観察眼
独特な幸福感
誕生日にはほとんどこだわりないわたし。
(こだわりないから、那智さんの誕生日も忘れることもある 笑)
ただ、今年はちょっとだけ思い入れがあった。
だって、あと10年したら還暦って状態になるんだもの!!
ひとつ年を取ることはなんとも思わないけれど、10の位が変わるのは、やっぱりちょっと灌漑深いものがある。
今年はたまたま誕生日当日に会えることに!!
インフルエンザの病み上がりの中、台湾料理に連れて行ってくれることになった^^
大好きな台湾料理は料理人が変わったらしく味が変わってしまって残念なものもあったけど、やはり美味しくて満足の誕生日だった。
じつはこの日わたしはちょっといつもと違うことをしていた。
補正下着をつけていた。
とはいえ、ガチガチのボディスーツやコルセットではなくほんのすこし体を締め付ける程度のもの。
愛用している下着ブランドでお誕生日価格で手に入れることができたので、日頃の食べ過ぎ防止にちょうどいいかなくらいに思って買ってみたのだ。
ソフトなものなので楽ではあるけど、やはりちょっと体のラインが『しゅっと』して見えるからすごい(笑)
試しに着けて出かけてみようと思ったのだ。
服装は大してタイトなものではなかった。
比較的ゆったりした上着にステレッチの効いたタイトスカート。
腰掛けた感じ、どうなんだろうと思って、乾杯の後
那智さん、今日のわたしなにか違うのわかります?
と聞いてみた。
待ち合わせしたときから、往年の勢いはなくなれどひさびさの『オーラ』を感じてくれていた那智さんだったので、その質問に『やっぱり?!』という雰囲気で静かに観察しはじめた。
髪?
じゃないんだよな
(これは会ったときに一度聞かれている)
はい
すーっと目線が移動する
コルセット、してるの?
わああ、すごい。
当たった!!
体の線が出ない緩やかな上着なのに!!!
あたりです!!
すごい、この服でよくわかりましたね!!
厳しく言うんだからね
ちゃんと見てないとね
ああ。
那智さんがわたしに求めるものは、おそらくそこそこハイレベルである。
年齢やふたりの関係性や状況によって年々そのレベルは低くなっていっていると思うけど、それなりに高いはずだ。
それでも、『もうアウト』ではなく『今後アウトにかる可能性があるから気をつけるように』と黄色信号よりずっと手前で教えてくれることや、わたし自身のポテンシャル(笑)のおかげで、ものすごく苦労しないでも、那智さんの許せる範囲のレベルを保つことができている。
ただ、その求めるレベルにはちゃんと根拠があったのだ。
なんとなく、『最近太ったから痩せろ』なんて無責任で傷つくようなことはしないでくれる。
おそらく年齢や精神状態を鑑みて、見極めて『そろそろ』と伝えてくれるのだ。
その証拠が、この日の観察眼。
このレベルを求めるののだから、きちんと見ておく必要がある。
那智さんの責任において一定のレベルを維持させるのだから、変化に気付ける目を持っていないといけない。
そういうこと。
那智さんはちゃんと見ている。
わたしが傷つかないように、でも、那智さんの思うようになるように。
あらためて、その優しさと鋭さにちょっとすごいなと思った。
でも、ってことは、あれこれ見られているのだよねと思うと、かなり恐ろしい気もするけれど^^;
「等式」「観察眼」感想です。やっぱり解らないと、「言及」する資格が無いですよね、うるさいこと言うなら。
誕生日にはほとんどこだわりないわたし。
(こだわりないから、那智さんの誕生日も忘れることもある 笑)
ただ、今年はちょっとだけ思い入れがあった。
だって、あと10年したら還暦って状態になるんだもの!!
ひとつ年を取ることはなんとも思わないけれど、10の位が変わるのは、やっぱりちょっと灌漑深いものがある。
今年はたまたま誕生日当日に会えることに!!
インフルエンザの病み上がりの中、台湾料理に連れて行ってくれることになった^^
大好きな台湾料理は料理人が変わったらしく味が変わってしまって残念なものもあったけど、やはり美味しくて満足の誕生日だった。
じつはこの日わたしはちょっといつもと違うことをしていた。
補正下着をつけていた。
とはいえ、ガチガチのボディスーツやコルセットではなくほんのすこし体を締め付ける程度のもの。
愛用している下着ブランドでお誕生日価格で手に入れることができたので、日頃の食べ過ぎ防止にちょうどいいかなくらいに思って買ってみたのだ。
ソフトなものなので楽ではあるけど、やはりちょっと体のラインが『しゅっと』して見えるからすごい(笑)
試しに着けて出かけてみようと思ったのだ。
服装は大してタイトなものではなかった。
比較的ゆったりした上着にステレッチの効いたタイトスカート。
腰掛けた感じ、どうなんだろうと思って、乾杯の後
那智さん、今日のわたしなにか違うのわかります?
と聞いてみた。
待ち合わせしたときから、往年の勢いはなくなれどひさびさの『オーラ』を感じてくれていた那智さんだったので、その質問に『やっぱり?!』という雰囲気で静かに観察しはじめた。
髪?
じゃないんだよな
(これは会ったときに一度聞かれている)
はい
すーっと目線が移動する
コルセット、してるの?
わああ、すごい。
当たった!!
体の線が出ない緩やかな上着なのに!!!
あたりです!!
すごい、この服でよくわかりましたね!!
厳しく言うんだからね
ちゃんと見てないとね
ああ。
那智さんがわたしに求めるものは、おそらくそこそこハイレベルである。
年齢やふたりの関係性や状況によって年々そのレベルは低くなっていっていると思うけど、それなりに高いはずだ。
それでも、『もうアウト』ではなく『今後アウトにかる可能性があるから気をつけるように』と黄色信号よりずっと手前で教えてくれることや、わたし自身のポテンシャル(笑)のおかげで、ものすごく苦労しないでも、那智さんの許せる範囲のレベルを保つことができている。
ただ、その求めるレベルにはちゃんと根拠があったのだ。
なんとなく、『最近太ったから痩せろ』なんて無責任で傷つくようなことはしないでくれる。
おそらく年齢や精神状態を鑑みて、見極めて『そろそろ』と伝えてくれるのだ。
その証拠が、この日の観察眼。
このレベルを求めるののだから、きちんと見ておく必要がある。
那智さんの責任において一定のレベルを維持させるのだから、変化に気付ける目を持っていないといけない。
そういうこと。
那智さんはちゃんと見ている。
わたしが傷つかないように、でも、那智さんの思うようになるように。
あらためて、その優しさと鋭さにちょっとすごいなと思った。
でも、ってことは、あれこれ見られているのだよねと思うと、かなり恐ろしい気もするけれど^^;
「等式」「観察眼」感想です。やっぱり解らないと、「言及」する資格が無いですよね、うるさいこと言うなら。
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