夏の旅行7
独特な幸福感
旅行のお話の続き。
翌朝の排泄のお話です。
これより先(特に後半)、多少ですが排泄物の描写があります。
苦手な方お気をつけくださいませ。
また、文中リンクしようと『排泄物』で検索したら、出るわ出るわ。
せっかくだからたくさん文中リンクしました。
そちらに飛ぶときもお気をつけくださいね。
お腹いっぱいになりそうですよ^^;
那智さんはなぜわたしにうんこを食べさせたいと思うのでしょう。
恐らくそこには『加虐嗜好』も『汚したい願望』もほとんどないはずなんだ。
多くを占めているのは、ふたつ。
ひとつは『自分の発することで大喜びするりん子』にしたいというのと、もうひとつは、それと繋がっているのだけど『あげるね』という気持ちだと思う。
少年時代から漠然と好きな子に自分の排泄物を食べさせたいという願望があったそうなのですが、やはり『嫌がるのを我慢させて』とか『汚くしたい』という思いはそれほど多くなかったらしい。
例えば、飼っている犬が飼い主の匂いのついたスリッパが大好きで、無我夢中でそれを奪い一心不乱にそれに鼻をこすりつける姿を見て『おいおい、いい加減にやめなさい』と苦笑してしまうような。
例えば、高い高いをしてと何度も何度も娘にせがまれるお父さんが『もう、勘弁してくれよ〜』と言いながらもまんざらではないような。
そんな状況に似ているような気がする。
だから、那智さんは純粋にサディストではないように思う。
もしかしたら、ものすごく『肯定されたい』人なのかもしれない。
だからといって、それで愛情を計るということもしないので。
『がんばれ』とも言わないし、『食べなさい』と命令もしない。
話逸れますが。
この『肯定されたい』が世の中の『ご主人様』と名乗る人には多いんじゃないかと思う。
那智さんは遂行の仕方が『がんばれ』とか『命令』じゃないところを見ると、いわゆる『ご主人様』とは違うようにも思うのでご主人様とも名乗らないのですけれど。
これはサディストとは違うよね。
う〜ん、那智さん保護者説が、また有力?
那智さんの最終目標は『那智さんのうんこをおいしそうにむしゃむしゃと食べるりん子』。
これはとても長い道のり。
無理矢理食べさせるや排泄物で汚すのであれば、わたしに浣腸をしてわたしの排泄物でいろいろできるけれど、加虐も汚しもなく自分のもので喜ばせたいなので、当然のことながらそれは『那智さんのもの』じゃないとだめ。
だからってね、わたしの目の前で那智さん自ら浣腸して排泄するっていうのもね、SM逆転でただのお笑いになっちゃう^^;
ということは、その機会は滅多にないのだ。
そして、もうひとつ道のりを長くしているのは、『りん子』を喜ばせたいということ。
例えば鞭で打たれ痴人状態になったわたしなら、もう少し食することへのハードルが低くなっているかもしれないと思うのだけど、那智さんは『りん子』を喜ばせたいわけだから、ぶっ飛んでいるわたしが喜んでも満足度は低いのだ。
ただそれによってぶっ飛んでしまうのは、満足なんだと思うけどね。
で、最終目標が『那智さんのうんこをおいしそうにむしゃむしゃと食べるりん子』。
そんな最終目標への通過点。
滅多にない機会のお話です。
お泊まりをすると那智さんの排泄物に接する可能性が高くなる。
それは、わたしにとって恐ろしいことでも、うれしいことでもある。
わたしのスカトロ条件は食するこのなので、もともとその嗜好はないと思っている。
排泄姿を見せるや塗る(汚される)は、嗜好の範疇でしたけど。
そのわたしが、うれしいことと言葉にしてしまうようになるのに、何年かかったことでしょう。
大多数は恐ろしいだ。
だけど、数えるほどしかないその朝で、那智さんがトイレに呼んでくれないときもあるのだ。
それはビジネスホテルでトイレが狭かったり、気分じゃなかったりなど理由は様々だろうけれど。
わたしを呼ばずにトイレでうんこをされてしまうと、ホッとする反面寂しいとも思ってしまうから、これはもう『うれしい』ことだと認めざるを得ないわけです。
もはや、わたしは那智さんのうんこが好きだ。(ぎゃーーーーーー、何書いてんの!!わたし!!!!)
手に載せ、それを頬になすり付けろと言われれば、恐る恐るではあるが、喜んでするだろう。
だから、手に載せてくれないことが、寂しいのだ。
ただ、食べることは、いまだに恐ろしい。
それは、受け付けにくい味だということと、それによりそれを拒否してしまうことが嫌なのです。
那智さんは吐いてもいいと言ってくれるけど、那智さんに対して負の反応をしたくないわたし自身がわたしを責めるような気持ちになるのね。
(だから、それで愛情を計る人じゃなくて、よかったと思っています)
いつも、いっそ痴人にしてからいただけないかと思ってしまう。
静かな夜を過ごした、翌朝。
お泊まりの朝、わたしはいつも少しそわそわする。
トイレに呼ばれるか、それともバスルームに寝るように言われるか、そして、それをどうしろと指示されるか。
そんなことを考えて、すこしそわそわする。
「りん子、出るよ。いる?」
きなさいでも、おいででもない。
いる?
と聞かれて、トイレに向かってしまう自分がとても恥ずかしい。
でも、ここで行かないとあとでさみしくなってしまうのだ。
そろそろとトイレに向かう。
便器に腰掛ける那智さんの正面に正座をし、少し前屈みになるようにして足の間から両手を入れて掌をお皿のようにする。
親指でそっと那智さんのお尻に触れ、距離を測る。
その皮膚に触れることで、少し体温が上昇するようだ。
あ、うれしい。
わたし、感じてる。
興奮してしまっている。
ただ、まだ、怖い。
どれくらいの量で、どんな状態で、それをどうしろと言われるかわからないからだ。
怖さを抱えたまま、それでも那智さんの足下で那智さんの体温を感じられることで、わたしは快感を覚える。
掌に温かい感触。
ああ、うれしい。
どんどん重くなってくる。
今日はいっぱいだ。
昨日あんなに食べたものね。
お酒をたくさん飲んだ翌朝は、やわらかいことが多いのだけど、今日のは普通くらいだ。
那智さん、それほど飲んでいなかったのかな。
匂い、感じるけれど、それはもう、わたしの体は拒絶しないものになっている。
気づかれると恥ずかしいから大胆にはできないけれど、その匂いにこっそり浸ってしまうくらいだ。(ああ、もうこっそりじゃなくなっちゃった!!)
那智さんが便器から離れた。
ずしっと重たいものがわたしの掌に載っている。
どうしましょうと、不安げな表情で那智さんを見上げる。
この死刑宣告を待つような瞬間は、ちょっと痺れる。
もともと汚されたい願望はあるので、これを塗れと言ってくれないかなと思ったり。
食べてと言われて、今日はどのくらい食べられるかしらと思ったり。
掌いっぱいの塊から、小さな塊を指ではじいて掌の隅に寄せた。
「これにする?」
はじかれたそれは明らかに『舞茸』の形状をしていた。
舞茸のうんこ和え(笑)
首を横に振る。
「そう!?」
意外そうに那智さんがいう。
うんこ味のカレーか。
カレー味のうんこか。
そんな選択遊びがあるけれど。
なんだろ、うんこはうんこのままでいいみたい。
「じゃ、これは?」
今度はごく一般的なうんこ。
親指の第一関節くらいの大きさ。
排泄物を載せた腕を便器に差し入れたまま。
首だけを那智さんのほうに向けて、口を開け舌を出す。
「吐いてもいいからね。」
ごろんと舌に転がす。
ゆっくり舌を口の中に納める。
受け付けない味なんだ。
吐いてしまうことがいやだ。
だけど、興奮してくる。
おえってなりたくない。
興奮と怖さで、少し頭がぼーっとしてくる。
そのまま飲み込むには大きい。
咀嚼して唾液と混ぜないと喉を通ってくれないだろう。
逡巡している間に唾液で少し溶け出して苦い味が広がってきた。
急いだほうが食べやすいな。
前歯で半分にしよう。
噛む。
次は、もう少し奥にずらして。
奥歯で、噛む。
『…じゃり』
じゃりってした!!!
だめ、食物の形を残した何かが混ざっていたんだ。
うんこはうんこのままがいいのに。
思っても見なかった食感。
反射的に吐き出してしまった。
「じゃりってしました、じゃりってーーーーーー。」
『うえっ』と思ってしまったことが悲しい。
半べそ、唾液まみれの口で訴える。
「あはは、そう!?いいよ、出しちゃいな。」
ぺっぺと吐き出す。
今日も『おいしそうに』食べられなかった、那智さんはかまわないと思っているでしょうけれど、わたしはちょっと悲しい。
吐き出す自分に被虐の快感を覚えられればいいだけど、那智さんがそれを加虐だと思ってくれていないと、快感には繋がらないよね。
痴人にもさせてくれない。
『うえっ』とならないくらいぶっ飛ばしてくれたらいいのに。
しゅんとするわたしを気にする様子もなく、事後処理をする那智さん。
手に載ったそれを便器に落とし、お風呂場からお水を汲んできて手を流す。
ざっときれいにして。
「はい、じゃあ、きれいにして。」
そう言って、洗面所に手をついてほんの少しお尻をこちらに向ける。
さっきの後遺症で、少し怖さがあるけれど。
ほとんどためらうことなく那智さんのお尻に舌を差し込む。
舐める。
苦い。
口の中で唾液と混ぜて飲み込む。
やっぱり苦い。
もう一度。
最初より味が薄くなっている。
那智さんの皮膚に那智さんの匂い。
何回か繰り返し味が薄くなっているのが、少し残念に思い始めた頃。
気がつくと、はあはあと息が荒くなっている。
とてもとても興奮しているのだ。
夢中で舐めて、味がしなくなったところでお尻から顔を離した。
「おしまい?きれいになった?」
口のまわりを唾液だらけにして、こくんと頷く。
「じゃあ、手を洗いな。」
ヨロヨロと立ち上がり、ハンドソープをつけて丁寧に洗う。
おえってなってしまって悲しくて、そのあとに興奮して、なんだか自分の心の置き場に困っていると。
那智さんが下着に手を入れてきた。
「いっぱい濡れているね。」
楽しそうな那智さん。
恥ずかしくて、またこくんと頷くだけのわたし。
すっと顔が近づいてきて。
那智さんはそのわたしにくちづけをした。
排泄物を舐めて、そのままの唇に。
おえってなってしまったわたしも、舐めて感じてしまったわたしも、全部ひっくるめて『大好き』って感じさせてくれるキスだった。
そんなキスをくれるから、わたしは那智さんがくれるものはなんでも幸せなんて言えてしまえるのかもしれない。
どこが起点になったのかわからないのだけど、最終的にわたしはとても興奮している。
もしかしたら、もう一押しで『痴人状態』になれるかもしれない。
いま思えば、あのときならおいしそうに食べられるかもしれないと思ってしまう。
でも、それは那智さんの望むやり方じゃないよね。
無理矢理でもなく、汚したいでもなく、普通のりん子がおいしそうにうんこを食べるのだ。
遠い先にゴールはある。
愛の証か単なる変態行為か(笑)
何事も道のりは遠く険しいほうが、やり甲斐があるってことにしておきましょうね、那智さん。
それにしても、排泄物を食べさせたいという那智さんの心理はいっぱい推測して表現できるのに、掌に載せたり舐めてきれいにすることで感じる自分の心理が実はよくわからないの。
なぜなのでしょう!?
ただの変態と言ってしまえば、それまでですけれど^^;
旅行のお話はひとまずこれでおしまいにします。
この旅行2泊しているから、書こうと思えばこの2倍くらいは書けそうなんですけど。
ずっと続いてしまうのもね^^;
リクエストをいただければ、続編もあるかもしれません♪
旅行のお話の続き。
翌朝の排泄のお話です。
これより先(特に後半)、多少ですが排泄物の描写があります。
苦手な方お気をつけくださいませ。
また、文中リンクしようと『排泄物』で検索したら、出るわ出るわ。
せっかくだからたくさん文中リンクしました。
そちらに飛ぶときもお気をつけくださいね。
お腹いっぱいになりそうですよ^^;
那智さんはなぜわたしにうんこを食べさせたいと思うのでしょう。
恐らくそこには『加虐嗜好』も『汚したい願望』もほとんどないはずなんだ。
多くを占めているのは、ふたつ。
ひとつは『自分の発することで大喜びするりん子』にしたいというのと、もうひとつは、それと繋がっているのだけど『あげるね』という気持ちだと思う。
少年時代から漠然と好きな子に自分の排泄物を食べさせたいという願望があったそうなのですが、やはり『嫌がるのを我慢させて』とか『汚くしたい』という思いはそれほど多くなかったらしい。
例えば、飼っている犬が飼い主の匂いのついたスリッパが大好きで、無我夢中でそれを奪い一心不乱にそれに鼻をこすりつける姿を見て『おいおい、いい加減にやめなさい』と苦笑してしまうような。
例えば、高い高いをしてと何度も何度も娘にせがまれるお父さんが『もう、勘弁してくれよ〜』と言いながらもまんざらではないような。
そんな状況に似ているような気がする。
だから、那智さんは純粋にサディストではないように思う。
もしかしたら、ものすごく『肯定されたい』人なのかもしれない。
だからといって、それで愛情を計るということもしないので。
『がんばれ』とも言わないし、『食べなさい』と命令もしない。
話逸れますが。
この『肯定されたい』が世の中の『ご主人様』と名乗る人には多いんじゃないかと思う。
那智さんは遂行の仕方が『がんばれ』とか『命令』じゃないところを見ると、いわゆる『ご主人様』とは違うようにも思うのでご主人様とも名乗らないのですけれど。
これはサディストとは違うよね。
う〜ん、那智さん保護者説が、また有力?
那智さんの最終目標は『那智さんのうんこをおいしそうにむしゃむしゃと食べるりん子』。
これはとても長い道のり。
無理矢理食べさせるや排泄物で汚すのであれば、わたしに浣腸をしてわたしの排泄物でいろいろできるけれど、加虐も汚しもなく自分のもので喜ばせたいなので、当然のことながらそれは『那智さんのもの』じゃないとだめ。
だからってね、わたしの目の前で那智さん自ら浣腸して排泄するっていうのもね、SM逆転でただのお笑いになっちゃう^^;
ということは、その機会は滅多にないのだ。
そして、もうひとつ道のりを長くしているのは、『りん子』を喜ばせたいということ。
例えば鞭で打たれ痴人状態になったわたしなら、もう少し食することへのハードルが低くなっているかもしれないと思うのだけど、那智さんは『りん子』を喜ばせたいわけだから、ぶっ飛んでいるわたしが喜んでも満足度は低いのだ。
ただそれによってぶっ飛んでしまうのは、満足なんだと思うけどね。
で、最終目標が『那智さんのうんこをおいしそうにむしゃむしゃと食べるりん子』。
そんな最終目標への通過点。
滅多にない機会のお話です。
お泊まりをすると那智さんの排泄物に接する可能性が高くなる。
それは、わたしにとって恐ろしいことでも、うれしいことでもある。
わたしのスカトロ条件は食するこのなので、もともとその嗜好はないと思っている。
排泄姿を見せるや塗る(汚される)は、嗜好の範疇でしたけど。
そのわたしが、うれしいことと言葉にしてしまうようになるのに、何年かかったことでしょう。
大多数は恐ろしいだ。
だけど、数えるほどしかないその朝で、那智さんがトイレに呼んでくれないときもあるのだ。
それはビジネスホテルでトイレが狭かったり、気分じゃなかったりなど理由は様々だろうけれど。
わたしを呼ばずにトイレでうんこをされてしまうと、ホッとする反面寂しいとも思ってしまうから、これはもう『うれしい』ことだと認めざるを得ないわけです。
もはや、わたしは那智さんのうんこが好きだ。(ぎゃーーーーーー、何書いてんの!!わたし!!!!)
手に載せ、それを頬になすり付けろと言われれば、恐る恐るではあるが、喜んでするだろう。
だから、手に載せてくれないことが、寂しいのだ。
ただ、食べることは、いまだに恐ろしい。
それは、受け付けにくい味だということと、それによりそれを拒否してしまうことが嫌なのです。
那智さんは吐いてもいいと言ってくれるけど、那智さんに対して負の反応をしたくないわたし自身がわたしを責めるような気持ちになるのね。
(だから、それで愛情を計る人じゃなくて、よかったと思っています)
いつも、いっそ痴人にしてからいただけないかと思ってしまう。
静かな夜を過ごした、翌朝。
お泊まりの朝、わたしはいつも少しそわそわする。
トイレに呼ばれるか、それともバスルームに寝るように言われるか、そして、それをどうしろと指示されるか。
そんなことを考えて、すこしそわそわする。
「りん子、出るよ。いる?」
きなさいでも、おいででもない。
いる?
と聞かれて、トイレに向かってしまう自分がとても恥ずかしい。
でも、ここで行かないとあとでさみしくなってしまうのだ。
そろそろとトイレに向かう。
便器に腰掛ける那智さんの正面に正座をし、少し前屈みになるようにして足の間から両手を入れて掌をお皿のようにする。
親指でそっと那智さんのお尻に触れ、距離を測る。
その皮膚に触れることで、少し体温が上昇するようだ。
あ、うれしい。
わたし、感じてる。
興奮してしまっている。
ただ、まだ、怖い。
どれくらいの量で、どんな状態で、それをどうしろと言われるかわからないからだ。
怖さを抱えたまま、それでも那智さんの足下で那智さんの体温を感じられることで、わたしは快感を覚える。
掌に温かい感触。
ああ、うれしい。
どんどん重くなってくる。
今日はいっぱいだ。
昨日あんなに食べたものね。
お酒をたくさん飲んだ翌朝は、やわらかいことが多いのだけど、今日のは普通くらいだ。
那智さん、それほど飲んでいなかったのかな。
匂い、感じるけれど、それはもう、わたしの体は拒絶しないものになっている。
気づかれると恥ずかしいから大胆にはできないけれど、その匂いにこっそり浸ってしまうくらいだ。(ああ、もうこっそりじゃなくなっちゃった!!)
那智さんが便器から離れた。
ずしっと重たいものがわたしの掌に載っている。
どうしましょうと、不安げな表情で那智さんを見上げる。
この死刑宣告を待つような瞬間は、ちょっと痺れる。
もともと汚されたい願望はあるので、これを塗れと言ってくれないかなと思ったり。
食べてと言われて、今日はどのくらい食べられるかしらと思ったり。
掌いっぱいの塊から、小さな塊を指ではじいて掌の隅に寄せた。
「これにする?」
はじかれたそれは明らかに『舞茸』の形状をしていた。
舞茸のうんこ和え(笑)
首を横に振る。
「そう!?」
意外そうに那智さんがいう。
うんこ味のカレーか。
カレー味のうんこか。
そんな選択遊びがあるけれど。
なんだろ、うんこはうんこのままでいいみたい。
「じゃ、これは?」
今度はごく一般的なうんこ。
親指の第一関節くらいの大きさ。
排泄物を載せた腕を便器に差し入れたまま。
首だけを那智さんのほうに向けて、口を開け舌を出す。
「吐いてもいいからね。」
ごろんと舌に転がす。
ゆっくり舌を口の中に納める。
受け付けない味なんだ。
吐いてしまうことがいやだ。
だけど、興奮してくる。
おえってなりたくない。
興奮と怖さで、少し頭がぼーっとしてくる。
そのまま飲み込むには大きい。
咀嚼して唾液と混ぜないと喉を通ってくれないだろう。
逡巡している間に唾液で少し溶け出して苦い味が広がってきた。
急いだほうが食べやすいな。
前歯で半分にしよう。
噛む。
次は、もう少し奥にずらして。
奥歯で、噛む。
『…じゃり』
じゃりってした!!!
だめ、食物の形を残した何かが混ざっていたんだ。
うんこはうんこのままがいいのに。
思っても見なかった食感。
反射的に吐き出してしまった。
「じゃりってしました、じゃりってーーーーーー。」
『うえっ』と思ってしまったことが悲しい。
半べそ、唾液まみれの口で訴える。
「あはは、そう!?いいよ、出しちゃいな。」
ぺっぺと吐き出す。
今日も『おいしそうに』食べられなかった、那智さんはかまわないと思っているでしょうけれど、わたしはちょっと悲しい。
吐き出す自分に被虐の快感を覚えられればいいだけど、那智さんがそれを加虐だと思ってくれていないと、快感には繋がらないよね。
痴人にもさせてくれない。
『うえっ』とならないくらいぶっ飛ばしてくれたらいいのに。
しゅんとするわたしを気にする様子もなく、事後処理をする那智さん。
手に載ったそれを便器に落とし、お風呂場からお水を汲んできて手を流す。
ざっときれいにして。
「はい、じゃあ、きれいにして。」
そう言って、洗面所に手をついてほんの少しお尻をこちらに向ける。
さっきの後遺症で、少し怖さがあるけれど。
ほとんどためらうことなく那智さんのお尻に舌を差し込む。
舐める。
苦い。
口の中で唾液と混ぜて飲み込む。
やっぱり苦い。
もう一度。
最初より味が薄くなっている。
那智さんの皮膚に那智さんの匂い。
何回か繰り返し味が薄くなっているのが、少し残念に思い始めた頃。
気がつくと、はあはあと息が荒くなっている。
とてもとても興奮しているのだ。
夢中で舐めて、味がしなくなったところでお尻から顔を離した。
「おしまい?きれいになった?」
口のまわりを唾液だらけにして、こくんと頷く。
「じゃあ、手を洗いな。」
ヨロヨロと立ち上がり、ハンドソープをつけて丁寧に洗う。
おえってなってしまって悲しくて、そのあとに興奮して、なんだか自分の心の置き場に困っていると。
那智さんが下着に手を入れてきた。
「いっぱい濡れているね。」
楽しそうな那智さん。
恥ずかしくて、またこくんと頷くだけのわたし。
すっと顔が近づいてきて。
那智さんはそのわたしにくちづけをした。
排泄物を舐めて、そのままの唇に。
おえってなってしまったわたしも、舐めて感じてしまったわたしも、全部ひっくるめて『大好き』って感じさせてくれるキスだった。
そんなキスをくれるから、わたしは那智さんがくれるものはなんでも幸せなんて言えてしまえるのかもしれない。
どこが起点になったのかわからないのだけど、最終的にわたしはとても興奮している。
もしかしたら、もう一押しで『痴人状態』になれるかもしれない。
いま思えば、あのときならおいしそうに食べられるかもしれないと思ってしまう。
でも、それは那智さんの望むやり方じゃないよね。
無理矢理でもなく、汚したいでもなく、普通のりん子がおいしそうにうんこを食べるのだ。
遠い先にゴールはある。
愛の証か単なる変態行為か(笑)
何事も道のりは遠く険しいほうが、やり甲斐があるってことにしておきましょうね、那智さん。
それにしても、排泄物を食べさせたいという那智さんの心理はいっぱい推測して表現できるのに、掌に載せたり舐めてきれいにすることで感じる自分の心理が実はよくわからないの。
なぜなのでしょう!?
ただの変態と言ってしまえば、それまでですけれど^^;
旅行のお話はひとまずこれでおしまいにします。
この旅行2泊しているから、書こうと思えばこの2倍くらいは書けそうなんですけど。
ずっと続いてしまうのもね^^;
リクエストをいただければ、続編もあるかもしれません♪
- 関連記事
-
- 意思を持つ鞭のおまけ 2011/10/05
- 薄める3 おまけ 2016/10/06
- 子守唄 2006/12/01
COMMENT
歯で噛むんじゃなくて、舌と上顎で潰すのなら、じゃりってしなくて、飲み込めたかも、などと考えて、私、スカトロ属性も経験も無いのに、何を…、と暫し茫然自失(笑)
しかも感触(?)を想像しながら無意識に、口を動かしてました(^_^;)
わ~~~っ!(^◇^;)
しかも感触(?)を想像しながら無意識に、口を動かしてました(^_^;)
わ~~~っ!(^◇^;)
ああ、この手のお話はなかなか好みがあると思うので、コメントうれしいです。
同じとところと違うところの両方を客観視しながら、その両方を良しとしてくれるコメントはとても心地よいです、ありがとう。
で、かなり具体的に想像してくださいましたね!!
那智さんはよく言います『一番脈がないのは無関心だ』って、その説からいくと、意外と属性ってことありませんか!?(もちろん、この人!!という人が一番大事なことは承知の上で^^)
わーーってなって楽しんでいただけると、わたしも喜びます^^
同じとところと違うところの両方を客観視しながら、その両方を良しとしてくれるコメントはとても心地よいです、ありがとう。
で、かなり具体的に想像してくださいましたね!!
那智さんはよく言います『一番脈がないのは無関心だ』って、その説からいくと、意外と属性ってことありませんか!?(もちろん、この人!!という人が一番大事なことは承知の上で^^)
わーーってなって楽しんでいただけると、わたしも喜びます^^
喜んで頂けて、光栄です^^
さすが那智さん、鋭いです。
実はりん子さんのこの手のエントリーを読み進めているうちに、何だかできそうとか思ってしまったり、焦がれてしまいそう(⁉)って思ってしまったりしてます…
わ~~~っ!(^◇^;)
さすが那智さん、鋭いです。
実はりん子さんのこの手のエントリーを読み進めているうちに、何だかできそうとか思ってしまったり、焦がれてしまいそう(⁉)って思ってしまったりしてます…
わ~~~っ!(^◇^;)
また、わーーーってしてくれた♪
まあ、実際のところスカトロはハードル高いと思うのですけど、するのと妄想とは大きな差がありますものね^^
その妄想段階で受け入れてもらえるだけで、こちらはホッとします(笑)
まあ、実際のところスカトロはハードル高いと思うのですけど、するのと妄想とは大きな差がありますものね^^
その妄想段階で受け入れてもらえるだけで、こちらはホッとします(笑)