戦うりん子
独り言
那智さんの前では6歳の女の子〜と言っている私。
さぞかし、メソメソぐずぐずかよわい女性に見られているのではないかしら。(そんなことない!?)
でもそれは、関係値がそうだから。
那智さんは、彼の前で『女の子』になれる女性が好きなので、望まれている状況だから女の子になっている。
(那智さんの前で女の子になれる『疑うことなく身を任せ、素直に伝えるということ』参照^^)
人は安心の毛布を用意してもらえたら、ついついそこでぬくぬくしたくなるものだ。
そこの部分を書いているから、かよわい女の子?
ということで、今日は、かよわくない一面も披露してみようかと^^(カラオケのお話はテンションが違って書く気になれないの〜)
みなさん、ゴキブリ大丈夫?
私は全然大丈夫じゃないのだけど、だけど、我が家では私が『ゴキブリ処理班』なのだ。
騒ぐ子供、びびる夫を前に、いつの間にか否応なく処理班に。
人は、毛布を用意してもらえたらぬくぬくするし、戦えるものが自分しかいなくて銃を渡されたら、戦うのだ^^
余程の信念がない限り、立ち位置はその時々で変わったりする。
子供の頃。
子供のような父親に殺したゴキブリをでからかわれ、真剣に泣き叫んだ私も。(『原体験』)
高校生になってアルバイトをはじめて、ちょっとだけ免疫ができたの。
ドーナツ屋のバイトは、ある意味ゴキブリとの戦いだった。
そんなに頻繁ではないけれど、どうしても飲食店なので、ゴキちゃんが出る。
もちろん、食品に触れていたらそれは破棄するけど、例えばケースの淵を歩いているのなんかを見つけたら。
笑顔で『いらっしゃいませ〜』とお客様のほうを見ながら、紙ナフキンでクシャッと潰す。
こう教えられたのだ。
あの経験があるから、いま処理班としてやっていられるのだと思う。
いやいや、違う、その前にもっと強烈なゴキブリ体験があったから、戦えるようになれたのかもしれない。
まだ、小学生の頃。
子供部屋にゴキブリが現れた。
一緒にいた姉と大慌てで部屋の隅に逃げて、きゃーきゃーと怖がっていた。
ゴキブリのほうもこちらの気配を感じたのか、天井の隅でじっとしている。
「りん子がいけ!!」
えええ、怖いよ〜。
でも、年の離れたおねえちゃんの命令は絶対だ。
私は殺虫剤を手にして半べそで恐る恐る天井に向かった。
見つめ合う私とゴキブリ。
怖いけど、でも、しとめないといけないから、できるだけ近づく。
黒々と鈍く光る羽根。
触覚だけがせわしなく動く。
一歩、また一歩。
見上げるように殺虫剤を天井に向けながらにじり寄る。
小学生の私のできる限りの至近距離。
うう、黒くて大きくて、怖いよ〜。
一瞬怯んだ瞬間。
黒く光っていた羽根がばばばっと広がった!!
え!?なに!!
そいつがこちらに向かって飛んでくるではないか!!!
スローモーション。
黒い羽根と、半透明な羽根が、ゆっくりと震えているのが見える。
それが、私のほうへ飛んできている。
事態を理解するより早く。
『ガシ』
首筋に違和感…。
ぎゃーーーーーーーー!!!!!
ゴキブリ、ゴキブリがぁぁぁぁぁぁ!!
首に、首にぃぃぃぃぃ!!
そうなのだ、何を考えたのかゴキブリのやつは、こちらに飛んできて私の首にとまったのだ。
ひえ〜〜〜〜〜〜〜。
助けて〜〜〜〜〜〜〜。
信じられない、ゴキブリの反撃。
怖くて怖くて悲鳴をあげる。
振り払いたいけど、振り払うには素手で触らないといけない。
それもできないから、ただただ大暴れして振り落とそうと試みる。
半狂乱になって暴れる。
ゴキブリは、落とされまいとしているのだろう。
首筋に、ゴキブリの足の先端がくっと食い込むのが、わかる。
しがみついているんだ。
うぎゃーーーー。
こんな状態で、そんな状況までわかってしまって、もうたまらない。
でしょ!?
だって、ゴキブリの足が食い込んでるんだよ〜〜^^;
そのチクッとする感覚をいまでもはっきりと覚えてる。
その後の記憶はないのだけど、多分落ちてどこかにいったかだと思うけど。
あれが、ゴキブリと戦った最初の記憶^^;
で、我が家では、私が『ゴキブリ処理班』
気合いはいるけど、あの戦闘モードはキライじゃない。
リビングでゴキブリを見つけた。
殺虫剤は壁を汚すからいやなんだ。
だから、私は新聞紙で叩く。
見失わないように凝視しながら、夫に『新聞取って』。
渡された新聞紙を棒状にまとめて、体をゴキブリのほうに向ける。
ゴキブリの動きがピタッと止まる。
すごいよね、背中にも目が付いているみたい。
様子を伺っていると、気配を消しながらそろそろと動き出し、リビングから廊下へ。
しめしめ、私も一緒に廊下へ出る。
そーっとリビングの扉を閉め。
廊下の両脇の部屋と洗面所の扉も閉める。
逃げ場を塞ぐのだ。
じりじりと追いつめる。
叩きやすい場所まで追いつめたら、一気に新聞紙を振り下ろす。(ゴキブリさんごめんなさい)
しとめたゴキブリに心の中で手を合わせながら、ティッシュで丸めて、最後のとどめの『ぎゅっ』。
こんなとき、いつも自分のことを勝手に『ニキータ』と呼んでる(ばかか、私は^^;)
用意してくれた毛布も断然大好きなんだけど。
この、ニキータな私も、けっこう好き^^
自分しか戦う人間がいなければ、戦うのだ。
だから、毛布のぬくぬくは極上のご褒美^^
私は、ご褒美のほうが多いような気もするけど^^;
ニキータをやっているから、ご褒美の喜びもわかるのだよね。
ついでに、ゴキブリは飛んでくるものだってこともわかっていたほうが、いいかもしれないです(笑)
那智さんの前では6歳の女の子〜と言っている私。
さぞかし、メソメソぐずぐずかよわい女性に見られているのではないかしら。(そんなことない!?)
でもそれは、関係値がそうだから。
那智さんは、彼の前で『女の子』になれる女性が好きなので、望まれている状況だから女の子になっている。
(那智さんの前で女の子になれる『疑うことなく身を任せ、素直に伝えるということ』参照^^)
人は安心の毛布を用意してもらえたら、ついついそこでぬくぬくしたくなるものだ。
そこの部分を書いているから、かよわい女の子?
ということで、今日は、かよわくない一面も披露してみようかと^^(カラオケのお話はテンションが違って書く気になれないの〜)
みなさん、ゴキブリ大丈夫?
私は全然大丈夫じゃないのだけど、だけど、我が家では私が『ゴキブリ処理班』なのだ。
騒ぐ子供、びびる夫を前に、いつの間にか否応なく処理班に。
人は、毛布を用意してもらえたらぬくぬくするし、戦えるものが自分しかいなくて銃を渡されたら、戦うのだ^^
余程の信念がない限り、立ち位置はその時々で変わったりする。
子供の頃。
子供のような父親に殺したゴキブリをでからかわれ、真剣に泣き叫んだ私も。(『原体験』)
高校生になってアルバイトをはじめて、ちょっとだけ免疫ができたの。
ドーナツ屋のバイトは、ある意味ゴキブリとの戦いだった。
そんなに頻繁ではないけれど、どうしても飲食店なので、ゴキちゃんが出る。
もちろん、食品に触れていたらそれは破棄するけど、例えばケースの淵を歩いているのなんかを見つけたら。
笑顔で『いらっしゃいませ〜』とお客様のほうを見ながら、紙ナフキンでクシャッと潰す。
こう教えられたのだ。
あの経験があるから、いま処理班としてやっていられるのだと思う。
いやいや、違う、その前にもっと強烈なゴキブリ体験があったから、戦えるようになれたのかもしれない。
まだ、小学生の頃。
子供部屋にゴキブリが現れた。
一緒にいた姉と大慌てで部屋の隅に逃げて、きゃーきゃーと怖がっていた。
ゴキブリのほうもこちらの気配を感じたのか、天井の隅でじっとしている。
「りん子がいけ!!」
えええ、怖いよ〜。
でも、年の離れたおねえちゃんの命令は絶対だ。
私は殺虫剤を手にして半べそで恐る恐る天井に向かった。
見つめ合う私とゴキブリ。
怖いけど、でも、しとめないといけないから、できるだけ近づく。
黒々と鈍く光る羽根。
触覚だけがせわしなく動く。
一歩、また一歩。
見上げるように殺虫剤を天井に向けながらにじり寄る。
小学生の私のできる限りの至近距離。
うう、黒くて大きくて、怖いよ〜。
一瞬怯んだ瞬間。
黒く光っていた羽根がばばばっと広がった!!
え!?なに!!
そいつがこちらに向かって飛んでくるではないか!!!
スローモーション。
黒い羽根と、半透明な羽根が、ゆっくりと震えているのが見える。
それが、私のほうへ飛んできている。
事態を理解するより早く。
『ガシ』
首筋に違和感…。
ぎゃーーーーーーーー!!!!!
ゴキブリ、ゴキブリがぁぁぁぁぁぁ!!
首に、首にぃぃぃぃぃ!!
そうなのだ、何を考えたのかゴキブリのやつは、こちらに飛んできて私の首にとまったのだ。
ひえ〜〜〜〜〜〜〜。
助けて〜〜〜〜〜〜〜。
信じられない、ゴキブリの反撃。
怖くて怖くて悲鳴をあげる。
振り払いたいけど、振り払うには素手で触らないといけない。
それもできないから、ただただ大暴れして振り落とそうと試みる。
半狂乱になって暴れる。
ゴキブリは、落とされまいとしているのだろう。
首筋に、ゴキブリの足の先端がくっと食い込むのが、わかる。
しがみついているんだ。
うぎゃーーーー。
こんな状態で、そんな状況までわかってしまって、もうたまらない。
でしょ!?
だって、ゴキブリの足が食い込んでるんだよ〜〜^^;
そのチクッとする感覚をいまでもはっきりと覚えてる。
その後の記憶はないのだけど、多分落ちてどこかにいったかだと思うけど。
あれが、ゴキブリと戦った最初の記憶^^;
で、我が家では、私が『ゴキブリ処理班』
気合いはいるけど、あの戦闘モードはキライじゃない。
リビングでゴキブリを見つけた。
殺虫剤は壁を汚すからいやなんだ。
だから、私は新聞紙で叩く。
見失わないように凝視しながら、夫に『新聞取って』。
渡された新聞紙を棒状にまとめて、体をゴキブリのほうに向ける。
ゴキブリの動きがピタッと止まる。
すごいよね、背中にも目が付いているみたい。
様子を伺っていると、気配を消しながらそろそろと動き出し、リビングから廊下へ。
しめしめ、私も一緒に廊下へ出る。
そーっとリビングの扉を閉め。
廊下の両脇の部屋と洗面所の扉も閉める。
逃げ場を塞ぐのだ。
じりじりと追いつめる。
叩きやすい場所まで追いつめたら、一気に新聞紙を振り下ろす。(ゴキブリさんごめんなさい)
しとめたゴキブリに心の中で手を合わせながら、ティッシュで丸めて、最後のとどめの『ぎゅっ』。
こんなとき、いつも自分のことを勝手に『ニキータ』と呼んでる(ばかか、私は^^;)
用意してくれた毛布も断然大好きなんだけど。
この、ニキータな私も、けっこう好き^^
自分しか戦う人間がいなければ、戦うのだ。
だから、毛布のぬくぬくは極上のご褒美^^
私は、ご褒美のほうが多いような気もするけど^^;
ニキータをやっているから、ご褒美の喜びもわかるのだよね。
ついでに、ゴキブリは飛んでくるものだってこともわかっていたほうが、いいかもしれないです(笑)