Mの猫好き?
独り言
社会人になってまだ日の浅い5月。
出勤途中の公園で捨てられた子猫を見つけた。
公園を囲む背の低い塀の上でガタガタ震えながらか細い声で鳴いていた。
ううう、こんな状態見捨てられるわけない!!
余裕を見て出勤していたから、一本電車を遅らせても間に合う。
時計と相談して、その子猫をお持ち帰りすることに決めた。
震える体をそっと抱き、暴れて腕を引っ掻かれながら急ぎ足で家に引き返す。
驚く家族に「わたしが帰るまで、捨てないでね!!」
そう言い残して、駅へダッシュ。
その猫はオス猫。
名前はナオ。
わたしがお風呂に入ると『にゃにゃ』とドアを開けるように催促して、上がるまでずっと浴槽のふちにちょこんと座って待っていてくれたり。
寝るときは必ずわたしのお布団に来て、一緒の枕で眠るのだ。
ときどき、首に移動して猫マフラー状態。
息が苦しくなるけれど、なんだか幸せだった。
いつの間にか猫年齢ではわたしより年上になっていて、その頃には『りん子のナイト』的な空気さえ発していた。(でも、お風呂に落っこちちゃったりしてたけど^^;)
いままで何匹か猫は飼っていたけれど、みんな餌をくれる母になついていたけど。
拾われた恩義からか、ナオはわたしに一番なついた。
猫の思い出は尽きない。
わたしは自分は『犬気質』だと思っているのだけど、なぜ猫が好きなんだろう?
と思って考えてみました^^
『同化』や『娘』願望があるので、基本的にかまってちゃんのわたし。
そのわたしが、他者をかまうとか、わたし以外のかまってもらう対象なんて必要ないのですね。
大げさな言い方をしてしまえば、かまってもらう対象はわたし一人でいいわけです(笑)
犬を飼ったことがないから、犬の良さを知らないだけかもしれないけれど。
あの纏わりつく様子にかわいらしさを感じなくもないけど。
どうしても若干の『イラッ』と感もあったりする。
同族嫌悪ってやつでしょうか。
ただ、一途な様子にすごく共感もしたりして。
似た者同士は大変です^^;
そこへいくと。
放っといてもいい猫はかまってほしい欲のライバルではなくなるわけで、非常に気が楽なんだな。
でもって。
普段は人に媚びないという印象のある猫が、ふとすり寄ってくるとき。
誰の膝にも乗らないくせに、わたしにだけ喉を鳴らしたりするとき。
あの時折見せる『気を許した』瞬間に、わたしだけ特別扱いをされている気分にさせられてしまうのです。
それは、深く一途な気質で、でも、比較的誰かに尻尾を振りたいと思われる犬よりも、その猫の様子は特別扱いされているように感じるみたいなんだな、わたしは。
つれない相手からふと感じる好感触に、特別扱いされていると感じてしまう。
あれ?これってなにかに似てる。
普段あまり感情表現に上下のない那智さんが、ときどき感情を溢れさせてしまう瞬間。
滅多に爆笑しない那智さんが、わたしの言葉で笑うとき。
『わたしの喜ぶ姿が見たい』というスタンスで鞭を振るう那智さんの、瞳が嬉しそうに冷たく光るとき。
ああ、わたし、この人の特別な存在でいられている!!
と感じられて、天にも昇る気分になっている。
かまってちゃんで特別扱いしてほしいわたしは、猫的方法が合っているのではないかな。
だから、猫が好きなのではないかと、多少こじつけながら考えるのでした^^
ちなみに那智さんは、当然のように犬が好き。
従属願望の強いM女の猫好き。
ないかなぁ、ないよね…?
Sの人でも猫好きっているはずだもんね^^;
でも、なんとなくありな感じしてるわたしでした^^
社会人になってまだ日の浅い5月。
出勤途中の公園で捨てられた子猫を見つけた。
公園を囲む背の低い塀の上でガタガタ震えながらか細い声で鳴いていた。
ううう、こんな状態見捨てられるわけない!!
余裕を見て出勤していたから、一本電車を遅らせても間に合う。
時計と相談して、その子猫をお持ち帰りすることに決めた。
震える体をそっと抱き、暴れて腕を引っ掻かれながら急ぎ足で家に引き返す。
驚く家族に「わたしが帰るまで、捨てないでね!!」
そう言い残して、駅へダッシュ。
その猫はオス猫。
名前はナオ。
わたしがお風呂に入ると『にゃにゃ』とドアを開けるように催促して、上がるまでずっと浴槽のふちにちょこんと座って待っていてくれたり。
寝るときは必ずわたしのお布団に来て、一緒の枕で眠るのだ。
ときどき、首に移動して猫マフラー状態。
息が苦しくなるけれど、なんだか幸せだった。
いつの間にか猫年齢ではわたしより年上になっていて、その頃には『りん子のナイト』的な空気さえ発していた。(でも、お風呂に落っこちちゃったりしてたけど^^;)
いままで何匹か猫は飼っていたけれど、みんな餌をくれる母になついていたけど。
拾われた恩義からか、ナオはわたしに一番なついた。
猫の思い出は尽きない。
わたしは自分は『犬気質』だと思っているのだけど、なぜ猫が好きなんだろう?
と思って考えてみました^^
『同化』や『娘』願望があるので、基本的にかまってちゃんのわたし。
そのわたしが、他者をかまうとか、わたし以外のかまってもらう対象なんて必要ないのですね。
大げさな言い方をしてしまえば、かまってもらう対象はわたし一人でいいわけです(笑)
犬を飼ったことがないから、犬の良さを知らないだけかもしれないけれど。
あの纏わりつく様子にかわいらしさを感じなくもないけど。
どうしても若干の『イラッ』と感もあったりする。
同族嫌悪ってやつでしょうか。
ただ、一途な様子にすごく共感もしたりして。
似た者同士は大変です^^;
そこへいくと。
放っといてもいい猫はかまってほしい欲のライバルではなくなるわけで、非常に気が楽なんだな。
でもって。
普段は人に媚びないという印象のある猫が、ふとすり寄ってくるとき。
誰の膝にも乗らないくせに、わたしにだけ喉を鳴らしたりするとき。
あの時折見せる『気を許した』瞬間に、わたしだけ特別扱いをされている気分にさせられてしまうのです。
それは、深く一途な気質で、でも、比較的誰かに尻尾を振りたいと思われる犬よりも、その猫の様子は特別扱いされているように感じるみたいなんだな、わたしは。
つれない相手からふと感じる好感触に、特別扱いされていると感じてしまう。
あれ?これってなにかに似てる。
普段あまり感情表現に上下のない那智さんが、ときどき感情を溢れさせてしまう瞬間。
滅多に爆笑しない那智さんが、わたしの言葉で笑うとき。
『わたしの喜ぶ姿が見たい』というスタンスで鞭を振るう那智さんの、瞳が嬉しそうに冷たく光るとき。
ああ、わたし、この人の特別な存在でいられている!!
と感じられて、天にも昇る気分になっている。
かまってちゃんで特別扱いしてほしいわたしは、猫的方法が合っているのではないかな。
だから、猫が好きなのではないかと、多少こじつけながら考えるのでした^^
ちなみに那智さんは、当然のように犬が好き。
従属願望の強いM女の猫好き。
ないかなぁ、ないよね…?
Sの人でも猫好きっているはずだもんね^^;
でも、なんとなくありな感じしてるわたしでした^^