意思を持つ鞭のおまけ
独特な幸福感
この日は大型台風が日本上陸をした日で、予報では夕方こちらを通過すると言われていたので、計画としては早めの夕飯をいただいて上陸前には電車に乗るつもりだった。
那智さんとしては通過するまでこの街にいて、その後帰宅しても問題なかったのだけど、わたしの都合ではやはり足止めを食らうわけにはいかないので、いつもより1時間ほど早いお別れの予定だったのだ。
鞭とセックスが終わって、いつもなら一緒にお風呂に入ったりマッサージなどしてふたりでウトウトというのが流れなんだけど、この日わたしはセックスの後そのまま動くことができずいつの間にかベッドで眠りに落ちてしまっていた。
次に意識が戻ったとき、那智さんはソファに腰掛けて何か読んでいた(と思う)。
いつの間にか眠りに落ちることができたのも、静かに寝かせてくれていたことも、意識が戻ったときに那智さんがいてくれる空気も、どれもうれしい。
眠っていたのは20分ほどだったけど、そこからお風呂に入ってマッサージして午後2時40分というところ(あはは、なんかリアルなワンラウンド感^^;)
台風情報が気になってテレビをつけてみた。
どうやら思いのほか状況はよろしくない。
普段『直撃!!上陸!!』と言っていても肩すかしなことが多いのに、今回は本当のようだ。
このまま予定していたスケジュールでいくと予想より激しく交通事情が悪化しそうな気配。
予定では通過予想とほぼ同じくらいの時間に電車に乗るつもりだったけど、このままいくとそれでは帰り着けない可能性が出てきた。
しかたなく電車に乗る時間をさらに2時間早めて混乱が起こる前に帰路に着こうということになった。
その時間まで後1時間ちょっと。
早すぎるーー。
どうする?
ギリギリまでここにいる?
それとも、いますぐ出て一杯やってから帰る?
お仕事場に連絡を入れ、例のおばさんに適当なところで帰るように指示を出しながら、わたしに問いかける。
夕飯で一杯したかったから、じゃあ一杯。
そしたら○○(お昼間からやってるビール屋さん)で一杯だけね。
段取りを組んでくれて。
そうと決まったら早く支度。
サクサクとお道具を片付けはじめる。
その那智さんの様子を見ながら
わーーーーん
わーーーーん
那智さんと餃子食べたかったーーーー
(この日は餃子と生ビールコースの予定だったのだ)
まだ那智さんと一緒にいたーい
わーーーーん
嘆いてみた。
…ほぼ無視。
でも、気持ちいい。
ベッドにペタンと座り込み、両手を前について『わーーん』としてみる。
イメージは小さな子供。
街中で見かける子供。
おもちゃを買ってもらえなかったのか、最後のポテトをお兄ちゃんに食べられてしまったのか。
理由はわからないけど、とにかく彼女にとってとて絶望的なことが起きているのだろう。
親に抱きかかえられてなす術無くその場から移動させられている。
まったく効果がないことはわかっているけど嘆かずにはいられない。
そんな無力な子供のイメージ。
ほら、早く支度しろよーーー(笑)
はーい♪
ひとしきり嘆くことを楽しんで、スッキリしたわたしも支度をはじめた。
思いっきり嘆けるのって、たまらなく気持ちいい。
全部全部理解できていて。
嘆いてもなんにも変わらないのもわかっていて。
無視されることもわかっていて。
自分を哀れんで子供みたいに『わーーーん』って嘆くことを許されているって、とても気持ちいい。
いい気分で暴風の街に一杯だけ飲みにホテルを後にした。
案の定、外は大風。
時折横殴りの雨。
なんとなく人の流れが全部駅に向かっている感じがする中、一杯だけ。
さすがにお客はわたしたち(後から外国人のひとり)
楽しく飲み。
時間きっかりにおしまいに。
こういうときの那智さんの時間の管理は、とても頼りになるのだ。
お互い無事帰宅を祈って、駅で別れた。
結局わたしは最寄りのひとつ手前で電車が止まり、外に出てみるも自宅近くまでいくバスもタクシーも長蛇の列。
並ぶのは好きじゃない。
先が見えない状態で待つのもイヤ。
巨大なレースのカーテンがなびくような横殴りの激しい雨の波。
じゃあ、しょうがないな〜。
(かなりワクワク)
約二キロ暴風雨の中歩く覚悟を決めて携帯やお財布、濡れてほしくないものをビニール袋にまとめていたらバスが連続して到着して難なく座って帰宅できた。
たくさんホッで、ちょっと残念。
だけど、この時間の電車に乗っていなかったらもっと大変なことになっていた。
那智さんの読みがリミットだったのだ。
判断に感謝^^
ほとんど被害に遭わず無事帰宅できたのだ。
そんな中、那智さんはわたしのために早く帰ることを選んでくれたのに、わたしよりずっと手前で電車が止まり、何時間も足止めをくらいしかたなく豪雨の中一駅分くらい歩いてお帰りになったそう。
那智さんは上下の『上』ゆえ『下』のわたしを守ろうとするあまり、振り返ると大変な思いをされてしまっていることがたまにある。
このときもわたしの帰宅時間を優先してくれたがゆえ、那智さんの路線では最悪なタイミングに当たってしまったし。
そういうとき、ほんの少し申し訳ない気持ちになって自分を責めてしまいそうになるけれど、それはけっして幸福な思考回路じゃないことは知っている。
だから、そんなときは、いつもこう思うようにするのだ。
いつでも『上』でいてくれる那智さんがだーいすき♪って^^
今朝の「等式」感想です。
「ワーン・エーン」している時は殆ど相手に指定ない気がする。(笑)構う時も確かにあるが私がそれで遊びたいと思うか構わないと後が面倒になると予想する時かな~。
別の話、災害の時は断然やり過ごす派です、震災の時も電車が動くまで会社待機、直ぐにつまみと酒を調達し21時頃には既に夢の中だった。(不謹慎でごめんなさい。)明け方、電車が動いてから帰宅しました。
この日は大型台風が日本上陸をした日で、予報では夕方こちらを通過すると言われていたので、計画としては早めの夕飯をいただいて上陸前には電車に乗るつもりだった。
那智さんとしては通過するまでこの街にいて、その後帰宅しても問題なかったのだけど、わたしの都合ではやはり足止めを食らうわけにはいかないので、いつもより1時間ほど早いお別れの予定だったのだ。
鞭とセックスが終わって、いつもなら一緒にお風呂に入ったりマッサージなどしてふたりでウトウトというのが流れなんだけど、この日わたしはセックスの後そのまま動くことができずいつの間にかベッドで眠りに落ちてしまっていた。
次に意識が戻ったとき、那智さんはソファに腰掛けて何か読んでいた(と思う)。
いつの間にか眠りに落ちることができたのも、静かに寝かせてくれていたことも、意識が戻ったときに那智さんがいてくれる空気も、どれもうれしい。
眠っていたのは20分ほどだったけど、そこからお風呂に入ってマッサージして午後2時40分というところ(あはは、なんかリアルなワンラウンド感^^;)
台風情報が気になってテレビをつけてみた。
どうやら思いのほか状況はよろしくない。
普段『直撃!!上陸!!』と言っていても肩すかしなことが多いのに、今回は本当のようだ。
このまま予定していたスケジュールでいくと予想より激しく交通事情が悪化しそうな気配。
予定では通過予想とほぼ同じくらいの時間に電車に乗るつもりだったけど、このままいくとそれでは帰り着けない可能性が出てきた。
しかたなく電車に乗る時間をさらに2時間早めて混乱が起こる前に帰路に着こうということになった。
その時間まで後1時間ちょっと。
早すぎるーー。
どうする?
ギリギリまでここにいる?
それとも、いますぐ出て一杯やってから帰る?
お仕事場に連絡を入れ、例のおばさんに適当なところで帰るように指示を出しながら、わたしに問いかける。
夕飯で一杯したかったから、じゃあ一杯。
そしたら○○(お昼間からやってるビール屋さん)で一杯だけね。
段取りを組んでくれて。
そうと決まったら早く支度。
サクサクとお道具を片付けはじめる。
その那智さんの様子を見ながら
わーーーーん
わーーーーん
那智さんと餃子食べたかったーーーー
(この日は餃子と生ビールコースの予定だったのだ)
まだ那智さんと一緒にいたーい
わーーーーん
嘆いてみた。
…ほぼ無視。
でも、気持ちいい。
ベッドにペタンと座り込み、両手を前について『わーーん』としてみる。
イメージは小さな子供。
街中で見かける子供。
おもちゃを買ってもらえなかったのか、最後のポテトをお兄ちゃんに食べられてしまったのか。
理由はわからないけど、とにかく彼女にとってとて絶望的なことが起きているのだろう。
親に抱きかかえられてなす術無くその場から移動させられている。
まったく効果がないことはわかっているけど嘆かずにはいられない。
そんな無力な子供のイメージ。
ほら、早く支度しろよーーー(笑)
はーい♪
ひとしきり嘆くことを楽しんで、スッキリしたわたしも支度をはじめた。
思いっきり嘆けるのって、たまらなく気持ちいい。
全部全部理解できていて。
嘆いてもなんにも変わらないのもわかっていて。
無視されることもわかっていて。
自分を哀れんで子供みたいに『わーーーん』って嘆くことを許されているって、とても気持ちいい。
いい気分で暴風の街に一杯だけ飲みにホテルを後にした。
案の定、外は大風。
時折横殴りの雨。
なんとなく人の流れが全部駅に向かっている感じがする中、一杯だけ。
さすがにお客はわたしたち(後から外国人のひとり)
楽しく飲み。
時間きっかりにおしまいに。
こういうときの那智さんの時間の管理は、とても頼りになるのだ。
お互い無事帰宅を祈って、駅で別れた。
結局わたしは最寄りのひとつ手前で電車が止まり、外に出てみるも自宅近くまでいくバスもタクシーも長蛇の列。
並ぶのは好きじゃない。
先が見えない状態で待つのもイヤ。
巨大なレースのカーテンがなびくような横殴りの激しい雨の波。
じゃあ、しょうがないな〜。
(かなりワクワク)
約二キロ暴風雨の中歩く覚悟を決めて携帯やお財布、濡れてほしくないものをビニール袋にまとめていたらバスが連続して到着して難なく座って帰宅できた。
たくさんホッで、ちょっと残念。
だけど、この時間の電車に乗っていなかったらもっと大変なことになっていた。
那智さんの読みがリミットだったのだ。
判断に感謝^^
ほとんど被害に遭わず無事帰宅できたのだ。
そんな中、那智さんはわたしのために早く帰ることを選んでくれたのに、わたしよりずっと手前で電車が止まり、何時間も足止めをくらいしかたなく豪雨の中一駅分くらい歩いてお帰りになったそう。
那智さんは上下の『上』ゆえ『下』のわたしを守ろうとするあまり、振り返ると大変な思いをされてしまっていることがたまにある。
このときもわたしの帰宅時間を優先してくれたがゆえ、那智さんの路線では最悪なタイミングに当たってしまったし。
そういうとき、ほんの少し申し訳ない気持ちになって自分を責めてしまいそうになるけれど、それはけっして幸福な思考回路じゃないことは知っている。
だから、そんなときは、いつもこう思うようにするのだ。
いつでも『上』でいてくれる那智さんがだーいすき♪って^^
今朝の「等式」感想です。
「ワーン・エーン」している時は殆ど相手に指定ない気がする。(笑)構う時も確かにあるが私がそれで遊びたいと思うか構わないと後が面倒になると予想する時かな~。
別の話、災害の時は断然やり過ごす派です、震災の時も電車が動くまで会社待機、直ぐにつまみと酒を調達し21時頃には既に夢の中だった。(不謹慎でごめんなさい。)明け方、電車が動いてから帰宅しました。
COMMENT
存分に駄々をこねられる幸せは
麻薬ですよね
それにより
悪い?出来事も
すべて幸せに裏返るから
大事なアイテムです
私たちも
用意される選択肢はいつも
私のために良かれと思ってたてた
最善の選択肢ばかりで
それ故になかなか決められないていう弊害も(^-^;
でも
一見残酷に見える選択肢は
私のために良かれと思って
という前提に気づかなければ
主の勝手な都合になるわけです
その判断や行動の裏にある
見えない想いに気づき続ける限り
私たちは至福の中に
生きることができるのでしょうね(^-^)
その見えない想いこそ
主が一番気付いて欲しい点なのでしょうから
麻薬ですよね
それにより
悪い?出来事も
すべて幸せに裏返るから
大事なアイテムです
私たちも
用意される選択肢はいつも
私のために良かれと思ってたてた
最善の選択肢ばかりで
それ故になかなか決められないていう弊害も(^-^;
でも
一見残酷に見える選択肢は
私のために良かれと思って
という前提に気づかなければ
主の勝手な都合になるわけです
その判断や行動の裏にある
見えない想いに気づき続ける限り
私たちは至福の中に
生きることができるのでしょうね(^-^)
その見えない想いこそ
主が一番気付いて欲しい点なのでしょうから
先ほどのコメントに
名前が載らなかったようです
りんでした
名前が載らなかったようです
りんでした
りんさん
共感うれしいです。
それにしても完璧なコメントで、もうレスさえ邪魔なんじゃないかと思ってしまうほどです^^
『わたしのために良かれと思っている』(ひいては、ふたりのためと思いたいのですが^^)、これを理解し実感することは、こちら側の使命ですよね。
じゃあ、いかにして世に氾濫する『信頼関係』の中から、自分にとってのそれに気づけるか、またはそれがまやかしでないと信じられるか。
判断基準はいろいろでしょうけど、わたしは『変わらない』こともひとつなのではないかと思います。
スタンス、機嫌、言動、これらを長年変わらずにいてくれることは『わたしのために』と思える要素なのかな。
と、りんさんのコメントからさらに考えました、ありがと^^
共感うれしいです。
それにしても完璧なコメントで、もうレスさえ邪魔なんじゃないかと思ってしまうほどです^^
『わたしのために良かれと思っている』(ひいては、ふたりのためと思いたいのですが^^)、これを理解し実感することは、こちら側の使命ですよね。
じゃあ、いかにして世に氾濫する『信頼関係』の中から、自分にとってのそれに気づけるか、またはそれがまやかしでないと信じられるか。
判断基準はいろいろでしょうけど、わたしは『変わらない』こともひとつなのではないかと思います。
スタンス、機嫌、言動、これらを長年変わらずにいてくれることは『わたしのために』と思える要素なのかな。
と、りんさんのコメントからさらに考えました、ありがと^^
うんうん
2人のため
それもすごく最初のころ
意識付られました
どちらか一方では有り得ない
いつも同じ想いなら
自分だったらどう思うかと
置き換えたらいいので
すごく簡単になりました
変わらないことが
私の中では一番の判断基準だったかもしれないです
こちらの状態で変わらない
時間経っても変わらない
取り巻く環境の変化で変わらない
それは大事なものを
中心に置いてるから
そんな姿に学ぶこと多いです
私、気分屋なんで(^^;;
汲み取るのが使命て同感(笑)
汲んで汲んで汲みまくる(笑)
でも汲めば汲むほど
もっと深い想いに気付き
幸せと同時に
叶わないなあと思うんです
りん子さんは
ちゃんと行動でお返しできていて
見習わないとて思いますよ
私こそ
コメントしたくても
ただの言い換えにしかならないみたいで
どしよかなと躊躇してしまいます
ではまた(^ ^)
2人のため
それもすごく最初のころ
意識付られました
どちらか一方では有り得ない
いつも同じ想いなら
自分だったらどう思うかと
置き換えたらいいので
すごく簡単になりました
変わらないことが
私の中では一番の判断基準だったかもしれないです
こちらの状態で変わらない
時間経っても変わらない
取り巻く環境の変化で変わらない
それは大事なものを
中心に置いてるから
そんな姿に学ぶこと多いです
私、気分屋なんで(^^;;
汲み取るのが使命て同感(笑)
汲んで汲んで汲みまくる(笑)
でも汲めば汲むほど
もっと深い想いに気付き
幸せと同時に
叶わないなあと思うんです
りん子さんは
ちゃんと行動でお返しできていて
見習わないとて思いますよ
私こそ
コメントしたくても
ただの言い換えにしかならないみたいで
どしよかなと躊躇してしまいます
ではまた(^ ^)
汲み取るじゃなく
実感するのが使命
でしたね
すごくわかる
頭での理解じゃないんですよね
肌で感じること
この違い
ものすごく大きいよね
実感するのが使命
でしたね
すごくわかる
頭での理解じゃないんですよね
肌で感じること
この違い
ものすごく大きいよね
りんさん
汲み取るでも実感するでもどちらでもいいのです^^(お気遣いありがとう)
汲み取ることでよい関係を築ける付き合いもあるはずだから。
ただ、わたしとしては実感するが心に近いなと思うのです、それに気づいてくださってありがとう。
ついでに、これでふたりのポジションの再確認みたいなものができたから、うれしいです。
わたし、那智さんの言葉を頭で理解するのはけっこう鋭くできるのですよ^^
だけど、それを我がことのように実感するのに時差があるの^^;
だから実感できるまで何度も何度も同じことを繰り返したと思う、あたなを信じることに慣れさせてって^^
で、りんさんのおっしゃる通りで、相手の『変わらない』でいてくれる強さを知れば知るほど、かなわないと思うのですよね。
りんさん、言い換えだなんておっしゃらないでください。
こうやって書きながらいろいろ確認できるのも、コメントくださったおかげだからね〜。
でもって、それがまたネタになる!!(笑)
だからご心配なく♪
汲み取るでも実感するでもどちらでもいいのです^^(お気遣いありがとう)
汲み取ることでよい関係を築ける付き合いもあるはずだから。
ただ、わたしとしては実感するが心に近いなと思うのです、それに気づいてくださってありがとう。
ついでに、これでふたりのポジションの再確認みたいなものができたから、うれしいです。
わたし、那智さんの言葉を頭で理解するのはけっこう鋭くできるのですよ^^
だけど、それを我がことのように実感するのに時差があるの^^;
だから実感できるまで何度も何度も同じことを繰り返したと思う、あたなを信じることに慣れさせてって^^
で、りんさんのおっしゃる通りで、相手の『変わらない』でいてくれる強さを知れば知るほど、かなわないと思うのですよね。
りんさん、言い換えだなんておっしゃらないでください。
こうやって書きながらいろいろ確認できるのも、コメントくださったおかげだからね〜。
でもって、それがまたネタになる!!(笑)
だからご心配なく♪