わたしで遊んで4
非日常的な日常
『にかーん』といたずらっ子の微笑みで片手にコンドームを持ち登場した那智さん。
空いてるほうの手でわたしの手首を握り、隣りにいた感じのよい男性の股間へ…。
わわわ、なにをするのですか!?那智さん!!
ボクサーパンツ一枚の男性の股間に手を置き、硬直する。
だって、さっき怖がる女性の頭を撫でてあげることさえためらってしまうほど、知らない人に触れることをためらうわたしだったのに。
いきなり、男性の、しかも「股間」。
硬直します。
那智さんはこういう場所でときどきわたしを晒してサービスするけれど、基本的に他人には触らせないし、他人を触ることもさせない。
だから、変なところだけ「うぶ」みたいです。
「す、すみません…。」
意味もなく、うつむき謝る。
「いいえ、いいですよ。」
「ほら、大きくさせて。」
那智さんがわたしの手を持ち、ちょっと動かす!!
やめて、那智さん!!
大きくって、どうしたらよいの!!
って、もう、大きいです…。
「大きくなったら、これを着けて、フェラチオして差し上げて、いいですか?」
「はい、もちろん。」
硬直してる間にそんな話が成立してしまう。
コンドームの付け方を教えてもらいながら、男性の前に屈む。
「すみません、失礼します。」
なんだか、わたしでいいのだろうか、なんて思ってしまい、丁寧に断りを入れて装着。
「じゃ、いつものように。」
那智さんに促されて、男性のおちんちんに口を付ける。
那智さん以外の男性のそれに触れるのは、ゲストを招いたとき以来だ。
那智さん以外はぜったいいや!!と思っていたくせに。
コンドーム越しだからか、よい感じの人だったからか、いやじゃない。
もしかしたら、那智さんにかまわれすぎて感覚が麻痺してしまっているのかもしれない。
知らない人に触れるというハードルが少し低くなっているみたいだ。
ううん、それそれ以上に、夢中にフェラチオをしてるわたしがいる。
いつものように、那智さんにするように。
この男性が気持ち良いと思ってくれたらいいな。
そしたら、間接的に、那智さんが自慢に思ってくれるかもしれないもの。
それと、心配りをしてくれた彼に、ちょっとだけサービス気分。
床に這いつくばるようにお口を使っていると、ドレスをまくり上げる気配がした。
那智さんだ。
ドレスの中に手を入れ、わたしをいじくりだしてる。
ああ、いっぱい濡れてる。
いろいろ理由はあるけれど、わたし、感じてしまってるんだ。
那智さんがわたしの気持ちいいところを触る。
だんだんそちらに気持ちがいってしまう。
それにしても、すごい体勢。
フェラチオをする後ろからもう一人の男性に触られてる。
いや、これくらいは、ちょっと過激なシチュエーションではありなのかもしれない。
でも、それが我が身に起ころうとは。
様々な感情と快感がわたしに次々とやってきて、この状況に酔っているわたしがいる。
那智さんの指がおまんこやアナルを責める。
ああ、気持ち良いです。
くわえながら「いってもいいですか?」とモゴモゴした声でいう。
男性がわたしの頭を撫でながら。
「入れたくなってきちゃった。」
入れたい、いいかもしれない。
おまんこに指よりも太いものを入れたら気持ち良いような気がする。
「那智さん、入れたいとおっしゃってます。」
振り返り、那智さんに伝えると「それはダメ」とお返事が返ってきた。
ちょっと残念、と思った。
「ダメですって。ごめんなさい。」
そう言って、またフェラチオをはじめる。
コンドーム越しだとなかなかいけないという男性に、気持ち良くなってほしくて一生懸命。
しばらく静かな時間が過ぎた。
「はい、おしまい〜。」
那智さんの声でストップがかかり、フェラチオさせるお遊びは、そこで終了。
ちょっと申し訳ない気分で、男性から離れる。
フェラチオとセックスに、どんな境い目があるのかわからないけど、これも那智さんなりの線引きなのだろうなと床に座りながら思う。
殿は乱心しながらも一応線は引いてくれているらしいことは、ちょっと残念だったけど、嬉しい。
でも、この線引き、男性には酷かも?
男性にとっては、この線引きが「ご乱心」だわ^^;
今夜は短い時間の中でいろんなことがあった。
ハプバーで那智さんがはっきりと「俺の物扱い」をして、那智さんがわたしで遊んだことははじめてだった。
大変だけど、でも、とても嬉しかったな。
そう思いながら、疲れて床にごろんと転がる。
那智さんが近付いて来て、転がるわたしの横に立つ。
見上げる。
薄暗いフロアにスーツ姿の那智さん。
目だけが光って見える。
髪を掴まれ半身を起こされ、ビンタ。
ドサッと倒れる。
そこに蹴りを入れる。
背中お尻、蹴られて踏まれて、わたしはもうぐちゃぐちゃだ。
まだ終わっていなかったのね。
周りの様子は、もうわからなくなってる。
ただ、蹴られることが、踏まれることが気持ち良くて。
こねくりまわされることが幸せで。
低い位置から見上げる那智さんだけしか視界に入らない。
飼い主がボールを投げる素振りを見せたら、嬉々として尻尾を振る犬のようだ。
ヘトヘトになっても、かまってもらえることが嬉しくて、ボールを拾いにいく。
飼い主しか、見えないわんこ。
いつまでも、いつまでも、わんこで遊んでと尻尾を振るのでした。
途切れ途切れの更新でしたが、とりあえずおしまいです^^
まだまだ暑い日が続いていますね。
皆様、お体ご自愛くださいませ^^
『にかーん』といたずらっ子の微笑みで片手にコンドームを持ち登場した那智さん。
空いてるほうの手でわたしの手首を握り、隣りにいた感じのよい男性の股間へ…。
わわわ、なにをするのですか!?那智さん!!
ボクサーパンツ一枚の男性の股間に手を置き、硬直する。
だって、さっき怖がる女性の頭を撫でてあげることさえためらってしまうほど、知らない人に触れることをためらうわたしだったのに。
いきなり、男性の、しかも「股間」。
硬直します。
那智さんはこういう場所でときどきわたしを晒してサービスするけれど、基本的に他人には触らせないし、他人を触ることもさせない。
だから、変なところだけ「うぶ」みたいです。
「す、すみません…。」
意味もなく、うつむき謝る。
「いいえ、いいですよ。」
「ほら、大きくさせて。」
那智さんがわたしの手を持ち、ちょっと動かす!!
やめて、那智さん!!
大きくって、どうしたらよいの!!
って、もう、大きいです…。
「大きくなったら、これを着けて、フェラチオして差し上げて、いいですか?」
「はい、もちろん。」
硬直してる間にそんな話が成立してしまう。
コンドームの付け方を教えてもらいながら、男性の前に屈む。
「すみません、失礼します。」
なんだか、わたしでいいのだろうか、なんて思ってしまい、丁寧に断りを入れて装着。
「じゃ、いつものように。」
那智さんに促されて、男性のおちんちんに口を付ける。
那智さん以外の男性のそれに触れるのは、ゲストを招いたとき以来だ。
那智さん以外はぜったいいや!!と思っていたくせに。
コンドーム越しだからか、よい感じの人だったからか、いやじゃない。
もしかしたら、那智さんにかまわれすぎて感覚が麻痺してしまっているのかもしれない。
知らない人に触れるというハードルが少し低くなっているみたいだ。
ううん、それそれ以上に、夢中にフェラチオをしてるわたしがいる。
いつものように、那智さんにするように。
この男性が気持ち良いと思ってくれたらいいな。
そしたら、間接的に、那智さんが自慢に思ってくれるかもしれないもの。
それと、心配りをしてくれた彼に、ちょっとだけサービス気分。
床に這いつくばるようにお口を使っていると、ドレスをまくり上げる気配がした。
那智さんだ。
ドレスの中に手を入れ、わたしをいじくりだしてる。
ああ、いっぱい濡れてる。
いろいろ理由はあるけれど、わたし、感じてしまってるんだ。
那智さんがわたしの気持ちいいところを触る。
だんだんそちらに気持ちがいってしまう。
それにしても、すごい体勢。
フェラチオをする後ろからもう一人の男性に触られてる。
いや、これくらいは、ちょっと過激なシチュエーションではありなのかもしれない。
でも、それが我が身に起ころうとは。
様々な感情と快感がわたしに次々とやってきて、この状況に酔っているわたしがいる。
那智さんの指がおまんこやアナルを責める。
ああ、気持ち良いです。
くわえながら「いってもいいですか?」とモゴモゴした声でいう。
男性がわたしの頭を撫でながら。
「入れたくなってきちゃった。」
入れたい、いいかもしれない。
おまんこに指よりも太いものを入れたら気持ち良いような気がする。
「那智さん、入れたいとおっしゃってます。」
振り返り、那智さんに伝えると「それはダメ」とお返事が返ってきた。
ちょっと残念、と思った。
「ダメですって。ごめんなさい。」
そう言って、またフェラチオをはじめる。
コンドーム越しだとなかなかいけないという男性に、気持ち良くなってほしくて一生懸命。
しばらく静かな時間が過ぎた。
「はい、おしまい〜。」
那智さんの声でストップがかかり、フェラチオさせるお遊びは、そこで終了。
ちょっと申し訳ない気分で、男性から離れる。
フェラチオとセックスに、どんな境い目があるのかわからないけど、これも那智さんなりの線引きなのだろうなと床に座りながら思う。
殿は乱心しながらも一応線は引いてくれているらしいことは、ちょっと残念だったけど、嬉しい。
でも、この線引き、男性には酷かも?
男性にとっては、この線引きが「ご乱心」だわ^^;
今夜は短い時間の中でいろんなことがあった。
ハプバーで那智さんがはっきりと「俺の物扱い」をして、那智さんがわたしで遊んだことははじめてだった。
大変だけど、でも、とても嬉しかったな。
そう思いながら、疲れて床にごろんと転がる。
那智さんが近付いて来て、転がるわたしの横に立つ。
見上げる。
薄暗いフロアにスーツ姿の那智さん。
目だけが光って見える。
髪を掴まれ半身を起こされ、ビンタ。
ドサッと倒れる。
そこに蹴りを入れる。
背中お尻、蹴られて踏まれて、わたしはもうぐちゃぐちゃだ。
まだ終わっていなかったのね。
周りの様子は、もうわからなくなってる。
ただ、蹴られることが、踏まれることが気持ち良くて。
こねくりまわされることが幸せで。
低い位置から見上げる那智さんだけしか視界に入らない。
飼い主がボールを投げる素振りを見せたら、嬉々として尻尾を振る犬のようだ。
ヘトヘトになっても、かまってもらえることが嬉しくて、ボールを拾いにいく。
飼い主しか、見えないわんこ。
いつまでも、いつまでも、わんこで遊んでと尻尾を振るのでした。
途切れ途切れの更新でしたが、とりあえずおしまいです^^
まだまだ暑い日が続いていますね。
皆様、お体ご自愛くださいませ^^