最低は最高?2
独特な幸福感
まあ、そもそも、○日〜×日にかけて小旅行が実現できるとは思っていなかった。
たぶん那智さんもそうだろう。
元々できない約束は絶対といっていいくらいしない人なので、旅館のこともタラレバでの話だった。
『行こうね』と約束したのではなくて、『行かれたら行こうか?』というレベルなのは長い付き合いで承知している。
だから、それはほとんど期待していなかった。
ただ、このイベントももう何年か繰り返し行われていて始めた当初より年々慣れてきて準備にも余裕が出てきているのは感じていたから、旅館の小旅行は無理でも宿泊するホテルに一泊多く泊まって、夜遊びくらいはできるかな〜という感じではいたんだ。
○日が迫って、小旅行は無理と判断してホテルに前泊することが決まった。
わたしは翌日の×日は仕事が入っていたから、ホテルからお仕事またホテルに帰宅で二泊というなんだかホテル住まいみたいな面白いことになりそうだった。
目論みはこう。
○日午後に落ち合い、ホテルにチェックインをしていちゃいちゃ*^^*
夜ホテルのレストランで食事と飲み〜^^
翌朝、那智さんはイベント会場へ、わたしはお仕事へ、本番と打ち合せを終えてホテルに帰宅。
一泊目はこんな段取り。
那智さんはイベントと懇親会と3次会と…で恐らく二泊目はヘトヘトで深夜のご帰宅だろう。
一緒に眠れることはそれだけでも幸せだけど、まあ、どちらかというと一泊目のほうが楽しいデートってわけ。
しかし。
毎年繰り返して慣れてきているらしいのに、なんだか様子を見ていると例年より手間取っている感じ。
聞くと、どうやら新しい試みをしているそうで、それが思いのほか大変だったそうだ。
まあ、俺がやろうって言い出したから、しかたないんだけどね^^;
でも、どうもはじめてみたら大変だったということなのだ。
何年か前も、このイベント絡みでお泊まりできたことがあるんだけど、そのときも前泊してすこしお仕事を手伝ったんだ。
那智さん、終わらなければお手伝いしますよ^^
だからもし大変ならチェックイン遅らせてお手伝いするつもりではいた。
わたしは基本那智さんと一緒にいられることで充分満足なので、お手伝いをすることはかまわない。
まあ、夜のお食事くらいからは遊べるでしょう、いちゃいちゃはその後でもよし、だしね^^
ところが、徐々に包囲網が狭まってくる…。
○日の前々日に。
ごめん!!○日21時から打ち合わせになっちゃった!!
ええ?
聞くと、前泊するお偉いさんが何人かいて、イベントの最終打ち合せに急遽招集されてしまったのだ。
しかもホテルのレストランの個室を使って、飲食がてら。
ということは、ふたりでそのレストランでお食事&飲みは不可能になってしまった。
だっていちおう時間は決まっていても、その前に同じレストランで女とふたり食事して酒飲んでいるわけにはいかないだろう。
それじゃあ、那智さんだって楽しめない。
楽しめないことを無理やりしてもらう趣味はわたしにはないしね^^
ということは、午後お仕事場で落ち合って、終わらない分があればお手伝いして、終わり次第ホテルにチェックインして、21時に那智さんは打ち合せに出かけていく。
ということになる。
何やら雲行き怪しい?
ふむふむ、那智さんとふたりでいる時間はどれくらいだ?
手伝っている時間を含めたら5、6時間、レストランの営業時間が0時までなので遅くとも0時からも一緒にいられる。
えっと、わたしは一緒にいられることで充分幸せだ(ホントだよ)
お手伝いをして那智さんがラクになってくれたら、それはとても嬉しい(ここもホント、犬気質だもん)
21時からお食事に出かけちゃうから、わたしもそこから夕飯だ。
ひとりでご飯を食べることも、食べに出かけることもぜんぜんキライじゃない、だから、それも問題ない(21時まで待つのはちょっとお腹減っちゃうけど)
だから、それも不満はない。
だーけーどー(笑)
あれ?一晩中波の音は!?
ホテルでいちゃいちゃとレストランでコースとワインは!?
なんだか〜、話が違うんですけど〜(笑)
狭まる包囲網、わたしは否応なく不安を覚えはじめていた!!
まあ、そもそも、○日〜×日にかけて小旅行が実現できるとは思っていなかった。
たぶん那智さんもそうだろう。
元々できない約束は絶対といっていいくらいしない人なので、旅館のこともタラレバでの話だった。
『行こうね』と約束したのではなくて、『行かれたら行こうか?』というレベルなのは長い付き合いで承知している。
だから、それはほとんど期待していなかった。
ただ、このイベントももう何年か繰り返し行われていて始めた当初より年々慣れてきて準備にも余裕が出てきているのは感じていたから、旅館の小旅行は無理でも宿泊するホテルに一泊多く泊まって、夜遊びくらいはできるかな〜という感じではいたんだ。
○日が迫って、小旅行は無理と判断してホテルに前泊することが決まった。
わたしは翌日の×日は仕事が入っていたから、ホテルからお仕事またホテルに帰宅で二泊というなんだかホテル住まいみたいな面白いことになりそうだった。
目論みはこう。
○日午後に落ち合い、ホテルにチェックインをしていちゃいちゃ*^^*
夜ホテルのレストランで食事と飲み〜^^
翌朝、那智さんはイベント会場へ、わたしはお仕事へ、本番と打ち合せを終えてホテルに帰宅。
一泊目はこんな段取り。
那智さんはイベントと懇親会と3次会と…で恐らく二泊目はヘトヘトで深夜のご帰宅だろう。
一緒に眠れることはそれだけでも幸せだけど、まあ、どちらかというと一泊目のほうが楽しいデートってわけ。
しかし。
毎年繰り返して慣れてきているらしいのに、なんだか様子を見ていると例年より手間取っている感じ。
聞くと、どうやら新しい試みをしているそうで、それが思いのほか大変だったそうだ。
まあ、俺がやろうって言い出したから、しかたないんだけどね^^;
でも、どうもはじめてみたら大変だったということなのだ。
何年か前も、このイベント絡みでお泊まりできたことがあるんだけど、そのときも前泊してすこしお仕事を手伝ったんだ。
那智さん、終わらなければお手伝いしますよ^^
だからもし大変ならチェックイン遅らせてお手伝いするつもりではいた。
わたしは基本那智さんと一緒にいられることで充分満足なので、お手伝いをすることはかまわない。
まあ、夜のお食事くらいからは遊べるでしょう、いちゃいちゃはその後でもよし、だしね^^
ところが、徐々に包囲網が狭まってくる…。
○日の前々日に。
ごめん!!○日21時から打ち合わせになっちゃった!!
ええ?
聞くと、前泊するお偉いさんが何人かいて、イベントの最終打ち合せに急遽招集されてしまったのだ。
しかもホテルのレストランの個室を使って、飲食がてら。
ということは、ふたりでそのレストランでお食事&飲みは不可能になってしまった。
だっていちおう時間は決まっていても、その前に同じレストランで女とふたり食事して酒飲んでいるわけにはいかないだろう。
それじゃあ、那智さんだって楽しめない。
楽しめないことを無理やりしてもらう趣味はわたしにはないしね^^
ということは、午後お仕事場で落ち合って、終わらない分があればお手伝いして、終わり次第ホテルにチェックインして、21時に那智さんは打ち合せに出かけていく。
ということになる。
何やら雲行き怪しい?
ふむふむ、那智さんとふたりでいる時間はどれくらいだ?
手伝っている時間を含めたら5、6時間、レストランの営業時間が0時までなので遅くとも0時からも一緒にいられる。
えっと、わたしは一緒にいられることで充分幸せだ(ホントだよ)
お手伝いをして那智さんがラクになってくれたら、それはとても嬉しい(ここもホント、犬気質だもん)
21時からお食事に出かけちゃうから、わたしもそこから夕飯だ。
ひとりでご飯を食べることも、食べに出かけることもぜんぜんキライじゃない、だから、それも問題ない(21時まで待つのはちょっとお腹減っちゃうけど)
だから、それも不満はない。
だーけーどー(笑)
あれ?一晩中波の音は!?
ホテルでいちゃいちゃとレストランでコースとワインは!?
なんだか〜、話が違うんですけど〜(笑)
狭まる包囲網、わたしは否応なく不安を覚えはじめていた!!