ジェネレーションギャップ
独特な幸福感
夜中にめずらしくメールが届いていた。
朝になって気づいたそれは、酔っぱらいさん状態が一目瞭然のあまあまメールだった。
もう、読んでくださっている人は、那智さんが感情表現に上下がない人だけじゃないことはご存知だと思いますが。(「朗読奴隷」や「那智くん」や^^;)
一応、普段はクールな那智さんの名誉のため、また普段あまり聞くことのない大事な『あまあま言葉』なので、そっとわたしの心にしまっておこうと思うので、一部は控えさせていただきますが。
その中に、次回久しぶりにお泊まりできる夜のことが書かれていた。
『好きな曲を用意してりん子と一緒に聞きたい。ツインのアダプターとヘッドフォンを買って、黄昏れたいなと…(笑)』
(笑)がついているから、自分でも陶酔を自覚しているようなんだけど、明らかに酔っぱらいの感傷的な提案だ。
想像できる。
恐らく、夜中まで事務所で仕事をしておしまいの頃にお酒を引っかけたんだ。
で、勢いのあまあまメール。
そんな時に自分を思い出してくれることは嬉しいし、こういうメールは滅多にないから、わたしもその『黄昏』にお付き合いする想像をして、朝からちょっとうっとりしてしまった。
その後の電話タイムで。
「那智さん、夜中にどうしたのですか?」
「うん、酔っぱらってた^^」
図書館でCDを借りてそれをパソコンに移して聞いていたら、自己陶酔の世界に浸かってしまったのだそう。
「りん子と一緒に聞きたいな〜と思ってさ〜、ネットでアダプターのこととかも見ちゃったよ^^;」
「いいですね〜、一緒に聞くのも」
「で、どんなCD借りたのですか…?」
聞きながら嫌な予感がして、答えが返ってくる前に続けて聞く。
「もしかして、フォークソング!?」
「そう〜!!」
ああああ、フォークソング。
思わず天を仰ぐ。
前にも書いたけど。
那智さんはフォークソングが好き。
ホテルのマッサージタイムでは有線放送でいつもフォークソングを流す。
ふたりの間には微妙にジェネレーションギャップがあるので、わたしは有名な曲はわかるけどほとんど聴いたことがないものばかり。
しかも那智さんの好きな曲は、マイナーフォーク。
もっとわからない^^;
それでも、まあ、マッサージの間だけだし、別に聞き流していれば済む。
だけど、だけど。
この『黄昏』パターンは話が違う!!
知らない曲を延々とヘッドフォンで聴き続けるだけでも、かなり退屈な作業だ。
それに『黄昏れる』といオプションが付いているらしい。
これは苦行だ。
それに気づいて、天を仰いだの。
「那智さん、それって、じっと聴いていないといけないのですよね…?」
「当たり前だろ〜、黄昏れるんだから(笑)」
「えええ〜、わたし他のことしてますから、那智さん一人でどうぞ。」
「ダメだよ〜、俺はりん子と聴きたいの」
「うげ〜、だって知らない曲ばっかりで黄昏れられませんって」
「知らなくても、名曲は名曲。」
「りん子は黄昏れないといけないの、そんで泣くの。泣くまで聴かせる、これ命令ね(笑)」
「そうだな〜、涙を一筋だけツーッと流す」
那智さん、酔った勢いのあまあま提案を否定された照れ隠しに、どんどん理不尽になっていく。
フォーク世代のみなさんにはごめんなさいですけど。
名曲もたくさんあるでしょうけど。
どうしても馴染めないのです。
『精霊流し』よりも『関白宣言』。
『遠くで汽笛を聞きながら』よりも『チャンピョン』。
いや、それぞれ名曲ですけど、どうも馴染めないの。
名曲が肌に馴染むには、思い出が乏しい。
『岬めぐり』や『冬が来る前に』は遠足や合唱コンクールで先輩世代が歌う曲なのだ。
グレープよりもさだまさし。
はっぴぃえんどよりも大滝詠一。
サザンで海に行き。
ユーミンでゲレンデ。
ドリカムで恋をして。
アンルイスで夜を明かし。
プリプリを熱唱して。
チェッカーズで…
あれ?どんどん薄っぺらくなってない!?
と、とにかくその世代なのだ^^;
確かに良い曲もあるでしょう。
だから、じっくり聴くだけなら、まだ良しとしましょう。
でも、『黄昏れる』には思い出とリンクすることが重要ですよね。
だから、じっくり聴いて『いい曲ね』という感想は持てたとしても、いきなり聴かされて『黄昏』モードは無理、神妙に聴き続けるなんて苦行に等しい。
しかも、隣りで那智さんに黄昏れられたりしたら…、ダメ、笑っちゃう。
ね、苦行だと思いません!?
那智さん、一緒に聴くのはかまいません。
良い曲だってたくさんあるでしょう。
だけど、『黄昏れる』のは厳しいです。
しかも。
その理不尽になっていく命令、きっと陶酔してしまった自分のバツの悪さから来ているでしょ!?
酔って陶酔した照れ臭さを、命令で誤摩化そうとしないでいただきたいと思うのです。
あらら、感情表現に上下がないないなんて言っておきながら、最近の那智さんキャラ変わってきていません?
夜中にめずらしくメールが届いていた。
朝になって気づいたそれは、酔っぱらいさん状態が一目瞭然のあまあまメールだった。
もう、読んでくださっている人は、那智さんが感情表現に上下がない人だけじゃないことはご存知だと思いますが。(「朗読奴隷」や「那智くん」や^^;)
一応、普段はクールな那智さんの名誉のため、また普段あまり聞くことのない大事な『あまあま言葉』なので、そっとわたしの心にしまっておこうと思うので、一部は控えさせていただきますが。
その中に、次回久しぶりにお泊まりできる夜のことが書かれていた。
『好きな曲を用意してりん子と一緒に聞きたい。ツインのアダプターとヘッドフォンを買って、黄昏れたいなと…(笑)』
(笑)がついているから、自分でも陶酔を自覚しているようなんだけど、明らかに酔っぱらいの感傷的な提案だ。
想像できる。
恐らく、夜中まで事務所で仕事をしておしまいの頃にお酒を引っかけたんだ。
で、勢いのあまあまメール。
そんな時に自分を思い出してくれることは嬉しいし、こういうメールは滅多にないから、わたしもその『黄昏』にお付き合いする想像をして、朝からちょっとうっとりしてしまった。
その後の電話タイムで。
「那智さん、夜中にどうしたのですか?」
「うん、酔っぱらってた^^」
図書館でCDを借りてそれをパソコンに移して聞いていたら、自己陶酔の世界に浸かってしまったのだそう。
「りん子と一緒に聞きたいな〜と思ってさ〜、ネットでアダプターのこととかも見ちゃったよ^^;」
「いいですね〜、一緒に聞くのも」
「で、どんなCD借りたのですか…?」
聞きながら嫌な予感がして、答えが返ってくる前に続けて聞く。
「もしかして、フォークソング!?」
「そう〜!!」
ああああ、フォークソング。
思わず天を仰ぐ。
前にも書いたけど。
那智さんはフォークソングが好き。
ホテルのマッサージタイムでは有線放送でいつもフォークソングを流す。
ふたりの間には微妙にジェネレーションギャップがあるので、わたしは有名な曲はわかるけどほとんど聴いたことがないものばかり。
しかも那智さんの好きな曲は、マイナーフォーク。
もっとわからない^^;
それでも、まあ、マッサージの間だけだし、別に聞き流していれば済む。
だけど、だけど。
この『黄昏』パターンは話が違う!!
知らない曲を延々とヘッドフォンで聴き続けるだけでも、かなり退屈な作業だ。
それに『黄昏れる』といオプションが付いているらしい。
これは苦行だ。
それに気づいて、天を仰いだの。
「那智さん、それって、じっと聴いていないといけないのですよね…?」
「当たり前だろ〜、黄昏れるんだから(笑)」
「えええ〜、わたし他のことしてますから、那智さん一人でどうぞ。」
「ダメだよ〜、俺はりん子と聴きたいの」
「うげ〜、だって知らない曲ばっかりで黄昏れられませんって」
「知らなくても、名曲は名曲。」
「りん子は黄昏れないといけないの、そんで泣くの。泣くまで聴かせる、これ命令ね(笑)」
「そうだな〜、涙を一筋だけツーッと流す」
那智さん、酔った勢いのあまあま提案を否定された照れ隠しに、どんどん理不尽になっていく。
フォーク世代のみなさんにはごめんなさいですけど。
名曲もたくさんあるでしょうけど。
どうしても馴染めないのです。
『精霊流し』よりも『関白宣言』。
『遠くで汽笛を聞きながら』よりも『チャンピョン』。
いや、それぞれ名曲ですけど、どうも馴染めないの。
名曲が肌に馴染むには、思い出が乏しい。
『岬めぐり』や『冬が来る前に』は遠足や合唱コンクールで先輩世代が歌う曲なのだ。
グレープよりもさだまさし。
はっぴぃえんどよりも大滝詠一。
サザンで海に行き。
ユーミンでゲレンデ。
ドリカムで恋をして。
アンルイスで夜を明かし。
プリプリを熱唱して。
チェッカーズで…
あれ?どんどん薄っぺらくなってない!?
と、とにかくその世代なのだ^^;
確かに良い曲もあるでしょう。
だから、じっくり聴くだけなら、まだ良しとしましょう。
でも、『黄昏れる』には思い出とリンクすることが重要ですよね。
だから、じっくり聴いて『いい曲ね』という感想は持てたとしても、いきなり聴かされて『黄昏』モードは無理、神妙に聴き続けるなんて苦行に等しい。
しかも、隣りで那智さんに黄昏れられたりしたら…、ダメ、笑っちゃう。
ね、苦行だと思いません!?
那智さん、一緒に聴くのはかまいません。
良い曲だってたくさんあるでしょう。
だけど、『黄昏れる』のは厳しいです。
しかも。
その理不尽になっていく命令、きっと陶酔してしまった自分のバツの悪さから来ているでしょ!?
酔って陶酔した照れ臭さを、命令で誤摩化そうとしないでいただきたいと思うのです。
あらら、感情表現に上下がないないなんて言っておきながら、最近の那智さんキャラ変わってきていません?