露出後のお話
非日常的な日常
この日、私はとんでもない露出をした。(これは後日♪)
だから、もともと下半身は下着だけだったから、部屋に入って脱がすのは簡単だ。
上着のセーターは残して、下半身だけ何も着けていない私の腕を引き、畳にうつ伏せに倒す。
黒いセーターもたくし上げられ、背中もあらわになる。
思い切りお尻をスパンキングされる。
素早く、重く。
お尻だけではなく、太腿の外側と内側、腰、背中の脂肪の少ない部分は鋭い痛みだ。
叩く場所が変わるたびに、新しい痛さに呻く。
そして、またお尻。
左右と打ち、また背中。
一度打った痛い場所に上塗りするように、もう一度叩いて痛さを加える。
そうかと思うと、不慣れな新しい場所にも、一撃。
上塗りも不慣れも、どちらも痛い。
そのうち、右のお尻を集中して叩きはじめる。
痛さの上塗りに声を上げるけど、だんだんと体の力が抜けてくるのがわかる。
それと同時に那智さんの打つ力が増してくるのもわかる。
「パシ」とか「ピシ」とかではない、もっと重い「ドスン」という音。
私のお尻に「ドスン」という衝撃を与えているんだ。
もうその衝撃で揺れる以外に私自身は動けない。
脱力して放心している。
痛いのだ。
きっと痛いのだ。
でも、もうどうでもよくなっている。
私は、私の感情を手放してしまった。
この先、これを続けるのも、止めるのも、酷くするのも、那智さん次第。
痛みを堪えるために抱え込んでいた枕も、いつしか感情と一緒に手放している。
しばらく私を放心させていた那智さんの手が今度は左のお尻に移った。
やはり新しい場所は、刺激が強く感じる。
また、一瞬感情が蘇って、体を固くして声を上げる。
「那智さん、キスをしてください。」
早く恍惚の世界に連れて行ってほしくて、こんなお願いを口にする。
一瞬衝撃を止め、キスをしてくれるけど、またすぐに同じように、重い重い衝撃。
次は、すぐに感情を手放していた。
痛いはずだ。
でも、心地よい体の揺れだけにすべてをまかせて、ただただ無心になっていた。
鞭の痕は10日経っても消えない。
皮膚が裂けて血が滲んだ部分も、まだ消えていない、もしかしたら消えないかもしれない。
スパンキングで上書きされた。
恍惚として、うつ伏せのまま畳に寝ている横で、那智さんがコーヒーを煎れているみたいだ。
気配で感じる。
言葉はなく、静かに動く音だけが聞こえる。
早く那智さんにくっつきたい。
座椅子(和室だからね)に腰掛ける那智さんにすり寄って、太腿に頭を乗せるとコーヒーを煎れながら右手の二の腕辺りを私の頭に乗せてくれる。
ちょうど、那智さんの脇腹と二の腕に頭を挟まれたような格好だ。
幸せな拘束。
うっとりとしている私の太腿に熱い痛みが走る。
熱湯だ、まだ、終わりじゃないんだ。
熱さで身を捩ってしまうから、那智さんの枕から落ちてしまう。
そばにあった枕を抱え、熱さに耐える。
背中、お尻、腰掛けたままだから、低い位置から垂らしている。
刺すように熱い。
お尻の割れ目、内股の付け根、火傷するのではないかというくらい、熱い。
ティースプーンで垂らしていた、締めくくりはアルミのポットから直接垂らす。
徐々に冷めてきているとはいえ、大量のお湯は辛い。
怖さと熱さで、ポットを傾ける瞬間までしか見ていられなかった。
ぐったりしながらも、もっと近寄って今度は那智さんの腰に手を回して顔を胸に押し当てる。
コーヒーを飲んで、タバコを吸いながら、ゆっくりと髪を撫でてくれるから、嬉しくてしょうがない。
なんて心地よい場所。
別な意味で放心していたら、スーツ越しに那智さんの心臓の音が聞こえてきた。
那智さんはさっきから、一言も発していない。
なんだか、鼓動が那智さんの声のようだ。
静かに一定のリズムで刻む鼓動は、那智さんがくれる安心のようで、なんて心地よいのだろう。
それにしても、あんな露出を(後日ね♪)させて、スパンキングをして、熱湯を浴びせて、それで、このゆっくりとした心拍。
度胸があるのか、体力があるのか、この冷静さも信頼のひとつ。
この日、私はとんでもない露出をした。(これは後日♪)
だから、もともと下半身は下着だけだったから、部屋に入って脱がすのは簡単だ。
上着のセーターは残して、下半身だけ何も着けていない私の腕を引き、畳にうつ伏せに倒す。
黒いセーターもたくし上げられ、背中もあらわになる。
思い切りお尻をスパンキングされる。
素早く、重く。
お尻だけではなく、太腿の外側と内側、腰、背中の脂肪の少ない部分は鋭い痛みだ。
叩く場所が変わるたびに、新しい痛さに呻く。
そして、またお尻。
左右と打ち、また背中。
一度打った痛い場所に上塗りするように、もう一度叩いて痛さを加える。
そうかと思うと、不慣れな新しい場所にも、一撃。
上塗りも不慣れも、どちらも痛い。
そのうち、右のお尻を集中して叩きはじめる。
痛さの上塗りに声を上げるけど、だんだんと体の力が抜けてくるのがわかる。
それと同時に那智さんの打つ力が増してくるのもわかる。
「パシ」とか「ピシ」とかではない、もっと重い「ドスン」という音。
私のお尻に「ドスン」という衝撃を与えているんだ。
もうその衝撃で揺れる以外に私自身は動けない。
脱力して放心している。
痛いのだ。
きっと痛いのだ。
でも、もうどうでもよくなっている。
私は、私の感情を手放してしまった。
この先、これを続けるのも、止めるのも、酷くするのも、那智さん次第。
痛みを堪えるために抱え込んでいた枕も、いつしか感情と一緒に手放している。
しばらく私を放心させていた那智さんの手が今度は左のお尻に移った。
やはり新しい場所は、刺激が強く感じる。
また、一瞬感情が蘇って、体を固くして声を上げる。
「那智さん、キスをしてください。」
早く恍惚の世界に連れて行ってほしくて、こんなお願いを口にする。
一瞬衝撃を止め、キスをしてくれるけど、またすぐに同じように、重い重い衝撃。
次は、すぐに感情を手放していた。
痛いはずだ。
でも、心地よい体の揺れだけにすべてをまかせて、ただただ無心になっていた。
鞭の痕は10日経っても消えない。
皮膚が裂けて血が滲んだ部分も、まだ消えていない、もしかしたら消えないかもしれない。
スパンキングで上書きされた。
恍惚として、うつ伏せのまま畳に寝ている横で、那智さんがコーヒーを煎れているみたいだ。
気配で感じる。
言葉はなく、静かに動く音だけが聞こえる。
早く那智さんにくっつきたい。
座椅子(和室だからね)に腰掛ける那智さんにすり寄って、太腿に頭を乗せるとコーヒーを煎れながら右手の二の腕辺りを私の頭に乗せてくれる。
ちょうど、那智さんの脇腹と二の腕に頭を挟まれたような格好だ。
幸せな拘束。
うっとりとしている私の太腿に熱い痛みが走る。
熱湯だ、まだ、終わりじゃないんだ。
熱さで身を捩ってしまうから、那智さんの枕から落ちてしまう。
そばにあった枕を抱え、熱さに耐える。
背中、お尻、腰掛けたままだから、低い位置から垂らしている。
刺すように熱い。
お尻の割れ目、内股の付け根、火傷するのではないかというくらい、熱い。
ティースプーンで垂らしていた、締めくくりはアルミのポットから直接垂らす。
徐々に冷めてきているとはいえ、大量のお湯は辛い。
怖さと熱さで、ポットを傾ける瞬間までしか見ていられなかった。
ぐったりしながらも、もっと近寄って今度は那智さんの腰に手を回して顔を胸に押し当てる。
コーヒーを飲んで、タバコを吸いながら、ゆっくりと髪を撫でてくれるから、嬉しくてしょうがない。
なんて心地よい場所。
別な意味で放心していたら、スーツ越しに那智さんの心臓の音が聞こえてきた。
那智さんはさっきから、一言も発していない。
なんだか、鼓動が那智さんの声のようだ。
静かに一定のリズムで刻む鼓動は、那智さんがくれる安心のようで、なんて心地よいのだろう。
それにしても、あんな露出を(後日ね♪)させて、スパンキングをして、熱湯を浴びせて、それで、このゆっくりとした心拍。
度胸があるのか、体力があるのか、この冷静さも信頼のひとつ。