温度差
非日常的な日常
とても欲情していた。
ううん、一気に欲情した。
ちょっと大事な話しをして儀式のように安心の涙を流したのをきっかけに。
わたしの欲情は安心が必要条件。
はじめて入ったホテル。
ちょっとスタイリッシュなベッドで那智さんが覆いかぶさるだけで、たいして何もしていないのに息が上がり腰が揺れる。
服を脱ぐ前から、もう口にしてしまう。
「入れてください」
欲情しているからとか入れてほしいからとか、そういう『理由』とは違う世界で、入れてください。
入れてもらうことが唯一の解決方法のように。
当然すぐには入れてくれない。
「まだ早いよ」
と楽しそうな表情でいう。
立ち上がるように手を引かれ、1枚1枚洋服を脱がしてもらう。
「入れていただきたいのに、入れていただきたいのに」
ぶつぶつと甘えるように言いながら洋服を脱がしてもらうのはなんとも甘酸っぱい。
いつの間にかこんなふうにはしたなくなる自分を許し、それでより快感を憶えるようになっている。
(それでも日によって強弱はあるけどね)
もちろんすぐには入れてもらえずミニミニ電マで刺激される。
これも日によって、苦しくなったり快感の波が中くらいだったりいろいろなんだけど、この日はすごかった。
何回かのエクスタシーの後、ある一線を超えてからはずっとイッている。
たいがいこういうときにも、合間に苦しいとか振動に気が散ってしまうとか、何かしら別の感覚が湧くのだけど、このときは違った。
低空飛行でずっとイキながら、ときどき大きな大きな波が来るのだ。
『ものすごい快感だけ』という感覚ははじめてだった。
やっと入れてもらえる。(いや、その間も↑だったけども^^;)
もうこの段階で『入れてください』という欲求を言葉にして表現したいたかも定かではないのだけど、恐らくとっても喜んだはずだ。
おまんこで全身でほしい。
あああああ、うれしい!!!
どうしようもなく快感に溺れていると、携帯の着信音。
お仕事の電話だ。
がっと体を離し、那智さんがソファに移動した。
転げるようにわたしのベッドから降りる。
まるで引きずられるように、ほとんど無意識に。
ソファに腰かけタバコに火を付けた。
「もしもし」
ほんの少し息が乱れているけれど、ごく普通のお仕事の声。
どうしようもない快感は引くことはなく足元で息を潜めて身悶える。
この温度差。
事務的な口調のまま指が示した。
お口の許可。
あああ、うれしい。
無我夢中でむしゃぶりつく。
舌を這わせ。
腰を振り。
那智さんのおちんちんでお口で自慰をしているようだ。
ごく普通のビジネスの会話を聞きながら、その温度差に興奮する。
またベッドに。
さっきの続きだ。
欲情の火は静まるどころか増している。
もう、ください、くださいとおまんこが叫ぶ。
那智さんの腰よりも、わたしのそれのほうが揺れているかもしれない。
また、着信音。
「今日はなかなか続けさせてくれないねぇ(笑)」
数分前の再現のようだ。
ドカッとソファに腰掛けた。
わたしもごろごろっと足元に移動する。
あああ、またお口で自慰をさせてください。
もうこのはしたない女でいることが気持良くて幸福でたまらない。
しばらく静かに腰を振りながら許可が下りるのを待つけれど、冷静なお仕事の声だけが部屋に響く。
我慢できずにチラッと見上げると、タバコに火を付けながらこちらに視線を送る気配もない。
スルーされている。
ああ、フェラチオしたい。
でも無視されている。
電話の向こうの誰かと真剣に話したり笑いを交えたり。
もどかしくて切なくて、我慢している自分が愛しくて、わざと我慢させてくれている那智さんがステキで、クネクネと体が波打つ。
タバコを消した手が動いた。
足元で身悶えしてうつむいているわたしの首筋に触れなだめるように撫でられた。
ただそれだけで、たまらなく気持がいい。
ビジネスの会話を聞きながら、その温度差に欲情の穴はどんどん広がっていくようだった。
今朝の「温度差」感想です。今日の深夜りん子に久しぶりのラブレターを送信した。何を書いたかと言うとエントリーの中にいるりん子は非常にスケベであったりするのだけれどそれでも素直や純真さを失わないのが良いのかもしれない。それは快感に負けて自分から色々なことを望んでも失われない。
今まで、見栄をはったり、はしたないとセーブしていた時の方がもしかしたら純粋でなかったのかもしれない。今、H丸出しでも嫌悪感を感じないのは「私が」その状態を作ったことと、その方が純真で無垢な気がするからだと思う。しかし、「恥ずかしさ」を失わないりん子が嬉しいです。
とても欲情していた。
ううん、一気に欲情した。
ちょっと大事な話しをして儀式のように安心の涙を流したのをきっかけに。
わたしの欲情は安心が必要条件。
はじめて入ったホテル。
ちょっとスタイリッシュなベッドで那智さんが覆いかぶさるだけで、たいして何もしていないのに息が上がり腰が揺れる。
服を脱ぐ前から、もう口にしてしまう。
「入れてください」
欲情しているからとか入れてほしいからとか、そういう『理由』とは違う世界で、入れてください。
入れてもらうことが唯一の解決方法のように。
当然すぐには入れてくれない。
「まだ早いよ」
と楽しそうな表情でいう。
立ち上がるように手を引かれ、1枚1枚洋服を脱がしてもらう。
「入れていただきたいのに、入れていただきたいのに」
ぶつぶつと甘えるように言いながら洋服を脱がしてもらうのはなんとも甘酸っぱい。
いつの間にかこんなふうにはしたなくなる自分を許し、それでより快感を憶えるようになっている。
(それでも日によって強弱はあるけどね)
もちろんすぐには入れてもらえずミニミニ電マで刺激される。
これも日によって、苦しくなったり快感の波が中くらいだったりいろいろなんだけど、この日はすごかった。
何回かのエクスタシーの後、ある一線を超えてからはずっとイッている。
たいがいこういうときにも、合間に苦しいとか振動に気が散ってしまうとか、何かしら別の感覚が湧くのだけど、このときは違った。
低空飛行でずっとイキながら、ときどき大きな大きな波が来るのだ。
『ものすごい快感だけ』という感覚ははじめてだった。
やっと入れてもらえる。(いや、その間も↑だったけども^^;)
もうこの段階で『入れてください』という欲求を言葉にして表現したいたかも定かではないのだけど、恐らくとっても喜んだはずだ。
おまんこで全身でほしい。
あああああ、うれしい!!!
どうしようもなく快感に溺れていると、携帯の着信音。
お仕事の電話だ。
がっと体を離し、那智さんがソファに移動した。
転げるようにわたしのベッドから降りる。
まるで引きずられるように、ほとんど無意識に。
ソファに腰かけタバコに火を付けた。
「もしもし」
ほんの少し息が乱れているけれど、ごく普通のお仕事の声。
どうしようもない快感は引くことはなく足元で息を潜めて身悶える。
この温度差。
事務的な口調のまま指が示した。
お口の許可。
あああ、うれしい。
無我夢中でむしゃぶりつく。
舌を這わせ。
腰を振り。
那智さんのおちんちんでお口で自慰をしているようだ。
ごく普通のビジネスの会話を聞きながら、その温度差に興奮する。
またベッドに。
さっきの続きだ。
欲情の火は静まるどころか増している。
もう、ください、くださいとおまんこが叫ぶ。
那智さんの腰よりも、わたしのそれのほうが揺れているかもしれない。
また、着信音。
「今日はなかなか続けさせてくれないねぇ(笑)」
数分前の再現のようだ。
ドカッとソファに腰掛けた。
わたしもごろごろっと足元に移動する。
あああ、またお口で自慰をさせてください。
もうこのはしたない女でいることが気持良くて幸福でたまらない。
しばらく静かに腰を振りながら許可が下りるのを待つけれど、冷静なお仕事の声だけが部屋に響く。
我慢できずにチラッと見上げると、タバコに火を付けながらこちらに視線を送る気配もない。
スルーされている。
ああ、フェラチオしたい。
でも無視されている。
電話の向こうの誰かと真剣に話したり笑いを交えたり。
もどかしくて切なくて、我慢している自分が愛しくて、わざと我慢させてくれている那智さんがステキで、クネクネと体が波打つ。
タバコを消した手が動いた。
足元で身悶えしてうつむいているわたしの首筋に触れなだめるように撫でられた。
ただそれだけで、たまらなく気持がいい。
ビジネスの会話を聞きながら、その温度差に欲情の穴はどんどん広がっていくようだった。
今朝の「温度差」感想です。今日の深夜りん子に久しぶりのラブレターを送信した。何を書いたかと言うとエントリーの中にいるりん子は非常にスケベであったりするのだけれどそれでも素直や純真さを失わないのが良いのかもしれない。それは快感に負けて自分から色々なことを望んでも失われない。
今まで、見栄をはったり、はしたないとセーブしていた時の方がもしかしたら純粋でなかったのかもしれない。今、H丸出しでも嫌悪感を感じないのは「私が」その状態を作ったことと、その方が純真で無垢な気がするからだと思う。しかし、「恥ずかしさ」を失わないりん子が嬉しいです。
COMMENT
わたしにはない感覚だ…
抱かれる…
なんて愛おしい表現なんだろう…睦あう愛情…
わたしにとってりん子さんのブログで、抱かれる動的象徴は覆い被さる(///_///)
覆われる被われる。
なんだろ…とても受け身の心地よさを感じる。
この感覚伝わるかなぁ…
抱かれる…
なんて愛おしい表現なんだろう…睦あう愛情…
わたしにとってりん子さんのブログで、抱かれる動的象徴は覆い被さる(///_///)
覆われる被われる。
なんだろ…とても受け身の心地よさを感じる。
この感覚伝わるかなぁ…
mineさん
うーんと、わたしが感じ取ったものがmineさんの伝えたいことと一致しているか、それは謎(笑)
包まれる、包み込まれる、包まる、そんな感じかな(これも謎だね^^:)
ただ嬉しいのは、自分にはない感覚ということを肯定を持って表現してくれたこと。
ありがとう。
それと、前のコメントでお名前入れ忘れてしまってごめんなさい。
だからもうもう一個追加^^『mineさーん♪』
うーんと、わたしが感じ取ったものがmineさんの伝えたいことと一致しているか、それは謎(笑)
包まれる、包み込まれる、包まる、そんな感じかな(これも謎だね^^:)
ただ嬉しいのは、自分にはない感覚ということを肯定を持って表現してくれたこと。
ありがとう。
それと、前のコメントでお名前入れ忘れてしまってごめんなさい。
だからもうもう一個追加^^『mineさーん♪』