せいしょり
非日常的な日常
先にカラオケボックスにチェックインしておく。
そのほうが早くドリンクがくるから、遅れてきた那智さんにすぐに可愛がってもらえる。
部屋からはなくチェックインのときにオーダーして、外から比較的死角の部屋番号を指定する。
灰皿も忘れない。
淡々とこなすけど気持ちは全然慣れてくれない。
先にひとりでカラオケボックスに入るという行為はいつまで経っても居心地悪い。
でも背に腹は変えられない。
とても切羽詰まっていたからだ。
部屋に入り無意味な宣伝のボリュームを下げる。
空調をチェックするころ、携帯が鳴る。
きゃあ、きゃあ、那智さん^^
もう数日前から欲情している。
『那智さん肌恋しい』状態だ。
「もうすぐ行くよ〜。そこで何をしてほしい?(笑)」
「なにって、くっつきたいです」
「くっつくだけでいいの?(笑)」
那智さん、からかってる。
普段ならかまってもらってうれしいことなのに、なんだか気持ちがちょっと沈む。
冗談いってる場合じゃないという感じだったからだ。
欲情しているからって、ヨダレ垂らしてはぁはぁしちゃってますということではないのだけど、冗談が通じないような静かに切羽詰まった状態だった。
部屋に入ってきた。
見えない尻尾も欲情も恋しいも一気に跳ねる。
我慢ができない。
いつもなら先に買ってきたお昼ご飯を食べるのだけど、そんなことどうでもよくなっている。
那智さん、会いたかった。
ねえ、那智さん、早く早く、くっつかせて、キスをして、体を小さく折りたたんで肩に顔をうずめさせて。
乳首を弾いて、その指でかき回して。
エサを前にした犬のようだ。
荒い息で小さく震える。
たいした会話もせずにスカートに手が伸び指で探る。
「あれ?あんまり濡れてないね」
わかってた。
さっきの電話でちょっと沈んだ気持ちになって心の欲情も沈んだこと。
まったく心は厄介だ。
ううん、厄介なのはおまんこかな。
そんなことは気にしないで無遠慮におまんこをかき回し出す。
やっとだ。
これでやっと切実な思いから解放してもらえる。
もっともっと。
指に押し付ける腰がどんどんソファから落ちていく。
徐々に、指の動きと腰が連動していく。
『那智さん肌恋しい』なんてキレイな言葉でくるんでいるけど、いまのわたしには情緒の欠片もない。
抜いた指、手の甲まで濡れていた。
ひとしきりイッて、やっと落ち着いておにぎりを頬張る。
「なんか、りん子、抜いてるって感じだよな」
うう、たしかに、そうです。
抜いてる。
抜いてもらってます。
だって自分じゃダメなんだもの。
例えば、鞭やわんこで得る快感とかキスやなでなでのように那智さんじゃないと成立しないものは『那智さんじゃなきゃダメ』なことはわかる。
だけど指でクリトリスを刺激しておまんこに入れてかき回すことで解消する体の欲求も、那智さんにしてもらわないと満足できなくなっている。
あなたに見下ろされながら、その指でおちんちんで舌でしてもらわないと解消できない。
(最近またちょっと『おちんぽさま』から遠ざかってます^^;)
だから、こうやって切羽詰まって抜いてもらいに会いに行く。
大好きなんだから会いたいのは大前提だけど、この日はちょっと切実だった。
これは那智さん自身が望んだこと。
オナニーではどうにもならない体に、那智さんが作ったのだ。
「なんか俺、性処理してない?性処理奴隷じゃなくて『性処理ご主人様』?(笑)」
わあ、ほんとですね!!
那智さんじゃなきゃ解決できない心と体ができあがってしまうと、那智さんは『抜き役』を引き受けないといけないのだ。
性処理だ^^;
といことは、ご主人様だけを思いご主人様の精液がほしくて、ご主人様だけに欲情する淫乱な性処理奴隷作りをしようと試みて、せっせと調教していたら、いつのまにか『性処理ご主人様』もできあがってしまうなんてことあるかも。
じゃあ、実は、この世界には意外にも『性処理ご主人様』は多いのかもしれない(笑)
いやいや、これはある意味調教の成果だよね。
ご主人様もお疲れさまです^^
ということで、那智さん『性処理ご主人様』になるのでした^^
先にカラオケボックスにチェックインしておく。
そのほうが早くドリンクがくるから、遅れてきた那智さんにすぐに可愛がってもらえる。
部屋からはなくチェックインのときにオーダーして、外から比較的死角の部屋番号を指定する。
灰皿も忘れない。
淡々とこなすけど気持ちは全然慣れてくれない。
先にひとりでカラオケボックスに入るという行為はいつまで経っても居心地悪い。
でも背に腹は変えられない。
とても切羽詰まっていたからだ。
部屋に入り無意味な宣伝のボリュームを下げる。
空調をチェックするころ、携帯が鳴る。
きゃあ、きゃあ、那智さん^^
もう数日前から欲情している。
『那智さん肌恋しい』状態だ。
「もうすぐ行くよ〜。そこで何をしてほしい?(笑)」
「なにって、くっつきたいです」
「くっつくだけでいいの?(笑)」
那智さん、からかってる。
普段ならかまってもらってうれしいことなのに、なんだか気持ちがちょっと沈む。
冗談いってる場合じゃないという感じだったからだ。
欲情しているからって、ヨダレ垂らしてはぁはぁしちゃってますということではないのだけど、冗談が通じないような静かに切羽詰まった状態だった。
部屋に入ってきた。
見えない尻尾も欲情も恋しいも一気に跳ねる。
我慢ができない。
いつもなら先に買ってきたお昼ご飯を食べるのだけど、そんなことどうでもよくなっている。
那智さん、会いたかった。
ねえ、那智さん、早く早く、くっつかせて、キスをして、体を小さく折りたたんで肩に顔をうずめさせて。
乳首を弾いて、その指でかき回して。
エサを前にした犬のようだ。
荒い息で小さく震える。
たいした会話もせずにスカートに手が伸び指で探る。
「あれ?あんまり濡れてないね」
わかってた。
さっきの電話でちょっと沈んだ気持ちになって心の欲情も沈んだこと。
まったく心は厄介だ。
ううん、厄介なのはおまんこかな。
そんなことは気にしないで無遠慮におまんこをかき回し出す。
やっとだ。
これでやっと切実な思いから解放してもらえる。
もっともっと。
指に押し付ける腰がどんどんソファから落ちていく。
徐々に、指の動きと腰が連動していく。
『那智さん肌恋しい』なんてキレイな言葉でくるんでいるけど、いまのわたしには情緒の欠片もない。
抜いた指、手の甲まで濡れていた。
ひとしきりイッて、やっと落ち着いておにぎりを頬張る。
「なんか、りん子、抜いてるって感じだよな」
うう、たしかに、そうです。
抜いてる。
抜いてもらってます。
だって自分じゃダメなんだもの。
例えば、鞭やわんこで得る快感とかキスやなでなでのように那智さんじゃないと成立しないものは『那智さんじゃなきゃダメ』なことはわかる。
だけど指でクリトリスを刺激しておまんこに入れてかき回すことで解消する体の欲求も、那智さんにしてもらわないと満足できなくなっている。
あなたに見下ろされながら、その指でおちんちんで舌でしてもらわないと解消できない。
(最近またちょっと『おちんぽさま』から遠ざかってます^^;)
だから、こうやって切羽詰まって抜いてもらいに会いに行く。
大好きなんだから会いたいのは大前提だけど、この日はちょっと切実だった。
これは那智さん自身が望んだこと。
オナニーではどうにもならない体に、那智さんが作ったのだ。
「なんか俺、性処理してない?性処理奴隷じゃなくて『性処理ご主人様』?(笑)」
わあ、ほんとですね!!
那智さんじゃなきゃ解決できない心と体ができあがってしまうと、那智さんは『抜き役』を引き受けないといけないのだ。
性処理だ^^;
といことは、ご主人様だけを思いご主人様の精液がほしくて、ご主人様だけに欲情する淫乱な性処理奴隷作りをしようと試みて、せっせと調教していたら、いつのまにか『性処理ご主人様』もできあがってしまうなんてことあるかも。
じゃあ、実は、この世界には意外にも『性処理ご主人様』は多いのかもしれない(笑)
いやいや、これはある意味調教の成果だよね。
ご主人様もお疲れさまです^^
ということで、那智さん『性処理ご主人様』になるのでした^^
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