羞恥責め
独り言
「羞恥責め」こんな言葉はもうSM専門の言葉ではないだろう。
普通の恋人同士や、ちょっと刺激を求めてするセックスでも、こんな言葉を使うのではないでしょうか。
例えばこんな感じ?
四つん這いになって、後ろから眺められながら「こんなに濡れているんだ。」なんて言われて「いや、見ないで〜」とか、鏡の前に立たされて後ろから胸を触られて「ほら、よく見てごらん、恥ずかしいね〜」なんて囁れて「いや〜、恥ずかしい〜」みたいなこと?
確かに、こんなことも恥ずかしいけど、これは美しいスパイスだ(と思う)。
本当の「恥ずかしい」ということは、こんなことではないでしょうか!!!
その日、私は訳あってむだ毛の処理をできずにいた。(ああ、もうすでに羞恥責め?)
たくさん生えているわけじゃないけど、触るとチクチクしてしまう。
それくらい那智さんは気にしない人だと思うけど、気にしているかもしれないと心に引っかかりながら抱かれたくはない。
那智さんに集中して快感の海を漂うのに、気がかりは極力なくしたい。
だから、正直に伝えた。
「チクチクしているので、きれいにしてきてもいいですか?」
那智さんは、ホテルの案内を眺めながら「うん、いいよ。俺に見られてするのと、見ないでするのと、どっちがいい?」と、返答をくれる。
迷わず「見ないでください!!」と答える。
それにしても、この選択肢は優しい。
那智さんらしくない。
もしかしたら、おしっこの時みたいに「見てあげる」感覚から出た言葉なのかもしれない。
見てほしくない気持ちは間違いないけど、見てくれない事実(私をかまってくれない事実)は一抹の淋しさを覚えてしまう。
だから、このふたつの選択肢を与えて、かまうつもりもあると安心させてくれたのかもしれない。
これは那智さんの優しさ?
それでも、やっぱりすね毛を処理する姿は見られたいわけない。
「見ないでください。」断言する。
脱衣所でストッキングを脱いでいると、ソファに座る那智さんが声をかけてくる。
「あれ?俺、今なんて聞いた?」
素直に、ふたつの選択肢を伝える。
「ごめん、間違えた。見られながら処理するのと、処理しないのと、どっちがいい?だ。」
ああ、神様。(私がアメリカ人なら『oh! my god』!)
あの優しさは、単にホテルの案内に集中していたから、間違えて口にしただけのことだったのね。
どうせなら、集中していてほしかった(泣)
一時で大量の恥ずかしさと数時間持続のぼんやりとした恥ずかしさ・・私は一時をとった。
瞬時に、エレガントなすね毛処理の最善策を練る(無理!!)。
とりあえず、着ているワンピースは脱がない。
だって、裸で腰をかがめている姿はみっともないもの。
お風呂場に行って、蛇口をひねり、手を濡らしてボディーソープを足に塗る。
那智さんは、服を着たまま入り口に腰掛けて、こちらを見ている(はず、恥ずかしくて見られない)。
もう、急いでカミソリを動かして、とにかく早く終わるようにする。
エレガントに・・・。
足の外側は両膝を付けるように・・・多少エレガント?にできる。(エレガントなわけない!!)
でも、内側〜。
処理したことのある人は、わかりますよね・・・。
ちょっと、がに股ににないと剃れないのです(泣)
エレガントにがに股は、どう足掻いても無理。
とにかく、腰をひねって、足を反らせて、つらい体勢を続けてなんとかギリギリまで、外側から反る。
もう、限界、足がつりそうになって、しかたなくエレガントながに股になる(泣)
ああ、もう、なんでもいいから、早く終わって!!
時々、「こっち向いて」なんて言われたりして、もう泣きそうだ。
世界中で一番可愛いと思ってもらいたい人の前で、晒すこの身も蓋もない恥ずかしさ、これを「責め」と言わずしてなんと言おう。
急いだから、チクチクは残るわ、カミソリ負けして血はでるわ、散々な思いをした。
いかがでしょう?
この、恥ずかしさ。
これも羞恥責めに入るでしょうか?
女の人ならきっとわかってくれますよね。
ああ、私も鏡の前で「よく見てごらん」なんて囁いてもらいたいわ。
「羞恥責め」こんな言葉はもうSM専門の言葉ではないだろう。
普通の恋人同士や、ちょっと刺激を求めてするセックスでも、こんな言葉を使うのではないでしょうか。
例えばこんな感じ?
四つん這いになって、後ろから眺められながら「こんなに濡れているんだ。」なんて言われて「いや、見ないで〜」とか、鏡の前に立たされて後ろから胸を触られて「ほら、よく見てごらん、恥ずかしいね〜」なんて囁れて「いや〜、恥ずかしい〜」みたいなこと?
確かに、こんなことも恥ずかしいけど、これは美しいスパイスだ(と思う)。
本当の「恥ずかしい」ということは、こんなことではないでしょうか!!!
その日、私は訳あってむだ毛の処理をできずにいた。(ああ、もうすでに羞恥責め?)
たくさん生えているわけじゃないけど、触るとチクチクしてしまう。
それくらい那智さんは気にしない人だと思うけど、気にしているかもしれないと心に引っかかりながら抱かれたくはない。
那智さんに集中して快感の海を漂うのに、気がかりは極力なくしたい。
だから、正直に伝えた。
「チクチクしているので、きれいにしてきてもいいですか?」
那智さんは、ホテルの案内を眺めながら「うん、いいよ。俺に見られてするのと、見ないでするのと、どっちがいい?」と、返答をくれる。
迷わず「見ないでください!!」と答える。
それにしても、この選択肢は優しい。
那智さんらしくない。
もしかしたら、おしっこの時みたいに「見てあげる」感覚から出た言葉なのかもしれない。
見てほしくない気持ちは間違いないけど、見てくれない事実(私をかまってくれない事実)は一抹の淋しさを覚えてしまう。
だから、このふたつの選択肢を与えて、かまうつもりもあると安心させてくれたのかもしれない。
これは那智さんの優しさ?
それでも、やっぱりすね毛を処理する姿は見られたいわけない。
「見ないでください。」断言する。
脱衣所でストッキングを脱いでいると、ソファに座る那智さんが声をかけてくる。
「あれ?俺、今なんて聞いた?」
素直に、ふたつの選択肢を伝える。
「ごめん、間違えた。見られながら処理するのと、処理しないのと、どっちがいい?だ。」
ああ、神様。(私がアメリカ人なら『oh! my god』!)
あの優しさは、単にホテルの案内に集中していたから、間違えて口にしただけのことだったのね。
どうせなら、集中していてほしかった(泣)
一時で大量の恥ずかしさと数時間持続のぼんやりとした恥ずかしさ・・私は一時をとった。
瞬時に、エレガントなすね毛処理の最善策を練る(無理!!)。
とりあえず、着ているワンピースは脱がない。
だって、裸で腰をかがめている姿はみっともないもの。
お風呂場に行って、蛇口をひねり、手を濡らしてボディーソープを足に塗る。
那智さんは、服を着たまま入り口に腰掛けて、こちらを見ている(はず、恥ずかしくて見られない)。
もう、急いでカミソリを動かして、とにかく早く終わるようにする。
エレガントに・・・。
足の外側は両膝を付けるように・・・多少エレガント?にできる。(エレガントなわけない!!)
でも、内側〜。
処理したことのある人は、わかりますよね・・・。
ちょっと、がに股ににないと剃れないのです(泣)
エレガントにがに股は、どう足掻いても無理。
とにかく、腰をひねって、足を反らせて、つらい体勢を続けてなんとかギリギリまで、外側から反る。
もう、限界、足がつりそうになって、しかたなくエレガントながに股になる(泣)
ああ、もう、なんでもいいから、早く終わって!!
時々、「こっち向いて」なんて言われたりして、もう泣きそうだ。
世界中で一番可愛いと思ってもらいたい人の前で、晒すこの身も蓋もない恥ずかしさ、これを「責め」と言わずしてなんと言おう。
急いだから、チクチクは残るわ、カミソリ負けして血はでるわ、散々な思いをした。
いかがでしょう?
この、恥ずかしさ。
これも羞恥責めに入るでしょうか?
女の人ならきっとわかってくれますよね。
ああ、私も鏡の前で「よく見てごらん」なんて囁いてもらいたいわ。
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