ひとつとして同じ日はない3
非日常的な日常
鼻フックで快感の片鱗を垣間見たあと、縄を取り出して縛りはじめた。
洋服と下着を脱がせてもらって首に縄をかけてもらう。
縛られるの恥ずかしいけど、やっぱりうれしい。
突き出す乳房を視界の片隅に捉えながらそう思うと同時に、あれ?とも思った。
首から胸にかかる縄が鎖骨にきつく当たるのだ。
首から胸にかけてなので息が苦しいわけではないから危険ではないけれど、鎖骨をぎゅっと押しつぶすようなきつさに戸惑う。
いつもこんなにきつくないのに。
後ろ手にも縛られた。
わたしはやっぱり拘束がうれしいのだな^^
凝った緊縛よりも『動けない』ことが根本的な望みなのだろう。
両手を後ろにして不自由になる喜びを感じながら、いちおう戸惑いもお伝えする。
那智さん、今日鎖骨のところが痛いです
息が苦しいわけでなないだろ?
はい
それなら、いい
那智さんが理解してのきつさだとわかればわたしも安心だ。
手首も痺れるような縛り方ではないけど、いつもよりきつい。
きゅうきゅうと拘束される痛さも加わり、戸惑いも、遠い快感を呼び覚ます。
洋服を着ている那智さんと裸で拘束されているわたしの対比。
軽く乳首に触れられただけですぐに淫乱に落ちる。
もう、そうなると淫乱でいることが気持ちよくて、ためらいはなくなっていく。
どこかで見たようなことを自分にも味わわせてあげたくなる。
那智さん、お口していいですか?
この部屋は和室だった。
直置きのマットレスに腰かける那智さんの足の間にひざまずき、後ろ手に拘束された上半身を折り曲げてフェラチオをする不自由さ、頭を低く下げた腰から背中のラインを上から眺める那智さんの視線に快感は一層ます。
拘束されてフェラチオにも自己愛だ^^
ふわふわと那智さんの内側のわたしの世界を漂っているうちに拘束は解かれた。
きつく縛った分、首周りは痛いし手首にはデコボコの縄の痕がついていた。
次は鞭。
鞭はすこしひさしぶり。
縄を解いている間に覚醒した分、怖さも増す。
数発、打つ。
あー、痛いなぁ。
やっぱり間が空くと脳と体が憶えた回路は確実ではなくなっていく。
1ヶ月前、洗濯バサミをつけただけで快感の反応をしたけれど、人はそんなに簡単にはいかないものだよね。
でも、ある程度の基礎(?)はできているからいつもの道順を通ればいつもの快感になるだろうなとは思うけど、何度通っても痛いものは怖い。
数発打ったところで、独り言のように那智さんが言った
腕が痛いんだよな(笑)
そうなのだ、那智さんしばらく前に腕の筋を痛めていて、どうもスッキリしないらしい。
生活に大きな支障を来すほどではないとしても状況によっては不自由もあるようだ。
それが鞭を振るうときにも感じられたのだろう。
ポツリとつぶやいた。
!!!!!
一気に覚醒〜〜〜!!!
痛いのダメです。
那智さんは快適でないといけないんです。
日頃から那智さんの快適を望みすぎるほど望むわたし。
裸で鞭を打たれている、こんな状況でも、那智さんに気がかりがあるとわかると、見事に覚醒してしまう。
わたしが那智さんの内側でわたしの世界に潜り続けるためのは、1㎜でも那智さんのことを慮る神経が働いてはいけないのだ。
すこしでも気になることがあるなら、それはブレーキになる。
そして、ブレーキをかけながら受け入れるほどヤワな痛みではないのだ。
一気に覚醒。
鞭はただの怖い代物になってしまった。
那智さん、ごめんなさい
どうした?
鞭、無理です
腕?大丈夫だよ(笑)
いえ、わたしが心配で素になっちゃいました(笑)
ああ、それならわかった
那智さんの快適を思い過ぎるわたしの性格を理解してくれているので、この日の鞭はおしまいにしてくれた。
なかなかてんこ盛りな時間だった^^
次回は総括です〜^^
「等式」感想です。「ブレーキをかけながら受け入れるほどヤワな痛みではないのだ。」この感性や言葉は「誇り」を感じる。(笑)
鼻フックで快感の片鱗を垣間見たあと、縄を取り出して縛りはじめた。
洋服と下着を脱がせてもらって首に縄をかけてもらう。
縛られるの恥ずかしいけど、やっぱりうれしい。
突き出す乳房を視界の片隅に捉えながらそう思うと同時に、あれ?とも思った。
首から胸にかかる縄が鎖骨にきつく当たるのだ。
首から胸にかけてなので息が苦しいわけではないから危険ではないけれど、鎖骨をぎゅっと押しつぶすようなきつさに戸惑う。
いつもこんなにきつくないのに。
後ろ手にも縛られた。
わたしはやっぱり拘束がうれしいのだな^^
凝った緊縛よりも『動けない』ことが根本的な望みなのだろう。
両手を後ろにして不自由になる喜びを感じながら、いちおう戸惑いもお伝えする。
那智さん、今日鎖骨のところが痛いです
息が苦しいわけでなないだろ?
はい
それなら、いい
那智さんが理解してのきつさだとわかればわたしも安心だ。
手首も痺れるような縛り方ではないけど、いつもよりきつい。
きゅうきゅうと拘束される痛さも加わり、戸惑いも、遠い快感を呼び覚ます。
洋服を着ている那智さんと裸で拘束されているわたしの対比。
軽く乳首に触れられただけですぐに淫乱に落ちる。
もう、そうなると淫乱でいることが気持ちよくて、ためらいはなくなっていく。
どこかで見たようなことを自分にも味わわせてあげたくなる。
那智さん、お口していいですか?
この部屋は和室だった。
直置きのマットレスに腰かける那智さんの足の間にひざまずき、後ろ手に拘束された上半身を折り曲げてフェラチオをする不自由さ、頭を低く下げた腰から背中のラインを上から眺める那智さんの視線に快感は一層ます。
拘束されてフェラチオにも自己愛だ^^
ふわふわと那智さんの内側のわたしの世界を漂っているうちに拘束は解かれた。
きつく縛った分、首周りは痛いし手首にはデコボコの縄の痕がついていた。
次は鞭。
鞭はすこしひさしぶり。
縄を解いている間に覚醒した分、怖さも増す。
数発、打つ。
あー、痛いなぁ。
やっぱり間が空くと脳と体が憶えた回路は確実ではなくなっていく。
1ヶ月前、洗濯バサミをつけただけで快感の反応をしたけれど、人はそんなに簡単にはいかないものだよね。
でも、ある程度の基礎(?)はできているからいつもの道順を通ればいつもの快感になるだろうなとは思うけど、何度通っても痛いものは怖い。
数発打ったところで、独り言のように那智さんが言った
腕が痛いんだよな(笑)
そうなのだ、那智さんしばらく前に腕の筋を痛めていて、どうもスッキリしないらしい。
生活に大きな支障を来すほどではないとしても状況によっては不自由もあるようだ。
それが鞭を振るうときにも感じられたのだろう。
ポツリとつぶやいた。
!!!!!
一気に覚醒〜〜〜!!!
痛いのダメです。
那智さんは快適でないといけないんです。
日頃から那智さんの快適を望みすぎるほど望むわたし。
裸で鞭を打たれている、こんな状況でも、那智さんに気がかりがあるとわかると、見事に覚醒してしまう。
わたしが那智さんの内側でわたしの世界に潜り続けるためのは、1㎜でも那智さんのことを慮る神経が働いてはいけないのだ。
すこしでも気になることがあるなら、それはブレーキになる。
そして、ブレーキをかけながら受け入れるほどヤワな痛みではないのだ。
一気に覚醒。
鞭はただの怖い代物になってしまった。
那智さん、ごめんなさい
どうした?
鞭、無理です
腕?大丈夫だよ(笑)
いえ、わたしが心配で素になっちゃいました(笑)
ああ、それならわかった
那智さんの快適を思い過ぎるわたしの性格を理解してくれているので、この日の鞭はおしまいにしてくれた。
なかなかてんこ盛りな時間だった^^
次回は総括です〜^^
「等式」感想です。「ブレーキをかけながら受け入れるほどヤワな痛みではないのだ。」この感性や言葉は「誇り」を感じる。(笑)
COMMENT
覚醒がテーマですが、縄に感じました。
冬晴れの昼下がり、日差しが眩しい電車の中で、ふとブログを読んでいた。
車内の明るい世界と淫らな緊縛のブログの不釣り合いを感じながら、りん子さんの乳房周りの縄の運びを想像していた。
重いPDFデータの作成に手間どり、走って電車に飛び乗った。
胸の鼓動が高鳴るのは走ったせい? それともりん子さんのせい?
冬晴れの昼下がり、日差しが眩しい電車の中で、ふとブログを読んでいた。
車内の明るい世界と淫らな緊縛のブログの不釣り合いを感じながら、りん子さんの乳房周りの縄の運びを想像していた。
重いPDFデータの作成に手間どり、走って電車に飛び乗った。
胸の鼓動が高鳴るのは走ったせい? それともりん子さんのせい?
Kさん
そんなに縄の描写していないと思うのですが、人のポイントはいろいろですね。
もしわたしの書いたもので胸が高鳴るのでしたら、なかなか驚きです(あまりエロくないアダルトブログですので 笑)
えっと、想像されるのは自由ですし、想像をかき立てることが書けたことはうれしいのですが、わたしの乳房は那智さんのものなので想像されてもこっそりしておいてくださいませ(笑)
あと、コメント再投稿のお気遣いありがとうございました!
コメント投稿時にパスワードを入力すると編集や削除が可能ですので、オススメですよ。
そんなに縄の描写していないと思うのですが、人のポイントはいろいろですね。
もしわたしの書いたもので胸が高鳴るのでしたら、なかなか驚きです(あまりエロくないアダルトブログですので 笑)
えっと、想像されるのは自由ですし、想像をかき立てることが書けたことはうれしいのですが、わたしの乳房は那智さんのものなので想像されてもこっそりしておいてくださいませ(笑)
あと、コメント再投稿のお気遣いありがとうございました!
コメント投稿時にパスワードを入力すると編集や削除が可能ですので、オススメですよ。