変形する乳首
非日常的な日常
左手で乳首を潰される。
指先で摘むのではなくて、親指の腹と人差し指の側面で挟む。
抓る、だね。
右の腕で抱きかかえられながら。
左指の力と別人格のように腕や胸の皮膚がわたしを優しく包む。
痛みは次第に慣れていく。
最初の高波が引きはじめた頃、那智さんもわかっているんだ。
「いくよ」
肩を抱く右腕にすこし力が入る。
那智さん、利き腕じゃないほう使ってる、やりにくくないかな…
次に来ることがわかっているのに、妙に冷静なわたしが思う。
右腕よりもずっとずっと強い力が左手に入る。
さらに潰されしごかれる。
利き腕かどうか、もうどうでもよくなる。
照明を落としたお仕事場。
スーツ姿のまま椅子に腰掛ける那智さんの足元にわたし。
服を来ていない肌に空調はひんやりとして床は堅い。
上半身をすこし屈めて両手で両乳首を潰す。
親指と人差し指の側面で。
長く同じ力。
痛みはすこし慣れる。
力がすこし強くなる。
その強さでまた長く。
どんどん乳首の感覚がマヒしているようだ。
痺れているのか痛みが引いているのか、ちょっと判断つかない。
次に何が来るかわかる。
こわい。
那智さんも、わたしが次に起こることをわかっていることを、わかっている。
「こわいね〜」
「…はい」
文字通り『震える』。
次に起こることへの恐さと期待、同じことを思えた喜びに、心が震える。
いたずらをする前のやんちゃな目。
いとしいものに向ける慈しみの目。
これを混在させる瞳に吸い寄せられる。
一瞬力が緩む。
潰す角度を変えるんだ。
乳首は一定方向に潰されるだけよりも、角度を変えて潰し直すほうが圧倒的に痛い。
横にひしゃげたものを縦にするのだ。
一気に力が入り、物凄い握力で乳首の形を変える。
そのままその握力でゴシゴシとしごかれる。
頭を振り足を床に叩きつけ、大声を出さずにはいられない。
洗濯機の中に放り込まれたみたいにぐわんぐわんする。
だけど、そこからは逃げられない。
ちょっと猫背になるだけ。
この洗濯バサミは強烈に痛い。
安物だから切りっぱなし、ギザギザが尖っているのだ。
那智さんがそれを取り出すと、いつもすこしだけ絶望する。
鞭と同じ絶望。
挟まれると途端に強烈に痛くなる。
洗濯バサミは指と違って痛さに慣れるという感じはしないんだ。
これは痛さが増す(なんでだろ?)
もう痛くて痛くてしょうがなくなっていく。
ローションを乳首に垂らした。
潰され捻り出された乳首の僅かな先端に。
ひんやりとした、痛い以外の感覚をひさしぶりに感じる。
ローションでなめらかになった、その先端を愛撫された。
たった数ミリの中の苦痛と快感。
見えているのに聞こえているのに脳に伝わってくれない。
そこがわたしの全体になったようだ。
強烈に痛くて、強烈に気持ちがいい。
未知の感覚に恐ろしくなるけど、どうしてもそこから動けない。
自分の声があまりわからなくなっていく。
腰を揺らしおまんこにも快感を呼ぶ。
もっともっとと指に吸い付いていく。
那智さんはこのわたしを見て『あんまり気持ちよさそうで、うらやましい』と思ったそうだ。
あんなに痛いのに、気持ちよさそうに見えるんだ。
わたしばっかり気持ちよくて(あれ?痛いはずなのに^^)なんだかちょっと申し訳なく思うけど。
でも、これって那智さんが作ったのですよね。
変形したのは乳首だけじゃない、わたしもだ。
変形させるおもしろさは、きっと『うらやましい』に値するんじゃないかな〜と申し訳ない気持ちをひっこめる。
面倒で、わたしは作るほうは選ばないと思うけど(笑)
<関連エントリー>
洗濯バサミはこれです^^
『緊箍呪』
左手で乳首を潰される。
指先で摘むのではなくて、親指の腹と人差し指の側面で挟む。
抓る、だね。
右の腕で抱きかかえられながら。
左指の力と別人格のように腕や胸の皮膚がわたしを優しく包む。
痛みは次第に慣れていく。
最初の高波が引きはじめた頃、那智さんもわかっているんだ。
「いくよ」
肩を抱く右腕にすこし力が入る。
那智さん、利き腕じゃないほう使ってる、やりにくくないかな…
次に来ることがわかっているのに、妙に冷静なわたしが思う。
右腕よりもずっとずっと強い力が左手に入る。
さらに潰されしごかれる。
利き腕かどうか、もうどうでもよくなる。
照明を落としたお仕事場。
スーツ姿のまま椅子に腰掛ける那智さんの足元にわたし。
服を来ていない肌に空調はひんやりとして床は堅い。
上半身をすこし屈めて両手で両乳首を潰す。
親指と人差し指の側面で。
長く同じ力。
痛みはすこし慣れる。
力がすこし強くなる。
その強さでまた長く。
どんどん乳首の感覚がマヒしているようだ。
痺れているのか痛みが引いているのか、ちょっと判断つかない。
次に何が来るかわかる。
こわい。
那智さんも、わたしが次に起こることをわかっていることを、わかっている。
「こわいね〜」
「…はい」
文字通り『震える』。
次に起こることへの恐さと期待、同じことを思えた喜びに、心が震える。
いたずらをする前のやんちゃな目。
いとしいものに向ける慈しみの目。
これを混在させる瞳に吸い寄せられる。
一瞬力が緩む。
潰す角度を変えるんだ。
乳首は一定方向に潰されるだけよりも、角度を変えて潰し直すほうが圧倒的に痛い。
横にひしゃげたものを縦にするのだ。
一気に力が入り、物凄い握力で乳首の形を変える。
そのままその握力でゴシゴシとしごかれる。
頭を振り足を床に叩きつけ、大声を出さずにはいられない。
洗濯機の中に放り込まれたみたいにぐわんぐわんする。
だけど、そこからは逃げられない。
ちょっと猫背になるだけ。
この洗濯バサミは強烈に痛い。
安物だから切りっぱなし、ギザギザが尖っているのだ。
那智さんがそれを取り出すと、いつもすこしだけ絶望する。
鞭と同じ絶望。
挟まれると途端に強烈に痛くなる。
洗濯バサミは指と違って痛さに慣れるという感じはしないんだ。
これは痛さが増す(なんでだろ?)
もう痛くて痛くてしょうがなくなっていく。
ローションを乳首に垂らした。
潰され捻り出された乳首の僅かな先端に。
ひんやりとした、痛い以外の感覚をひさしぶりに感じる。
ローションでなめらかになった、その先端を愛撫された。
たった数ミリの中の苦痛と快感。
見えているのに聞こえているのに脳に伝わってくれない。
そこがわたしの全体になったようだ。
強烈に痛くて、強烈に気持ちがいい。
未知の感覚に恐ろしくなるけど、どうしてもそこから動けない。
自分の声があまりわからなくなっていく。
腰を揺らしおまんこにも快感を呼ぶ。
もっともっとと指に吸い付いていく。
那智さんはこのわたしを見て『あんまり気持ちよさそうで、うらやましい』と思ったそうだ。
あんなに痛いのに、気持ちよさそうに見えるんだ。
わたしばっかり気持ちよくて(あれ?痛いはずなのに^^)なんだかちょっと申し訳なく思うけど。
でも、これって那智さんが作ったのですよね。
変形したのは乳首だけじゃない、わたしもだ。
変形させるおもしろさは、きっと『うらやましい』に値するんじゃないかな〜と申し訳ない気持ちをひっこめる。
面倒で、わたしは作るほうは選ばないと思うけど(笑)
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洗濯バサミはこれです^^
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