頑なに自然体
非日常的な日常
部屋に入ったときから気になっていた。
ときおり、どこかから女性の声が聞こえてくるのだ。
ホテル街のホテルの一室にいるのだもの、その手の声を出している人はたくさんいるでしょうけど^^;
それにしても気になる程度にはっきり聞こえてくる。
そそそ、とドアのほうにいってみて耳を澄ましてみるけれど、聞こえない。
那智さんも気になるらしくふたりしてちょっと捜索(笑)
壁に近づいてみたり、窓に耳を傾けたり。
窓の外はとなりの建物の壁がすぐ目の前にあるのでこっそり顔をのぞかせても問題なかったので、ちょっと大胆に開け放ってみると、一段と大きな女性の喘ぎ声が聞こえてきた。
かなり至近距離な感じ。
声の方向から同じホテルの上の階からだということと、あまりにダイレクトな声の種類に窓を開けたままの状態だと想像できる。
ひゃあ、開けたまま致してらっしゃるの!?
そのわりに大胆な声に、なんだかこちらが戸惑ってしまう。
ふうん、女の人ってこういう声を上げるんだ。
生々しい喘ぎ声に興味とうずきと、ちょっと疑うような気持ちが湧いてしまう。
窓を開けているということは声が外に漏れることだってわかるはず。
それなのに、あんなに大胆な声が出せるには理由が3つ想像できる。
窓が開いていてもおかまいなしな羞恥心なしな人なのか。
窓が開いていても、あんな声が出せてしまうほどの快感を得ているのか。
男性を喜ばすため?自分の高揚?とにかく声を出すことを目的にしているのか。
声というのはある程度意識で左右されると思っている。
わたしだって、お外とときは抑えるし、ハプバーなどでは多少はウケるような感じにしちゃってるはず(ああ、こなふうに書くと「じゃあ、そうなれないようにしてあげよう」とか思われる^^;)
だから、窓を開けた状態であの声を出せる女性に対して、ホント!?という意地悪な気持ちになってしまうのです。
声に混ざってシャワーの音も聞こえてきている。
どうやらバスルームかららしい。
そうかぁ、バスルームの窓なら小さいからこんなに外に漏れているとは思わないのかもしないし、もしかしたら窓が開いていることに気づいていないのかもしれない(まあ、寒い時期だったからそれはないと思うけど)。
いずれにしても、部屋の窓を開け放つことに比べたら声に対するハードルは低いかなと、ちょっと意地悪な気持ちは引っ込めることにした(まったくいちいち面倒な女だね〜)
そんなことを考えていることを那智さんは知ってか知らずか、わたしを裸にする。
窓を開けたままにしているから気になるけど目の前は隣りの建物の壁だから、それがすこしだけ安心感をくれる。
そして外気が感じられるということは、わたしの快感を呼び覚ますひとつの要因でもあるので、わずかにマゾがよろこぶ。
バチン!!
お尻を手のひらで叩かれた。
なんとなく、大きな音を出すような叩き方のような気がした。
表に聞こえるようにしているの?
那智さんの意図がわからず、すこし戸惑う。
いい声を聞かせてもらったからお返ししようか(笑)
いたずらっぽく笑う。
窓際のベッドに腰かけた那智さんと部屋の壁に沿うように立つわたし。
立て続けにスパンキングされる。
無理です、無理です。
そう言われれば言われるほど、わたしは頑なになってしまいます。
いま、ここで声を上げたら役割期待に応える演技になっちゃう。
わたしの喘ぎ声(雄叫び?笑)は、誰のためでもないわたしのために出さないといけない(結果的に那智さんのためになったとしても)。
対抗意識やサービス精神や誇示で出すものじゃない。
きっと男の自己顕示欲を満たして差し上げるならここで目一杯いい感じで声を上げればいいのでしょうけど、かわいくないな、わたし、どんどん『自然体』でいることに意固地になっている。
…那智さん、…わたし、声出せませんよ
休みなく叩かれながら、頑なな気持ちをお伝えする。
いいよ、好きにしな
よかった。
那智さんは対抗意識や自己顕示でわたしを叩いたりしないと確認できた。
すこし安堵。
それにしても、最近の那智さんはスパンキングに慣れてきたようで、強く長く叩く。
とくに一箇所に集中して。
鞭のような一発の破壊力はないけれど長く一箇所を叩かれ続けるとまた違う痛みが生まれる。
ビクン。
相変わらず女性の声が聞こえている。
外気と他の女性の喘ぎ声がお尻の痛みを快感に変換しやすくしているみたい。
体が反応する。
続けて打たれる。
痛い。
痛くて爪先立ちになる。
梁の凹凸にしがみつくようにして痛さと声を堪える。
腰がガクガク震える。
気持ちくてたまらない。
いつの間にか女性の声が聞こえなくなっていた。
バチン、バチンという皮膚を打つ音と、色気とはほど遠いうめき声だけが部屋を埋めていた。
あのとき、いままでのスパンキングの中では一番感じたと思う。
那智さんの技術や状況や体勢、いろいろな要素が合わさったからだと思うけど、きっとわたしの快感を誇示に使わなかったからというのも大きいと思う。
わたしの声や快感はわたしのためだということが大事なのだ。
そして、そこではじめて生まれるうめき声や雄叫び(笑)を那智さんは望んでいるのだものね。(だから結果的に那智さんのためでもある)
窓を閉めて。
那智さん、わたし、あんなふうに声を出せなくてもよかったですか?
いいよ、別に聞かせるためにやってるんじゃないから
それでも漏れる声がいいんだしね
そういうふうに、わたしの快感はわたしの、ふたりのためにしてくれることがわたしには大切なんだと思うのだ。
わたしのうめき声は外の誰にも聞こえなかったはず。
だけど、頑ななほど自然体でいようとする中で否応なく漏れてしまうそれは、那智さんにとって誰にも知られることのない、でも、明確な自己顕示になっているのだと思う。
今朝の「等式」感想です。
あの時は自己顕示欲を出したかったのも事実です。(笑)当然、あの環境で答えてくれるとは思っていませんでしたが。過剰な素直と過剰な正直が二人の根底にあり、それが好きで大事だからです。私とりん子の欲望を摺り合わせて二人の欲望(快感)に変化(進化)出来ればなと。
部屋に入ったときから気になっていた。
ときおり、どこかから女性の声が聞こえてくるのだ。
ホテル街のホテルの一室にいるのだもの、その手の声を出している人はたくさんいるでしょうけど^^;
それにしても気になる程度にはっきり聞こえてくる。
そそそ、とドアのほうにいってみて耳を澄ましてみるけれど、聞こえない。
那智さんも気になるらしくふたりしてちょっと捜索(笑)
壁に近づいてみたり、窓に耳を傾けたり。
窓の外はとなりの建物の壁がすぐ目の前にあるのでこっそり顔をのぞかせても問題なかったので、ちょっと大胆に開け放ってみると、一段と大きな女性の喘ぎ声が聞こえてきた。
かなり至近距離な感じ。
声の方向から同じホテルの上の階からだということと、あまりにダイレクトな声の種類に窓を開けたままの状態だと想像できる。
ひゃあ、開けたまま致してらっしゃるの!?
そのわりに大胆な声に、なんだかこちらが戸惑ってしまう。
ふうん、女の人ってこういう声を上げるんだ。
生々しい喘ぎ声に興味とうずきと、ちょっと疑うような気持ちが湧いてしまう。
窓を開けているということは声が外に漏れることだってわかるはず。
それなのに、あんなに大胆な声が出せるには理由が3つ想像できる。
窓が開いていてもおかまいなしな羞恥心なしな人なのか。
窓が開いていても、あんな声が出せてしまうほどの快感を得ているのか。
男性を喜ばすため?自分の高揚?とにかく声を出すことを目的にしているのか。
声というのはある程度意識で左右されると思っている。
わたしだって、お外とときは抑えるし、ハプバーなどでは多少はウケるような感じにしちゃってるはず(ああ、こなふうに書くと「じゃあ、そうなれないようにしてあげよう」とか思われる^^;)
だから、窓を開けた状態であの声を出せる女性に対して、ホント!?という意地悪な気持ちになってしまうのです。
声に混ざってシャワーの音も聞こえてきている。
どうやらバスルームかららしい。
そうかぁ、バスルームの窓なら小さいからこんなに外に漏れているとは思わないのかもしないし、もしかしたら窓が開いていることに気づいていないのかもしれない(まあ、寒い時期だったからそれはないと思うけど)。
いずれにしても、部屋の窓を開け放つことに比べたら声に対するハードルは低いかなと、ちょっと意地悪な気持ちは引っ込めることにした(まったくいちいち面倒な女だね〜)
そんなことを考えていることを那智さんは知ってか知らずか、わたしを裸にする。
窓を開けたままにしているから気になるけど目の前は隣りの建物の壁だから、それがすこしだけ安心感をくれる。
そして外気が感じられるということは、わたしの快感を呼び覚ますひとつの要因でもあるので、わずかにマゾがよろこぶ。
バチン!!
お尻を手のひらで叩かれた。
なんとなく、大きな音を出すような叩き方のような気がした。
表に聞こえるようにしているの?
那智さんの意図がわからず、すこし戸惑う。
いい声を聞かせてもらったからお返ししようか(笑)
いたずらっぽく笑う。
窓際のベッドに腰かけた那智さんと部屋の壁に沿うように立つわたし。
立て続けにスパンキングされる。
無理です、無理です。
そう言われれば言われるほど、わたしは頑なになってしまいます。
いま、ここで声を上げたら役割期待に応える演技になっちゃう。
わたしの喘ぎ声(雄叫び?笑)は、誰のためでもないわたしのために出さないといけない(結果的に那智さんのためになったとしても)。
対抗意識やサービス精神や誇示で出すものじゃない。
きっと男の自己顕示欲を満たして差し上げるならここで目一杯いい感じで声を上げればいいのでしょうけど、かわいくないな、わたし、どんどん『自然体』でいることに意固地になっている。
…那智さん、…わたし、声出せませんよ
休みなく叩かれながら、頑なな気持ちをお伝えする。
いいよ、好きにしな
よかった。
那智さんは対抗意識や自己顕示でわたしを叩いたりしないと確認できた。
すこし安堵。
それにしても、最近の那智さんはスパンキングに慣れてきたようで、強く長く叩く。
とくに一箇所に集中して。
鞭のような一発の破壊力はないけれど長く一箇所を叩かれ続けるとまた違う痛みが生まれる。
ビクン。
相変わらず女性の声が聞こえている。
外気と他の女性の喘ぎ声がお尻の痛みを快感に変換しやすくしているみたい。
体が反応する。
続けて打たれる。
痛い。
痛くて爪先立ちになる。
梁の凹凸にしがみつくようにして痛さと声を堪える。
腰がガクガク震える。
気持ちくてたまらない。
いつの間にか女性の声が聞こえなくなっていた。
バチン、バチンという皮膚を打つ音と、色気とはほど遠いうめき声だけが部屋を埋めていた。
あのとき、いままでのスパンキングの中では一番感じたと思う。
那智さんの技術や状況や体勢、いろいろな要素が合わさったからだと思うけど、きっとわたしの快感を誇示に使わなかったからというのも大きいと思う。
わたしの声や快感はわたしのためだということが大事なのだ。
そして、そこではじめて生まれるうめき声や雄叫び(笑)を那智さんは望んでいるのだものね。(だから結果的に那智さんのためでもある)
窓を閉めて。
那智さん、わたし、あんなふうに声を出せなくてもよかったですか?
いいよ、別に聞かせるためにやってるんじゃないから
それでも漏れる声がいいんだしね
そういうふうに、わたしの快感はわたしの、ふたりのためにしてくれることがわたしには大切なんだと思うのだ。
わたしのうめき声は外の誰にも聞こえなかったはず。
だけど、頑ななほど自然体でいようとする中で否応なく漏れてしまうそれは、那智さんにとって誰にも知られることのない、でも、明確な自己顕示になっているのだと思う。
今朝の「等式」感想です。
あの時は自己顕示欲を出したかったのも事実です。(笑)当然、あの環境で答えてくれるとは思っていませんでしたが。過剰な素直と過剰な正直が二人の根底にあり、それが好きで大事だからです。私とりん子の欲望を摺り合わせて二人の欲望(快感)に変化(進化)出来ればなと。
相対と絶対(ひと言追記アリ)
りん子的独り言(生意気)
どこかで聞いた話だけど。
男は相対評価が好きで、女は絶対評価が好き
なんだそうだ。
何事も男女でわけてしまうことは少しためらうのだけど、ここは話題提供としてお読みくださいませ。
他者との比較の上に成り立つ相対評価と個人の達成で計る絶対評価。
なるほど。
たとえば、男性はセックスの後の興奮さめやらぬ状態で息を切らせた女性に「いままでの男の中で一番いい」と言われるのと「出会った頃よりずいぶんいいわ」と言われるのであれば、きっと前者のほうがうれしく思う?
対して、フェラチオをしている女性は「いままでの女の中で一番うまい」と言われるよりも「最初の頃よりずいぶんうまくなったね」と言われたほうが素直に喜べる?
男は他者と比べて評価されるとうれしくて、女は自分だけを見て評価してほしいのだそうだ。
本能がそうさせている論もあまり好きじゃないのだけど(笑)
種を植え付けるために他者を蹴落とさないといけなかったオスは相対的に評価されるほうがうれしくて、良い遺伝子をくれるオスをしっかり我が物にしておきたいメスは絶対的でありたいのかもしれないね。
わたしも時々那智さんに過去の女性はどうだったかと比較の材料になるような質問をしてしまうけど、じつは、そこで本当にほしい答えは『他者なんて関係ないりん子だけがいい』という絶対的なものなんだろうなと、いまさら気づく^^;
男女の間において『比較』する評価の仕方はあまり幸福な結果にはならないとは思うけど、まあ、話題提供としてざっくりと納得したお話。
で、それがすべてだとはいわないけど、ここからはそんな話題から思うちょっとまじめなお話。
モカちゃんがいた頃(いきなり名前出した、ごめん、モカちゃん^^そして、今後モカちゃん話題続く予定ですm(_ _)m)
那智さんはふたりを比べないために『できる姉と見習いの妹』というポジションを作った。
最初から違いを作ることで比べることは無意味だと思わせようとしたし、モカちゃんも『できない』ポジションを楽しんでくれていたから、比較による苦しみは最小限に抑えられていたはず。
でも、女がふたり揃うというだけで、どうしようもない嫉妬心が生まれるものだ。
那智さんがモカちゃんを褒める様子を目にするのは、とてもとても嫉妬した、本当に痩せるほど(笑)
(いや、それがお前の望んだ焦がれるだろ!?と自分でも思うけど^^;ついでに、モカちゃんにも多少は複雑な思いはあったと思うけどね、ありがとう)
いまモカが褒められていることをわたしはとっくにできているのに、そのわたしは褒めてもらえない!!と、まったく意味のない嫉妬。
そんなとき、ついモカちゃんと自分を比較して、なんとか『褒めてもらう』を引き出そうと思いめぐらすけど、この思考回路や感触は本当に本当にキライだった。
思いめぐらすだけで自己嫌悪してしまうほどだったので、実際には比較して褒めてもらうという方法を取ることはほとんどしなかったのだけど、その思いをめぐらすだけでも、十分苦痛なものだった。
他者と比べることで起こる優越感は、わたしが避けたい感情のひとつ。
那智さんもそれをしてしまうわたしは好みではないだろうから、ほとんどしないで済んでいたけれど、もしかして相対的に評価してもらっても、わたしのほしいものにはならなかったのではないかと思う。
わたしにとって、自己嫌悪せず、評価してもらっていると素直に受け取れるのは、きっと絶対評価なのだろう。
『りん子だけを見て評価している』ね。
そんな思いがあるから、わたしは奴隷さんが女性の場合の『多頭』というものが女性にとって幸福なものなのか疑念を抱いている。
まあ、性癖や嗜好で多頭を好む女性や納得している奴隷さんはもちろん否定はしないです。
だから個々の事例ではなくて、『多頭』というシステム(?)に対して女性が幸福になれるだろうかと疑っているとご理解ください。
女は絶対評価がうれしいのだとしたら、どうしても他者と比較してしまうようなシステムは幸福になれないんじゃないかなと思う。
競争意識をあおるなんてことは、なおさら。
モカちゃんのときに思いめぐらせた気持ちと似た競争意識が女性の心に芽生えることはあまり幸福ではないような気がするのだ。
女同士の競争は心を疲弊させる、真綿のような心でいられない行為だ。
(なんとなく男性の奴隷さんだと受け入れられるのは、きっと『男=競争』という一般的な観念がわたしにあるからなのかな)
願わくば。
たくさんの奴隷さんとお付き合いしたいご主人様がいるならば、それを彼女たちにも公言して受け入れさせるなら、みんなそれぞれ絶対評価をしてあげてもらえたらいいなと思う。
世界には一夫多妻があるくらいだから、多頭というシステム=つらいではないのかもしれないけど、『男女の相対評価と絶対評価』の話を聞いて、そんなふうに思うのでした。
追記
つきつめると。
『○○だけを見て評価している』ということを絶対評価としたなら、それって、究極の相対評価になる?
う〜ん、まとまってないね、失礼しました^^;
朝の「等式」感想です。
「男は他者と比べて評価されるとうれしくて、女は自分だけを見て評価してほしいのだそうだ。」男は自ら比較し、比較される部分辛い。女性を比較しなくて評価できるのが「楽」で良いなと感じました。モテる男性はこの辺を理解しているのでしょうね。(笑)
りん子(^-^)相対評価はつらいけど簡単。絶対評価は快くできるけど、難しい。というようなことが今日の那智さんの感想です(笑)
どこかで聞いた話だけど。
男は相対評価が好きで、女は絶対評価が好き
なんだそうだ。
何事も男女でわけてしまうことは少しためらうのだけど、ここは話題提供としてお読みくださいませ。
他者との比較の上に成り立つ相対評価と個人の達成で計る絶対評価。
なるほど。
たとえば、男性はセックスの後の興奮さめやらぬ状態で息を切らせた女性に「いままでの男の中で一番いい」と言われるのと「出会った頃よりずいぶんいいわ」と言われるのであれば、きっと前者のほうがうれしく思う?
対して、フェラチオをしている女性は「いままでの女の中で一番うまい」と言われるよりも「最初の頃よりずいぶんうまくなったね」と言われたほうが素直に喜べる?
男は他者と比べて評価されるとうれしくて、女は自分だけを見て評価してほしいのだそうだ。
本能がそうさせている論もあまり好きじゃないのだけど(笑)
種を植え付けるために他者を蹴落とさないといけなかったオスは相対的に評価されるほうがうれしくて、良い遺伝子をくれるオスをしっかり我が物にしておきたいメスは絶対的でありたいのかもしれないね。
わたしも時々那智さんに過去の女性はどうだったかと比較の材料になるような質問をしてしまうけど、じつは、そこで本当にほしい答えは『他者なんて関係ないりん子だけがいい』という絶対的なものなんだろうなと、いまさら気づく^^;
男女の間において『比較』する評価の仕方はあまり幸福な結果にはならないとは思うけど、まあ、話題提供としてざっくりと納得したお話。
で、それがすべてだとはいわないけど、ここからはそんな話題から思うちょっとまじめなお話。
モカちゃんがいた頃(いきなり名前出した、ごめん、モカちゃん^^そして、今後モカちゃん話題続く予定ですm(_ _)m)
那智さんはふたりを比べないために『できる姉と見習いの妹』というポジションを作った。
最初から違いを作ることで比べることは無意味だと思わせようとしたし、モカちゃんも『できない』ポジションを楽しんでくれていたから、比較による苦しみは最小限に抑えられていたはず。
でも、女がふたり揃うというだけで、どうしようもない嫉妬心が生まれるものだ。
那智さんがモカちゃんを褒める様子を目にするのは、とてもとても嫉妬した、本当に痩せるほど(笑)
(いや、それがお前の望んだ焦がれるだろ!?と自分でも思うけど^^;ついでに、モカちゃんにも多少は複雑な思いはあったと思うけどね、ありがとう)
いまモカが褒められていることをわたしはとっくにできているのに、そのわたしは褒めてもらえない!!と、まったく意味のない嫉妬。
そんなとき、ついモカちゃんと自分を比較して、なんとか『褒めてもらう』を引き出そうと思いめぐらすけど、この思考回路や感触は本当に本当にキライだった。
思いめぐらすだけで自己嫌悪してしまうほどだったので、実際には比較して褒めてもらうという方法を取ることはほとんどしなかったのだけど、その思いをめぐらすだけでも、十分苦痛なものだった。
他者と比べることで起こる優越感は、わたしが避けたい感情のひとつ。
那智さんもそれをしてしまうわたしは好みではないだろうから、ほとんどしないで済んでいたけれど、もしかして相対的に評価してもらっても、わたしのほしいものにはならなかったのではないかと思う。
わたしにとって、自己嫌悪せず、評価してもらっていると素直に受け取れるのは、きっと絶対評価なのだろう。
『りん子だけを見て評価している』ね。
そんな思いがあるから、わたしは奴隷さんが女性の場合の『多頭』というものが女性にとって幸福なものなのか疑念を抱いている。
まあ、性癖や嗜好で多頭を好む女性や納得している奴隷さんはもちろん否定はしないです。
だから個々の事例ではなくて、『多頭』というシステム(?)に対して女性が幸福になれるだろうかと疑っているとご理解ください。
女は絶対評価がうれしいのだとしたら、どうしても他者と比較してしまうようなシステムは幸福になれないんじゃないかなと思う。
競争意識をあおるなんてことは、なおさら。
モカちゃんのときに思いめぐらせた気持ちと似た競争意識が女性の心に芽生えることはあまり幸福ではないような気がするのだ。
女同士の競争は心を疲弊させる、真綿のような心でいられない行為だ。
(なんとなく男性の奴隷さんだと受け入れられるのは、きっと『男=競争』という一般的な観念がわたしにあるからなのかな)
願わくば。
たくさんの奴隷さんとお付き合いしたいご主人様がいるならば、それを彼女たちにも公言して受け入れさせるなら、みんなそれぞれ絶対評価をしてあげてもらえたらいいなと思う。
世界には一夫多妻があるくらいだから、多頭というシステム=つらいではないのかもしれないけど、『男女の相対評価と絶対評価』の話を聞いて、そんなふうに思うのでした。
追記
つきつめると。
『○○だけを見て評価している』ということを絶対評価としたなら、それって、究極の相対評価になる?
う〜ん、まとまってないね、失礼しました^^;
朝の「等式」感想です。
「男は他者と比べて評価されるとうれしくて、女は自分だけを見て評価してほしいのだそうだ。」男は自ら比較し、比較される部分辛い。女性を比較しなくて評価できるのが「楽」で良いなと感じました。モテる男性はこの辺を理解しているのでしょうね。(笑)
りん子(^-^)相対評価はつらいけど簡単。絶対評価は快くできるけど、難しい。というようなことが今日の那智さんの感想です(笑)
ふたつの影
モカ
記憶。
ひさしぶりに『モカ』。
『モカ』カテゴリを増やすことができるのは、それだけ『記憶』になっているから。
『モカ』はわたしの皮膚から離れひとつの記憶になり、自分の道を歩んでいるモカちゃんにとっても、あの濃厚な時間は記憶になっているはずだ。
そして、いま、その記憶を共通の感覚として残し、ひとりの独立した女性として彼女を見ている。
相変わらず、世界中で唯一わたしが『アイツ』呼ばわりできる貴重な人材として、いまでもあの胸を焦がすような思いをときどき思い出しながら^^
ベッドに膝立ちになってビジネスホテルの窓から外を眺める。
膝が痛くなってきたから、今度は正座をして窓に肘をついてアゴをのせて低くなって眺める。
予想では、そろそろなんだけどな。
窓の正面は隣りのビル、右手が道路、ホテルとビルとの距離の分だけ右斜め下の道路が見える。
その距離10m分くらいだろうか。
その10mの端にいま那智さんがいる居酒屋がある。
そこからお店を出て、ホテルとビルの間を右に曲がりホテルに戻ってくる。
その姿をひと目見ようとさっきからずっと窓に張り付いているのだ。
隣りにはモカがいた。
同じように背を伸ばしたり低くしたりしている。
那智さんの宿泊先にふたりで侵入した夜。
3時間ほど前、那智さんはわたしたちをホテルに置いて居酒屋に向かった。
懇親会は18時から始まっているから、長くて3時間、21時にはお開きのはずで、二次会になる可能性もあるけど、それには行かないと言っていた。
帰ってくるのは21時半くらいかな、それまでの時間モカとお留守番。
ビルの隙間から居酒屋が見えることを発見したわたしは、そこから出てくる姿が見えるよとモカに教えたのだ。
かれこれ30分はこの状態。
もうすぐ21時30分。
おかしいな、人が出てくる気配すらない。
もしかしたら見始めたときには違うお店に移動してしまっていたのかもしれない。
犬気質のわたしは、こうやってぼんやり、でも切実に那智さんの姿を待つのは、じつはかなり幸せな時間。
だけど、モカはどうだろう。
さすがにわたしほど切実に那智さんを求めているはずはないから(笑)
多少、お付き合いをしてくれているのかもしれない。
ただ、お父さんを待つ退屈な姉妹という、幻想ともノスタルジーともつかない温かい不思議な感覚でいてくれるだろうなとは思っていた。
お父さん、遅いね〜
そうだね、もう他のお店に行っちゃったのかな
ときおり、壁にもたれて携帯をいじったりしながらモカも窓際からほとんど離れないでいてくれる。
向かいのビルのガラスの壁にふたつの影が映っていた。
額縁のようなホテルの窓、部屋の灯りでぼんやり浮かび上がらせている。
そこにふたつの影。
片方は遠くまで見るように体を伸ばして、もう片方は退屈そうに窓にアゴをのせて。
交互に高くなったり低くなったり。
わたしは那智さんを待つことがとても好きだ。
ひとり、那智さんを待つ夜ととても愛している。
(『幸せな軟禁状態』)
そこに、隣りにもうひとつ影が映る不思議。
わたしたちは、あのとき、これが永遠には続かないことを知っていた。
そのくせに、わたしは永遠に感じられてしまって怯えてしまったのだけど。
それでも、この温かい不思議な空気がとても切ないものの上に成り立っていることを知っていて、それをそっと引き出しの奥にしまっていた。
幻想とノスタルジーの混ざり合った切なさが、ひとりで待つ幸福とは違う感動をわたしに与えてくれていた。
モカがベッドから離れた。
(シャワーしたんだっけ?あれ、うんこしに行ったんだっけ?笑)
ガラスに映った影がわたしだけになった。
ちょっと気が緩むような感覚と物足りないような感覚。
もう21時45分。
いつ那智さんが通ってもおかしくない。
いま那智さんが通ったら、モカにはナイショにしておこう。
きっと見られなくてがっかりするだろうから。
わたしも見逃したとウソをつこう。
このとき、わたしにとってひとりで見てしまうことは幸福なことではなくなっていたのだ。
あんなにひとりで待つ夜を愛しているのに。
モカがまた隣りに来た。
待ち始めてから1時間が過ぎようとしている。
あ、あれ、お父さん!!
どこ!?
夜道をサクサク歩いている那智さんの姿。
10数階上からでも那智さんの姿はわかる(笑)
ほら、ほら、あれ、そうだよね!!
ホントだ、やったー!!
思わず、ハイタッチ!!
おとーさーん
おとーさーん
窓をバンバン叩く。
大きな声で呼んでも聞こえるわけない^^;
わたしは、慌てて那智さんに電話しようとして携帯に目を落とす。
ふたりが見ていたことを知らせたかったんだ。
那智さん、きっと、見上げて驚いて、苦笑してくれる。
でも、わたしバカ、大人の10mなんてあっという間だ。
携帯を見ている一瞬でもう那智さんの姿は消えてしまっていた。
それでもふたりで何度もハイタッチ。
やった〜
ホントに見えたね〜
待ったかいあった〜
あれだけ待ったんだもの、大喜びではしゃぐ。
あまりの興奮に戻ってきた那智さんがきょとんとしていた。
きっとひとりだったとても同じように窓を眺めて待っていただろう。
(ストーカーですから^^;)
そして、姿を見つけたら、うふふと微笑んだはずだ。
そんな夜を愛している。
でも、感動はふたりいると倍になることもあると、この夜感じていた。
那智さんをふたりで待つ夜の記憶。
それは窓に並んだふたつの影のように、不思議な温かさの記憶。
昨日の「等式」感想です。
あの時の役割分担と言うか3人のポジションは上手くはまりました。確かに私がホテルに到着した時のハイテンションはびっくりするくらいでした。ストレートに待たれる(待たせる)事が気が重いのはきっとそこに甘えがあるからでしょうね。二人の留守番は気恥ずかしかったかな。
りん子(^-^)「ストレートに待たれる(待たせる)事が気が重いのはきっとそこに甘えがあるからでしょうね。」→「ストレートに待たれる(待たせる)事が気が重いのに【すこし嬉しいと思うのは】はきっとそこに甘えがあるからでしょうね。」。とても重要なセンテンスが抜けていたようです(笑)
記憶。
ひさしぶりに『モカ』。
『モカ』カテゴリを増やすことができるのは、それだけ『記憶』になっているから。
『モカ』はわたしの皮膚から離れひとつの記憶になり、自分の道を歩んでいるモカちゃんにとっても、あの濃厚な時間は記憶になっているはずだ。
そして、いま、その記憶を共通の感覚として残し、ひとりの独立した女性として彼女を見ている。
相変わらず、世界中で唯一わたしが『アイツ』呼ばわりできる貴重な人材として、いまでもあの胸を焦がすような思いをときどき思い出しながら^^
ベッドに膝立ちになってビジネスホテルの窓から外を眺める。
膝が痛くなってきたから、今度は正座をして窓に肘をついてアゴをのせて低くなって眺める。
予想では、そろそろなんだけどな。
窓の正面は隣りのビル、右手が道路、ホテルとビルとの距離の分だけ右斜め下の道路が見える。
その距離10m分くらいだろうか。
その10mの端にいま那智さんがいる居酒屋がある。
そこからお店を出て、ホテルとビルの間を右に曲がりホテルに戻ってくる。
その姿をひと目見ようとさっきからずっと窓に張り付いているのだ。
隣りにはモカがいた。
同じように背を伸ばしたり低くしたりしている。
那智さんの宿泊先にふたりで侵入した夜。
3時間ほど前、那智さんはわたしたちをホテルに置いて居酒屋に向かった。
懇親会は18時から始まっているから、長くて3時間、21時にはお開きのはずで、二次会になる可能性もあるけど、それには行かないと言っていた。
帰ってくるのは21時半くらいかな、それまでの時間モカとお留守番。
ビルの隙間から居酒屋が見えることを発見したわたしは、そこから出てくる姿が見えるよとモカに教えたのだ。
かれこれ30分はこの状態。
もうすぐ21時30分。
おかしいな、人が出てくる気配すらない。
もしかしたら見始めたときには違うお店に移動してしまっていたのかもしれない。
犬気質のわたしは、こうやってぼんやり、でも切実に那智さんの姿を待つのは、じつはかなり幸せな時間。
だけど、モカはどうだろう。
さすがにわたしほど切実に那智さんを求めているはずはないから(笑)
多少、お付き合いをしてくれているのかもしれない。
ただ、お父さんを待つ退屈な姉妹という、幻想ともノスタルジーともつかない温かい不思議な感覚でいてくれるだろうなとは思っていた。
お父さん、遅いね〜
そうだね、もう他のお店に行っちゃったのかな
ときおり、壁にもたれて携帯をいじったりしながらモカも窓際からほとんど離れないでいてくれる。
向かいのビルのガラスの壁にふたつの影が映っていた。
額縁のようなホテルの窓、部屋の灯りでぼんやり浮かび上がらせている。
そこにふたつの影。
片方は遠くまで見るように体を伸ばして、もう片方は退屈そうに窓にアゴをのせて。
交互に高くなったり低くなったり。
わたしは那智さんを待つことがとても好きだ。
ひとり、那智さんを待つ夜ととても愛している。
(『幸せな軟禁状態』)
そこに、隣りにもうひとつ影が映る不思議。
わたしたちは、あのとき、これが永遠には続かないことを知っていた。
そのくせに、わたしは永遠に感じられてしまって怯えてしまったのだけど。
それでも、この温かい不思議な空気がとても切ないものの上に成り立っていることを知っていて、それをそっと引き出しの奥にしまっていた。
幻想とノスタルジーの混ざり合った切なさが、ひとりで待つ幸福とは違う感動をわたしに与えてくれていた。
モカがベッドから離れた。
(シャワーしたんだっけ?あれ、うんこしに行ったんだっけ?笑)
ガラスに映った影がわたしだけになった。
ちょっと気が緩むような感覚と物足りないような感覚。
もう21時45分。
いつ那智さんが通ってもおかしくない。
いま那智さんが通ったら、モカにはナイショにしておこう。
きっと見られなくてがっかりするだろうから。
わたしも見逃したとウソをつこう。
このとき、わたしにとってひとりで見てしまうことは幸福なことではなくなっていたのだ。
あんなにひとりで待つ夜を愛しているのに。
モカがまた隣りに来た。
待ち始めてから1時間が過ぎようとしている。
あ、あれ、お父さん!!
どこ!?
夜道をサクサク歩いている那智さんの姿。
10数階上からでも那智さんの姿はわかる(笑)
ほら、ほら、あれ、そうだよね!!
ホントだ、やったー!!
思わず、ハイタッチ!!
おとーさーん
おとーさーん
窓をバンバン叩く。
大きな声で呼んでも聞こえるわけない^^;
わたしは、慌てて那智さんに電話しようとして携帯に目を落とす。
ふたりが見ていたことを知らせたかったんだ。
那智さん、きっと、見上げて驚いて、苦笑してくれる。
でも、わたしバカ、大人の10mなんてあっという間だ。
携帯を見ている一瞬でもう那智さんの姿は消えてしまっていた。
それでもふたりで何度もハイタッチ。
やった〜
ホントに見えたね〜
待ったかいあった〜
あれだけ待ったんだもの、大喜びではしゃぐ。
あまりの興奮に戻ってきた那智さんがきょとんとしていた。
きっとひとりだったとても同じように窓を眺めて待っていただろう。
(ストーカーですから^^;)
そして、姿を見つけたら、うふふと微笑んだはずだ。
そんな夜を愛している。
でも、感動はふたりいると倍になることもあると、この夜感じていた。
那智さんをふたりで待つ夜の記憶。
それは窓に並んだふたつの影のように、不思議な温かさの記憶。
昨日の「等式」感想です。
あの時の役割分担と言うか3人のポジションは上手くはまりました。確かに私がホテルに到着した時のハイテンションはびっくりするくらいでした。ストレートに待たれる(待たせる)事が気が重いのはきっとそこに甘えがあるからでしょうね。二人の留守番は気恥ずかしかったかな。
りん子(^-^)「ストレートに待たれる(待たせる)事が気が重いのはきっとそこに甘えがあるからでしょうね。」→「ストレートに待たれる(待たせる)事が気が重いのに【すこし嬉しいと思うのは】はきっとそこに甘えがあるからでしょうね。」。とても重要なセンテンスが抜けていたようです(笑)
医療用^^
独り言
ええ〜っと。
どこからどこまで書いたらいいのか!?
かなり恥ずかしさやらなにやらですが、いま勢いで書いております。
モカちゃんに関連したお話をもうひとつ上げる予定でしたが、急遽変更して緊急エントリー。
なぜなら、今日、わたしは日帰り入院して手術をするからなのだ!!
詳細はいつかエントリーしますが、じつは、最近わたしは話題の(?)『○マートボール』なるものを挿入しておりまして。
(ほら、もう恥ずかしい^^;)
入れはじめてから一週間ほどして、わずかに出血してしまいました。
生理は2週間前に終わったばかりだから、これは不正出血というヤツ?
2日間ほど経過をみてみたけど治まる様子もなく、しかも経血とは違う種類の血だという感じは生理を経験しているものならなんとなくわかるもの、ちょっと気になったので病院に行くことに。
入れているリングもしばらく放置していてもう交換時だろうから、それも一緒に相談しようと思っていた。
わたしよりすこし年上の男性の先生。
この先生は、以前子宮に出来物ができたときにもお世話になっていて、物腰も技術も好ましいと感じる先生なのだ。
この先生に不正出血があることとリングの交換を相談する。
最後の生理の時期や出血がはじまった日など問診して、カルテをさかのぼり
ああ、もう3年経ってますね〜、2年を目安に交換したほうがいいから、今日は抜きましょう
とのこと。
抜いたついでに子宮がん検診もするから、あらたに入れるとしても、検診の結果が出てからということだった。
リング入れるの痛いんだよね。
前回入れたときは新人の医者だったからちゃんと入っていなくて、出ている硬いヒモが那智さんのおちんちんの先っぽに当たって、ちょっと傷つけてしまって、続けて入れ直したんだよね。
リング交換は、毎度、ちょっと憂鬱。
わたしの意思で入れているし、那智さんも『ありがとう』と必ず言ってくれているのだけど、ね。
まあ、不正出血も診てもらって、ついでにリングの相談もできるから一石二鳥くらいの気持ちで診察台に乗った。
器具が挿入されて、まあ、この辺は、もう開き直って身を任せるしかないのだけど、次の言葉で一気に事態は急転する!!
あれ?ヒモ、ない?
ええ!?ヒモがない?
ど、どういうこと!!
リング、入っているよね?
は、はい、入っているはずです…!!
カーテン越しに会話する、あう、性器を露出させながら…。
なにやら、ぐりぐり。
ああ、あるね、あ、あと右の卵巣が腫れているね
エコーを入れて中を確認しているようだ。
カーテンをシャッとめくりエコー画面を見せてくれた。
正常な卵巣と腫れているほうを比較、さらに移動して魚の骨のようなリングの骨格らしくものの影。
あるね、じゃあ、ちょっと待っててね
リングという避妊具は、1円玉大の魚の骨みたいなものに針金状のヒモがついていて、魚の骨は子宮に奥にヒモの先端だけちょこっと子宮から出ているのだ。
どうやらその取り外し用のヒモがなんらかの理由で『ない』らしい。
それがあればつまんで抜くだけのたいした作業ではないはずなのだけど、ヒモの先がないとなると、入り口から中に取りにいかないといけないのだ。
ひえ!!
こ、こわい!!
子宮を開くのは、かなり痛いという記憶がある。
それをちょっと開いて抜くだけだって痛いのに、それより一歩踏み込んだことをしようとしているのだ。
わーん、ぜったい、痛いよ〜;;
わたし、痛いの大キライなんですよ〜;;(ホントです 笑)
ちょっと、ごめんね〜
そういって、また器具を挿入。
○○、ちょうだい
次、○○
すこし複雑な作業?
体の表面がチクッとするのとは、違う、もっと内蔵に針を刺すような『チク』。
あああ、これから、どれだけ痛くなるんだ!!
先生、なんか、こわいことになってません〜;;
あまりにこわくて思わず泣き言をいう、性器を露出させながら。
そんなのスルーで先生はぐりぐり。
多少のはじらいで必要最小限の開き方をしていたけど、この恐怖から1秒でも早く解放してもらうためなら、背に腹はかえられない、わたしができることは先生が作業しやすいように思い切り足を開くこと。
乙女の恥じらいは捨て、那智さんしか見たことないような角度で開いて応対しました!!
ところが、たいして痛くならず、終了。
イヤな予感、的中。
どうやら、子宮口からすこし中を探ってみたけどヒモの先だけではなくてヒモ自体見あたらないらしい。
リングの本体だけ子宮の奥に収まっているということなのだ。
これは麻酔して取らないとダメだね
信じられない!!
ヒモ、どこにいったの!!
狐につままれたような感じがするけど、ないものはないのだ。
ということは、いまわたしの子宮の中ではリングちゃんが外界とは接触することなく埋もれているわけ。
ヒモがあれば引っ張ればいいのだけど、ないから子宮口を開いて奥まで取りに行かないといけないのだ。
うう、こわすぎる;;
作業としては難しいことではないのだけど、麻酔をしないとかなり痛いから手術として処理しましょうということになったのです。
とにかく、手術の段取りをして。
抜き取る説明などなど、詳しく話してもらう。
まるでリングちゃん捜索がメインのようになってしまったけど、本来は不正出血を心配してきたのだ。
これは、かなりスルー気味で、取ってからの経過観察ということになった。
ただ、わたしはこの不正出血もすこし心配だった。
なぜなら○マートボールを入れたことが原因なら、それもきちんと話しておかないといけないと思ったからだ。
自分の体は大事。
包み隠さず話すほうが先生との信頼関係も作れる。
かなりためらうけど、それについても触れておかねばと思ったから、話した。
たしか、アダルトグッズの通販サイトの説明では『海外では医療用品として使われている』とか『尿漏れやインナーマッスルを鍛えるシェイプアップ効果もある』とか、とにかくイヤらしいこと以外でも書いてあったから、ここはその視点で話せば、婦人科の先生だから理解してくれるだろうと、自分に言い聞かせて。
ところが、これがヒモなくなる!!の衝撃とは違う、でも、悶絶な展開に発展していくのだった。
じつはね、先生
あの、わたし、膣のトレーニング器具使ったんです、出血はそのせいなんでしょうか
え!?なに、それ?
ほら、尿漏れとかのために、あの、挿入して締めたりする、のです
もう!!先生も婦人科なんだから、推し量ってよ!!
え、え?なんか入れるの?
は、はい、海外では医療用でもあるって
医療用!?
医療用であるの?
は、はい、医療用って、解説に書いてあったりましたよ?
それなのに、先生、『医療用』にものすごい反応。
アダルトショップの説明と先生の驚きようのギャップに、いまさらながら、自分はとんでもないことを話しはじめてしまったのかと後悔する。
そんなことはおかまいなしで、やはり医者として知っておきたいのだろうか、やたら食いつく先生。
その食いつき方に、なんだかこちらも引き下がれなくなってくる。
いえ、医療用として売っているものじゃないんですけど…、あの膣の筋トレのために、お恥ずかしいのですが、アダルトグッズであるんです…
はあああ、わたしったら、医療現場で『アダルトグッズ』って言っちゃったよ!!
もう、恥ずかしくて、でも、引き下がれなくて、変な空気が診察室に充満する。
そう、ちょっとわからないな、勉強のために教えて
それは、中に入れるの?
まだ、続けますか!?
はい、大きめのタンポンみたいで
わたしまで、丁寧に…。
それを、先生カルテに書き込んでいる。
で、それ、入れて、どうするの?
出したり入れたりするの?
いえ、たとえば、入れたら1時間とか入れっぱなしで、あのそれで膣のまわりの筋肉を意識して、鍛えるそうです
って、わたし、なに商品説明している、セールスマンか^^;
出したら、使い捨て?
いえ、シリコンでできていて、毎日繰り返して使います
…先生、カルテに『シリコン』って、書いた^^;
引き下がれない勢いのまま、妙な連帯感のようなものさえ生まれて『なんでしたら、持ってきましょうか?』と言いそうになったけど、押しとどめた(笑)
先生『アダルトグッズ 膣トレーニング』で検索してみてください。
と
結局、不正出血は保留のまま。
リングのヒモがなくなるという信じられない事態に見舞われ。
アホみたいな真剣な会話をして、その日の診断は終了した。
そして、今日、その手術日なのです。
こんなめずらしいことあるんだよ〜という話題を共有したくて、予約投稿しておいたモカちゃん関連を後日に回して、たまにはリアルタイムにエントリーしました^^
ところで、この手術の後、出血が治まるまでは夫婦生活は避けないといけないらしい。
どれくらいで出血が治まるかわからないけど、那智さんは『おまんこできないよ〜』とわたしの欲情を心配してくれている。
勘違いだと思うけど、静脈麻酔をして手術することよりも『しばらくおまんこできないこと』を心配しているようにも見える、当然勘違いだと思いますけど(笑)
ということで、いってきまーす^^
<関連エントリー>
病院関係、他にも
『全日本満腹協会』
『たまーにでちょっとだけの話』
『女の体』
今朝の「等式」感想です。
病院の方はまだよく解らない要素が多いので心配出来ない状態です。りん子も本当に強くなりました、昔なら不安と恐怖でずっとビービー言っていたことでしょう。その話題を面白話を含めてエントリーにしてしまうのだから成長しました。面白ネタを仕入れて元気で帰ってきてね。
ええ〜っと。
どこからどこまで書いたらいいのか!?
かなり恥ずかしさやらなにやらですが、いま勢いで書いております。
モカちゃんに関連したお話をもうひとつ上げる予定でしたが、急遽変更して緊急エントリー。
なぜなら、今日、わたしは日帰り入院して手術をするからなのだ!!
詳細はいつかエントリーしますが、じつは、最近わたしは話題の(?)『○マートボール』なるものを挿入しておりまして。
(ほら、もう恥ずかしい^^;)
入れはじめてから一週間ほどして、わずかに出血してしまいました。
生理は2週間前に終わったばかりだから、これは不正出血というヤツ?
2日間ほど経過をみてみたけど治まる様子もなく、しかも経血とは違う種類の血だという感じは生理を経験しているものならなんとなくわかるもの、ちょっと気になったので病院に行くことに。
入れているリングもしばらく放置していてもう交換時だろうから、それも一緒に相談しようと思っていた。
わたしよりすこし年上の男性の先生。
この先生は、以前子宮に出来物ができたときにもお世話になっていて、物腰も技術も好ましいと感じる先生なのだ。
この先生に不正出血があることとリングの交換を相談する。
最後の生理の時期や出血がはじまった日など問診して、カルテをさかのぼり
ああ、もう3年経ってますね〜、2年を目安に交換したほうがいいから、今日は抜きましょう
とのこと。
抜いたついでに子宮がん検診もするから、あらたに入れるとしても、検診の結果が出てからということだった。
リング入れるの痛いんだよね。
前回入れたときは新人の医者だったからちゃんと入っていなくて、出ている硬いヒモが那智さんのおちんちんの先っぽに当たって、ちょっと傷つけてしまって、続けて入れ直したんだよね。
リング交換は、毎度、ちょっと憂鬱。
わたしの意思で入れているし、那智さんも『ありがとう』と必ず言ってくれているのだけど、ね。
まあ、不正出血も診てもらって、ついでにリングの相談もできるから一石二鳥くらいの気持ちで診察台に乗った。
器具が挿入されて、まあ、この辺は、もう開き直って身を任せるしかないのだけど、次の言葉で一気に事態は急転する!!
あれ?ヒモ、ない?
ええ!?ヒモがない?
ど、どういうこと!!
リング、入っているよね?
は、はい、入っているはずです…!!
カーテン越しに会話する、あう、性器を露出させながら…。
なにやら、ぐりぐり。
ああ、あるね、あ、あと右の卵巣が腫れているね
エコーを入れて中を確認しているようだ。
カーテンをシャッとめくりエコー画面を見せてくれた。
正常な卵巣と腫れているほうを比較、さらに移動して魚の骨のようなリングの骨格らしくものの影。
あるね、じゃあ、ちょっと待っててね
リングという避妊具は、1円玉大の魚の骨みたいなものに針金状のヒモがついていて、魚の骨は子宮に奥にヒモの先端だけちょこっと子宮から出ているのだ。
どうやらその取り外し用のヒモがなんらかの理由で『ない』らしい。
それがあればつまんで抜くだけのたいした作業ではないはずなのだけど、ヒモの先がないとなると、入り口から中に取りにいかないといけないのだ。
ひえ!!
こ、こわい!!
子宮を開くのは、かなり痛いという記憶がある。
それをちょっと開いて抜くだけだって痛いのに、それより一歩踏み込んだことをしようとしているのだ。
わーん、ぜったい、痛いよ〜;;
わたし、痛いの大キライなんですよ〜;;(ホントです 笑)
ちょっと、ごめんね〜
そういって、また器具を挿入。
○○、ちょうだい
次、○○
すこし複雑な作業?
体の表面がチクッとするのとは、違う、もっと内蔵に針を刺すような『チク』。
あああ、これから、どれだけ痛くなるんだ!!
先生、なんか、こわいことになってません〜;;
あまりにこわくて思わず泣き言をいう、性器を露出させながら。
そんなのスルーで先生はぐりぐり。
多少のはじらいで必要最小限の開き方をしていたけど、この恐怖から1秒でも早く解放してもらうためなら、背に腹はかえられない、わたしができることは先生が作業しやすいように思い切り足を開くこと。
乙女の恥じらいは捨て、那智さんしか見たことないような角度で開いて応対しました!!
ところが、たいして痛くならず、終了。
イヤな予感、的中。
どうやら、子宮口からすこし中を探ってみたけどヒモの先だけではなくてヒモ自体見あたらないらしい。
リングの本体だけ子宮の奥に収まっているということなのだ。
これは麻酔して取らないとダメだね
信じられない!!
ヒモ、どこにいったの!!
狐につままれたような感じがするけど、ないものはないのだ。
ということは、いまわたしの子宮の中ではリングちゃんが外界とは接触することなく埋もれているわけ。
ヒモがあれば引っ張ればいいのだけど、ないから子宮口を開いて奥まで取りに行かないといけないのだ。
うう、こわすぎる;;
作業としては難しいことではないのだけど、麻酔をしないとかなり痛いから手術として処理しましょうということになったのです。
とにかく、手術の段取りをして。
抜き取る説明などなど、詳しく話してもらう。
まるでリングちゃん捜索がメインのようになってしまったけど、本来は不正出血を心配してきたのだ。
これは、かなりスルー気味で、取ってからの経過観察ということになった。
ただ、わたしはこの不正出血もすこし心配だった。
なぜなら○マートボールを入れたことが原因なら、それもきちんと話しておかないといけないと思ったからだ。
自分の体は大事。
包み隠さず話すほうが先生との信頼関係も作れる。
かなりためらうけど、それについても触れておかねばと思ったから、話した。
たしか、アダルトグッズの通販サイトの説明では『海外では医療用品として使われている』とか『尿漏れやインナーマッスルを鍛えるシェイプアップ効果もある』とか、とにかくイヤらしいこと以外でも書いてあったから、ここはその視点で話せば、婦人科の先生だから理解してくれるだろうと、自分に言い聞かせて。
ところが、これがヒモなくなる!!の衝撃とは違う、でも、悶絶な展開に発展していくのだった。
じつはね、先生
あの、わたし、膣のトレーニング器具使ったんです、出血はそのせいなんでしょうか
え!?なに、それ?
ほら、尿漏れとかのために、あの、挿入して締めたりする、のです
もう!!先生も婦人科なんだから、推し量ってよ!!
え、え?なんか入れるの?
は、はい、海外では医療用でもあるって
医療用!?
医療用であるの?
は、はい、医療用って、解説に書いてあったりましたよ?
それなのに、先生、『医療用』にものすごい反応。
アダルトショップの説明と先生の驚きようのギャップに、いまさらながら、自分はとんでもないことを話しはじめてしまったのかと後悔する。
そんなことはおかまいなしで、やはり医者として知っておきたいのだろうか、やたら食いつく先生。
その食いつき方に、なんだかこちらも引き下がれなくなってくる。
いえ、医療用として売っているものじゃないんですけど…、あの膣の筋トレのために、お恥ずかしいのですが、アダルトグッズであるんです…
はあああ、わたしったら、医療現場で『アダルトグッズ』って言っちゃったよ!!
もう、恥ずかしくて、でも、引き下がれなくて、変な空気が診察室に充満する。
そう、ちょっとわからないな、勉強のために教えて
それは、中に入れるの?
まだ、続けますか!?
はい、大きめのタンポンみたいで
わたしまで、丁寧に…。
それを、先生カルテに書き込んでいる。
で、それ、入れて、どうするの?
出したり入れたりするの?
いえ、たとえば、入れたら1時間とか入れっぱなしで、あのそれで膣のまわりの筋肉を意識して、鍛えるそうです
って、わたし、なに商品説明している、セールスマンか^^;
出したら、使い捨て?
いえ、シリコンでできていて、毎日繰り返して使います
…先生、カルテに『シリコン』って、書いた^^;
引き下がれない勢いのまま、妙な連帯感のようなものさえ生まれて『なんでしたら、持ってきましょうか?』と言いそうになったけど、押しとどめた(笑)
先生『アダルトグッズ 膣トレーニング』で検索してみてください。
と
結局、不正出血は保留のまま。
リングのヒモがなくなるという信じられない事態に見舞われ。
アホみたいな真剣な会話をして、その日の診断は終了した。
そして、今日、その手術日なのです。
こんなめずらしいことあるんだよ〜という話題を共有したくて、予約投稿しておいたモカちゃん関連を後日に回して、たまにはリアルタイムにエントリーしました^^
ところで、この手術の後、出血が治まるまでは夫婦生活は避けないといけないらしい。
どれくらいで出血が治まるかわからないけど、那智さんは『おまんこできないよ〜』とわたしの欲情を心配してくれている。
勘違いだと思うけど、静脈麻酔をして手術することよりも『しばらくおまんこできないこと』を心配しているようにも見える、当然勘違いだと思いますけど(笑)
ということで、いってきまーす^^
<関連エントリー>
病院関係、他にも
『全日本満腹協会』
『たまーにでちょっとだけの話』
『女の体』
今朝の「等式」感想です。
病院の方はまだよく解らない要素が多いので心配出来ない状態です。りん子も本当に強くなりました、昔なら不安と恐怖でずっとビービー言っていたことでしょう。その話題を面白話を含めてエントリーにしてしまうのだから成長しました。面白ネタを仕入れて元気で帰ってきてね。
ただいま~
とりあえず無事帰宅しました~。
処置時間より麻酔を醒ます時間のほうが何倍もかかって、まだ、麻酔の余韻で二日酔い状態ですが、元気です。
取り急ぎ、ご報告~。
処置時間より麻酔を醒ます時間のほうが何倍もかかって、まだ、麻酔の余韻で二日酔い状態ですが、元気です。
取り急ぎ、ご報告~。