3分でビンタ(笑)
なんでもない日
今日もお気に入りのベーカリーでお気に入りのフィッシュサンドを買う。
ここのパンはどれも食欲をくすぐるものが多いのだけど、このフィッシュサンドはタルタルソースがおいしくて、一押し。
ひとつを買って那智さんと半分こ。
ひとつのものを半分こするとき、那智さんが「はい」と先に渡してくれる場合以外は基本那智さんが先に食べる。
わたしが包みを開けるような場合でも、開けたらまず那智さんに渡す。
で、那智さんがある程度食べたら、回してくれるからわたしが食べる。
その渡してくれる量によって「まだ食べます?」と那智さんに最後戻したり「全部いいよ」と最後までいただいたり、いろいろだけど。
とにかく、こういうことも『那智さん主導』なわたしたち。
このときも包みを開けて「どうぞ」と渡そうとしたら
先、いいよ
ということだったので、ふた口ほどいただいて「どうぞ」と渡す。
しばらく、ばくばくと召し上がって、またわたしの戻してくれた。
ちょうど半分くらい残っているかな?
タルタルソースのたっぷりなとおろもおいしいし、パンとキャベツだけのはしっこもおいしい。
味わいつつ、ああ、勢いで全部いってしまいそう^^;
残りひと口くらいで、いちおう「召し上がります?」というと
当たり前だろ(笑)
と。
どうやら、那智さんは控えめに渡してくれたみたいだったのだ。
たしかに、いつもより多めだった。
ああ、危ない、危ない(笑)
ついおいしいから食べてしまうところだった^^;
今回もだれが先に食べて、どれくらい往復するか、『那智さん主導』が心地よい^^
この日はホテル飲み。
ホテルを中抜けして、再びベーカリーでおつまみになりそうなパンと、近くのファミレスでテイクアウト。
テイクアウトできないメニューもお願いできないか電話で交渉したけど、ダメで、でも、その断り方が那智さんは気に入ったそうで、気分よくテイクアウトする。
効率よくお買い物とテイクアウトをピックアップしてホテルで宴会。
ガーリックフランスとピロシキ。
チキンとドリア。
ビールと赤ワインでけっこういい気分に。
『等式』の話や政治の話、那智さんにはなにを話しても大丈夫という安心感がある。
(たとえ意見が違っても 笑)
アルコールも終わりに近づいて、那智さん、ベッドにダイブ。
マッサージ〜
と。
寝たら、どうします?
寝ないよ〜
寝たら、3分でビンタで起こして〜
マッサージをはじめたら、30秒で寝息(笑)
ビンタはいたしません(笑)
チェックアウトまで2時間。
テーブルの上をキレイに片付けて、チェックアウトの30分前にアラームをセットして、わたしも那智さんの隣りにもぐり込む。
爆睡(笑)
アラームで無理やり起こされて、一瞬、ここがどこだかわからないほど深く眠ってしまっていた(ホテルで一時間も熟睡はめずらしい)
ふたりとも、無理やり覚醒させられたから、ぼやーとした感じでホテルを出たのでした^^
ところで、アラームが鳴ったとき、事態を理解できなくて咄嗟にチェックアウト時間が過ぎていると勘違いして那智さんに伝えてしまったのだけど
ダメじゃん
と答える那智さんの口調はぜんぜんこちらを責めるとか『ったく』とかのこちらに向けるマイナスも、普通の動揺も感じさせないものだった。
いつもいつも思う。
わたしは、なにか問題が起きたときに、すぐ自分のせいにしてしまうクセがある。
昔より、責任の所在を見極める冷静さを持てるようにはなってきたけど、それでも、まだ『身構える』習性は多少残っている。
那智さんの、この一貫した『こちらを責めない』空気と態度は本当にありがたいし、大好きなところです。
こういう起承転結もオチもないのを書いても気にならなくて、よいです(笑)
今日もお気に入りのベーカリーでお気に入りのフィッシュサンドを買う。
ここのパンはどれも食欲をくすぐるものが多いのだけど、このフィッシュサンドはタルタルソースがおいしくて、一押し。
ひとつを買って那智さんと半分こ。
ひとつのものを半分こするとき、那智さんが「はい」と先に渡してくれる場合以外は基本那智さんが先に食べる。
わたしが包みを開けるような場合でも、開けたらまず那智さんに渡す。
で、那智さんがある程度食べたら、回してくれるからわたしが食べる。
その渡してくれる量によって「まだ食べます?」と那智さんに最後戻したり「全部いいよ」と最後までいただいたり、いろいろだけど。
とにかく、こういうことも『那智さん主導』なわたしたち。
このときも包みを開けて「どうぞ」と渡そうとしたら
先、いいよ
ということだったので、ふた口ほどいただいて「どうぞ」と渡す。
しばらく、ばくばくと召し上がって、またわたしの戻してくれた。
ちょうど半分くらい残っているかな?
タルタルソースのたっぷりなとおろもおいしいし、パンとキャベツだけのはしっこもおいしい。
味わいつつ、ああ、勢いで全部いってしまいそう^^;
残りひと口くらいで、いちおう「召し上がります?」というと
当たり前だろ(笑)
と。
どうやら、那智さんは控えめに渡してくれたみたいだったのだ。
たしかに、いつもより多めだった。
ああ、危ない、危ない(笑)
ついおいしいから食べてしまうところだった^^;
今回もだれが先に食べて、どれくらい往復するか、『那智さん主導』が心地よい^^
この日はホテル飲み。
ホテルを中抜けして、再びベーカリーでおつまみになりそうなパンと、近くのファミレスでテイクアウト。
テイクアウトできないメニューもお願いできないか電話で交渉したけど、ダメで、でも、その断り方が那智さんは気に入ったそうで、気分よくテイクアウトする。
効率よくお買い物とテイクアウトをピックアップしてホテルで宴会。
ガーリックフランスとピロシキ。
チキンとドリア。
ビールと赤ワインでけっこういい気分に。
『等式』の話や政治の話、那智さんにはなにを話しても大丈夫という安心感がある。
(たとえ意見が違っても 笑)
アルコールも終わりに近づいて、那智さん、ベッドにダイブ。
マッサージ〜
と。
寝たら、どうします?
寝ないよ〜
寝たら、3分でビンタで起こして〜
マッサージをはじめたら、30秒で寝息(笑)
ビンタはいたしません(笑)
チェックアウトまで2時間。
テーブルの上をキレイに片付けて、チェックアウトの30分前にアラームをセットして、わたしも那智さんの隣りにもぐり込む。
爆睡(笑)
アラームで無理やり起こされて、一瞬、ここがどこだかわからないほど深く眠ってしまっていた(ホテルで一時間も熟睡はめずらしい)
ふたりとも、無理やり覚醒させられたから、ぼやーとした感じでホテルを出たのでした^^
ところで、アラームが鳴ったとき、事態を理解できなくて咄嗟にチェックアウト時間が過ぎていると勘違いして那智さんに伝えてしまったのだけど
ダメじゃん
と答える那智さんの口調はぜんぜんこちらを責めるとか『ったく』とかのこちらに向けるマイナスも、普通の動揺も感じさせないものだった。
いつもいつも思う。
わたしは、なにか問題が起きたときに、すぐ自分のせいにしてしまうクセがある。
昔より、責任の所在を見極める冷静さを持てるようにはなってきたけど、それでも、まだ『身構える』習性は多少残っている。
那智さんの、この一貫した『こちらを責めない』空気と態度は本当にありがたいし、大好きなところです。
こういう起承転結もオチもないのを書いても気にならなくて、よいです(笑)
究極のポケットの中!!
独特な幸福感
『等式』を非公開にしてからもTwitterでの那智さんの感想は続いている。
感想も記録として残したいという思いからだ。
メールなど別ツールを使っても可能だけど、Twitterは友達との連絡ツールでもあるのでアカウントは存続しておきたいし、このやり方が定着しているので継続することを選んでいる。
わたしとしてはフォロワーさんをじらしてしまうのではないかと心配したのだけど、『続いているよ』とわかるほうがいいのでは?という那智さんの意見に従った。
この話題と決定は非公開にする手前の電話で会話の流れの中で行われた。
お互いの意見や気持ちを出し合い、フォロワーさんへの配慮や今後の『等式』運営を考慮して話し合った。
そして、いよいよ非公開最初のエントリーが更新されるという直前で、わたしの気持ちがすこし落ち着かなくなってきた。
感想はうれしいし、記録しておきたい。
フォロワーさんも楽しんでくれたらうれしいし、ちら見せも楽しいと思ってしまう。
だけど、『フォロワーさんをじらしてしまわないか』という気がかりが、小さく引っかかってしまっていた。
もう、すでに話し合いは行われたのだから、いまさらなんだけど、決定を覆したいというのではなくて、たぶん、わたしの気持ちを充分那智さんに聞いてもらっていないと感じていることで引っかかっているのだ。
電話の流れの中で、『フォロワーさんをじらしていまわないか』と口にしたのは、ちゃんとした、でも、わたしの感覚として充分聞いてもらったとは言い難い気持ちなのだ。
那智さんの決定に従う、たいがいのことは那智さんが決めたことのほうが冷静な判断だし、従うほうが幸福なのだ。
だけど、それは充分聞いてもらった後の決定であるほうが、わたしは満足する。
きちんと心配ごとを伝えて、『大丈夫だよ』とハンコを押してもらってはじめて安心できる。
だから、非公開最初のエントリーが更新する直前に、もう一度『感想の載せ方について』話をしてもらえないかと申し出た。
一度決めたことにも関わらず、那智さんは快く、その時間を作ってくれた。
前回、電話で流れの中で話したことをくり返すような時間だった。
それでも、わたしは充分聞いてもらえた気持ちになって、安心して最初の決定に従うことができた。
同じ内容の決定だとしても、自分の気持ちを充分話せているのと、そうではないのとでは全然違う。
『素直に伝える』『感情のスタートを伝える』ことが大事ということにつながると思うのだけど、わたしたちの関係において、決定内容はじつはそれほど重要ではないのかもしれない。
那智さんは『りん子が幸福になればいい』と思い、わたしは『那智さんのよいように』と思っているもの同士なので、決定内容はどっちに転んでも、ほとんど満足なのだ。
素直な感情で話し合えたことが大事なのかなと思うのです。
それにしても、毎度のことだけど(笑)
気になることを(いちおう話すタイミングなどは考慮しつつも)、きちんと話せるということは、本当にありがたい。
小さな引っかかりでも、那智さんはちゃんと聞いてくれるという信頼は、わたしにとってとても大切なことだとあらためて感じたのでした^^
ということで、感想はTwitterに載せています。
フォロワーさんにはじらしてしまって申し訳ないけど、一部では映画の批評みたいと楽しみを見つけてくれて助かっております。
(って、これ読めないけど^^;)
わたしが書いたものは那智さんにだけ読んでもらって感想だけ表に出すって、あれ?もしかしたら、究極の那智さんのポケットの中状態ではないだろうか!?
やばい、居心地よくて、このままがいいって思ってしまいそう(笑)
「等式」感想です。この感想を続けることについてはりん子と話し合った。お互いが納得しているから安心だし心地よい。
『等式』を非公開にしてからもTwitterでの那智さんの感想は続いている。
感想も記録として残したいという思いからだ。
メールなど別ツールを使っても可能だけど、Twitterは友達との連絡ツールでもあるのでアカウントは存続しておきたいし、このやり方が定着しているので継続することを選んでいる。
わたしとしてはフォロワーさんをじらしてしまうのではないかと心配したのだけど、『続いているよ』とわかるほうがいいのでは?という那智さんの意見に従った。
この話題と決定は非公開にする手前の電話で会話の流れの中で行われた。
お互いの意見や気持ちを出し合い、フォロワーさんへの配慮や今後の『等式』運営を考慮して話し合った。
そして、いよいよ非公開最初のエントリーが更新されるという直前で、わたしの気持ちがすこし落ち着かなくなってきた。
感想はうれしいし、記録しておきたい。
フォロワーさんも楽しんでくれたらうれしいし、ちら見せも楽しいと思ってしまう。
だけど、『フォロワーさんをじらしてしまわないか』という気がかりが、小さく引っかかってしまっていた。
もう、すでに話し合いは行われたのだから、いまさらなんだけど、決定を覆したいというのではなくて、たぶん、わたしの気持ちを充分那智さんに聞いてもらっていないと感じていることで引っかかっているのだ。
電話の流れの中で、『フォロワーさんをじらしていまわないか』と口にしたのは、ちゃんとした、でも、わたしの感覚として充分聞いてもらったとは言い難い気持ちなのだ。
那智さんの決定に従う、たいがいのことは那智さんが決めたことのほうが冷静な判断だし、従うほうが幸福なのだ。
だけど、それは充分聞いてもらった後の決定であるほうが、わたしは満足する。
きちんと心配ごとを伝えて、『大丈夫だよ』とハンコを押してもらってはじめて安心できる。
だから、非公開最初のエントリーが更新する直前に、もう一度『感想の載せ方について』話をしてもらえないかと申し出た。
一度決めたことにも関わらず、那智さんは快く、その時間を作ってくれた。
前回、電話で流れの中で話したことをくり返すような時間だった。
それでも、わたしは充分聞いてもらえた気持ちになって、安心して最初の決定に従うことができた。
同じ内容の決定だとしても、自分の気持ちを充分話せているのと、そうではないのとでは全然違う。
『素直に伝える』『感情のスタートを伝える』ことが大事ということにつながると思うのだけど、わたしたちの関係において、決定内容はじつはそれほど重要ではないのかもしれない。
那智さんは『りん子が幸福になればいい』と思い、わたしは『那智さんのよいように』と思っているもの同士なので、決定内容はどっちに転んでも、ほとんど満足なのだ。
素直な感情で話し合えたことが大事なのかなと思うのです。
それにしても、毎度のことだけど(笑)
気になることを(いちおう話すタイミングなどは考慮しつつも)、きちんと話せるということは、本当にありがたい。
小さな引っかかりでも、那智さんはちゃんと聞いてくれるという信頼は、わたしにとってとても大切なことだとあらためて感じたのでした^^
ということで、感想はTwitterに載せています。
フォロワーさんにはじらしてしまって申し訳ないけど、一部では映画の批評みたいと楽しみを見つけてくれて助かっております。
(って、これ読めないけど^^;)
わたしが書いたものは那智さんにだけ読んでもらって感想だけ表に出すって、あれ?もしかしたら、究極の那智さんのポケットの中状態ではないだろうか!?
やばい、居心地よくて、このままがいいって思ってしまいそう(笑)
「等式」感想です。この感想を続けることについてはりん子と話し合った。お互いが納得しているから安心だし心地よい。
おっぱい
独特な幸福感
那智さんの脇の下が好きだ。
こう書くとまるで那智さんの匂いに反応しているような誤解を与えてしまいそうだけど、そこは微妙に違うのだ。
そもそも那智さんはそれほど体臭は強くないので、匂いにものすごい特徴があるかといえば、ない。
ただ、ほとんど無臭の首筋から『甘い』なにかを感じてしまうような、目に見えない、ならぬ鼻に効かないフェロモンらしき引力があるらしい。
それは性的なニュアンスと、父性に甘えるニュアンスの両方兼ね備えているようなので、そりゃあ、強力なフェロモンだ。
好きな男の体はどこも好ましいけれど、とくに脇の下を選んでしまうのは、そういう理由もあるのかなと思っている。
とはいえ、脇の鼻を寄せて結局は『くん』と嗅いでしまうので、こんなふうに能書き垂れているのは、ただ単に脇の下の匂いを嗅ぐのが好きというのをぼやかしたいだけかもしれない(笑)
日頃から腕枕の位置を直す振りをして、抱きつく勢いのせいにして、脇に一旦鼻を押し当て通過して『くん』としておく。
きっと、バレてる。
バレてるのわかってるけど、おおっぴらに『くんくん』できるほどわたしの理性は崩壊していないし、羞恥心もたんまりある。
だから、バレバレだけどこっそり那智さんの脇の下に一瞬甘えてよんでる。
ある日も、そんなふうにこそっと、バレているであろうけど、こそっと、那智さんの脇に鼻を一瞬押し付けて、性的で父性的な甘い空気を味わおうと必死。
そんな中、那智さんが腕を自分の頭の後ろに回して寝転びだした。
きゃあ、脇全開!!
こういうポーズ、きっと時々やってるはずなんだけど、この日急にクローズアップされてしまった!!
さっきまで、必死に盗み嗅ぎしていたわたしは、しんぼうたまらん(笑)
もー、我慢できないです!!
と、そこに顔ごとダイブ(笑)
はああ、たまらん。
しあわせ。
なり振りかまうことができなかった。
那智さんの性的で父性的な甘い場所の露出に抗えず。
那智さんの脇の下にすっぽり顔を埋めるという、なんともおかしい状態になってしまったのでした。
なんとなく、男の人がおっぱいが好きなのがわかる気がする。
思わずむしゃぶりつきたくなる衝動のようなものは、見聞きする男の人の『おっぱい』に対するそれに似ているのではないかと思うのだ。
性的と、父性(母性)のような、甘えの要素。
きっと男の人の女性の胸に対する感覚もそんな感じなんじゃないかな〜。
そう思うと、男の人の『おっぱい好き』は理解できる気がしますけど、もちろん、合意の上でのみお願いします!!
「等式」感想です。男にとっての「おっぱい」と女性にとっての「首、胸、脇の下」の存在感は差ほど変わらないのではないでしょうか?(笑)
那智さんの脇の下が好きだ。
こう書くとまるで那智さんの匂いに反応しているような誤解を与えてしまいそうだけど、そこは微妙に違うのだ。
そもそも那智さんはそれほど体臭は強くないので、匂いにものすごい特徴があるかといえば、ない。
ただ、ほとんど無臭の首筋から『甘い』なにかを感じてしまうような、目に見えない、ならぬ鼻に効かないフェロモンらしき引力があるらしい。
それは性的なニュアンスと、父性に甘えるニュアンスの両方兼ね備えているようなので、そりゃあ、強力なフェロモンだ。
好きな男の体はどこも好ましいけれど、とくに脇の下を選んでしまうのは、そういう理由もあるのかなと思っている。
とはいえ、脇の鼻を寄せて結局は『くん』と嗅いでしまうので、こんなふうに能書き垂れているのは、ただ単に脇の下の匂いを嗅ぐのが好きというのをぼやかしたいだけかもしれない(笑)
日頃から腕枕の位置を直す振りをして、抱きつく勢いのせいにして、脇に一旦鼻を押し当て通過して『くん』としておく。
きっと、バレてる。
バレてるのわかってるけど、おおっぴらに『くんくん』できるほどわたしの理性は崩壊していないし、羞恥心もたんまりある。
だから、バレバレだけどこっそり那智さんの脇の下に一瞬甘えてよんでる。
ある日も、そんなふうにこそっと、バレているであろうけど、こそっと、那智さんの脇に鼻を一瞬押し付けて、性的で父性的な甘い空気を味わおうと必死。
そんな中、那智さんが腕を自分の頭の後ろに回して寝転びだした。
きゃあ、脇全開!!
こういうポーズ、きっと時々やってるはずなんだけど、この日急にクローズアップされてしまった!!
さっきまで、必死に盗み嗅ぎしていたわたしは、しんぼうたまらん(笑)
もー、我慢できないです!!
と、そこに顔ごとダイブ(笑)
はああ、たまらん。
しあわせ。
なり振りかまうことができなかった。
那智さんの性的で父性的な甘い場所の露出に抗えず。
那智さんの脇の下にすっぽり顔を埋めるという、なんともおかしい状態になってしまったのでした。
なんとなく、男の人がおっぱいが好きなのがわかる気がする。
思わずむしゃぶりつきたくなる衝動のようなものは、見聞きする男の人の『おっぱい』に対するそれに似ているのではないかと思うのだ。
性的と、父性(母性)のような、甘えの要素。
きっと男の人の女性の胸に対する感覚もそんな感じなんじゃないかな〜。
そう思うと、男の人の『おっぱい好き』は理解できる気がしますけど、もちろん、合意の上でのみお願いします!!
「等式」感想です。男にとっての「おっぱい」と女性にとっての「首、胸、脇の下」の存在感は差ほど変わらないのではないでしょうか?(笑)
ビッグサプライズ
独特な幸福感
じつは、いまだに浴衣に対して苦手意識がなくならない。
もともと肩幅あるし胸(それなりに)あるし、洋服には適した体型ではあるけれど、まったくもって着物体型ではないというコンプレックスがあることに加えて、着付けに自信もないので、イメージしているよりずっと着こなせていないと思っているのも原因だと思っている。
だけど、着たいし、苦手意識を払拭したい。
先日、ちらっと覗いた浴衣売り場の店員さんが『着れば着るほど着付けはうまくなる』といっていたので、今年はできるだけ浴衣を着る機会を増やそうと思う。
浴衣を着ることに対するハードルをすこしでも下げて、似合うか似合わないかは置いておいても、着付けに対する自信は持ちたい。
今年は、すでに一度那智さんと一緒のときに着る予定が雨で流れた。
次は再来週の風鈴市で着ることになっているから、もしかしたら、そのときだけしか那智さんの前で着る機会がないかもしれない。
だから、今日の『普通』の夜デートのときでも浴衣を着てしまおう。
内緒にしておいて、はじめて浴衣を見せたときみたいにびっくりさせちゃおうか!?
そんなふうに夜デートの前夜まで思っていた。
ところが、当日の朝のお電話タイムで、サプライズをバラしてしまった。
那智さんに内緒にできないという気持ちもあったけど、もともと那智さんの意に沿っていることが幸せなわたしにとって、サプライズを行うことは『意に沿っていない』状態に近いものなので、心から『やりたい!!』とは思いにくいのだ。
那智さんは、わたしがよかれと思ってしたことは基本(たとえそれがマイナスの結果を生んでも)怒らない。
そこまで大げさなことじゃなくて、些細な『意に沿わない』ことになったとしても、ぜんぜん大丈夫だということもわかっている。
だけど、わたし自身の気持ちとして、内緒事は不安。
しかも、この日はデートのついでに那智さんの用事ですこし改まった場所に行くことになっていたので、内緒で浴衣を着ていくことが、はたして那智さんにとって喜ばしいことなのか、安心したい気持ちが勝ってしまって、『浴衣で行っていいか』聞いてしまったのだ。
「本当はサプライズにしたかったのですけど」と話すわたしに「そうだね」と返事をする那智さんの声がちょっとだけ残念そうに聞こえてきた。
わたしが毎度こんな調子なので、那智さんにとってわたしからのサプライズが、もしかしたら『たまには欲しいもの』なのかもしれない。
サプライズができにくい、この関係性はお互いの幸せだけど、ちょっとだけつまらなくて申し訳ないなと思うので、
今回は安心したくて聞いてしまいましたけど、今後は聞かなくていいってことにしてていいですよね?
と、いつかサプライズしますよ!!とこの宣言をさせてもらって、これからは『意に沿わない』と心配することなくサプライズができる状態にした。
この宣言をしつつ、わたしは新たなサプライズを思いつき、企て出した(笑)
今夜のデートはわたしの地元駅で待ち合わせなのだけど、内緒で那智さんのお仕事場までお迎えにいってしまおう!!
幸い那智さんのお仕事場を出てすぐの駅に向かう道は一本なので、そこさえ張っておけば待ち伏せは成功する。
お仕事場を出て、ふと見たら目の前に浴衣のりん子がいる!!
浴衣を着てくることは知っていても、まさか、そこにいるとは!!とビッグサプライズになるはずだ~。
とても、楽しい企てにわくわく。
万が一、入れ違いになってしまってはいけないから、早めにお仕事場近くまでいかないと。
時間を逆算して、いざ着付け。
一年ぶりの浴衣は、帯に多少まごついたけど、それなりにできた。
いちおう、お仕事場近くの百貨店の呉服売り場で「購入しなくて申し訳ないけど」と帯のチェックまでしてもらったり(笑)
沈黙は不自然かと思い、途中で「早めに出ましたよ~」とまるでいま出たっぽいメールを送ったり(笑)
那智さんが上がる5分前に定位置で待機!!
わたしがいる場所は、那智さんのお仕事場のドアを出て左、突き当たりのT字のところ。
さすがにドアの目の前はためらうし、視覚的にいきなり目の前より道路の先で全身から確認できたほうがいいかと思って。
そして、いよいよ、那智さん上がる時間。
作業服のひとがこちらに向かう、その後ろにドアからできて来た那智さん発見。
そのひとがいい感じに目隠しになるか、逆に邪魔か、すこしハラハラ。
作業服のひとがT字を曲がった、さあ、那智さんとわたしを遮るものはない!!
スマホ手にした那智さん。
わたしに電話?
でも、今日は電話鳴っても出ないつもり。
音消している。
だって、取ってる間に気づかれたらまぬけだもの。
顔上げた。
見て、那智さん、りん子、ここよ~。
いい顔作る(笑)
…
あれ?
すぐスマホに目を落した。
那智さん、那智さん。
ぷりっぷりのいい顔で視線を送る。
浴衣のりん子、ここにいますよ~。
顔は正面向いてるけど、若干視線がスマホ。
しかも、スマホの向きが横!!
あ~、スマホゲームだ~~~。
ゲームのチェックしてる!!!
まっすぐ歩いて、T字で待つわたしの斜め横を通過してささっと左折。
いやいや、気づいて(笑)
けっこうな長身の女の浴衣姿、目立つでしょ!?
見事なスルーに、一瞬、その場に立ち尽くしてしまいそうになるけど、いかんいかん、気を取り直し、追いかけなければ。
ちょこちょこついていく。
ああ、情けない(笑)
下駄の音に気づくかと思いきや、気づかず。
さらに右折。
いっそのこともう一本向こうの道から先回りして「ばあ』と出ようか。
いや、明らかにわたしのほうが遅いのではぐれる可能性大。
どうしたものかと、しばらく黙って後を追う。
もーーー、せっかくサプライズしたのに~~。
しかたなく声をかける。
那智さんのばか~(笑)
…
これもスルー。
もーーー、ちょっと声を大きく。
那智さんのばか~~~(笑)
え!?と振り返り、やっと気づいてくれた。
那智さん、わたしよりスマホゲームに夢中でした;;
と文句いってみるけど、それよりなにより、いきなり『那智さん』と声かけられて、この近辺で『那智さん』と呼ぶ人はいないからまず驚き、振り返ったらりん子で、浴衣で、さらのびっくりしたそうで、めずらしく『ちょっと驚いている那智さん』。
あいかわらず驚くリアクションはほぼ皆無なのだけど、表情の緩み具合いから、じつはけっこうびっくりしたっぽい感じではあった。
(しかも、浴衣着てくるって話忘れてたらしいので、よりびっくり)
わたしとしては、遠巻きにりん子を見つけて浴衣姿を堪能してほしいなと思ったのだけど、那智さんとしては驚きのインパクトが大きいほうがサプライズ感を楽しめたそうなので、よしとします。
那智さんの意に沿っていたいとすごーく思うわたしなのですが、結果的には、意に沿わな過ぎのビッグサプライズをしてしまったのでした^^;
<関連エントリー>
浴衣大作戦1 2
「等式」感想です。そりゃびっくりしました。声をかけられるはずの無い場所で、笑いました。昔はあり得ないサプライズ企画を考えてくれるだけでありがたく、発展を感じます。
じつは、いまだに浴衣に対して苦手意識がなくならない。
もともと肩幅あるし胸(それなりに)あるし、洋服には適した体型ではあるけれど、まったくもって着物体型ではないというコンプレックスがあることに加えて、着付けに自信もないので、イメージしているよりずっと着こなせていないと思っているのも原因だと思っている。
だけど、着たいし、苦手意識を払拭したい。
先日、ちらっと覗いた浴衣売り場の店員さんが『着れば着るほど着付けはうまくなる』といっていたので、今年はできるだけ浴衣を着る機会を増やそうと思う。
浴衣を着ることに対するハードルをすこしでも下げて、似合うか似合わないかは置いておいても、着付けに対する自信は持ちたい。
今年は、すでに一度那智さんと一緒のときに着る予定が雨で流れた。
次は再来週の風鈴市で着ることになっているから、もしかしたら、そのときだけしか那智さんの前で着る機会がないかもしれない。
だから、今日の『普通』の夜デートのときでも浴衣を着てしまおう。
内緒にしておいて、はじめて浴衣を見せたときみたいにびっくりさせちゃおうか!?
そんなふうに夜デートの前夜まで思っていた。
ところが、当日の朝のお電話タイムで、サプライズをバラしてしまった。
那智さんに内緒にできないという気持ちもあったけど、もともと那智さんの意に沿っていることが幸せなわたしにとって、サプライズを行うことは『意に沿っていない』状態に近いものなので、心から『やりたい!!』とは思いにくいのだ。
那智さんは、わたしがよかれと思ってしたことは基本(たとえそれがマイナスの結果を生んでも)怒らない。
そこまで大げさなことじゃなくて、些細な『意に沿わない』ことになったとしても、ぜんぜん大丈夫だということもわかっている。
だけど、わたし自身の気持ちとして、内緒事は不安。
しかも、この日はデートのついでに那智さんの用事ですこし改まった場所に行くことになっていたので、内緒で浴衣を着ていくことが、はたして那智さんにとって喜ばしいことなのか、安心したい気持ちが勝ってしまって、『浴衣で行っていいか』聞いてしまったのだ。
「本当はサプライズにしたかったのですけど」と話すわたしに「そうだね」と返事をする那智さんの声がちょっとだけ残念そうに聞こえてきた。
わたしが毎度こんな調子なので、那智さんにとってわたしからのサプライズが、もしかしたら『たまには欲しいもの』なのかもしれない。
サプライズができにくい、この関係性はお互いの幸せだけど、ちょっとだけつまらなくて申し訳ないなと思うので、
今回は安心したくて聞いてしまいましたけど、今後は聞かなくていいってことにしてていいですよね?
と、いつかサプライズしますよ!!とこの宣言をさせてもらって、これからは『意に沿わない』と心配することなくサプライズができる状態にした。
この宣言をしつつ、わたしは新たなサプライズを思いつき、企て出した(笑)
今夜のデートはわたしの地元駅で待ち合わせなのだけど、内緒で那智さんのお仕事場までお迎えにいってしまおう!!
幸い那智さんのお仕事場を出てすぐの駅に向かう道は一本なので、そこさえ張っておけば待ち伏せは成功する。
お仕事場を出て、ふと見たら目の前に浴衣のりん子がいる!!
浴衣を着てくることは知っていても、まさか、そこにいるとは!!とビッグサプライズになるはずだ~。
とても、楽しい企てにわくわく。
万が一、入れ違いになってしまってはいけないから、早めにお仕事場近くまでいかないと。
時間を逆算して、いざ着付け。
一年ぶりの浴衣は、帯に多少まごついたけど、それなりにできた。
いちおう、お仕事場近くの百貨店の呉服売り場で「購入しなくて申し訳ないけど」と帯のチェックまでしてもらったり(笑)
沈黙は不自然かと思い、途中で「早めに出ましたよ~」とまるでいま出たっぽいメールを送ったり(笑)
那智さんが上がる5分前に定位置で待機!!
わたしがいる場所は、那智さんのお仕事場のドアを出て左、突き当たりのT字のところ。
さすがにドアの目の前はためらうし、視覚的にいきなり目の前より道路の先で全身から確認できたほうがいいかと思って。
そして、いよいよ、那智さん上がる時間。
作業服のひとがこちらに向かう、その後ろにドアからできて来た那智さん発見。
そのひとがいい感じに目隠しになるか、逆に邪魔か、すこしハラハラ。
作業服のひとがT字を曲がった、さあ、那智さんとわたしを遮るものはない!!
スマホ手にした那智さん。
わたしに電話?
でも、今日は電話鳴っても出ないつもり。
音消している。
だって、取ってる間に気づかれたらまぬけだもの。
顔上げた。
見て、那智さん、りん子、ここよ~。
いい顔作る(笑)
…
あれ?
すぐスマホに目を落した。
那智さん、那智さん。
ぷりっぷりのいい顔で視線を送る。
浴衣のりん子、ここにいますよ~。
顔は正面向いてるけど、若干視線がスマホ。
しかも、スマホの向きが横!!
あ~、スマホゲームだ~~~。
ゲームのチェックしてる!!!
まっすぐ歩いて、T字で待つわたしの斜め横を通過してささっと左折。
いやいや、気づいて(笑)
けっこうな長身の女の浴衣姿、目立つでしょ!?
見事なスルーに、一瞬、その場に立ち尽くしてしまいそうになるけど、いかんいかん、気を取り直し、追いかけなければ。
ちょこちょこついていく。
ああ、情けない(笑)
下駄の音に気づくかと思いきや、気づかず。
さらに右折。
いっそのこともう一本向こうの道から先回りして「ばあ』と出ようか。
いや、明らかにわたしのほうが遅いのではぐれる可能性大。
どうしたものかと、しばらく黙って後を追う。
もーーー、せっかくサプライズしたのに~~。
しかたなく声をかける。
那智さんのばか~(笑)
…
これもスルー。
もーーー、ちょっと声を大きく。
那智さんのばか~~~(笑)
え!?と振り返り、やっと気づいてくれた。
那智さん、わたしよりスマホゲームに夢中でした;;
と文句いってみるけど、それよりなにより、いきなり『那智さん』と声かけられて、この近辺で『那智さん』と呼ぶ人はいないからまず驚き、振り返ったらりん子で、浴衣で、さらのびっくりしたそうで、めずらしく『ちょっと驚いている那智さん』。
あいかわらず驚くリアクションはほぼ皆無なのだけど、表情の緩み具合いから、じつはけっこうびっくりしたっぽい感じではあった。
(しかも、浴衣着てくるって話忘れてたらしいので、よりびっくり)
わたしとしては、遠巻きにりん子を見つけて浴衣姿を堪能してほしいなと思ったのだけど、那智さんとしては驚きのインパクトが大きいほうがサプライズ感を楽しめたそうなので、よしとします。
那智さんの意に沿っていたいとすごーく思うわたしなのですが、結果的には、意に沿わな過ぎのビッグサプライズをしてしまったのでした^^;
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浴衣大作戦1 2
「等式」感想です。そりゃびっくりしました。声をかけられるはずの無い場所で、笑いました。昔はあり得ないサプライズ企画を考えてくれるだけでありがたく、発展を感じます。
価値観を刷新せよ
独特な幸福感
はからずもビッグサプライズになった浴衣でお迎え。
あらためて、いま来た道を戻り、わたしの地元のほうに向かう。
早めの夕方の電車はラッシュというほどではないけれど、それなりに混んでいた。
ふたりで並んでつり革につかまり、途中で那智さんの前のひとが降りたらわたしを座らせてくれた。
鞄預かりますか?
と聞くと、「大丈夫」とそれまで手に持っていた鞄をご自分の足の間に置いた。
わたしが座ることで遠慮なく足下に置けるのだろう。
膝と膝がぶつかる距離で、那智さんはわたしを見下ろし、わたしは那智さんを見上げる。
皆さん黙って電車に揺られているのを邪魔しないように、でも、楽しく他愛ない話をする。
用事を済ませて、今日の夕飯はカレー。
白い浴衣にカレーなんて恐ろしい選択だけど、楽しみにしていたから、垂らさないようにしなくちゃ。
カレー屋に向かう途中、浴衣を着た若いお嬢さんとすれ違った。
ちょっと派手めなヘアアレンジしていたし、向かった先の様子から飲み屋のお嬢さんらしかった。
小柄で華やかな浴衣姿は若いからこその魅力だな。
浴衣への拭い去れないコンプレックスは、どうしても、ちょっと卑屈に考えちゃう^^;
カレーをおいしくいただきながら、那智さん浴衣よろこんでくれているかなと、つい聞いてしまう。
那智さん、浴衣気にっていただけてます?
もちろん
ちょっと甘える(でも、本当の気持ち)。
でも、さっきすれ違ったみたいな若いお嬢さんのほうが、いまどきは『良い』という印象を与えると思いませんか?
(そもそも那智さんはその女性に気づいていなかったけど)
そんなことないよ
と、電車の中で感じたことを話してくれた。
いい年してるけど(笑)、浴衣を着たいい女と楽しそうに話しているのってさ、周りからしたらいいなって思うんじゃないかなって、電車で思ってたんだよ
わあ、うれしいことを!!
そんなふうに思っていたのね^^
たしかに、男女って関係が近くなるほど仲良さそうに見えないことが多いから、この年で、この親密さで、仲良くしていられることはしあわせだよね。
いい年してますけどね〜
昔は、40すぎたら、抱けないかもって思っていたのにね
照れかくしにつっこむ(笑)
そうだね〜
あの頃(出会った当初、那智さん40ちょっと)の価値観は10代のものだったんだよな
へえ。
なるほど。
10代の思春期まっさかりの那智さんからしたら、そりゃあ、親と同じくらいの年齢の女性なんて『抱けない』と思ってもしかたない。
そして、おもしろいことに、それを40過ぎまで引きずるもののようなのだ。
まあ、いかに思春期の性が重要かってことかな^^;
だから、出会った当初の『40すぎたら…』の発言になったのですね。
ところが、わたしが40をすぎ、まもなく50になるというのに、まだそのエネルギーがなくなることはなく、いまのりん子をいい女だと思えて、シワシワのおばあちゃんになっても可愛がれる想像までできるようになっていった那智さん。
これって、すごく幸せなことじゃないだろうか。
ひとは、変われるし、変われない。
どうしても譲れないものはあるかもしれないけど、もともとあった価値観が変わることで新しい道が開けたり、知らないものを得られることもある。
那智さんは『40すぎたら…』という10代から引きずっていた価値観がいつのまにか変わっていた。
価値観を刷新するのだ。
価値観を自然に刷新していかれることは、きっと幸福なことだ。
だって、自分も相手も環境も刻一刻と変わっているのだもの、それに合った形にバージョンアップしていかれるほうがいい。
それを自然にできる相手は貴重な存在だ。
わたしにとって那智さんがそうだったように、那智さんにとってもわたしがそうだったとしたら、こんなうれしいことはない。
だって、おばあちゃんになっても可愛がってもらえそうなんだもの(笑)
世のご主人様にお伝え申し上げたい(笑)
好きなのはわかるけど、『主従とは』『ご主人様とは』と凝り固まってないで、ご自分の価値観を刷新していくこと、していかれる相手と育むこと、けっこう幸せですよ、って^^
那智さんのように、新しい価値観で女を抱ける幅が広がるかもしれませんよ^^
「等式」感想です。確かに10 代20代の価値観で40代の女性を見たら難しい部分がある。自分の時計だけ止まっている感覚を完全に否定したら新しい世界が見えるとおもう。
はからずもビッグサプライズになった浴衣でお迎え。
あらためて、いま来た道を戻り、わたしの地元のほうに向かう。
早めの夕方の電車はラッシュというほどではないけれど、それなりに混んでいた。
ふたりで並んでつり革につかまり、途中で那智さんの前のひとが降りたらわたしを座らせてくれた。
鞄預かりますか?
と聞くと、「大丈夫」とそれまで手に持っていた鞄をご自分の足の間に置いた。
わたしが座ることで遠慮なく足下に置けるのだろう。
膝と膝がぶつかる距離で、那智さんはわたしを見下ろし、わたしは那智さんを見上げる。
皆さん黙って電車に揺られているのを邪魔しないように、でも、楽しく他愛ない話をする。
用事を済ませて、今日の夕飯はカレー。
白い浴衣にカレーなんて恐ろしい選択だけど、楽しみにしていたから、垂らさないようにしなくちゃ。
カレー屋に向かう途中、浴衣を着た若いお嬢さんとすれ違った。
ちょっと派手めなヘアアレンジしていたし、向かった先の様子から飲み屋のお嬢さんらしかった。
小柄で華やかな浴衣姿は若いからこその魅力だな。
浴衣への拭い去れないコンプレックスは、どうしても、ちょっと卑屈に考えちゃう^^;
カレーをおいしくいただきながら、那智さん浴衣よろこんでくれているかなと、つい聞いてしまう。
那智さん、浴衣気にっていただけてます?
もちろん
ちょっと甘える(でも、本当の気持ち)。
でも、さっきすれ違ったみたいな若いお嬢さんのほうが、いまどきは『良い』という印象を与えると思いませんか?
(そもそも那智さんはその女性に気づいていなかったけど)
そんなことないよ
と、電車の中で感じたことを話してくれた。
いい年してるけど(笑)、浴衣を着たいい女と楽しそうに話しているのってさ、周りからしたらいいなって思うんじゃないかなって、電車で思ってたんだよ
わあ、うれしいことを!!
そんなふうに思っていたのね^^
たしかに、男女って関係が近くなるほど仲良さそうに見えないことが多いから、この年で、この親密さで、仲良くしていられることはしあわせだよね。
いい年してますけどね〜
昔は、40すぎたら、抱けないかもって思っていたのにね
照れかくしにつっこむ(笑)
そうだね〜
あの頃(出会った当初、那智さん40ちょっと)の価値観は10代のものだったんだよな
へえ。
なるほど。
10代の思春期まっさかりの那智さんからしたら、そりゃあ、親と同じくらいの年齢の女性なんて『抱けない』と思ってもしかたない。
そして、おもしろいことに、それを40過ぎまで引きずるもののようなのだ。
まあ、いかに思春期の性が重要かってことかな^^;
だから、出会った当初の『40すぎたら…』の発言になったのですね。
ところが、わたしが40をすぎ、まもなく50になるというのに、まだそのエネルギーがなくなることはなく、いまのりん子をいい女だと思えて、シワシワのおばあちゃんになっても可愛がれる想像までできるようになっていった那智さん。
これって、すごく幸せなことじゃないだろうか。
ひとは、変われるし、変われない。
どうしても譲れないものはあるかもしれないけど、もともとあった価値観が変わることで新しい道が開けたり、知らないものを得られることもある。
那智さんは『40すぎたら…』という10代から引きずっていた価値観がいつのまにか変わっていた。
価値観を刷新するのだ。
価値観を自然に刷新していかれることは、きっと幸福なことだ。
だって、自分も相手も環境も刻一刻と変わっているのだもの、それに合った形にバージョンアップしていかれるほうがいい。
それを自然にできる相手は貴重な存在だ。
わたしにとって那智さんがそうだったように、那智さんにとってもわたしがそうだったとしたら、こんなうれしいことはない。
だって、おばあちゃんになっても可愛がってもらえそうなんだもの(笑)
世のご主人様にお伝え申し上げたい(笑)
好きなのはわかるけど、『主従とは』『ご主人様とは』と凝り固まってないで、ご自分の価値観を刷新していくこと、していかれる相手と育むこと、けっこう幸せですよ、って^^
那智さんのように、新しい価値観で女を抱ける幅が広がるかもしれませんよ^^
「等式」感想です。確かに10 代20代の価値観で40代の女性を見たら難しい部分がある。自分の時計だけ止まっている感覚を完全に否定したら新しい世界が見えるとおもう。