捨てたもんじゃないよね^^
独り言
どんな仕事でもそれぞれ責任があるから、どれも大変とは思う。
わたしのような一発勝負の仕事や、ルーティンワーク、何かを生み出す仕事、人と関わり物と関わり、大変さにも量や質に個性があると思う。
司会業の一発勝負的な仕事は期限までにという追われるような大変さは少ないけれど、大変さがちょっと特殊な感じがする。
それはこの日のこの時間帯だけは、スーパーベストな自分を維持していないといけないという種類の大変さ。
具合が悪くて穴を開けるなんてことはもちろんダメだし、どんなに熱があっても数時間は気を抜かず、どんなに具合が悪くても、背筋を伸ばしニッコリとその場を仕切っていないといけないということはけっこう大変。
代わりがいないということは、意外とプレシャーだ。
大事な会議というプレッシャーはないけど、トイレに立てない、上機嫌でいないといけないというプレッシャー^^
ただ、熱はヴァファリンを飲んでなんとか乗り切ることはできるし、いままでもそうやって来た。
いまのところ被害に遭わずにいるけれど、それ以外に想像できる致命傷はふたつ。
ひとつは、喉。
別な司会者が朝起きたら声が枯れていてまったく発声できず、事務所の社長が急遽代役を探すなんてことも聞いたことがあって、我が事のようにヒヤヒヤしたことがある。
特にわたしは喉があまり強くないから、ちょっと危うい兆候が見られたら、早めに対処するようにしている。
もうひとつ。
それは、下痢と嘔吐!!!
ほら、ノロウィルスとかに感染してしまうと、我慢できるレベルの下痢嘔吐じゃないでしょ?
否応なく競り上がって来る。
あれは、『この時間そこいないといけない』仕事は困る。
マイクを片手に吐くわけにもいかないし、進行しながら垂れ流すなんてしたら、ホテルにも事務所にも迷惑がかかるし、お客様に申し訳ない、そしてわたしのクビが飛ぶ。
その数時間ベストな自分を維持している(もしくはフリをする)、これがこの仕事の大変なことのひとつだと思う。
夜中に具合が悪くなった。
体が痛くてお腹が気持ち悪い。
家人にお腹の風邪を引いた人間がいたから、ううやばい移ったらしい。
なるべく接触しないように気を付けていたけど、ダメだった。
夜中に何度もトイレに行き。
とにかく出るものは全部出しちゃおう。
熱も上がってきた。
この日は土曜日。
幸い夕方からの披露宴だった。
とにかく朝一で病院に行かなきゃ。
寝ていないわ全部出ちゃってるわでヘロヘロになりながら、自転車を漕いで朝一で病院に。(ちょっと遠いのだ)
事情を説明して、その数時間だけは下痢や嘔吐を止める薬を所望するけど。
吐き気止めの座薬はあるけど、結局下痢で出ちゃうからね〜。
もうピークは過ぎるだろうから、いまからなら薬二回飲めるから、夕方にはだいぶましになってるでしょう。
夜まで絶食、ポカリを飲んでいれば死なないから。
と、取りつく島なし。
じゃあ、頑張って〜。
と見送られ、病院を後にする。(ちょっと変わったキャラの先生なのだ)
とにかく、もらった整腸剤と頓服を飲んで、仕事まで2時間ほど休息。
確かにピークは過ぎたようで、溢れ出ちゃうような勢いはなくなってる。
ほとんど出てしまっているし、食べ物も口にしていないから、出るものもなくなっているのでしょうね。
多分、大丈夫。
寝ていないし食べていないし体力消耗しきって、フラフラではあるけど、急な下痢嘔吐にはなんとかならないで済みそう。
とは思うものの、油断はできない。
万が一、競り上がってきてしまったときのことを考えて、自分のできる精一杯の自衛をしなくちゃね。
自作のエチケット袋を用意。
ヤバいと思ったらこれを使って、司会台の影か急いでバックスペースに駆け込んでなんとかしよう。
これだって避けたいけど、とりあえず上はオッケイとしよう。
(平然と書いているけど、この時はかなり必死のいっぱいいっぱい状態でした)
じゃあ、下は?
その場でパンツを下ろすわけにもいかないし、会場からトイレはけっこう遠いから席は外せない。
うう、生理用ナプキンじゃ収まらないよね…。
あ、そうだ!!
紙おむつがあった!!!
以前『一番困ったこと1、2、3』で使った紙おむつが、まだいっぱい残ってる。
紙おむつして司会…、ううん、背に腹は代えられない、漏らすよりはずっといい。
押し入れから引っ張り出して、念のために2枚^^;
ああ、それにしても、こいつが役に立つなんて。
いや、役に立っちゃあいけないか、それは排泄することになってしまう。
えっと、安心材料として役に立つですね。
これで、漏らすという最悪のケースは回避できる。
一抹の不安は残るものの、なぜだか妙に安心。
だって、紙おむつ、優れものなんだもの。
臭いも水分も、なかなか漏れないのは実証済みなのだ。
変態行為が実生活で役立った瞬間だった(笑)
体はフラフラだけど、数時間は気持ちを保ち。
いっぱいの祝福の空気を作ることに集中する。
1、2度、ああ、わたし紙おむつしてると気づくけど、ほとんど忘れていた。
無事お開きになって、帰り道那智さんに電話をして紙おむつのことを話すと。
「りん子、濡れちゃったんじゃないの〜?」
とからかう。
那智さん、司会者をなめないでいただきたい。
濡れるわけない!!
お仕事は全力投球、真剣勝負だ。
濡れるわけない………多分。
うう、確認していないから、「多分」。
きっぱり言い切れない自分が情けない気もしますが。
とにかく、変態行為も捨てたもんじゃないと思うのでした。
ここにコメントをくださるなつこさんの声かけで『台湾料理ツアー』が開催されました。
わたしは、現地ガイドとしてご指名をいただき参加いたしました。
なつこさん以外ははじめてお会いするみなさん、ちょっと緊張するわたし、でも、そんな緊張はすぐに吹き飛ばしてくださる気さくなみなさん。
ありがとうございました^^
エロ話や変態話に花が咲きました。
普段なら話せないようなことを話しても大丈夫という安心感。
変態(?)仲間も捨てたもんじゃないな〜と思うのでした。
どんな仕事でもそれぞれ責任があるから、どれも大変とは思う。
わたしのような一発勝負の仕事や、ルーティンワーク、何かを生み出す仕事、人と関わり物と関わり、大変さにも量や質に個性があると思う。
司会業の一発勝負的な仕事は期限までにという追われるような大変さは少ないけれど、大変さがちょっと特殊な感じがする。
それはこの日のこの時間帯だけは、スーパーベストな自分を維持していないといけないという種類の大変さ。
具合が悪くて穴を開けるなんてことはもちろんダメだし、どんなに熱があっても数時間は気を抜かず、どんなに具合が悪くても、背筋を伸ばしニッコリとその場を仕切っていないといけないということはけっこう大変。
代わりがいないということは、意外とプレシャーだ。
大事な会議というプレッシャーはないけど、トイレに立てない、上機嫌でいないといけないというプレッシャー^^
ただ、熱はヴァファリンを飲んでなんとか乗り切ることはできるし、いままでもそうやって来た。
いまのところ被害に遭わずにいるけれど、それ以外に想像できる致命傷はふたつ。
ひとつは、喉。
別な司会者が朝起きたら声が枯れていてまったく発声できず、事務所の社長が急遽代役を探すなんてことも聞いたことがあって、我が事のようにヒヤヒヤしたことがある。
特にわたしは喉があまり強くないから、ちょっと危うい兆候が見られたら、早めに対処するようにしている。
もうひとつ。
それは、下痢と嘔吐!!!
ほら、ノロウィルスとかに感染してしまうと、我慢できるレベルの下痢嘔吐じゃないでしょ?
否応なく競り上がって来る。
あれは、『この時間そこいないといけない』仕事は困る。
マイクを片手に吐くわけにもいかないし、進行しながら垂れ流すなんてしたら、ホテルにも事務所にも迷惑がかかるし、お客様に申し訳ない、そしてわたしのクビが飛ぶ。
その数時間ベストな自分を維持している(もしくはフリをする)、これがこの仕事の大変なことのひとつだと思う。
夜中に具合が悪くなった。
体が痛くてお腹が気持ち悪い。
家人にお腹の風邪を引いた人間がいたから、ううやばい移ったらしい。
なるべく接触しないように気を付けていたけど、ダメだった。
夜中に何度もトイレに行き。
とにかく出るものは全部出しちゃおう。
熱も上がってきた。
この日は土曜日。
幸い夕方からの披露宴だった。
とにかく朝一で病院に行かなきゃ。
寝ていないわ全部出ちゃってるわでヘロヘロになりながら、自転車を漕いで朝一で病院に。(ちょっと遠いのだ)
事情を説明して、その数時間だけは下痢や嘔吐を止める薬を所望するけど。
吐き気止めの座薬はあるけど、結局下痢で出ちゃうからね〜。
もうピークは過ぎるだろうから、いまからなら薬二回飲めるから、夕方にはだいぶましになってるでしょう。
夜まで絶食、ポカリを飲んでいれば死なないから。
と、取りつく島なし。
じゃあ、頑張って〜。
と見送られ、病院を後にする。(ちょっと変わったキャラの先生なのだ)
とにかく、もらった整腸剤と頓服を飲んで、仕事まで2時間ほど休息。
確かにピークは過ぎたようで、溢れ出ちゃうような勢いはなくなってる。
ほとんど出てしまっているし、食べ物も口にしていないから、出るものもなくなっているのでしょうね。
多分、大丈夫。
寝ていないし食べていないし体力消耗しきって、フラフラではあるけど、急な下痢嘔吐にはなんとかならないで済みそう。
とは思うものの、油断はできない。
万が一、競り上がってきてしまったときのことを考えて、自分のできる精一杯の自衛をしなくちゃね。
自作のエチケット袋を用意。
ヤバいと思ったらこれを使って、司会台の影か急いでバックスペースに駆け込んでなんとかしよう。
これだって避けたいけど、とりあえず上はオッケイとしよう。
(平然と書いているけど、この時はかなり必死のいっぱいいっぱい状態でした)
じゃあ、下は?
その場でパンツを下ろすわけにもいかないし、会場からトイレはけっこう遠いから席は外せない。
うう、生理用ナプキンじゃ収まらないよね…。
あ、そうだ!!
紙おむつがあった!!!
以前『一番困ったこと1、2、3』で使った紙おむつが、まだいっぱい残ってる。
紙おむつして司会…、ううん、背に腹は代えられない、漏らすよりはずっといい。
押し入れから引っ張り出して、念のために2枚^^;
ああ、それにしても、こいつが役に立つなんて。
いや、役に立っちゃあいけないか、それは排泄することになってしまう。
えっと、安心材料として役に立つですね。
これで、漏らすという最悪のケースは回避できる。
一抹の不安は残るものの、なぜだか妙に安心。
だって、紙おむつ、優れものなんだもの。
臭いも水分も、なかなか漏れないのは実証済みなのだ。
変態行為が実生活で役立った瞬間だった(笑)
体はフラフラだけど、数時間は気持ちを保ち。
いっぱいの祝福の空気を作ることに集中する。
1、2度、ああ、わたし紙おむつしてると気づくけど、ほとんど忘れていた。
無事お開きになって、帰り道那智さんに電話をして紙おむつのことを話すと。
「りん子、濡れちゃったんじゃないの〜?」
とからかう。
那智さん、司会者をなめないでいただきたい。
濡れるわけない!!
お仕事は全力投球、真剣勝負だ。
濡れるわけない………多分。
うう、確認していないから、「多分」。
きっぱり言い切れない自分が情けない気もしますが。
とにかく、変態行為も捨てたもんじゃないと思うのでした。
ここにコメントをくださるなつこさんの声かけで『台湾料理ツアー』が開催されました。
わたしは、現地ガイドとしてご指名をいただき参加いたしました。
なつこさん以外ははじめてお会いするみなさん、ちょっと緊張するわたし、でも、そんな緊張はすぐに吹き飛ばしてくださる気さくなみなさん。
ありがとうございました^^
エロ話や変態話に花が咲きました。
普段なら話せないようなことを話しても大丈夫という安心感。
変態(?)仲間も捨てたもんじゃないな〜と思うのでした。