人生ではじめての
独り言
ぬか漬けをはじめてみた。
もともとお漬物はだいすき。
なんてったって白米の最強お供だもの。
浅漬けや甘酢漬けなんかもすきだけど、やっぱりなんといってもぬか漬けだ。
これは母の影響。
小さい頃から母のぬか漬けがだいすきで、よくかき混ぜるのを手伝っていた。
母のぬか漬けがすきすぎて、市販のぬか漬けを買おうとも思わないほど。
ときどき実家に行くと漬けておいてくれるので、いつも楽しみにしている。
そのぬか漬けに挑戦してみようと思ったのだ。
なんで、いま?という理由は特にない。
ただ、母のぬか床を分けてもらうのではなく、一から作ろうと思った。
なんとなく、分けてもらったり市販のぬか床を使うとぬか床とよい関係が築けない気がしたから。
いや、ぬか床に人格なんてないと思うけど、たぶん、一から作ったほうが、わたし自身大事にするだろうし、自分のぬか床に対するアンテナがよくなるんじゃないかなと思うのだ。
植物にモーツァルトを聴かせるとよく育つ、みたいに、ぬか床もわたしを好いてくれるのではないかと。
いくつかネットで調べて、丁寧な説明をしてくれているサイトを見つけ、俄然、やる気も起きて、いざぬか床作り開始!!したのだ。
煎りぬかに水と塩と昆布と唐辛子を入れて混ぜ、捨て漬けといって野菜クズを漬ける。
1日2回かき混ぜ、数日に一度野菜クズを取り替える、これを10日ほど続けてぬか床が完成するそうだ。
(そこから半年くらいかけて、より完成度の高いものになっていくらしい)
最初はちょっと硬いくらいのぬかなんだけど、それでいいらしい。
たしかに作り始めは小さい頃、お手伝いでかき混ぜた母のぬか床とは柔らかさがぜんぜん違うのだけど、野菜から出る水で徐々によい塩梅になるそうなので、はじめはゴワゴワしたぬかをかき混ぜていた。
毎日朝晩、かき混ぜる。
はじめてから次の日もその次の日も、まだゴワゴワした感じ。
粉っぽい匂いも気になる。
でも、サイトを信じて、あと自分の感覚を信じて、少しお塩を足したりしながらさらに数日。
ちょっとずつゴワゴワがなくなってきて、匂いも気にならなくなってきた。
のが、今日あたり。
で、実は那智さんはぬか漬けがキライである(漬物全般なんだけど 笑)
だから、本来なら、特段ここで話題にするほどの出来事は起こらないはずなのだ。
では、なぜエントリーになったかというと。
とてもめずらしい、もしかしたらわたしの人生においてはじめてかもしれないことが起きたからだ。
みなさんは、わたしが『犬気質』だということはご存知だと思う。
かまってもらいたがりだし、お世話してほしがり。
まあ、主に那智さんに発揮している部分ではあるけれど(いわゆるママ友レベルのお付き合いの人からは『りん子さんは淡白な人』と思われている 笑)、本質は『超かまってちゃん』である。
そして、これもご存知だろうか。
かまってもらいたがりは、かまいたがりではない
ということを。
大切な人は大切にする。
それはかなり全身全霊をかけて。
だけど、それとは別に『かまう』とか『育む』とか『慈しむ』とか、上からの目線で物事に関わるのが苦手なのだ。
ううん、苦手なんていうんじゃない、できない(笑)
犬気質のくせに犬苦手だし、家庭菜園なんてまーったく興味ない。
これはわたしの性格的な欠落なんじゃないかと思うほどに『慈しみ育てる』ようなことができない。
むしろ軽い嫌悪さえ感じるくらいだったりする。
えっと、我が子はとても愛してますよ!
心身ともに健全で快適な衣食住を提供してるよ。
だけど、愛し方が『育む』というより『肯定する』的なベクトルなんだよね^^;
そのわたしが!!
ぬか床を愛おしく感じているのだ!!
ゴワゴワはどうかな、匂いに変化はあるかなと気になって気になって。
適温の20度に近づけるようにキッチンの高いところに置き、わざわざ隣りに温度計もセットして、チラチラ。
煮炊きをして20度を超えると嬉しくなったり(笑)
毎朝、毎晩、蓋を開けるのが待ち遠しくてしょうがない。
ぬかちゃんなんて名前つけたり、棚に戻すとき「また夜ね」なんて心で思ったり。
慈しみ育むよろこびを生まれてはじめて感じているのだ(生まれてはじめては大げさかもしれないけど、かなり本当^^;)
まったく、どれだけ人格が欠損してるんだと思わなくもないけれど。
これで性格が一気に変わるとは思わないけど、とにかく人生ではじめての感情に戸惑い面白がっているわけです。
そんな新鮮な感情を感じつつ、おいしいぬか漬けできるといいな〜と日々かき混ぜております^^
いとおしいぬかちゃんを那智さんにお召し上がりいただけないのは残念ですが(笑)
<関連エントリー>
犬気質
犬よりも『犬』(笑)
我が子は愛してます(笑)
我が子
「等式」感想です。何がきっかけで「育てる」楽しみに気がつくのかわかりませんね。草花や家庭菜園、小鳥なども話題になったと思うけれど、最終回答でりん子が自発的に行ったのが「糠床」の育成とは、、、。(笑)良かったね、育む楽しさ感じられて。
ぬか漬けをはじめてみた。
もともとお漬物はだいすき。
なんてったって白米の最強お供だもの。
浅漬けや甘酢漬けなんかもすきだけど、やっぱりなんといってもぬか漬けだ。
これは母の影響。
小さい頃から母のぬか漬けがだいすきで、よくかき混ぜるのを手伝っていた。
母のぬか漬けがすきすぎて、市販のぬか漬けを買おうとも思わないほど。
ときどき実家に行くと漬けておいてくれるので、いつも楽しみにしている。
そのぬか漬けに挑戦してみようと思ったのだ。
なんで、いま?という理由は特にない。
ただ、母のぬか床を分けてもらうのではなく、一から作ろうと思った。
なんとなく、分けてもらったり市販のぬか床を使うとぬか床とよい関係が築けない気がしたから。
いや、ぬか床に人格なんてないと思うけど、たぶん、一から作ったほうが、わたし自身大事にするだろうし、自分のぬか床に対するアンテナがよくなるんじゃないかなと思うのだ。
植物にモーツァルトを聴かせるとよく育つ、みたいに、ぬか床もわたしを好いてくれるのではないかと。
いくつかネットで調べて、丁寧な説明をしてくれているサイトを見つけ、俄然、やる気も起きて、いざぬか床作り開始!!したのだ。
煎りぬかに水と塩と昆布と唐辛子を入れて混ぜ、捨て漬けといって野菜クズを漬ける。
1日2回かき混ぜ、数日に一度野菜クズを取り替える、これを10日ほど続けてぬか床が完成するそうだ。
(そこから半年くらいかけて、より完成度の高いものになっていくらしい)
最初はちょっと硬いくらいのぬかなんだけど、それでいいらしい。
たしかに作り始めは小さい頃、お手伝いでかき混ぜた母のぬか床とは柔らかさがぜんぜん違うのだけど、野菜から出る水で徐々によい塩梅になるそうなので、はじめはゴワゴワしたぬかをかき混ぜていた。
毎日朝晩、かき混ぜる。
はじめてから次の日もその次の日も、まだゴワゴワした感じ。
粉っぽい匂いも気になる。
でも、サイトを信じて、あと自分の感覚を信じて、少しお塩を足したりしながらさらに数日。
ちょっとずつゴワゴワがなくなってきて、匂いも気にならなくなってきた。
のが、今日あたり。
で、実は那智さんはぬか漬けがキライである(漬物全般なんだけど 笑)
だから、本来なら、特段ここで話題にするほどの出来事は起こらないはずなのだ。
では、なぜエントリーになったかというと。
とてもめずらしい、もしかしたらわたしの人生においてはじめてかもしれないことが起きたからだ。
みなさんは、わたしが『犬気質』だということはご存知だと思う。
かまってもらいたがりだし、お世話してほしがり。
まあ、主に那智さんに発揮している部分ではあるけれど(いわゆるママ友レベルのお付き合いの人からは『りん子さんは淡白な人』と思われている 笑)、本質は『超かまってちゃん』である。
そして、これもご存知だろうか。
かまってもらいたがりは、かまいたがりではない
ということを。
大切な人は大切にする。
それはかなり全身全霊をかけて。
だけど、それとは別に『かまう』とか『育む』とか『慈しむ』とか、上からの目線で物事に関わるのが苦手なのだ。
ううん、苦手なんていうんじゃない、できない(笑)
犬気質のくせに犬苦手だし、家庭菜園なんてまーったく興味ない。
これはわたしの性格的な欠落なんじゃないかと思うほどに『慈しみ育てる』ようなことができない。
むしろ軽い嫌悪さえ感じるくらいだったりする。
えっと、我が子はとても愛してますよ!
心身ともに健全で快適な衣食住を提供してるよ。
だけど、愛し方が『育む』というより『肯定する』的なベクトルなんだよね^^;
そのわたしが!!
ぬか床を愛おしく感じているのだ!!
ゴワゴワはどうかな、匂いに変化はあるかなと気になって気になって。
適温の20度に近づけるようにキッチンの高いところに置き、わざわざ隣りに温度計もセットして、チラチラ。
煮炊きをして20度を超えると嬉しくなったり(笑)
毎朝、毎晩、蓋を開けるのが待ち遠しくてしょうがない。
ぬかちゃんなんて名前つけたり、棚に戻すとき「また夜ね」なんて心で思ったり。
慈しみ育むよろこびを生まれてはじめて感じているのだ(生まれてはじめては大げさかもしれないけど、かなり本当^^;)
まったく、どれだけ人格が欠損してるんだと思わなくもないけれど。
これで性格が一気に変わるとは思わないけど、とにかく人生ではじめての感情に戸惑い面白がっているわけです。
そんな新鮮な感情を感じつつ、おいしいぬか漬けできるといいな〜と日々かき混ぜております^^
いとおしいぬかちゃんを那智さんにお召し上がりいただけないのは残念ですが(笑)
<関連エントリー>
犬気質
犬よりも『犬』(笑)
我が子は愛してます(笑)
我が子
「等式」感想です。何がきっかけで「育てる」楽しみに気がつくのかわかりませんね。草花や家庭菜園、小鳥なども話題になったと思うけれど、最終回答でりん子が自発的に行ったのが「糠床」の育成とは、、、。(笑)良かったね、育む楽しさ感じられて。
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