日々言葉『純度』
非日常的な日常
『純度』の続きです。
吹き出してわんわん泣いて、髪はくしゃくしゃ体はヘトヘト。
だけど上機嫌でとんでもなく爽快な気分。
脳内ナントカかなんかが出てるんじゃないだろうか。
本当ならぐったりとなるはずなのに、異常にハイテンション。
ベッドからおりて痕を鏡に映してはルンルン。
ソファに腰掛けてひと息入れている那智さんにスキップ気味に近づいていく。
「満足したみたいだね〜」
「はい〜、痛かったですもん〜」
「りん子がベッドから離れるってことは満足したってこと(笑)足りないときはベッドから降りないだろ?」
わわわ、なかなか鋭いご指摘。
たしかにそうかもしれない^^;
まるで、満腹になるまでエサ皿から離れずに飼い主を見上げる猫みたいだ。
「そーかもしれませんね〜*^^*」
なんだか何を言われても上機嫌。
「じゃあ、最後に10発でおしまいにするか^^」
純度が増してこのままでいたいとは思うけど、ちょっとでも現実に戻ると途端に鞭は怖いものになってしまう。
そこで10発。
もう、那智さんってば、いじわる。
わたしのことをぶんぶん振り回すことがお好きだ。
「ええ〜、10発ですか〜。きびしいですよぅ」
この流れで手加減しての10発なんてありえない。
脳内ナントカ放出ハイテンションの脳みそで必死に考える。
立ち上がり鞭を持つ那智さんのお腹に抱きついて。
「5回にしません!?」
交渉開始だ。
「ダメ〜」
「じゃあ、8回」
あれ、やばい、いきなり8発につり上げちゃった。
これじゃ交渉にならないじゃん。
「ダメだよ(笑)」
「じゃ、…7」
ばか、わたし、下げてるよ!!
「下がってるじゃん(笑)」
ホント、下がっちゃってますよね〜、こんな交渉成立するわけない^^;
「うう、間違えちゃいました;;」
「5の次8で、7って…おもしろいから一瞬いいかと思っちゃったよ(笑)」
もともと交渉事が得意ではないところに脳内ナントカ放出ハイテンション状態なもんだから、ありえない数字を提示してしまった。
おもしろがってくれたものの、やはり10発は変えてもらえず。
一旦インターバルを置いた後の鞭再開となった。
あああ、ぜったい、容赦ない、ぜったい痛い。
怖さを払拭するために甘いキャンディをねだってみる。
「那智さん、わたしのこと愛してます、よね?」
戯れ言。
愛してるのキャンディをもらえればよかった。
そしたら那智さんがまた笑い出す。
「もう、バカだな〜。それを聞くまでは100%愛情だけで叩くつもりだったけど、そんなこと聞いたら『じゃあ、愛情じゃなくてもいいの?』って思っちゃうよ(笑)」
「わあ、那智さん、愛情ないなんて思って聞いたんじゃないですよ〜;;」
「わかってるけどさ〜。でもそう言われたらね〜」
那智さんは、こんなふうにわたしの発言で遊ぶのだ。
「100%愛情だったけど、ちょっと変えていい?『このやろう、いつも手ェかけさせやがって』って(笑)」
うう、なんだかわたしまで楽しくなってきちゃった^^;
「ああ、こんな感じですか、10カウント?『この(ぶん)』『や(ぶん)』『ろう(ぶん)』『いつも(ぶん)』『手ェ(ぶん)』『かけ』『させ』『や』『がっ』『て〜』って(笑)」
振り下ろすゼスチャー付きでいう。
「あはは、そうそう。ほれ、寝て」
変なテンションのままうつ伏せになる。
うわあ、でも、でも、やっぱり怖いよ。
枕を抱きしめ覚悟を決める。
でも、一緒に遊んでいるようなはしゃいだ気分のままだ。
遊んじゃえ〜^^
バシッ。
「この」
バシン!!
「やろう」
バシ!!
「いつも」
バキン。
「てぇぇぇ!!」
バシ。
バシ。
「わーーーーー」
無理ーーーーーー。
痛い、痛い、痛い!!!!!
続き言えなーーーーい。
結局、途中から数を数えることもできず那智さんのいう『10発』の激流に飲まれてしまっていた。
純度の増す鞭の時間は泣いたり笑ったり交渉失敗したり、ちょっと怖くてとっても痛くて、楽しい^^;
で、翌日全身筋肉痛になる^^
『純度』の続きです。
吹き出してわんわん泣いて、髪はくしゃくしゃ体はヘトヘト。
だけど上機嫌でとんでもなく爽快な気分。
脳内ナントカかなんかが出てるんじゃないだろうか。
本当ならぐったりとなるはずなのに、異常にハイテンション。
ベッドからおりて痕を鏡に映してはルンルン。
ソファに腰掛けてひと息入れている那智さんにスキップ気味に近づいていく。
「満足したみたいだね〜」
「はい〜、痛かったですもん〜」
「りん子がベッドから離れるってことは満足したってこと(笑)足りないときはベッドから降りないだろ?」
わわわ、なかなか鋭いご指摘。
たしかにそうかもしれない^^;
まるで、満腹になるまでエサ皿から離れずに飼い主を見上げる猫みたいだ。
「そーかもしれませんね〜*^^*」
なんだか何を言われても上機嫌。
「じゃあ、最後に10発でおしまいにするか^^」
純度が増してこのままでいたいとは思うけど、ちょっとでも現実に戻ると途端に鞭は怖いものになってしまう。
そこで10発。
もう、那智さんってば、いじわる。
わたしのことをぶんぶん振り回すことがお好きだ。
「ええ〜、10発ですか〜。きびしいですよぅ」
この流れで手加減しての10発なんてありえない。
脳内ナントカ放出ハイテンションの脳みそで必死に考える。
立ち上がり鞭を持つ那智さんのお腹に抱きついて。
「5回にしません!?」
交渉開始だ。
「ダメ〜」
「じゃあ、8回」
あれ、やばい、いきなり8発につり上げちゃった。
これじゃ交渉にならないじゃん。
「ダメだよ(笑)」
「じゃ、…7」
ばか、わたし、下げてるよ!!
「下がってるじゃん(笑)」
ホント、下がっちゃってますよね〜、こんな交渉成立するわけない^^;
「うう、間違えちゃいました;;」
「5の次8で、7って…おもしろいから一瞬いいかと思っちゃったよ(笑)」
もともと交渉事が得意ではないところに脳内ナントカ放出ハイテンション状態なもんだから、ありえない数字を提示してしまった。
おもしろがってくれたものの、やはり10発は変えてもらえず。
一旦インターバルを置いた後の鞭再開となった。
あああ、ぜったい、容赦ない、ぜったい痛い。
怖さを払拭するために甘いキャンディをねだってみる。
「那智さん、わたしのこと愛してます、よね?」
戯れ言。
愛してるのキャンディをもらえればよかった。
そしたら那智さんがまた笑い出す。
「もう、バカだな〜。それを聞くまでは100%愛情だけで叩くつもりだったけど、そんなこと聞いたら『じゃあ、愛情じゃなくてもいいの?』って思っちゃうよ(笑)」
「わあ、那智さん、愛情ないなんて思って聞いたんじゃないですよ〜;;」
「わかってるけどさ〜。でもそう言われたらね〜」
那智さんは、こんなふうにわたしの発言で遊ぶのだ。
「100%愛情だったけど、ちょっと変えていい?『このやろう、いつも手ェかけさせやがって』って(笑)」
うう、なんだかわたしまで楽しくなってきちゃった^^;
「ああ、こんな感じですか、10カウント?『この(ぶん)』『や(ぶん)』『ろう(ぶん)』『いつも(ぶん)』『手ェ(ぶん)』『かけ』『させ』『や』『がっ』『て〜』って(笑)」
振り下ろすゼスチャー付きでいう。
「あはは、そうそう。ほれ、寝て」
変なテンションのままうつ伏せになる。
うわあ、でも、でも、やっぱり怖いよ。
枕を抱きしめ覚悟を決める。
でも、一緒に遊んでいるようなはしゃいだ気分のままだ。
遊んじゃえ〜^^
バシッ。
「この」
バシン!!
「やろう」
バシ!!
「いつも」
バキン。
「てぇぇぇ!!」
バシ。
バシ。
「わーーーーー」
無理ーーーーーー。
痛い、痛い、痛い!!!!!
続き言えなーーーーい。
結局、途中から数を数えることもできず那智さんのいう『10発』の激流に飲まれてしまっていた。
純度の増す鞭の時間は泣いたり笑ったり交渉失敗したり、ちょっと怖くてとっても痛くて、楽しい^^;
で、翌日全身筋肉痛になる^^