ディナーの前に
非日常的な日常
雨の降る夕方、お仕事場にお邪魔した。
今日は夜、中華をご一緒するのだ。
那智さんひとりの日だったので早めにお邪魔して可愛がっていただく。
中華ディナーは本当は違う日の予定だったのだけど、たまたま今日はひとりになることが決まったので急遽変更になった。
その前から欲情していた。
先週抱いていただいたにも関わらず、最近のわたしはいつも欲情と平常の淵をゆらゆら歩んでいるようで、ちょんと押せば簡単に欲情状態になってしまう。
ただ、会う予定は明後日だったし、それだってもしかしたら中華ディナーだけでおしまいかもしれないから、できるだけ欲情しないように、してしまってもどっぷり浸からないように、ほんの少し自制していたのだろう。
深層では欲情しているクセに自制している力が強すぎると、無意識に自制したままを保とうとしてしまうのだ。
来る?
のお誘いにあまり積極的なお返事ができないでいた。
那智さんは、それも想像できていたのだろう。
今日はおいで
と引っぱり出してくれた。
そこから抑えが効かなくなっていた。
お仕事場に到着して会議室に通される。
立て続けに電話が鳴り、那智さんはデスクに貼りついたまま。
最初はいつも通り椅子に座ったけど、なんだか落ち着かなくてて立ち上がり那智さんを待っていた。
電話が終わりこちらに来てくれた。
嬉しくて欲情して、触れてほしくてわたしの中身は大暴れ。
立ってるなんていじらしいね〜
そういってトイレに向かう。
トイレの手前のところで一度抱き合う。
もう、それだけでなり振りかまわなくなってしまいそうだ。
キスをしながら首に回していた手が肩を抱くように移動する。
腹筋に力を入れて
優しく甘く囁くそれはお腹を殴るつもりだ。
はあと、また欲情が溢れる。
左腕が肩を抱き、グーにした右手が『この辺だよ』と優しくトントンとお腹を叩く。
それほど自信のない腹筋に力を入れる。
ボスッ。
ボクシングやケンカのような殴打ではないから、お腹は痛いほどにはならない、ただ一瞬『苦しく』なる。
だから競り上がるのは胃液ではなく、欲情。
溢れて崩れ落ちてしまいそうな欲情だ。
興奮してたまらない。
力入れて、いいね?
愛の言葉か子守唄か。
もう一度。
抱きしめられるように殴られた。
殴ってもらった。
肩を支えていた手が首筋に移った。
この位置はビンタの予感。
欲情で震えているのか、怖くてなのか、わからないけどワナワナと震える。
お腹の腕が頬に触れた。
いいこ、いいこ
包み込むように頬を撫でる。
ビンタではなかった。
お腹を殴るのも頬を撫でるのも同じ空気。
きっと、ほんのすこし気が変われば同じ空気のままビンタになっていたはずだ。
トイレに入ってからは、もうひたすら欲情した淫乱女。
触ってと腰を擦り付け、腰を振る。
触ってもらいやすいようにワンピースのファスナーを自分から下ろす。
便座に腰かけた那智さんの指がスカートの中に入るともっとくださいと懇願の瞳で誘う。
立ち上がった那智さんのおちんぽ様がほしくてほしくて体を揺らす。
我慢できず手を伸ばしスーツ越しに触れる。
便器に腰かけた那智さんの足の間でおちんぽ様をしゃぶる。
ズボンが邪魔でもどかしい。
壁に手をつけさせ後ろから抱いてもらう。
乱暴に髪を引っぱられ否応なく顔を正面に向けさせられる。
思わず大きな声をあげてしまい、片手で口を塞がれた。
声を上げられないもどかしさとされるがままの口元はよけいに欲情を溢れさせた。
「等式」感想です。昔、りん子が欲情した時の表現は無きに等しかった。それは、そこまで差し迫った欲情では無かったか、凛としたプライドが許さないか、恥じらいを重んじる私の好みではないと思ったからでしょう。今の溢れる欲情とその表現はそれらの壁をクリアした賜物、成果です。(笑)
解放出来る欲情が、生きやすいことにつながるかは、別物だとは思いますが幸福であることは間違いないと思う。
りん子(^-^)たしかに、毎週那智さんに抱いてもらわないと情緒が安定しない人になることは生きやすいとは言い難いけれど、とてもしあわせな女ではある。
りん子(^-^)でも、『那智さんしか』なので、それはある意味不幸でもある。
雨の降る夕方、お仕事場にお邪魔した。
今日は夜、中華をご一緒するのだ。
那智さんひとりの日だったので早めにお邪魔して可愛がっていただく。
中華ディナーは本当は違う日の予定だったのだけど、たまたま今日はひとりになることが決まったので急遽変更になった。
その前から欲情していた。
先週抱いていただいたにも関わらず、最近のわたしはいつも欲情と平常の淵をゆらゆら歩んでいるようで、ちょんと押せば簡単に欲情状態になってしまう。
ただ、会う予定は明後日だったし、それだってもしかしたら中華ディナーだけでおしまいかもしれないから、できるだけ欲情しないように、してしまってもどっぷり浸からないように、ほんの少し自制していたのだろう。
深層では欲情しているクセに自制している力が強すぎると、無意識に自制したままを保とうとしてしまうのだ。
来る?
のお誘いにあまり積極的なお返事ができないでいた。
那智さんは、それも想像できていたのだろう。
今日はおいで
と引っぱり出してくれた。
そこから抑えが効かなくなっていた。
お仕事場に到着して会議室に通される。
立て続けに電話が鳴り、那智さんはデスクに貼りついたまま。
最初はいつも通り椅子に座ったけど、なんだか落ち着かなくてて立ち上がり那智さんを待っていた。
電話が終わりこちらに来てくれた。
嬉しくて欲情して、触れてほしくてわたしの中身は大暴れ。
立ってるなんていじらしいね〜
そういってトイレに向かう。
トイレの手前のところで一度抱き合う。
もう、それだけでなり振りかまわなくなってしまいそうだ。
キスをしながら首に回していた手が肩を抱くように移動する。
腹筋に力を入れて
優しく甘く囁くそれはお腹を殴るつもりだ。
はあと、また欲情が溢れる。
左腕が肩を抱き、グーにした右手が『この辺だよ』と優しくトントンとお腹を叩く。
それほど自信のない腹筋に力を入れる。
ボスッ。
ボクシングやケンカのような殴打ではないから、お腹は痛いほどにはならない、ただ一瞬『苦しく』なる。
だから競り上がるのは胃液ではなく、欲情。
溢れて崩れ落ちてしまいそうな欲情だ。
興奮してたまらない。
力入れて、いいね?
愛の言葉か子守唄か。
もう一度。
抱きしめられるように殴られた。
殴ってもらった。
肩を支えていた手が首筋に移った。
この位置はビンタの予感。
欲情で震えているのか、怖くてなのか、わからないけどワナワナと震える。
お腹の腕が頬に触れた。
いいこ、いいこ
包み込むように頬を撫でる。
ビンタではなかった。
お腹を殴るのも頬を撫でるのも同じ空気。
きっと、ほんのすこし気が変われば同じ空気のままビンタになっていたはずだ。
トイレに入ってからは、もうひたすら欲情した淫乱女。
触ってと腰を擦り付け、腰を振る。
触ってもらいやすいようにワンピースのファスナーを自分から下ろす。
便座に腰かけた那智さんの指がスカートの中に入るともっとくださいと懇願の瞳で誘う。
立ち上がった那智さんのおちんぽ様がほしくてほしくて体を揺らす。
我慢できず手を伸ばしスーツ越しに触れる。
便器に腰かけた那智さんの足の間でおちんぽ様をしゃぶる。
ズボンが邪魔でもどかしい。
壁に手をつけさせ後ろから抱いてもらう。
乱暴に髪を引っぱられ否応なく顔を正面に向けさせられる。
思わず大きな声をあげてしまい、片手で口を塞がれた。
声を上げられないもどかしさとされるがままの口元はよけいに欲情を溢れさせた。
「等式」感想です。昔、りん子が欲情した時の表現は無きに等しかった。それは、そこまで差し迫った欲情では無かったか、凛としたプライドが許さないか、恥じらいを重んじる私の好みではないと思ったからでしょう。今の溢れる欲情とその表現はそれらの壁をクリアした賜物、成果です。(笑)
解放出来る欲情が、生きやすいことにつながるかは、別物だとは思いますが幸福であることは間違いないと思う。
りん子(^-^)たしかに、毎週那智さんに抱いてもらわないと情緒が安定しない人になることは生きやすいとは言い難いけれど、とてもしあわせな女ではある。
りん子(^-^)でも、『那智さんしか』なので、それはある意味不幸でもある。
COMMENT
解りすぎてイタいです…。
ゆう。さん
ああ、わかってくれましたか、うれしい^^
なぜでしょうね、気持ちいいこと以外も求めてしまうのは。
ああ、わかってくれましたか、うれしい^^
なぜでしょうね、気持ちいいこと以外も求めてしまうのは。
実は・・・痛い事が苦手でした。
男性に叩かれるなんて、考えただけでも
恐怖。一番最初にお逢いした時も
痛い事はなさらないで・・と懇願した私。
主様もそれを私の生い立ちから理解して
最初はなさらなかったです。
色々会話してお聞きして
・・・・今は踏まれたり。平手打ちされたりして幸福になる私。
なんなんでしょう???
不思議です。
踏まれると安心する。
叩かれると欲情する。
変態ですね(汗)私(^^;
男性に叩かれるなんて、考えただけでも
恐怖。一番最初にお逢いした時も
痛い事はなさらないで・・と懇願した私。
主様もそれを私の生い立ちから理解して
最初はなさらなかったです。
色々会話してお聞きして
・・・・今は踏まれたり。平手打ちされたりして幸福になる私。
なんなんでしょう???
不思議です。
踏まれると安心する。
叩かれると欲情する。
変態ですね(汗)私(^^;
ここさん
おお、ここさんも、よろこびに変わった人ですね〜^^
わたしはもともと痛いことに対して性的な憧れを持っていました。
でも、だからといって痛いことが平気というわけではなく、むしろここさんと一緒で男の人の恫喝や暴力を極端に恐れているくらいなので、性癖と日常の性格というものはまったく別物なんですよね。
ここさんが痛いことに対してもともと性的な憧れを持っていたかわかりませんが(持っていなさそう?)、いずれにしても最初は無理だと思っていたことをよろこびに変えることができるようになったことは、うれしくも不思議ですね^^
わたしの場合は、その行為を『可愛がる』ことだと教えてもらってきたから、痛いこと=怖いことではなくなってきたけど、もしかしたら、ここさんの主様も同じような方法を取られたのかしらね。
どんな方法にしても、そこには『話し合い』が必要だと思うので、やっぱり言葉のコミュニケーションって大事ですね〜^^
でも、まあ、いつまで経っても痛いことは、痛いですけど(笑)
おお、ここさんも、よろこびに変わった人ですね〜^^
わたしはもともと痛いことに対して性的な憧れを持っていました。
でも、だからといって痛いことが平気というわけではなく、むしろここさんと一緒で男の人の恫喝や暴力を極端に恐れているくらいなので、性癖と日常の性格というものはまったく別物なんですよね。
ここさんが痛いことに対してもともと性的な憧れを持っていたかわかりませんが(持っていなさそう?)、いずれにしても最初は無理だと思っていたことをよろこびに変えることができるようになったことは、うれしくも不思議ですね^^
わたしの場合は、その行為を『可愛がる』ことだと教えてもらってきたから、痛いこと=怖いことではなくなってきたけど、もしかしたら、ここさんの主様も同じような方法を取られたのかしらね。
どんな方法にしても、そこには『話し合い』が必要だと思うので、やっぱり言葉のコミュニケーションって大事ですね〜^^
でも、まあ、いつまで経っても痛いことは、痛いですけど(笑)
私の男性の罵倒とかは苦手と言うか、それをされたら固まります。それもお話しました。私は縛られる事にあこがれていました。なので、叩かれるなどは恐怖。今思えば縛られる行為も間違った考えをお持ちの方なら縛る事も痛みを伴う行為に変わるので、やはり信頼を寄せる為の会話は必要ですね。でも、今は叩かれる事も愛を感じるようになりました。そのように教えていただきましたので、その向こう側に行きたい。そんな一種独特な感情になるのです。
もちろん私も痛いですよ~~痛いけど・・・なんですよね(^^;
もちろん私も痛いですよ~~痛いけど・・・なんですよね(^^;
ここさん
ここさんも縛られたいがスタートだったのですね!!
わたしもそうでした。
厳密にいうと『拘束されたい』だったけど(^-^)
『縛られたい』というのは、わりと多くのM女さんのきっかけみたいですよね。
縛られた姿に憧れたり、動けない状態自体を望んだり『縛られたい』もいろいろありそうですね。
痛いことは、どうやっても痛いわけで(笑)
でも、それを上回るほどの快感が、またしてほしいという気持ちを起こさせて、痛いことをひそかに待ち望むという自分でも驚く事態になりますね^^;
痛いことは痛いのにー、って堂々巡りです(笑)
ここさんも縛られたいがスタートだったのですね!!
わたしもそうでした。
厳密にいうと『拘束されたい』だったけど(^-^)
『縛られたい』というのは、わりと多くのM女さんのきっかけみたいですよね。
縛られた姿に憧れたり、動けない状態自体を望んだり『縛られたい』もいろいろありそうですね。
痛いことは、どうやっても痛いわけで(笑)
でも、それを上回るほどの快感が、またしてほしいという気持ちを起こさせて、痛いことをひそかに待ち望むという自分でも驚く事態になりますね^^;
痛いことは痛いのにー、って堂々巡りです(笑)