と思う)
定期的に聞こえる鞭が皮膚を打つ音しか耳に入ってこない。
体が揺れている。
あれ、私、微笑んでいるかもしれない。
多分、幸福に満ち足りた表情になっている。
那智さんに見てもらいたい。
あなたの鞭で、こんなに幸せになっていると、見てもらいたい。
でも、振り返るとお尻を那智さんに向けていられない。
そんなに働かない脳みそであっさりと振り返ることは諦めて、私はうっすらと笑みを浮かべてお尻を差し出していた。